2020.10 GoTo長崎一人旅②端島＆市街ぶらっと

2020/10/27 - 2020/10/29

（いつも一人旅ながら一人旅とうたってみる）

諸事情につき最低半年は籠ってようという考えていたけど、結局8ヶ月近くの家籠りの後、最初に向かったのは長崎。
飛行機減便の影響が大きく1日1便の長崎空港行は欠航で、まずは福岡空港へ。こちらも半分減便で中途な時間の便に乗る。


【スケジュール】
10月27日（火）那覇＜日本トランスオーシャン航空＞福岡空港＝博多＝長崎[長崎泊]
10月28日（水）長崎観光（外海・市街）[長崎泊]
10月29日（木）長崎観光（端島・市街）長崎＝博多＝福岡空港＜日本トランスオーシャン航空＞那覇　★ココ

エリア 長崎市(長崎)

• 交通手段: 船 徒歩

最終日はツアーに参加。

集合時間前に少し時間があったので立ち寄り。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

一番乗りのお客だったよう。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

別名孫文・梅屋庄吉ミュージアムとも。
孫文と梅屋庄吉たちのパネルが並ぶ2階の展示室から。
長崎華僑関連の展示中心。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

孫文夫人宗慶齢から梅屋家宛ての手紙（複製）。
簡体字なんだなという感想。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

3階には居留地長崎と交流史の資料中心に。
長崎には上海航路が就航してたため、上海の現地の様子を体感できるコーナーも。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

正面から港を見る。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

最後に1階をぐるっと。
奥にある支店長室も見学可能。

まださほど多くを見ているわけではないけど、古い元銀行の設えは似通っているんですね。

長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館 名所・史跡

博物館から歩いて5分の常盤桟橋へ。

いくつかある軍艦島クルーズツアー主催会社から、時間帯の関係でシーマン商会をセレクト。
まだ観光には影響があり、いずれも減便になっていたり搭乗人数の制限をかけているようでした。

席にも余裕があったので参加する側としてはのんびりできました。

軍艦島ツアー 乗り物

これから向かう端島（軍艦島として知られている島の正式名称）と同じく、三菱長崎造船所内にある施設の何か所かは世界遺産の構成資産（第三船渠、ジャイアント・カンチレバークレーン）となるらしい。

クルーズ出航してすぐ右手側にある造船所にも注目。（遠かったので双眼鏡欲しかった）陸路造船所には資料館以外入ることが出来ないので、海側からの鑑賞が出来て良かった。

軍艦島ツアー 乗り物

造船所を過ぎ、神ノ島集落の岬のマリア像。
華僑の多かった長崎なので媽祖信仰もあったと思うが、その影響かな？と思った。

軍艦島ツアー 乗り物

伊王島横の沖之島にある馬込教会。
目を引く存在感。

軍艦島ツアー 乗り物

伊王島大橋の下を通過して先に見えるのは高島（有人島）。

軍艦島ツアー 乗り物

高島の先に見えるのが端島。
波もほぼなく天候良し。
その前にぐるっと島を一周するとのこと。

軍艦島ツアー 乗り物

島に近づいてからデッキに上がってガイドさんの説明聞きながら見学。

軍艦島ツアー 乗り物

コンクリートの高層アパートや学校の合間に共同風呂もあったり、土地の少ない場所なので建物の一番屋上に神社を設置していたとか。建物同志の渡り廊下（橋？）も作っていたという話。

軍艦島ツアー 乗り物

端島が軍艦に見えるというのはこの角度かららしい。ちょうど島の反対側あたりから。

軍艦島ツアー 乗り物

桟橋の近くに近づいて、ポツンとしたドラム缶形の巨大なコンクリートの塊で人が釣りしているのに気が付く。
軍艦島クルーズとは別に釣り人用の瀬渡しがあるとのこと。
（水面とコンクリートの高さの差がすごくあるんだが、どうやって船に乗るんだろう…と謎が残った）

軍艦島ツアー 乗り物

さて上陸。
ここからはガイドさん中心にまとまって順に見学になる。

軍艦島ツアー 乗り物

台風が直撃すると少しずつ崩れ落ちるのが分かる。
人が暮らしていないと廃墟になるのは早いものだけど、風雨にさらされた端島の施設がよくここまで残っていたんだなと感慨深い。

軍艦島ツアー 乗り物

島の周りはコンクリートで固められ、坑道は地下深くにめぐらされていたとの話だったが、島の真ん中に断崖の上には幹部アパートあり。注意深く見ると上と行き来する階段が残っている。
島の灯台は現在も使われていてメンテナンスのため職員がその階段で行き来するらしい。（かなり大変そう）

軍艦島ツアー 乗り物

見学するスポットは柵で仕切られている。ここは島南西側。

北東側の小学校は上陸前の海側からのアプローチで見ることが出来た。

軍艦島ツアー 乗り物

ここはコンクリートが使われていないので、古いものかな？
明治時代から開発されている島なので、その遺構とかもあるのかもしれない。

軍艦島ツアー 乗り物

端島見学後の帰り、右手（往路とは逆側）の奥まった入り江の先には小菅修船場跡。
これも双眼鏡欲しかったレベルの遠さ。

軍艦島ツアー 乗り物

ツアーオワリ。
こんな証明書いただけました。

軍艦島ツアー 乗り物

桟橋から大浦天主堂に向かう途中、松が枝橋の横、建物の下に川が流れてるのでちょっと驚く。
船は漁船っぽいし。

10分ほど歩いて大浦天主堂着。
以前は世界遺産になる前に来たことがあるが、その時も大変な訪問者の数だった。

大浦天主堂 寺・神社・教会

休憩のためのベンチは使用禁止になっていて、このあたりは特に坂道も多いしで年配者には少々過酷。

大浦天主堂 寺・神社・教会

ここに入るのは初めて。
学校らしい設え。
展示内容はキリシタン資料。

前日の外海観光で目にしたド・ロ神父の日本での最初の設計作品。

旧羅典神学校 名所・史跡

大浦天主堂ミュージアムショップpadre。
羅典神学校から出口方向に進むと辿り着く。

大浦天主堂から浜町まで徒歩で戻る。

途中、これは何？というアーチ門だが、この通り（広馬場商店街）のそばには唐人街。この名前だと馬の飼育場でもあったのだろうか。

浜町に戻り、お昼。

中華軽食 三八 浜町店 グルメ・レストラン

あとから聞いてみるとおでんも食べればよかった。

中華軽食 三八 浜町店 グルメ・レストラン

前日は食事がうまく出来ない残念な日だったが、皿うどんにやっとありつけた。
餡が多め。

中華軽食 三八 浜町店 グルメ・レストラン

ホテルの荷物をピックアップする前に浜町商店街周辺をプラプラしてると、このような碑に。

大浦けいという名前に記憶があるのは大河ドラマのせいですね。余貴美子さんが演じてたはず。

地方の百貨店がどんどん減っている中、長崎はまだ頑張っていた…。
浜屋で少しお買い物。（土産ではなく自分用）

浜屋百貨店 百貨店・デパート

荷物をピックアップして長崎駅。
東口は大回りして駅舎に入るので、早めに来た。

長崎駅 (長崎県) 駅

再び特急で福岡まで移動。

往路は日没後で見えなかったが、復路は有明海を眺めることが出来た。
いつか島原へはフェリーでここを渡ってみたい。