閉園前のみさき公園へ行ってきたお話 3 個性的なイルカパフォーマンスの部

2019/10/29 - 2019/10/31

2020年3月31日で閉園するみさき公園（の動物園・水族館）と、大規模リニューアルに伴う改装工事前の京都水族館へ行ってきました。

新型コロナウイルスの影響で、みさき公園は3月の大部分が臨時休園。最後の1週間はイベント中止など制限がある中での開園でした。閉園間際の混雑を避け早めの時期に行ったのが功を奏したものの、複雑な気持ちです。
もともと旅行記にする予定はなくて素材が少ないのですがコロナ禍前ラストの旅行としてお蔵入りから復活しました。


　　　　0～1日目：東京→大阪→京都　→≪京都水族館≫オオサンショウウオ→海獣
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://4travel.jp/travelogue/11668783）
　　　　　　　　　ペンギン→交流プラザ（https://4travel.jp/travelogue/11669310）
今ココ→　　　　　イルカ　→京都→大阪
　　　　2日目：≪みさき公園≫タンチョウ→ワシミミズク
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://4travel.jp/travelogue/11672750）
　　　　　　　　プレーリードッグ→マーラ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://4travel.jp/travelogue/11674729）
　　　　　　　　ビーバー→ふれあい広場（https://4travel.jp/travelogue/11676969）
　　　　　　　　イルカショー（https://4travel.jp/travelogue/11678468）
　　　　　　　　ペンギン　→大阪→京都→東京
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://4travel.jp/travelogue/11682604）

エリア 京都駅周辺(京都)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

交流プラザを出て外へ行くとイルカパフォーマンス会場のイルカスタジアム。
10時半、12時15分、14時45分の3回ありました。

京都水族館 動物園・水族館

イルカスタジアムに行く途中に『スタジアムカフェ』という売店があります。もちろんイルカスタジアムへの持ち込みOKです。

スタジアムカフェ グルメ・レストラン

イルカクッキー付きのソフトクリームを購入しました。（460円）
バニラ、チョコ、焼き芋、ミックス（バニラとチョコ、バニラと焼き芋）の5種類。物珍しさからバニラと焼き芋のミックスにしてみました。

スタジアムの後ろは梅小路公園。更にその後ろには新幹線も見え、水族館とは思えないロケーションです。

木立の中にイルカ！？な写真も撮れます(*ﾟ0ﾟ)

京都水族館で飼育されているイルカは5頭。全てハンドウイルカです。
シード（♂）
ディール（♂）
ビート（♂）
キア（♀／2009年頃生まれ）
テン（♀）

ショーに出演するのは3頭で、回によってメンバーが変わっていました。

季節柄か豪快なスプラッシュはなく、低めの席でもそれなりに安心して見ていられました。が、1、2列目なんかは当然濡れます。

そして、京都水族館のイルカパフォーマンスの特色がもうひとつ。
エイベックスとのコラボで『ラ・ラ・フィン サーカス』という演劇形式の内容になっていました。（2020年3月31日で終了）

なので、イルカに指示を出す水族館のスタッフさんの他に登場人物が4人います。

イルカと仲良くなるために水族館へやってきた、スペースサーカス団のスパーク一座。

イルカの特徴を学びながら、イルカとも水族館のスタッフさんともお客さんとも友達になりたいんだ！
的な内容です。

えのすいのミュージカル型イルカパフォーマンス『ドルフェリア』は土日・祝日と長期休暇期間だけですが、こちらは毎日＆毎回です。すごいですね。
（ドルフェリアは2020年3月31日で一度終了。長期休演中です…）

終盤に団長がイルカにサインを出すのですが、成功したりしなかったり。やっぱり難しいんですねぇ。

3頭揃っての連続ジャンプでフィナーレ！

大きな旗まで出てきたー！？( д) ﾟ ﾟ

イルカが驚くので遠くのほうで…ね。

パフォーマンスの前後にはサーカス団の4人が客席をウロウロしていて、ちょっとしたグリーディングタイムになっています。
ひとりで席に座っている私も話しかけられたくらいなので、けっこうグイグイきます…いや、ひとりでゴツいカメラ持ち（＝ガチ勢）だからこそ話しかけられたのかも(;^ω^)

イルカスタジアムから元に戻って、山紫水明エリア。
京都周辺に生息する淡水魚が飼育されています。

手書きの紹介パネル。

反対側は全面窓（日当たり良好）で、写真を撮るのは難しいです。

ニホンウナギ。
説明不要の絶滅危惧種で高級食材。
採卵からの養殖は実験段階で、完全養殖の技術が確立し商業化する日が来ることを願うばかりです。

ホンモロコ。
元は琵琶湖の固有種で、絶滅危惧種で高級食材。関東方面では養殖もされていて特に埼玉県が有名だそうです。

カワヒガイ。
日本の固有種で、近畿や中国、九州地方に生息しています。

ズナガニゴイ。
日本では近畿、中国地方に生息しています。海外では中国、朝鮮半島など。

オヤニラミ。
主に関西方面に生息しています。生息地の開発や外来魚の影響で絶滅危惧種に指定されている反面、ペットの飼育放棄により本来の生息地でない場所で勢力を広げ外来種になっていることも…。とても複雑なことになっている魚です。

名前の由来については諸説ありますが、
オスが卵を守る習性から「親が睨みをきかせている」
縄張り意識が強いため「親でも睨む」
あたりが有力だとか。

シロヒレタビラ（たぶん）。
主に中国から近畿地方に生息している絶滅危惧種です。が、青森や島根の一部ではアユに混ざって放流されてしまい外来種になってしまっているとか。

ミナミイシガメ。
日本の他、中国や台湾に生息しています。

山紫水明エリアの全景。
水槽の前にテーブルが並んでいますが、これは…

『ハーベストカフェ』の座席です。
京都水族館にあるカフェ（売店）の中で唯一の室内型のお店。他の2店舗に比べると食事メニューが多めになっていますが、それでも軽食の域でしょうか。
かいじゅうカフェで販売していたすいぞくパンもありました。

ハーベストカフェ グルメ・レストラン

すいぞくパンの『オオサンショウウオ』（340円）と、『京漬物ドッグ』（390円）を購入しました。

オオサンショウウオの中身はチョコペースト。皮膚のイボは生地にブルーポピーシード（ケシの実）を練り込んで再現しています。

漬物ドッグは、ホットドッグに京漬物のすぐき漬け（？）がトッピングされていました。これがまた全然違和感なくてビックリ！
和と洋の共演ですね♪

トレイ返却口がオオサンショウウオ～（≧∀≦）

外に出ると京の里山エリア。
名前のとおり、里山の風景を再現しています。水路には魚の姿もありました。

この棚田で田植えから稲刈りまで行う体験プログラムがあるそうです。参加は年パス保有者限定で、事前に応募・抽選を勝ち抜く必要があり…倍率高そうですね～(;''∀'')

季節柄、柿がなっていました。
持ち帰っちゃダメ、と注意書きがあったので実際に取っていっちゃう人がいるのでしょうか(;'∀')

最後にミュージアムショップでお買い物。
オススメランキング1位の水族館和スイーツは様々な動物を再現した大福＆練り切りです。冷凍状態での購入で賞味期限も短いので自宅用のお土産かな？
すみだ水族館と同じ7種類に、京都水族館限定の1種類で全部で8種。セットでも単品でも購入できます。

しかし…クラゲはどう見てもキノコ…(◎_◎;)

京都水族館限定、抹茶ミルク大福のオオサンショウウオです。
1種類のみ購入し解凍された頃にいただきました。（1個210円）

イボがハートマーク。

すみだ水族館の全種セットを食べたことがあるので、見た目だけでなく味も本格的なのは把握済みです。もちろんオオサンショウウオもおいしい～(*´ｪ`*)

他にも、京都の地元企業とコラボしたオリジナルのお土産がたくさん。

ミニパックの漬物も購入しました。水族館で漬物を買う日が来るとは！さすが京都です( ´∀｀ )
外箱のイラスト（チンアナゴ＆ニシキアナゴ、イルカ）部分は簡単に取り外しができ、しおりとしても使えそうです。


17時半過ぎまで館内で過ごし、水族館を出ました。

歩いて京都駅まで戻ります。駅前で水曜日18時からのポケモンGOのイベント、レイドアワーに参加してから電車で大阪駅へ。（570円）
大阪メトロ御堂筋線に乗り換え、心斎橋駅へ。（230円）

写真は朝の写真を流用してます…。

京都駅 駅

そして、大丸心斎橋店の本館へ(*▼▼*)
9月にオープンしたばかりのポケモンカフェ（大阪店）で夕食をいただきます。

ポケモンカフェは事前予約制で、希望の日時があるなら1ヶ月前の予約開始直後に席を確保しておくのが無難です。
が、日程が決まったのは出発1週間前。公式サイトをチェックすると当然のことながら満席の表示です(ノД`)・゜・。

ポケモンセンターオーサカDX ＆ ポケモンカフェ 名所・史跡

もともと朝から晩までギッチギチの強行スケジュール。ポケモンカフェで食事するには「1日目の最終枠」しかチャンスがなく、なかば諦めながらも予約ページをチェックする日々…。
それが功を奏し、キャンセルを拾うことができたのです！ラッキー！（予約状況はリアルタイムに反映されるためよく変動します）
ありがとうポケモンカフェ！！

詳しい内容については『ポケモンカフェ訪問記 2019 後編』（https://4travel.jp/travelogue/11664977）で紹介しているので割愛しますね。
フード＆ドリンク2種で3246円でした。

心斎橋から難波方面に歩き、21時半前に宿に到着。
今回利用した夜行バスと同じ会社が運営するゲストハウス『ホステル わさび大阪Bed with Library』です。
1階の居酒屋さんがものすごーく目立っていて入口が見つけ辛いのですが…(;・∀・)　ビルの端、緑色の小さな扉から入ります。

写真は翌朝のものです。

Cafe&Hostel きみといちご 宿・ホテル

階段を上がって2階へ。受付の先は本棚が並ぶ共有スペースです。
名前に偽りなし！ですね。

壁一面の本棚！
と、可動式の梯子！
きゃ～、夢のような世界ですヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃

女子ドミトリーは2階で、入口は受付の横。扉に暗証番号を入力して入室するとカプセルタイプのしっかりした2段ベッドがズラッと並んでいました。

個人ブース内にはコンセントが2口とハンガーが2個。布団だけでいっぱいになる程度の広さです。

ベッド下にスーツケースが置ける収納スペースがあります。
ドミトリーに入ってすぐの場所にロッカーもあるので貴重品はそちらへ。

トイレ、シャワールーム、パウダールームは部屋の奥にあってドミ内の人しか使えないようになっています。台数が多く宿泊者も少なかったからか、順番待ちもなく快適に利用できました。
シャワールームの入口には色々なメーカーのシャンプー＆コンディショナーが置かれており、自由に使うことができます。化粧水、洗顔料、メイク落としもフリー！ドライヤーもメーカー物、ヘアアイロンまで使えます。大充実のアメニティで手ぶブラでも不自由しなさそうですね。
タオル類は有料です。

夜行バスと同時にセットで予約して、驚きの1泊1000円！やっすぅ！！