メスリ山古墳、艸墓古墳、舒明天皇陵、文殊院西/東古墳

2020/12/13 - 2020/12/13

文殊院西古墳ー文殊院東古墳ー艸墓古墳ー谷首古墳ーゴロゴロ山古墳ーメスリ山古墳ー桜井茶臼山古墳ー舒明天皇陵ー鏡王墓ー大伴皇女陵墓

エリア 桜井・三輪・山の辺の道(奈良)

2020/12/13
8：53阿部文殊院到着
今日は石室、石棺のある古墳へ初めて挑戦。
まずは阿部文殊院へ。
車は阿部文殊院の駐車場に。

阿部文殊院西古墳の全景。

石室の中は写真撮り忘れたけど、とても1300年前の人がつくったとは思えないほど、まっすぐな切り口の石。
大化の改新の年に作られたそうな。

11面観音。

阿部文殊院東古墳。
こちらは石室の中には入れない。
ただ、西古墳よりも石をそのまま積み上げた自然な造り。
賽銭箱が前に置いてあった。

9：20阿部文殊院を出て、艸墓古墳へ。

阿部文殊院からは案内が出ているのでわかりやすい。

艸墓古墳全景。

この古墳は何といっても石棺。
奥のほうから見ると、盗掘穴があって、石棺の厚みなどがよくわかる。

9：41お次は谷首古墳。

入口は狭い様子。

かがんで入ると、中はものずごく高さが高くて広く感じる。
石室の中でもかなり高さがあるほうなのかな？
懐中電灯を持ってくればよかったと後悔。
洞窟探検のような感じ。

10：10お次はゴロゴロ山古墳。
扉にかぎは掛かっていないので、お邪魔します。

おそらく天上石は崩落などでなくなったので、コンクリートで捕集されて保存。
ちょっと残念な感じ。
石室は艸墓が見ごたえあるなー。

メスリ山古墳への登り方。
谷首古墳から坂を下ったところのファミマを南に下って、突き当りを左に。
まずは八坂神社を目指す。

高田公民館？なんか小さい会館の入り口を入って左に進む。

八坂神社の鳥居がみえる。

10：15八坂神社入り口。

階段を上って右側の坂を進む。

左側を上る。

登頂部。
古墳名：メスリ山古墳
墳丘長：224m
築造：纏向古墳群の少しあと？
300年～350年くらい。
古墳時代前期の古墳。
延喜式や日本書紀にはこの地域の陵墓の記載はないので、天皇陵などには治定されず。
被葬者は不明だが、大きさからは大王かそれに次ぐ地位の人の墓と推定。

この大きさで登れる古墳はめったにないので、興奮。
しかも人の手が入りすぎていないのがいい感じ。

木や竹があるので、全体を見渡せないけど、下はよくみえる。

石室の天上石。

てっぺん。

下までかなりある。
写真では伝わらないが、段丘の様子がわかりやすい。

高さ18m
高いです。

メスリ山から歩いてすぐの遺跡。
聖徳太子の宮跡の遺跡。

なんだろう？

メスリ山から桜井茶臼山まで歩こうかと思ったけど、山の辺の道と違って歩いても楽しくなさそうな道…
車で桜井市立図書館へ移動。
茶臼山を目指す。

上に登ったけど、墳丘はクマザサに覆われていて進むのも大変。
見晴らしもよくなさそうで途中で断念…。
桜井市のイベントか何かがあれば、手入れしてもらえるかなぁ…。

茶臼山全景。
車道がすぐそばを通っているけど、古墳に登ると静か。
不思議。

整備求む。

茶臼山を見た時点で12：42だったので、忍阪に行くことに。

13：37舒明天皇陵
車は陵墓前の駐車場に。

高い場所に拝礼所があるるつくり。
誰もおらず静か。
荘厳な雰囲気。

古墳名：段ノ塚古墳
陵墓名：舒明天皇　押坂内陵
被葬者：舒明天皇
この陵墓は舒明天皇陵で間違いないんじゃないかといわれている。

初の八角墳。
天皇だけに許された形。

陵墓をもう少し近くで見たいので奥へ。

周濠がないので、陵墓の近くをみることができる。
段丘がすごくはっきりした陵墓。
茶臼山を見た後だから、整備されているのがよくわかる。

ほぼ一周できる陵墓。

舒明天皇陵近くの景色。
春だともっときれいだろうなー。

最後の紅葉。

鏡王墓。
最初天智天皇の奥さんで、鎌足が権力を持ってきたころに鎌足に下賜された人。
本人にとっていいことか悪いことか…？
陵墓的には、古墳かどうかは不明。
この辺は景色がいいので、散策するのにちょうどいい。

鏡王墓からさらに奥に行くと大伴皇女の陵墓。

たたずまいがいい。

春になったらまたこよう。

歩いた時間：4：35：10
歩いた距離：9.3km
天気：くもり
気温：12℃