2020/11/05 - 2020/11/07
3140位(同エリア13465件中)
hiloさん
この旅行記スケジュールを元に
昨年のタイひとり旅に味を占めて、今年もひとり旅を計画!行先は「トルコ」!…のはずだったのですが、コロナ禍により計画を断念。今年はひとり旅は無しかなと思っていたのですが、GoToトラベルに後押しされ思いを募らせてきた奈良に行くには今しかない!と思い立って1か月を切ったくらいから慌てて準備をしました。
メインは小学生のときに駄々こねて母に連れて行ってもらった明日香村(と法隆寺)はの再訪!そして、たぶん修学旅行で行ったような気がする東大寺、行ったかどうか怪しい世界遺産の数々!大人になった今、「日本」の始まりに触れて何を思うんだろうという、そんな旅です。
正倉院展のおかげか、GoToのおかげか、ホテルが思うように取れず木曜日から2泊3日という微妙な日程になりましたが、おかげさまで見ることができたものがあり、見ることができなかったものがあり、さらにそのおかげで見ることができたものがあったり、と、今しか見られない奈良を見ることができた旅でした!
【1日目】
■興福寺(世界遺産)
・南円堂
・北円堂
・中金堂
・東金堂
・五重塔
・国宝館
■東大寺(世界遺産)
・南大門
・大仏殿
・法華堂
・二月堂
・千手堂
■春日大社(世界遺産)
・春日荷茶屋
・本社
・若宮神宮
・夫婦大国社
・金龍神社
【2日目】
■高松塚古墳・高松塚壁画館
■鬼の俎・鬼の雪隠
■亀石
■橘寺
■石舞台古墳
■岡寺
■伝飛鳥板蓋宮跡
■飛鳥寺
■甘樫丘
■橿原神宮
■若草山
【3日目】
■唐招提寺(世界遺産)
・金堂
・講堂
・開山堂
・鑑真和上御廟
・戒壇
■薬師寺(世界遺産)
・玄奘三蔵伽藍
・食堂
・大講堂
・東院堂
・金堂
・東塔
・西塔
■法隆寺(世界遺産)
・南大門
。五重塔
・金堂
・大講堂
・大宝蔵院百済観音堂
・夢殿
■中宮寺
※歴史の記述については調べたり見聞きしたものを書いていますが正確ではない場合がありますのでご了承ください。致命的なものについては優しく教えていただけると嬉しいです。
※御朱印についてはわたしがいただいたものがすべてではありませんのでご承知おきください。
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新幹線で京都駅に来ました。先々月ぶりっすね。
京都駅 駅
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ここからは近鉄京都線で奈良を目指します。
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車内で駅弁を食べたかったので特急で(笑)
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お世話になるのはこちらの列車。
事前にネットで指定席券を予約しておきました。Yahoo!の乗換案内から予約できるのが便利ですね! -
車内はこんな感じ。乗る人はほんとぼちぼちって感じでした。
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フットレスト付きの電車に乗るの久々な気がする!
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旅行中はスマホをたくさん使うので充電できる電車はありがたいですね。
旅は始まったばかりですが早速充電させていただきます(笑) -
出発後、早速京都駅で買ったお弁当をいただきます!
「大徳寺さいき家」の鶏だし巻弁当に初挑戦。 -
付属の山椒をかけていただきます。
鶏肉もだし巻もやわらかくておいしい!容器は大きくないのですがなかなかボリュームがありました。
そうこうしているうちに近鉄奈良駅に着きました。早い!30分ちょっとでした。JRでも行けるのですが快速の本数が少なく近鉄特急より乗車時間が長いです。 -
到着記念に1枚!せんとくんだ!久々に見た!
荷物を駅のロッカーに預けて早速観光スタートです。近鉄奈良駅 駅
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興福寺を目指して歩く途中に「奈良縣里程元標」というものがありました。
里程元標ってなに?と思い調べたのですが、里程標というのが距離を記した標識のことで、こちらのものは明治時代に設置したものを復元したそうです。距離を測る基準地的なものですかね? -
道中には色づき始めた木々が目立ちます。紅葉シーズンにはもう一歩届かない感じではありますがきれいでした。
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「興福寺」に到着。
天智8年(669)造営の山階寺を壬申の乱(672)後に飛鳥に移建し、さらに平城遷都の際、和同3年(710)藤原不比等によって移された際に「興福寺」と名前を改めたそうです。移転に次ぐ移転。
たぶん来るのは初めてだと思います。たぶん(笑)
上の写真に写っているのは「中金堂」です。2000年に老朽化のため解体され、2018年10月に落慶したばかり!後ほど拝観します。興福寺 寺・神社・教会
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とにかく広大なのでパノラマで撮りましたがちゃんと掲載できるかな?左端に南円堂、右端に五重塔が写っていると思われます。
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こちらは南大門跡の礎石です。礎石の大きさと数から考えると、かなり立派な門だったのではないかな~なんて素人ながらにも思います。
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まずは入って左手にある南円堂から拝観します。
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こちらが「南円堂」。弘仁4年(813)創建、寛政元年(1789)再建で重要文化財です。西国三十三所第九番札所でもあります。
それにしても天気が良くてスマホ写真でもきれいに撮れる! -
南円堂は10/17のみ開帳されるということで外観のみ拝見しました。堂内には不空羂索観音菩薩坐像をはじめとする国宝の仏像が何体も安置されているそうです。
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続いて「北円堂」。こちらはなんと10/24~11/8まで特別開帳でした!特別に弱いのでこれはうれしい!
堂内に入れますので拝観料はかかります。大人300円です。(以下すべて大人料金で記載) -
養老5年(721)創建、承元4年(1210)頃に再建され、国宝に指定されています。日本に現存する八角円堂のうち最も美しいとされているそうです。
堂内には弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、四天王立像と、こちらも国宝の仏像ばかり置かれていましたが、中でも無著・世親菩薩立像のリアルさにはビックリ!ちょっと不気味に感じてしまうほど動き出しそうなお姿でした。
それにしてもさすが奈良!国宝仏像パラダイス!日本にある国宝指定されている仏像の半分弱は奈良にあるみたいですよ!すごい! -
南円堂と北円堂の御朱印は南円堂の隣にある建物でいただくことができます。
こちらは南円堂の御朱印。 -
こちらは北円堂の御朱印。
それぞれ種類はたくさんありますが、基本的に1つの寺社、お堂で1体いただくようにしているので、今回はお堂ごとに1体いただくことにしました。
続いて敷地内の中心部へ向かいます。 -
次に向かう「中金堂」では、通常お正月の7日間のみ開帳する「厨子入り木造吉祥天倚像」を特別開帳&公開していました!11/23まで行っているそうです。これもうれしい!
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中はもちろん撮影禁止ですので外観のみ。
拝観料は中金堂単体で500円かかります。共通券はありません。 -
2018年10月に落慶したばかりですのでとてもピカピカのお堂でした。
特別公開の吉祥天倚像は1番見やすい手前にいらっしゃいました。厨子も像も小さいですがとても繊細で美しいです。
他にも国宝の四天王立像をはじめ多くの仏像が置かれており、すべて常時公開です。
あと法相柱という法相宗の祖師を描いた柱があります。落慶にあわせて書かれたものなのでとてもピカピカ!仏像とのアンバランスさもおもしろかったです。 -
お堂側から見た境内です。
コロナ禍+平日ということで観光客は少なめでした。ん~GoToの恩恵はここまで来ていないのか。 -
続いて「東金堂」を拝観します。こちらは国宝館との共通券が900円で購入できました。
神亀3年(726)聖武天皇が造立し、応永(1415)に再建されている国宝のお堂です。
堂内には、ご本尊の薬師如来坐像を中心に国宝の文殊菩薩坐像や十二神将立像など多くの仏像が置かれています。とても迫力があり圧倒されました! -
「五重塔」は光明皇后が天平2年(730)に建立し、応永3年(1426)に再建されている国宝の塔です。塔はお釈迦様の遺骨を納める墓標なんですって。
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写真ではちょっと白飛びしていますがすごく繊細で芸術的な造りです。こういう建造物を見るたびに昔の人ってすごいなって心底思います。
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最後は阿修羅像で有名な「国宝館」です。こちらは東金堂との共通券で入場できます。
中にはあの有名は阿修羅立像(国宝)をはじめ、国宝の仏頭や天燈鬼・龍燈鬼立像など、誰もが1度はどこかで見たことがあるのではないかという有名な仏像がたくさん展示されています。展示方法もとても美しく順路もきちっと整備されていて見学しやすかったです。
個人的には高さ5mを超える千手観音菩薩立像(国宝)に目を奪われました。千手観音様は何かとご縁があると感じているのでついついじっくり見てしまいますが、大きい分細かいところもしっかりと観察することができてよかったです。 -
御朱印は東金堂の向かい側にあるこちらの建物で、中金堂、東金堂、国宝館のものをいただくことができました。
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こちらは中金堂の御朱印です。
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東金堂の御朱印。
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国宝館の御朱印には「千手観音」と書かれていました。
といいますか、国宝館ではなく食堂の御朱印ですね(汗)国宝館のあった場所には、かつて、お坊さんたちが食事をするための食堂(じきどう)という建物が建てられていたのだそうです。
御朱印はこちら以外にも種類がありました。 -
興福寺の拝観時間は1時間半弱でした。空いていたこともあったのですが、なによりひとり旅なのでじっくり見てもそこまで時間はかからなかった印象です。
奈良1か所目の観光が終了。
続いて東大寺を目指し奈良公園を歩きます。 -
第一村人ならぬ、第一園内鹿を発見しました!
動物は嫌いではないのですが、さすがに鹿さんは慣れていないので、横を通り過ぎるとき緊張してしまいます。 -
紅葉はまだですが赤から緑のグラデーションも美しい!
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今年の正倉院展は前売りチケットが必要です。観光がもう1日あったら入りたかった。
奈良公園 公園・植物園
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小鹿ですね。かわいいですね。
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なら仏像館の建物は旧帝国奈良博物館だったそうで、重要文化財に指定されています。かっこいいですね!
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道の途中に「宝蔵院流鎌槍発祥之地」と書かれた石碑がありました。宝蔵院流槍術を始めた胤栄さんは興福寺のお坊さんだったんですね!なるほど!
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こちらのせんとくんはマスク着用。
コロナ禍の旅行ですが、ひとり旅だと会話も最低限で静かにしていられるのが気持ち的に楽ですね。 -
奈良公園の紅葉ももう少しです。
紅葉って実はわざわざ見に出かけるということをしたことがなくて(汗)きっと1番きれいなときに来たらビックリするくらいきれいなんだろうな…といつも思いつつ、なかなかその機会に恵まれません。混雑が苦手というのもある。 -
鹿さんたち。天気が良くて気持ちがいいですね。
そうこうしているうちに到着しました。興福寺から少し距離はありましたが、公園内を眺めたり、お店を気にしてみたりしながら歩くとあっという間でした! -
まず目に飛び込んでくるのは巨大な「南大門」(国宝)です。高さ25.5m!現在建っているのは鎌倉時代のもので、左右には高さ8mの金剛力士像(国宝)が立っています。
「東大寺」は、聖武天皇が早世した皇太子のために建てた金鐘山寺が始まりで、天平勝宝4年(752)に大仏が開眼し、その後奈良時代末期までに大仏殿を中心とする大伽藍が築かれたそうです。
ちなみに南大門の上部に掲げられている「大華厳寺」の文字は、聖武天皇直筆の文書から文字を集めて映したものだそうですよ!美しい字体!東大寺 寺・神社・教会
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南大門の鹿さん。基本的におとなしいです。
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国宝の金剛力士像!口を開けているのが阿形ですね。
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その下に鹿さん(笑)フリーダム(笑)
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口を閉じているのが吽形。8mもあるのですごい迫力です!
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門の内部。天井?が高い!
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境内に入りました。遠くに大仏殿が見えますね。
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「中門」は享保元年(1716)頃の再建と言われています。
回廊に沿って左に行くと入場口があり回廊内を拝観できます。拝観料は600円、東大寺ミュージアムとの共通券は1,000円ですが今回は単体にしました。 -
拝観券を購入後すぐに目に飛び込む巨大な「大仏殿」!
東大寺の「金堂」のことですが特別な大仏様がいらっしゃるということで「大仏殿」という特別な名称がついているそうです。
建物はもちろん国宝に指定されていて、現在の建物は宝永6年(1709)に落慶したもの。その際、当初の大きさの3分の2程度の横幅になったようです。大きな木材が手に入らなかったんですって。それでも十分すぎる大きさに思います。 -
正面から見る大仏殿。平日ということもあり修学旅行もしくは課外授業の子供たちがちらほら来ていました。
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大仏殿の正面にある国宝「八角灯籠」は東大寺創建当時のものですが、羽目板はレプリカの部分があるみたいですね。
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圧倒的な存在感。
早速お邪魔します。 -
はい、もはや言うまでもありませんが「奈良の大仏」こと「廬舎那仏坐像」、もちろん国宝です!
というか、国宝国宝と騒いでいますが、それ以前に世界遺産ですよね。先ほどの興福寺も、春日大社も!もう1つ「元興寺」というお寺も世界遺産なのですが、翌日乗車したバスのガイドさんが「いつもは全然行く人がいない元興寺」とおっしゃっていました(苦笑)
話を戻して、廬舎那仏様は宇宙そのものでいらっしゃるそうですから、とにかく大きな像を作りたかったのでしょうか。見るたびに、なんでこんなに大きいものを…と思ってしまいますね。
どなたかの歴史解説では、本当は当時作るのがめちゃくちゃ大変で、携わった人たちからはかなり文句が出ていたなんてことも…(苦笑) -
大仏様向かって左手には虚空蔵菩薩像が安置されています。大仏様の隣だと小さく見えますが単体で見るとかなり迫力のある像です。
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大仏様の裏側にはみなさんご存じ、大仏様の鼻の孔の大きさにくりぬかれた柱があるのですが、コロナ禍のためこのように覆われていました。
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大仏様の右手には如意輪観音菩薩像が安置されています。
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1周して大仏様の左側のお顔を拝見します。
当時の国民の約半分、260万人が制作に携わったというからすごい国家プロジェクトだったんですね。 -
御朱印は堂内でいただけます。「華厳」と書かれていますね。
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振り返って中門を見るとこんな感じ。子供たちがいないとざっとこんな人出です。
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大仏殿の外にある賓頭盧尊者像。痛かったり具合が悪いところをなでると治る!というあれですね。
コロナ禍なので立ち入れないようになっていました。 -
巨大な大仏殿の扉もさすがの大きさ。木の風合いも素敵ですね。
大仏殿と大仏様の偉大さに圧倒されっぱなしですが、そろそろ次に参りましょう。 -
境内図です。右側にある法華堂から反時計回りにまわりましょう。
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こちらは東大寺と大仏を建立するにあたって、宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請された「手向山八幡宮」。明治の神仏分離の際に東大寺から独立しているそうです。
もう少し後になれば紅葉もきれいそうですが今回は参拝せず。 -
法華堂に向かう階段です。ゆるやかな坂のように上りやすいです。
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こちらが「法華堂」。「三月堂」とも呼ばれますね。東大寺ある仏堂で唯一奈良時代建立のものであり国宝に指定されています。拝観料600円。
ご本尊の不空羂索観音立像をはじめ梵天・帝釈天立像、金剛力士立像、四天王立像などはすべて国宝です。 -
御朱印は「法華」と書いていただくのがスタンダードのようですが、ここはご本尊の「不空羂索観音」を書いていただきました。
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続いて「二月堂」(国宝)です。旧暦2月に「お水取り」が行われることは有名ですね。拝観料はかかっていないと思います。
ちなみにこちら、2度の戦火では焼け残ったのに、寛文7年(1667)のお水取りの最中に失火で焼失したという…(苦笑)お堂はその2年後に再建されたものだそうです。 -
階段の模様がかわいい!
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階段を上がりきたっところで御朱印をいただけます。
特に何もお伝えしなかったのですが「観音力」と書いていただきました。お隣の方は「南無観」と書いていただいていたように見えましたので、書き手さんによって違うのかもしれませんね。特徴のある繊細な字体で美しいです。 -
お堂に着きました。
ご本尊は大観音、小観音と呼ばれる2体の十一面観音像ですが、誰も見ることが許されない絶対秘仏だそうです。 -
ご本尊様が見られなくても二月堂から見られる絶景は最強!
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24時間訪れることができるので、夕景のきれいな時間帯や人の少ない朝も格別だとか…近くに住んでいたらぜひ訪れてみたいですね。
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上った分階段を下って次の目的地へ向かいます。
あれ? -
こんなところにも鹿さんが!
お邪魔してます(礼) -
階段を下りて右手に行くと裏参道と呼ばれる道に出ます。こちらを歩いて大仏殿の裏を抜けていきます。
ちなみに今回は省いてしまったのですが、国宝に指定されている「鐘楼」があります。
大仏開眼と同年に鋳造された大鐘は「奈良太郎」と呼ばれ、日本3名鐘のひとつなんだそうです。こちらも国宝。
鐘楼にも御朱印があるそうです。 -
少し哀愁を漂わせる石畳の雰囲気が素敵です。
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大仏殿の裏に着きました。上にちょこんと鴟尾(しび)という屋根の飾りが見えますね。
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さらに先を進むと戒壇院があり、通常は「戒壇堂」を拝観できるのですが、現在は改修工事中で拝観を一時停止しています。その間は通常非公開の「千手堂」を7年ぶりに特別公開中だそうです。
戒壇堂に置かれている四天王立像(国宝)は東大寺ミュージアムで見られるそうですが、今回の旅では省いています。 -
ということで、特別という言葉に弱いわたしは千手堂を拝観します。拝観料600円。
重要文化財の厨子入千手観音菩薩像、四天王像、鑑真和上像も見ることができます。 -
お堂は慶長年間に再建されたものとなります。左の建物?小屋?で拝観料の支払いと御朱印もお預けしました。
厨子入の千手観音様は、普段厨子におさめられているためかとても美しく華麗な状態でした。厨子の内部も色鮮やかでとても美しかったです。
鑑真和上の像は唐招提寺開山堂の鑑真和尚像(国宝)を忠実に模刻したものということですが、優しいお顔立ちに心が落ち着きました。
どの仏像がすごくて、どれがすごくないという話ではないのですが、たくさんのお寺をめぐっていると目の肥えていないわたしにはどれも同じように見えてきてしまうので、ちょっと変わった像があると印象に残りますね。 -
御朱印は拝観後にいただけました。「千手観音」と書かれています。
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千手堂近くの柿の木にごそっと柿が実っていました。
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こちらは境内内の鏡池です。鏡のように水面に景色が映っていてきれいです。
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鏡池越しの大仏殿。天気も良くて美しいですね。
東大寺はこれで見学終了です。こちらも1時間半弱といったところでした。 -
続いて春日大社に向かいます。看板に参道と書かれているので大変わかりやすいですね。ありがたい!
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参道をひたすら突き進みます。
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しばらくすると「春日荷茶屋」という喫茶店がありました。
近鉄特急の駅弁から何も食べていなかったのでここで少し休憩することに。春日荷茶屋 グルメ・レストラン
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万葉粥をいただいてみたかったのですが、おやつの時間ということもあり、冷やしぜんざい(650円)を注文しました。たくさん歩いて暑かったのでちょうどいい!
豆が少し大きめ。種類が番うのかな?抹茶のアイスがおいしかったです。 -
カフェには美しい庭園が併設されているので、外に出ての飲食もできます。
おなかもちょうどよくなったので本殿に向かいます。ごちそうさまでした! -
茶屋から少し離れたところに「二之鳥居」がありました。
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手水舎には鹿さんがいらっしゃいますね。
立て看板を見ると「左手の祓戸神社にてお参りをしてから御本殿に…」と書いてありました。 -
こちらがその「祓戸神社」ですね。
祓戸というのは祓を行う場所のことで、まさに心身を清めてからお参りくださいということですね。 -
回廊内を特別参拝します!500円を右手の建物で納めいざ内部へ。
春日大社 寺・神社・教会
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こちらは「中門」で、このむこうに本殿があるようですね。中に入れるわけではないので順路に沿って回廊内を進みます。
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回廊内には数えきれないほどの釣灯籠が。1,000基程あるそうです!
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順路がしっかり決まっているので大丈夫ですが、自由散策にしたら迷子になりそうです(苦笑)
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こちらは「御蓋山浮雲峰遙拝所」と言って、原則一般参拝者は立ち入ることが出来ない御蓋山に最も近づける場所なんだそうです。
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「藤浪之屋」では多くの釣灯籠を灯して、伝統行事の万灯籠をいつでも体験できるようになっています。とても幻想的です。
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建物の間を進み、
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本当にに迷路みたいな道のりですが、
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無事中門に戻ってきました。
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最後に南門にいた鹿さんをパシャリ!
朱塗りの門と鹿さんがいい雰囲気を醸し出していますね。 -
御朱印は「春日大社」と書かれたものがいただけます。
春日大社では神職や巫女さんの案内付きで、春日大社に加えて若宮神社、夫婦大国社、金龍神社をめぐり御朱印をもらえるツアーもやっているようです。この日はやっていない日だったので残念。 -
なので個人的に3社を回ってみようと思います!
まず最初に発見したのが「若宮神社」。正しい知恵を授けてくださる神様です。撮影禁止の看板を見つけたので写真は撮らず文字だけでお届けします。 -
こちらは夫婦円満、良縁、福運守護の神様を祀る「夫婦大国社」。
最後に開運財運を守ってくださる神様を祀る「金龍神社」です。こちらは必死にお参りしすぎて写真を忘れました(笑)
これら3社の御朱印はすべて夫婦大国社でいただけます。夫婦大國社 寺・神社・教会
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若宮神社の御朱印。
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夫婦大国社の御朱印。
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金龍神社の御朱印。
これで本日の観光は終了。3社も回って1時間ちょっとの所要時間でした。
ここから預けた荷物を受け取りにもう一度近鉄奈良駅を目指しますが、さすがにたくさん歩いて足がパンパンなのでバスを利用します。国宝殿のほうにバス停があり、ちょうど駅方面に行くバスがあったので乗車。
途中で鹿さんを轢きそうになったみたいで急ブレーキがかかりビックリしました!が、運転手さんが「大丈夫ですか?」とさすがのフォロー。
近鉄奈良駅で荷物を受け取りましたがホテルはJR奈良駅なので徒歩で向かいます。地味に距離がありました。 -
奈良駅横にある観光案内所は昭和9年に建てられた旧奈良駅舎なんだそうです。大きな建物でスタバも入っていました。
奈良駅 駅
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駅の中は奈良らしく?独特な柱と天井。ステキですね。
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今回お世話になるのは「ピアッツァホテル奈良」です。
チェックインを済ませ早速お部屋に。ピアッツァホテル奈良 宿・ホテル
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ホテルの中はとてもモダンな雰囲気。
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今回はスーペリアダブルに泊まります。キングサイズのベッドが入ってこれですから、ビジネスホテルにしてはかなり広くて豪華。
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全面ガラス張りで向かいの日航ホテルや駅、バスロータリーなどが良く見渡せます。
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どこで寝ようか迷う広さのベッド(笑)
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洗面台とトイレです。鏡横のライトがとても明るくてお化粧しやすかったです。
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お風呂は洗い場もありゆっくり入ることができました。最近よくありますがお部屋からお風呂が見えちゃうタイプですね。いやん。
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アメニティもしっかり。
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2名分あるのが地味にうれしいです。
さあ、1時間ほどまったりできたので夕飯をいただきに街へ繰り出します。 -
JR奈良駅からは三条通を歩きます。
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飲食店やお土産物屋さんが立ち並び人の往来もそこそこありま平日なのでお仕事の方が多かったかな。
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道沿いに「変なホテル」がありました。旅行計画中に1度泊まってみようかと模索していました。やっぱりちょっと気になりますね(笑)
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ローソンは街並みに合わせてシックな感じに。少しですがお土産も売っていました。
メインストリートはそこそこ明かりもあって人も歩いているのですが、少しわき道に入ると… -
こんな感じです。ちょっと怖い(苦笑)
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ですが、本日の夕食はここをまっすぐ進んだところにあります。
小さなお店がぽつりぽつりとはありますがとっても静かな通り。 -
不安になりかけたところで、ありました!こちら「ならやま茶館」が本日の夕食会場です。
GoToイートの予約で1,000ポイントが付きました。ちなみにクーポンの利用はこの段階ではできませんでした。うっかり調査不足。大和薬食処 ならやま茶館 グルメ・レストラン
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1人ですがしっかりと広い席を取っておいてもらえました。そもそも1名予約を受け付けているというだけでありがたい話ですね。
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事前にメニューも注文していたので、本日はこちら、おまかせ御膳のデザート付きをいただきます。
こちらでは地元の旬野菜を使ってお料理や体調を整える薬茶が楽しめます。肉料理か魚料理か聞かれたのですが、聞きなれない野菜の名前が…お店の方が丁寧に教えてくださったので鮭をいただくことにしました。 -
予約のおかげかさほど待つことなくお食事が運ばれました。1つ1つ説明をしてもらったのですが全然覚えられない。そりゃ普段食べてないようなお野菜ですからね(苦笑)
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薬膳なので一瞬ためらったのですが、1日いっぱい歩いたので思い切ってビールをいただいちゃいます!おつかれさまでした!
お食事はどれもハズレなし!すごくおいしいです!茶粥はどう食べたらいいのかよくわからなかったのですが(苦笑) -
デザートもいただいて、かなりおなか一杯になりました。
なかなか良いチョイスだったのではと自画自賛!ゆっくり落ち着いた雰囲気で食事ができますし、これはまた行きたい! -
と言いつつ飲み足りなかったので、駅のスーパーでホテル飲み用の缶チューハイとおつまみを購入。通常運転なので許してください。
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部屋からの眺め。薄いカーテンがかかっているのでお部屋丸見えにはなってないはず。ちなみに電動でドレープカーテンも下せます。
こんな感じで1日目が終了しました。
今日はとりあえず「奈良と言えばここ!」みたいなスポットを回りましたが、明日は明日香村です!
明日香村は小学生のときに母親にだだこねて連れて行ってもらった思い出の場所。幼いころに見た景色が大人になった今どう映るのか、わくわくしすぎて夜中に3回起きました(笑)
また2日目の日記に続きます。
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