’19夏休み 家族で行く真冬のニュージーランド【南半球にあるイギリス 南島クライストチャーチ前編7/31昼～午後⑨】

2019/07/26 - 2019/08/02

大雪に見舞われたテカポ湖を離れた我々一行は、南島で最大の都市であるクライストチャーチを目指してます。

クライストチャーチってイメージだけでいうと、もうイギリスなんよね。
イギリスといっても田舎のイギリス。
コッツウォルズみたいなところな先入観(笑)


ニュージーランド南島中部に位置し、人口は約40万人。
南島の中心的な都市で、街の名前は本国イギリスからの移民団のリーダーであったアイルランド出身の政治家ジョン・ロバート・ゴドリーの出身校であるオックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジに由来する。
この街の中心にはクライストチャーチ大聖堂があったのだが、2011年2月に発生した大地震で教会は倒壊。
その半壊状態の大聖堂の代わりに、日本人が建てたカードボードカセドラル(なんと紙製)が仮設の大聖堂として、地元市民に愛されてるのだとか♪

街の中心部にはヴィクトリア時代の建物が多く残り“イギリス以外で最もイギリスらしい街”と称される。
市内には740を超える公園が設置され「ガーデンシティ（庭の街）」と呼ばれ、なかでもボタニックガーデンズは年中、美しい花が見られる公園として有名なんですよ♪♪

まぁこんな魅力的な街なら絶対行くよね、ということでクライストチャーチ。
ではでは。

エリア クライストチャーチ(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 船 レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: フィジー エアウェイズ ニュージーランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

大雪のテカポ湖を離れて、わりと早めに雪の量は減ってきたみたい。

さらに少し走るともう雪なんて無くなった。
テカポ湖の雪の量はなんだったんだ(^o^;)

さてテカポ湖から約230km。
やっとクライストチャーチの街中へ入って来ました。
なんかまだ天気が悪いな(-""-;)ｳｰﾝ

お腹減ったー(笑)
クライストチャーチで見つけたレストランはサンパンハウス。
食べたランチは、なんと…。

サンパン ハウス 中華

中華ぁーー♪♪
あぁぁー、旨い( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

サンパン ハウス 中華

もうアジアの味を求めてたよね。
海外旅行あるある。

サンパン ハウス 中華

奥に大陸出身の方々。
手前にニュージーランドの方。
人種は関係なく、中華料理は旨い♪

サンパン ハウス 中華

だが、中華じゃないのもあった。
２号が揚げ物大王だもので…。シュリンプフライ…。

サンパン ハウス 中華

はぁぁぁぁ(*ﾟ∀ﾟ)=3
ウーロン茶が飲みたかったぁ！！
しかも温かい( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

サンパン ハウス 中華

ニュージーランドで何故か中華というのは置いといて、大満足の大満腹(笑)
さてと、これからクライストチャーチをぶらぶらと街歩きしてみようかと思います。
ここはクライストチャーチでも最もイギリスのような通りと言われているニューリージェントストリート。

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

クライストチャーチを象徴すると言える場所でして、可愛らしい英国調の小さな建物が並ぶストリートで、なんとトラムもこの狭い通りを縫って走るんだそう♪

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

何軒ものカフェやレストラン、お土産店が建ち並んでまして、

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

ニュージーランド土産なら、ここで全て手に入りますよ♪

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

ちょっとお隣でひと休みさせてもらってね♪
なぜ待ってるかというと、

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

レトロなトラムがこのニューリージェント通りを結構頻繁に走ってくのよ♪

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

あんまり人が乗ってないのよね(汗)
観光用だから地元の足になってないからかな？

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

女性の運転手さんだったんだけど、ミニてつ２号に手を振ってくれたの。
２号はいたく喜んでました(笑)

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

ニューリージェント通りはこの通りだけ、色んなタイルが貼ってあって、ホントにカラフル。

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

夏の時期ならとってもカフェやらが繁盛してて、活気があるんじゃなかろうか？

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

今はこんなだが(;^_^A

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

少しだけ晴れ間が出てきた！！
よーし、どんどん街歩き行ってみましょう(σ´∀`)σｲｪｰｲ

ニュー リージェント ストリート 散歩・街歩き

ニューリージェント通りからすぐの場所にカテドラルジャンクションというトラム乗り場がありました。
アーケードになっているモールのような乗り場。

カテドラル ジャンクション ショッピングセンター

２号が可愛いクライストチャーチのトラムを気に入ってしまいまして、追いかけて来ました♪

カテドラル ジャンクション ショッピングセンター

乗っても良かったんだけど、あまり実用的で無さそうなのかな？
クライストチャーチはだいたい歩いて廻れるみたいだし…。

カテドラル ジャンクション ショッピングセンター

２号はトラムとツーショット写真が撮れて満足♪

路面電車 (トラム) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

次に向かったのは、ニュージーランドで一番新しく作られた教会で、主要部分がボール紙で出来ている、とても珍しい教会です。

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

クライストチャーチ・トランジショナル大聖堂と言いまして、2011年2月に起きた大地震によって倒壊したカテドラルの代わりに急遽建てられた臨時の教会なんだそう。

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

なんと！？
日本人の建築家である坂茂さんという方が建築・設計・デザインしたもので、防水ポリウレタンや難燃剤でコーティングされたボール紙管を使って構築し、”紙の教会”とも呼ばれています。

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

大きくて鮮やかなステンドガラスが印象的で、シンプルな内観には安らぎが感じられます。

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

ステンドグラスをよく見てみると絵が描いてあります。
ホントの教会と同じで宗教画ですね♪

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

知らなければ、まさかこれが紙で出来てるなんて思わないよなぁ(^o^;)

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

シンプルさが心地良い教会。
日本も地震が多い国なので、日本人の知恵が活かされてニュージーランド人の為になってると思うと誇らしいです(｀･∀･´)ｴｯﾍﾝ

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

教会で絵はがきが売ってたので、昨日上手く撮れなかった善き羊飼いの教会のものを購入。
少しだけ寄付もしました♪

カードボード カセドラル (仮設大聖堂) 寺院・教会

街がとにかく可愛いのよね♪
イギリスのコッツウォルズも良かったけど、そこと少しだけ似てるのよね。

ではでは次へ。
クライストチャーチを歩いてると、可愛い建物もたくさんあるんですけど、廃墟みたいになってる建物もチラホラ見受けられます。

まだ2011年の大地震から復興途上ということなんだよね。
日本と同じです。

その象徴ともいうべきところへ。
これはひどい状況だなぁ(ﾟ〇ﾟ)ｴｪｰ

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

英国国教会の流れを汲む大聖堂として、年間70万人を超える来場者が訪れるニュージーランドを象徴する観光名所であったんだが、2011年2月の地震により北側尖塔部分が崩壊し、その後の6月の余震により正面のステンドグラスの窓や西側の壁崩落し、全体の75%が崩壊するなどの被害を受けたのです。

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

修復には5,000万NZドル～1億NZドル(約40～80億円)の費用が必要で、内部はまだ危険な状態で今後も地震が起きる恐れがあり、修復再建は断念し、解体が決まったことが発表された。

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

もうこれは再建ってレベルじゃないもんね…。
新たに作る感じだもん。

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

石造りの建物は地震に弱いから、大変だよね。
ヨーロッパでもよく崩れるニュースやってますもんね。

クライストチャーチ大聖堂 (カテドラル) 寺院・教会

非常に痛々しいわ。
石造りの街ってやっぱり地震には脆いのかね？
日本の揺れをいなす木造建築の技術は凄いのね(*-ω-)ﾌﾑﾌﾑ

耐震性が低くて、たぶんいつ崩れてもおかしくないんだろう。
閉鎖されてるビルが、そこらに散見される。

福島もそうだけど復興には時間と労力が、相当かかるよね。
当事者にとっては、いつまでも辛い出来事でしたでしょうし。

さてと、少し街歩きも進めて行きます。
クライストチャーチの中心街、キャシェルストリート(cashel st)へ。
コンテナを利用したショップが集まっていて、アート作品とかがそこらに置かれていて、オシャレな雰囲気ストリートでした。
歩行者とトラムが通れて、車の進入が出来ないようになっていて、それが良い雰囲気だったかなぁ。
小雨だったけど…。

通りで目を引いたのは、このニュージーランドのスーパースターたちであるラグビー代表。
通称オールブラックスのショップ♪

来月から始まるラグビーワールドカップ(2019年9月開幕)の断然の優勝候補(ﾉﾟ∀ﾟ)ﾉｳﾋｮｰ

このワールドカップモデルのユニフォームが欲しい♪
ずっと子供の頃からサッカーやって来て、ラグビーなんかに興味は４年に一回のクセにミーハー魂出します。
で駄々をこねて、嫁に買って貰いました(笑)

キャシェルストリートを西へ進むと、なんか立派な石橋が見えてきた。
ニュージーランドの国旗も掲揚されてるから、なにか云われのある橋だろうとは思うんだが、

追憶の橋 建造物

Google先生に聞いてみます。
するとこれは、エイボン川にかかる橋で「追憶の橋」と呼ばれているんだそう。
この追憶の橋は大きなアーチ型の門を持つ美しい橋で、ニュージーランドの歴史的建造物に指定されていて国の大事なもの。。
追憶の橋というこの名前は、第1次世界大戦当事に多くの兵士たちがこの橋を渡って戦場へ旅立っていったことに由来しているだとか。

追憶の橋 建造物

そしてズンズンとキャシェルストリートを西へ進みまして、到着したのがクライストチャーチアートセンター♪♪
これがまたイギリス風な石造りの伝統的な建物でして、さらに無料で見学出来るというのが嬉しい！

アート・センター 建造物

イギリスにあるような建物がたくさんあるのよね、クライストチャーチ。

アート・センター 建造物

アートセンターって名前だから、最初はなんだか様子が分からず、入る気もあんまり無かったんだが外観がね、魅力的でしてね♪
で、入ると見所が(ﾟ∀ﾟ*)ﾜｸﾜｸ

アート・センター 建造物

どれどれ？
何が楽しませてくれるんだい？
クライストチャーチ・アートセンターとは、旧カンタベリー・カレッジ校舎（現・カンタベリー大学校舎）として建造されたネオ・ゴシック建築様式の建物でして、クライストチャーチの大事な文化施設。

アート・センター 建造物

さすがに大学校舎だっただけあって、かなりそれっぽい♪
ここはグレートホールというこの施設で一番大きなホール。

アート・センター 建造物

レンガと木組みで造られている、かなりイギリスチックな建物なのでした。

アート・センター 建造物

天井部分は木製でアーチ型で造られてます。

アート・センター 建造物

このホールにはカテドラルかと見紛うばかりの豪華なステンドグラスがありまして、

アート・センター 建造物

この立派さは凄いの一言。
そこら辺の教会にもないよ、こんな素晴らしいやつ(汗)

アート・センター 建造物

イギリスの伝統が伝わるようですな(^з^)

アート・センター 建造物

ん？
アントニーゴームリーさん？
どなたかしら？

って、Google先生に聞いてみたら、なんとかつてスコットランドに行く途中で立ち寄った、ニューキャッスルの町外れにあったエンジェルオブザノースの作者だった！！
あぁーー、あれを作った人と同一人物かよ(oﾟДﾟﾉ)ﾉ

その時のご様子
↓
https://4travel.jp/travelogue/11036232

アート・センター 建造物

そう思うとどことなくエンジェルオブザノースに似てなくもない(笑)

アート・センター 建造物

なかなか前衛的なアーティストなんだね、好きよこういう作風の方♪

アート・センター 建造物

旧大学校舎ですけど、そこはやっぱりアートセンターよね。

アート・センター 建造物

なんか球体が庭にころころ転がってますけども…。

アート・センター 建造物

無料な割には楽しめるアートセンターでした♪
これでギフトショップがもうちょい充実してたら、ちゃんとお客さん呼び込めると思うんだよね。
↑
お前は客じゃないんか？という事もあるけども

アート・センター 建造物

そしてアートセンターの向かい側にあるのが、ボタニックガーデンズ。
「ガーデン・シティ」と呼ばれてるクライストチャーチの中心街にありながら、敷地は30ヘクタールもある広大な植物園。

クライストチャーチ ボタニックガーデンズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

入園は無料なので誰でも気軽に訪れることができます。
桜のある日本庭園、ロックガーデンやウォーターガーデンなど、園内には10種類以上のガーデンが作られています。

クライストチャーチ ボタニックガーデンズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

またセントラルローズガーデンには、赤、白、ピンク、オレンジなど、色とりどりのバラが250種類以上植えられています。
写真はバラじゃないけども。

クライストチャーチ ボタニックガーデンズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

とにかく広いので、キャタピラーという乗り物に乗るのもおすすめです。
1時間かけて、スタッフの解説付きで園内を巡ることができます。

クライストチャーチ ボタニックガーデンズ テーマパーク・動物園・水族館・植物園

ボタニックガーデンズのど真ん中を、川が流れていて、

パンティング オン ジ エイボン アクティビティ・乗り物体験

なんとこれもイギリス風で、パンティングが楽しめるそうです。
この時は冬だから誰もいなかったみたい…。
これもコッツウォルズそのもの♪

パンティング オン ジ エイボン アクティビティ・乗り物体験

地震で傷付いたクライストチャーチですが、いち早い復興を願っております。

この旅行記へのコメント （2）

• fujickeyさん 2022/12/09 10:50:08

  紙には見えませんよね

  てつやんさん。こんにちは！
  
  クライストチャーチ、かなり前に行きましたので街の雰囲気とか全く覚えていません。
  イギリスっぽい雰囲気はわかります。
  でも断トツにイギリスよりもニュージーの方が食事は美味しいですよね。
  海外で日本っぽい食事をするよりも中華を選んだ方が正解。
  いくら日本人の方がやっていてもうどんがやわやわで出汁の気配は感じられない。
  温かい烏龍茶がしみる！ってよーくわかります。
  
  紙の教会はかなり話題になりましたが、もう仮じゃなくてこのままでいいのでは。
  でも仮だからこそ紙をつかったのか。
  どのくらいの耐久性があるんでしょうね。何十年って単位ではもつのかしら。
  
  レトロなトラムが入った景色がステキ。
  ミニてつ２号くんが笑顔になるのもわかります。
  
  お土産の羊ちゃんは連れ帰ったのかしら。
  
  fujickey

  てつやんさん からの返信 2022/12/09 12:27:38

  ホント、どこが紙なのか分からないくらい・・・

  fujickeyさん
  
  
  
  こんにちは！！
  いつもお立ちよりありがとうございます♪♪
  
  
  
  > クライストチャーチ、かなり前に行きましたので街の雰囲気とか全く覚えていません。
  > イギリスっぽい雰囲気はわかります。
  かなりイギリスのコッツウォルズみたいな感じでしたよ。
  また行きたいなぁ〜。
  
  
  > でも断トツにイギリスよりもニュージーの方が食事は美味しいですよね。
  > 海外で日本っぽい食事をするよりも中華を選んだ方が正解。
  > いくら日本人の方がやっていてもうどんがやわやわで出汁の気配は感じられない。
  > 温かい烏龍茶がしみる！ってよーくわかります。
  何なんでしょうかね？
  あの中華とか醤油の味を求めてしまう、あの感じ(笑)
  日本人あるあるですよね。
  
  
  
  > 紙の教会はかなり話題になりましたが、もう仮じゃなくてこのままでいいのでは。
  > でも仮だからこそ紙をつかったのか。
  > どのくらいの耐久性があるんでしょうね。何十年って単位ではもつのかしら。
  そうですよね。
  全然、紙に見えなくて、本当のカテドラルで良いんじゃないかというレベルでした。
  ただ規模感は、少し小さめだったかな？
  これに日本人が関係しているというのが誇らしいですよね。
  
  
  
  > レトロなトラムが入った景色がステキ。
  > ミニてつ２号くんが笑顔になるのもわかります。
  めっちゃテンション高めでした。
  嬉しかったんだと思います。
  それを見ている親も幸せになる感じ。
  
  
  
  > お土産の羊ちゃんは連れ帰ったのかしら。
  いや、実は…。
  
  
  
  ３年遅れの旅行記にコメント残して頂き、すみません。
  またどうぞよろしくお願いします。
  
  てつやんでした。