2019/09/15 - 2019/09/18
56位(同エリア145件中)
赤い彗星さん
トルクメニスタン最終日は、マリィ市に宿泊し、
翌日、国境を越えて、ウズベキスタンに戻ります。
マリィは、トルクメニスタンでは、4番目の人口を持つ都市となります。
ソ連時代に綿花産業の中心地として整備され、現在でもトルクメニスタンの綿花産業を支えています。また市街近郊で発見されたガス田からの天然ガス産出も含め、トルクメニスタンの輸出産業を支える重要都市のようです。
マリィでは時間がたっぷりあったので、酷暑の中、街を散策してみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
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マリィ市郊外にあるメルブ遺跡から、市街に到着。
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首都のアシガバートには敵いませんが、マリィ市街も立派な建物が多く、きちんと整備されている都市でした。
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車窓から街の景色を見ていると、サッカー場を見かけました。
スタジアム形式の建物ではないので、ボールのモニュメントがなければ、全く気付かなかったと思います。 -
昼食のレストランに到着。
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レストランでは、見るからに怪しい執事人形がお出迎え。
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種類は分からないけど、水槽で亀が泳いでいました。
トルクメニスタンは、カスピ海には面しているけど、海洋には面していないため、海洋生物を飼うのは、かなり敷居が高い気がします。 -
前菜のスープ。多分ボルシチ。
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メイン料理は、キュウリ添えのケバブとピラフ。
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デザートは、アイスクリーム。
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食後にショッピングモールに寄りました。
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特に買いたいものはありませんが、近代的なショッピングモールを散策してみます。
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ショッピングモール内には、映画館もありました。
上映中なのか、誰もいませんが。 -
言論統制が厳しい国は、外国文化の流入を制限するところが多いですが、アメリカの映画は公開されているようですね。(映画の内容にもよるのでしょうが。)
ジェラシックパークとドウェイン・ジョンソンのアクション映画の二本立てかな。 -
トルクメニスタンだけに、ラクダベンチも違和感なし。
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ショッピングモール内には、色とりどりの傘がオブジェとして飾られていました。砂漠の国で、傘を使う機会はどれくらいあるんだろうか。
傘自体、持っていない家庭とかもありそう。 -
色々なテナントが入っているけど、1Fの食品売り場以外では、ほとんど地元の人を見かけませんでした。テナントの写真、全く撮っていなかった…
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奥の高い建物は銀行。手前の建物は、分からない。
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本日の宿泊は、ホテル:マリィ。立派なホテルだねぇ。
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これまたかなり広い部屋に宿泊。
スーツケースをどこに広げていいか分からないような狭い部屋よりは、広い部屋は大歓迎。 -
ホテルの横には、小さな川が流れていました。
砂漠の国でも干上がったりはせず、それなりの水量もありそうです。
綿花栽培のために整備された運河かもしれません。 -
橋の彫刻が、サッカーボール?を抱えるゴールデンライオン。
流石に手を触れる事の出来る場所は、純金製とかではないですね。 -
2009年に、トルコの協力で完成したガーバングリ・ハジ・モスク。
こちらのモスクも、白大理石が建材として使用されています。
マリィで一番大きなモスクで、2,500人収容できるそうです。 -
モスクに向かうには、車がびゅんびゅん通り過ぎる大きな通りを渡る必要がありました。信号もないし(横断歩道はある)、ほぼ減速もしてくれないので、車の切れ目を見つけて、するすると渡る必要があります。今までもこのような国が多かったので、平気で渡ってしまいますが、日本人は、怖くて渡れない人が多いです。地元の人に倣ってるだけですが、日本ではこんな渡り方しないですからね。
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トルクメニスタン初代大統領のサパルムラト・ニヤゾフ氏の肖像ですね。
こちらのモスクも、初代大統領が建設に関わったようです。 -
近くで見上げるより、建物全体を見ることの出来る遠景の方が綺麗ですね。
大きな扉の前まで行きましたが、近くに誰もいなかったので、入場は断念。 -
2011年に完成したマリィ図書館。こちらもトルコの会社が、建設に携わっています。300万冊の書籍を保管できる設計になっている、3階建ての建物です。
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図書館の前には、前も見かけたトルクメニスタン初代大統領のサパルムラト・ニヤゾフの金色像が建てられています。
この像は、太陽を向いて回転する方式ではなさそう。 -
翻訳にかけてみたけど、何の建物かは不明でした。
偉大な〇〇トルクメニスタンの〇〇みたいな感じ。
図書館横にある建物です。 -
翻訳してみると州立の演劇場のようです。
産油国に建っていそうなフォルムの建物。 -
マリィ市のバザール。ブルーマーケット(Gök Bazar)という名称のようです。
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建物の入口は、元ソビエト連邦の一共和国だったこともあり、ヨーロッパ感を感じます。
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バザール横には、遊園地がありました。
結構色々なアトラクションがありそうです。 -
遊園地には、小さめの観覧車も建っていて、遠くからも目にすることが出来ます。
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写真館やパソコンショップが入った建物。
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幸福公園(ハピネスパーク)と記された近代的な門。
一番気温の高い時間帯で、恐らく40℃を越えていると思われる日中。
厳しい日差しを避けるために、清掃員の方たちも僅かな日陰に集まっています。 -
マリィ州と記された記念物のある広場。2016年に整備された公園のようです。
石材で覆われている地面からの照り返しも含めて、厳しい酷暑。
熱中症に気を付けて、充分に水分を取りながら散策します。 -
なぜヒョウのモチーフが?ベンチなのかな。ニャー!
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メモリアル・スクエアと名付けられた広場。
中央は炎をイメージしたオブジェかな?
周囲には、偉人の石像が建っています。 -
他の広場より、小さな広場に建つ偉人像。
名前や説明書きはありませんが、服装からは軍人のように見えます。 -
モラネペス(mollanepes)は、トルクメニスタンの詩人です。
アラビア語とペルシャ語に堪能で、ペルシャ語でも詩を残し、コーランと聖書の研究を行った、排他的な宗教観を持たない文化人だったようです。
マリにお墓があるようで、郷土の英雄像が祀られた広場です。 -
ホテル裏にあった謎の建物。
外から見る分には、壺などが庭にたくさん置かれていて、何かの博物館か美術館ではないかと推察。 -
ホテルの裏側の川沿いに、人のいない遊園地が。
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廃墟というほどには朽ちていませんが、先ほど見かけた遊園地が出来るまで、営業していたのかもしれないですね。
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川に架かる橋は、歩行者専用のようですが、思ったよりもしっかりとした造りでした。
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橋上からのホテル方面の風景。
通りを挟んで、ホテルの向かい側にバザールがあります。 -
猛暑の中、2時間ぐらいの街散策を終え、ホテルに帰ってきました。
ホテルのフロントでツアーメンバーと合流し、そのままバザールを再訪します。
ほんと俺元気だなあ 笑 -
再訪したバザールでは、入口の手すりを滑り台代わりにして、子供たちが遊んでいました。
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手すりが2本あるから、安定して滑りやすそう。
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食品から、服や日用品まで、あらゆるものが売られているバザールでした。
何故か、使い古されたどこの国のものかも分からない、何種類かのパスポートも売られていました。どんな目的で誰が買うのだろうか。。
バザール内は撮影禁止なので、この全景だけ。
入口から見ると、裏手にある歩道橋からの風景。 -
バザール横の遊園地。
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歩道橋の上に年配のツアーの方が居たので、何を見ているのだろうとやってきましたが、列車を見ていたようです。
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たくさんの輸送車両が止まっています。マリィは、輸出品の物流拠点なので、綿花や天然ガスを輸送しているんでしょうね。
この時は知らなかったけど、すぐ近くに駅があったようです。散策の際に見つけていたら、見に行ったのになあ。駅は旅情を感じるし、駅舎も国の個性が出たり、周辺も生活感を感じたりするので見てみたかった。 -
電線がなく、列車にパンタグラフも付いていないので、トルクメニスタンの電車網は、電化されているわけではなさそうです。ディーゼル車かな。
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3車両が、別方向に低速で動きながら、丁度並んだ場面。
動画じゃないので、だたの止まっている車両にしか見えませんが。
何をしているのかは分かりませんでしたが、先頭車両が行ったり来たりしていました。 -
日本では見かけない車両なので、海外に来たなあと感じます。
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前菜のスープ。
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トルクメニスタンでの最後の晩餐という事で、皆で残ったトルクメニスタン・マナトを集めてワインで乾杯。
ワインの違いが分からない人なので上手く説明できないけど、左が比較的普通のワイン(普通の基準は個人比)、右が貴腐ワインやポート・ワインのような、甘いワインでした。 -
メインディッシュは、トルクメニスタン風ハンバーグ?
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食後、部屋に戻らずに、そのまま夜散歩に出かけました。
昼間見かけた、ホテル横の川に架かる橋もライトアップされています。
川面にも、ライトアップが映るように計算されているのかな。 -
宿泊しているホテルもライトアップ。
次々と色が変わるうえに、光が流れるように動いていく、派手目の電飾でした。 -
ライトアップの影響で、昼間よりも宇宙感が出ている感じが。
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日も暮れて、気温も落ちて、気持ちよく散策できるかなと思っていたけど、まだまだ不快な暑さが残っていて、生暖かさが半端ない。
直射日光を受けず、多少気温が下がった分、マシになっているレベルでした。 -
ライトアップされたガーバングリ・ハジ・モスク。
昼間は、金色のドームが印象的なモスクでしたが、ライトアップの角度が絶妙で、夜間は全く別のモスクのように見えます。クリスタルのモスクといった感じです。 -
朝日が昇ってきました。
時間の掛かるウズベキスタンへの国境越えがあるので、早朝出発です。
あまり情報が伝わってこない国:トルクメニスタンともお別れです。
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