2020/11/14 - 2020/11/15
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nichiさん
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コロナ禍の県内旅行第13弾。
今回は朝食を戴く為に、七里ヶ浜のbillsをAM10時に予約。
宿泊は葉山の音羽の森の宿泊予約ができたので、その前に鎌倉を少しだけプラプラすることに。
高徳院は土日は混むのですが、朝一番に訪れれば大丈夫。
案の定、ほぼ貸し切り状態で大きな大仏様をゆっくり拝見することができました。
横浜の自宅から車で40分。
朝8時に高徳院にお邪魔しました。
門が開いて2番目に入ったので、最初はほぼ貸し切り状態で大仏様を夫婦二人で二人占めすることができました。
今の金銅の大仏は、何のためにいつ造られたかは、正確には判っていません。
子供のころから何度も訪れたこともある高徳院。
朝日に輝く大仏様は綺麗でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝7時50分、鎌倉の高徳院の近くの駐車場に車を停めました。
ココは、30分250円でした。
鎌倉は鶴岡八幡宮の周辺を筆頭に、駐車場は高めですが、ココは比較的安い方です。 -
高徳院に向かいます。
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高徳院に到着。
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高徳院境内図
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お邪魔します。
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仁王門です。
「大異山」と言う文字の扁額が掲げられています。 -
阿形の仁王像が右側。
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左側には吽形の仁王像。
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チケット購入。
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300円×2名
前は200円だったような??
いつ値上がりしたんだろう? -
さあ奥へ。
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一部紅葉が見られます。
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バーーーーン!!
正面に大仏様。
右側から朝日が大仏様に当たっています。 -
だーれもいないのでこの広い所で大仏様を私達2人占め。
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一部紅葉。
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ココに来るといつも神秘的な「気」を感じます。
これは日本では島根県の出雲大社、カトリック築地教会、奈良の法隆寺。
海外ではイタリアのアシジのサン・フランチェスコ大聖堂、バチカンのシスティーナ礼拝堂、パリのサントシャペル、ペルーのマチュピチュの遺跡、インドのバラナシで感じたことがあります。 -
謎が多い鎌倉の大仏様。
阿弥陀如来です。
1252年に建立され始め、1243年に開眼供養が行われています。
鎌倉中期ですね。
鎌倉幕府によって建立されましたが、何のために造られたかはいまだにわかっていません。
大仏は、最初は木造だったようです。
この9年後。金銅の大仏が造り始められました。
木造の大仏が津波で壊れた説や、木造の大仏は金銅の大仏の鋳型だったとい
う説などがあります。
その後、大仏の完成まで、かなりの年月がかかったようですが、金銅の大仏が完成した年はわかっていません。
これも大仏の謎の一つです。 -
高さは台座を含めて13.35m。
大仏様は仏身高 11.31m。
ちなみに奈良の大仏様は14.98mですから奈良の方が大きいですね。 -
元々は奈良と同じように大仏殿があり、建物の中に鎮座していた大仏様です。
「明応の大地震」1498年(明応7年)による地震と津波で大仏殿は倒壊し流されてしまったようで、その後は再建されていません。
室町時代にはすでに今のように野ざらしの大仏様だったことが記録に残っています。121トンと重い大仏様は、建物が台風や津波で流されても、大地震で倒壊しても、微動だにしなかったんですね。 -
美しいお姿ですね。
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大仏様の草鞋
長さ1.8m、幅0.9m、重量45kgもあります。
1951年、「大仏様に日本中を行脚し、万民を幸せにしていただきたい」と願う、茨城県久慈郡(現常陸太田市松栄町)の子供達によって始められました。
3年に一度巨大な草履が高徳院に寄進されています。 -
横からの大仏様。
東側から見上げていますから、朝日を浴びています。 -
後ろ姿
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コロナの影響で、大仏様の中には入れません。
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大仏様の裏側。
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与謝野晶子の歌碑です。
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「かまくらやみほとけなれど釈迦牟尼は美男におわす夏木立かな」
釈迦牟尼?
鎌倉の大仏様は阿弥陀如来なのですが??? -
読めない、、、、、
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観月堂
元々は韓国のソウルにあった建物です。 -
観月堂には江戸後期の作品とみられる観音菩薩立像が安置されています。
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綺麗な朝のこもれ陽。
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ぐるっと回って大仏様の反対側の後ろへ。
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まだだーれもいない高徳院の境内です。
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朝日を浴びて神々しく光る大仏様。
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お顔のアップ。
このお顔は、13世紀の創建当初から金色だった可能性があるようです。 -
この手は、「上品上生印」と呼ばれるもので「親指と人差し指で輪」を作っています。
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巨大な松ですがこの松は、
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昭和六年にシャム(現タイ王国)プラチャティポック国王陛下(ラーマ7世)が王妃と共に訪れ、お手植えされた松だそうです。
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立派な松ですね。
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高徳院をあとにします。
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旅行記グループ
県内旅行で鎌倉から葉山へ。
この旅行記へのコメント (5)
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- tadさん 2020/12/18 09:49:35
- 鎌倉の大仏様
- おはようございます。近場巡りを楽しんでおられますね。
鎌倉の大仏様の写真を見て懐かしい思いでした。1972年春に訪問したことがあります。
鎌倉といえば、実は下関市内に、鎌倉様式の国宝建築が二か所あります。最初のものは、長府の功山寺で、1327年創建、もう一か所は、住?神社本殿で、1370年の創建で、大内氏の立てたものです。長府の功山寺のほうは、幕末に三条実美や高杉晋作の登場で、歴史に奇兵隊の名前とともにでてきます。
江戸時代に広島から移されてきた毛利氏の名前がとかく長州の名前とともに出てきますが、もともと山口は、鎌倉時代の文化が栄えた場所でした。雪舟などの名前と大内文化は、大陸とのやりとりも盛んで、後にザビエルも初めて山口に教会を作ったのです。山口市の瑠璃光寺の五重塔は、その時代の傑作として国宝指定されているもう一つの名建築です。もっとも、この地方はいまだに田舎町のままですが。。。
- nichiさん からの返信 2020/12/18 23:04:27
- Re: 鎌倉の大仏様
- tadさん
こんばんは。
いつも「いいね」&コメントありがとうございます。
長府の功山寺
訪れたことはありませんが、存じております。
高杉晋作が挙兵したお寺ですよね。
幕末好きの私にとって、長州藩のこの頃の内部のグチャグチャは興味深いことです。
外国の艦隊に敗れた長州に、今度は幕府が長州征伐にやってくる。
幕府に頭を下げるか戦うか?
藩の内部は大変だったことでしょう。
高杉晋作がつくった奇兵隊も、もはやこの頃は晋作の言うことなど聞かない。
「たとえ自分一人だけでもやる」と言って伊藤博文と共に100にも満たない兵を率いて萩に向かった訳ですよね。
tadさんのコメントで功山寺のことを改めてググってみて、新しい事実を知りました。
大友宗麟の弟で大内氏最後と当主であった大内義長のお墓があるお寺なんですね。
- nichiさん からの返信 2020/12/19 14:12:22
- Re: 鎌倉の大仏様
- 昨晩はtadさんにコメント打っている途中で電話が入り、記したいことが途中になっていました。
功山寺のHPを拝見し、国宝になっている仏殿と山門に興味を持ちました。
禅寺様式の鎌倉建築は、私にとっては鎌倉の円覚寺舎利殿が身近です。でも室町時代の建築です。それに対しこの功山寺仏殿は、なんと鎌倉時代の建築なんですね。
南北に向かって建てられ、東西にシンメトリーの配置。
屋根は反っており、扇式の垂木。
柱は丸柱で上下の端はすぼんでおり、下部は丸い石の礎盤が支えている。
窓は花頭窓。
欄間は弓欄間で、入る陽の光が独特の雰囲気を演出します。
禅寺様式ならではの美しさを生で観てみたいです。
入母屋造りの山門ですが、ネットで拝見する限り、三門三戸二重門の屋根が美しいもんですね。
山口県は一度訪れてみたいです。
山口=長州=幕末
の印象が強いのですが、
考えたら壇ノ浦の戦い、元寇、大内氏、毛利氏、巌流島の決闘、
と幕末の前にも様々な歴火の舞台にもなっていますね。
インバウンドに人気の元乃隅神社や錦帯橋、秋芳洞もいいのですが、私は吉田松陰の実家だった松下村塾、そして毛利輝元が築いた萩城の城下町、大内氏全盛期の瑠璃光寺を訪ねてみたいです。
- tadさん からの返信 2020/12/19 15:38:39
- RE: Re: 鎌倉の大仏様
- 追加のコメント今読みました。nichiさんの訪問地記録を見ると、なんと西日本はほとんど未知の国!すぐに理由がわかりましたよ!スキーのいいゲレンデのあるところばかりを選んでいますね!
今すぐとは言いませんが、私の住む田舎にも見るものはあります。ぜひ一度、念入りに見てほしいですね。歴史の予習が必須ですが。。。国宝建築の瑠璃光寺、功山寺、住吉神社は、どこも無料です。いずれも大内文化の素晴らしさを鑑賞できますよ。
長州、幕末路線も、歴史事実を追っかけているなら面白いのですが、幕府ファンだと見ない方が精神的には楽でしょう。松陰も過度に賛美するグループには私は入りません。むしろ、維新に関しては伊藤や大久保の仕事ぶりのほうを私は賞賛するほうです。
山口県は総理をもっとも輩出しているので、嫌われていますが(!)、毛利の頃も、幕末のころも、実際には右も左もいて、幕府言いなりグループも結構多くて、まとまったことはありません。内戦を起こした高杉と伊藤がいなかったら、維新の動きはなかったかもしれませんね。ご存知かもしれませんが、共産党立ち上げの大物や民主党の菅元総理もこの県出身ですね。国連を飛び出した松岡もそうです。
> 山口県は一度訪れてみたいです。
> 山口=長州=幕末
> の印象が強いのですが、
> 考えたら壇ノ浦の戦い、元寇、大内氏、毛利氏、巌流島の決闘、
> と幕末の前にも様々な歴火の舞台にもなっていますね。
> インバウンドに人気の元乃隅神社や錦帯橋、秋芳洞もいいのですが、私は吉田松陰の実家だった松下村塾、そして毛利輝元が築いた萩城の城下町、大内氏全盛期の瑠璃光寺を訪ねてみたいです。
>
元寇関係は福岡市のほうですね。上のリスト、ほぼ出そろっていますが、幕末の長州対四か国戦争も高杉や伊藤などに続いて、多くの人々が目覚めるきっかけとなった歴史的場面として重要です。身分を問わない奇兵隊のアイディアもそこから生まれます。長州が敗れた後、アーネスト・サトウと伊藤や井上の付き合いが始まり、それは、日英同盟の芽生えともなります。英国領事館が下関にあった理由もそこに連なります。この欧米との戦さ体験をした後で、萩の毛利の保守派を倒すのは少数で充分でした。新型武器の意味を体験済みでしたから。。
なお、赤間神宮の横にある春帆楼の日清講和記念館も大事な歴史スポットです。実際に使用された椅子や本物の書が展示してあります。ここも無料です。いつか中国や韓国の観光客に破壊されそうで心配ですが。。
歴史学は本職ではありませんが、退職後、かなり専門書を勉強しました!今では、司馬などの小説家や大河ドラマ程度には誤魔化されません!
地元の押しつけガイドになりましたか。。
- nichiさん からの返信 2020/12/20 15:39:41
- RE: RE: Re: 鎌倉の大仏様
- tadさん
こんにちは。
今日の横浜は快晴ですがメッチャ寒いです。
今この時間15時過ぎで8度。
今年はクルーズ船を中心とした大型船の出入りがほとんどなく、汽笛の音を聞くこともなくなりました。
残念で寂しいです。
> 追加のコメント今読みました。nichiさんの訪問地記録を見ると、なんと西日本はほとんど未知の国!すぐに理由がわかりましたよ!スキーのいいゲレンデのあるところばかりを選んでいますね!
→スキーのいいゲレンデ?そうかもしれません。西日本は出張以外ではあまり訪れたことが無く、知りません。昨年までは3日以上お休みがあり、家内とスケジュールが合えば海外に行ってました。
あと、毎回旅行記にはアップしていませんが、神奈川か静岡、群馬、栃木の関東地方の会員制ホテルであるハーヴェストクラブに友人と行くことが多いです。
殆どがゴルフ絡みですね。
>
> 今すぐとは言いませんが、私の住む田舎にも見るものはあります。ぜひ一度、念入りに見てほしいですね。
→ありがとうございます。行って見たい場所の一つであることは確かですが、いつになるかな〜?
>歴史の予習が必須ですが。。。
→私は大学受験は世界史だったので、日本史は興味ある所のみ深堀している偏った知識になっています。勉強しますね。
> 長州、幕末路線も、歴史事実を追っかけているなら面白いのですが、幕府ファンだと見ない方が精神的には楽でしょう。松陰も過度に賛美するグループには私は入りません。むしろ、維新に関しては伊藤や大久保の仕事ぶりのほうを私は賞賛するほうです。
→私はそれぞれの立場での考え方を見聞きして、なるべく客観的に見るように努力しています。(なかなか難しいですが)よって、幕末においてもどちらかのファンと言う立場では見ないようにしています。
会津に行ったとき、地元のボランティアガイドの方がかなり右寄りで驚いたことがありますが。
>長州が敗れた後、アーネスト・サトウと伊藤や井上の付き合いが始まり、それは、日英同盟の芽生えともなります。英国領事館が下関にあった理由もそこに連なります。この欧米との戦さ体験をした後で、萩の毛利の保守派を倒すのは少数で充分でした。新型武器の意味を体験済みでしたから。。
→はいはい。この辺りのことは、tadさんほどではありませんが興味があり多少の知識があります。
長州藩の伊藤と井上がヨーロッパ留学から帰国した際、急遽の帰国だったため、サトウは長州まで送り届けていますよね。サトウと伊藤の文通が始まったのもこと頃からかと。。。
自宅近くの横浜開港記念館に様々な資料があります。たまに企画展があり、その時に学芸員から教わるのが楽しいです。
「図説アーネスト・サトウ 幕末維新のイギリス外交官」と言う本を読んだことがあります。横浜開港資料館が資料をまとめ、有隣堂から出版されていましたが、この種の本にしては非常に読みやすかったです。
「アーネスト・サトウの生涯 その日記と手紙より」は私の国語力の欠如から、翻訳の文章が判りづらく、何度も戻りながら苦労して読んだ記憶があります。
2年ぐらい前に出版された「アーネスト・サトウと倒幕の時代」を読みたいと思っています。もう本とレコードは増やしたくないので、特に本はなるべく借りるようにしています。
(先週も夫婦2人で段ボール3箱分の本をBOOK OFFに出してきました)
>
> なお、赤間神宮の横にある春帆楼の日清講和記念館も大事な歴史スポットです。実際に使用された椅子や本物の書が展示してあります。ここも無料です。
→講和会議の舞台になった所ですね。要チェックですね。ググってみました。興味ありです。英国領事館も興味ありです。
>司馬などの小説家や大河ドラマ程度には誤魔化されません!
→私は司馬遼太郎や山岡荘八・吉川英治、大好きです。(笑)
私にとっては日本史を好きになるきっかけを作ってくださったかたなので。
彼らが日本史を歪曲していることは判ってはいるのですが、とにかく面白いからです。
随分前ですが、BS-NHKで司馬遼太郎の「関が原」について、どの部分が史実に忠実なのか?と歴史学者が議論していました。正確なことが判らないことが多い中、元来の三成像とはかなり違うのでは?との結論になっていました。
一番好きなのは山本周五郎や池波正太郎ですが。。。。。
研究熱心で知識豊富なtadさんとのやりとりは非常に楽しいです。
これからも宜しくお願い申し上げます。
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旅行記グループ 県内旅行で鎌倉から葉山へ。
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