2020/11/05 - 2020/11/07
3700位(同エリア13437件中)
hiloさん
この旅行記スケジュールを元に
昨年のタイひとり旅に味を占めて、今年もひとり旅を計画!行先は「トルコ」!…のはずだったのですが、コロナ禍により計画を断念。今年はひとり旅は無しかなと思っていたのですが、GoToトラベルに後押しされ思いを募らせてきた奈良に行くには今しかない!と思い立って1か月を切ったくらいから慌てて準備をしました。
メインは小学生のときに駄々こねて母に連れて行ってもらった明日香村(と法隆寺)はの再訪!そして、たぶん修学旅行で行ったような気がする東大寺、行ったかどうか怪しい世界遺産の数々!大人になった今、「日本」の始まりに触れて何を思うんだろうという、そんな旅です。
正倉院展のおかげか、GoToのおかげか、ホテルが思うように取れず木曜日から2泊3日という微妙な日程になりましたが、おかげさまで見ることができたものがあり、見ることができなかったものがあり、さらにそのおかげで見ることができたものがあったり、と、今しか見られない奈良を見ることができた旅でした!
【1日目】
■興福寺(世界遺産)
・南円堂
・北円堂
・中金堂
・東金堂
・五重塔
・国宝館
■東大寺(世界遺産)
・南大門
・大仏殿
・法華堂
・二月堂
・千手堂
■春日大社(世界遺産)
・春日荷茶屋
・本社
・若宮神宮
・夫婦大国社
・金龍神社
【2日目】
■高松塚古墳・高松塚壁画館
■鬼の俎・鬼の雪隠
■亀石
■橘寺
■石舞台古墳
■岡寺
■伝飛鳥板蓋宮跡
■飛鳥寺
■甘樫丘
■橿原神宮
■若草山
【3日目】
■唐招提寺(世界遺産)
・金堂
・講堂
・開山堂
・鑑真和上御廟
・戒壇
■薬師寺(世界遺産)
・玄奘三蔵伽藍
・食堂
・大講堂
・東院堂
・金堂
・東塔
・西塔
■法隆寺(世界遺産)
・南大門
。五重塔
・金堂
・大講堂
・大宝蔵院百済観音堂
・夢殿
■中宮寺
※歴史の記述については調べたり見聞きしたものを書いていますが正確ではない場合がありますのでご了承ください。致命的なものについては優しく教えていただけると嬉しいです。
※御朱印についてはわたしがいただいたものがすべてではありませんのでご承知おきください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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3日目の朝です。
昨日飲んだ割にはスッキリしているけど、腕は痛い!(笑)
朝ごはんは昨日和食で固めたので、今日は洋食メイン+三輪そうめんにしてみました。右のお皿のスクランブルエッグとウインナーは鉄板で焼いてもらったものです。あつあつで美味しい! -
今日は1日雨予報だったので、折り畳み傘はキャリーバッグにしまいホテルに預けました。代わりに大きめのビニ傘を購入。
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今日はバスに乗って行きます。唐招提寺を目指しますが本数はたくさんないので事前にしっかりと調べておきました。土曜日ですが朝早いこともありそこまで人は乗っていない感じです。
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15分ほどで時間通りに到着。バス停の目の前がすぐ「唐招提寺」です。
バスの方がギリギリ近くまで来られるので天候が良くないときには便利かなって思いました。 -
8時半の開門を待ち拝観料1,000円をお支払いして境内へ。
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まさかの1番乗りです!
「唐招提寺」は鑑真が建立し晩年を過ごした寺院です。
鑑真と言えば日本に正しい仏教を伝えるために唐からやってきたお坊さんですよね。6度目の渡航でなんとか日本にたどり着いた時には失明していたという話は有名ですね。鑑真は来日して5年間は戒壇院での授戒を制度化するために東大寺にいらっしゃったそうですが、それが終わったのちこちらに住まわれ教育の場とされたんだそうです。
はじめは小さなお寺だったそうですが鑑真を慕う多くの人々や弟子によって数々のお堂が建てられ今に至るということです。 -
世界遺産の石碑。
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境内図。スタンダードな伽藍から離れたところに御廟があります。
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早起きは三文の徳!
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見てください。このきれいに均された砂利。朝の静寂さと相まって気持ちがいいです。
国宝の「金堂」は8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物。
安置されている廬舎那仏坐像、薬師如来立像、千手観音菩薩立像等はすべて国宝です。お堂の外から拝見することしかできませんでしたが、素晴らしいで立ちに息をのみました。
特に953本の手を放射状に伸ばした千手観音様には圧倒されました。 -
金堂の奥にある「講堂」も奈良時代の建物で国宝に指定されています。
ご本尊はお顔立ちがはっきりとした凛々しい弥勒如来坐像。 -
さらに奥に進むと「開山堂」があります。
こちらでは鑑真大和上御身代わり像が拝見できます。国宝の和上像ではありませんが、鑑真像ってどれを見ても本当に優しく安らかなお顔をされているんですよね。 -
「御影堂」は平成の大修理中で2022年まで拝観ができないそうです。
今回の旅で、拝観料って思った以上にお金がかかるな~と思っていたのですが、こうして大切な日本の歴史や文化、芸術が公正に美しく残されていくことを考えると安いくらいだなって感じました。
現に今回も、再建や修復を終えて戻ってきたばかりのものを見せていただけたり、修理中だから見られなかったけれど代わりに普段見られないような建物、仏像を見せていただけたり。
世界遺産はあるから良いのではなく、しっかりと維持してたくさんの人に見ていもらうことの大切さが、そのために必要な努力がよくわかった旅でした。 -
朝一番なので境内を清掃している方がたくさんいらっしゃいました。皆さんさわやかなご挨拶をしてくださり、些細なことですが心が洗われるような気持になります。
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そんな方々によってきれいに整備、清掃された御廟への道。
先ほどまでの伽藍の雰囲気とはまた違った静けさに包まれています。 -
苔がきれいに敷き詰められていますね。
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奥が「開山御廟」と言って鑑真和上の墓所です。高僧といえどこのような墓所が作られるのは珍しかったそうです。
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御廟から振り返るとこんな景色が広がっていました。
今回の旅で鑑真和上がもたらしたものの大きさをよくよく感じました。もし日本にたどり着いていらっしゃらなかったら、今の日本は少し違っていたかもしれません。自国のことではないのに、仏教を正しく伝えたいという情熱で多くの困難を乗り越えられた功績に自然と頭が下がりました。 -
「戒壇」とは僧となるための授戒が行われる場所です。
唐招提寺の戒壇は建物を焼失しており、昭和時代に宝塔が建てられ今の形となっています。 -
「正しい仏教」のためには大切な場所であったんですね。
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最後に金堂の仏様たちをもう一度拝ませていただいて拝観を終了とします。
時間にして1時間ちょっとでしょうか。しっかりと見させていただきました。 -
それから昨日で全ページが埋まったお寺用の御朱印帳、こちらで新調させていただきました。3種類ほどあったのですが、千手観音様の姿に魅了されてしまったので光背柄を選びました。普通に見た目がかっこいいです!
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もちろん御朱印も。金堂のご本尊「廬舎那佛」と書かれています。
さて、次は薬師寺に向かいます。徒歩で10分ほど。唐招提寺を出て右手に進むと案内板があるのでその通りに歩けば迷うことはないと思います。 -
「薬師寺」に到着しました。
といっても、正面の南門から入るのにはさらに歩かなくてはいけないので、横にある冠木門から失礼することとなりました。 -
境内が広いので近いところから回らせていただこうと思います。
ということで、まず「玄奘三蔵伽藍」にお邪魔します。 -
こちらが「玄奘三蔵伽藍」の礼門です。
伽藍は平成3年という比較的最近の完成ですが、玄奘三蔵の遺徳を後世に伝える大切な場所となっており、伽藍中央の玄奘塔には玄奘三蔵の遺骨も収められています。
こちらで白鳳伽藍共通の拝観券を購入できました。少しじっくりと見たかったので西塔や食堂も見られる1,600円の拝観券を奮発! -
こちらが「玄奘塔」です。中には玄奘三蔵像が安置されています。
順路に沿って進むと唐の裏手に「大唐西域壁画殿」があります。
こちらには文化勲章受章者である平山郁夫氏が玄奘三蔵の旅した地を実際に訪れて描かれた絵画が展示されていました。これがなかなかに訴えかけてくるものがありまして、鑑真の功績もすごいんですけれど、この玄奘三蔵という方もとてつもない大きな覚悟と勇気をもって旅に出られたんだなと思うと、目頭が熱くなるものがありました。
ちょうどいらっしゃったスタッフの方に絵の解説なんかをしていただき、とても充実した時間を過ごすことができました。 -
玄奘三蔵伽藍でいただいた御朱印には「不東」と書かれていました。経典を手に入れるまでは東(中国)へは帰らないという決意を表す言葉です。
胸が熱くなるのは決して歳のせいではない!(笑) -
それでは白鳳伽藍も拝見しましょう。南大門とは真逆の與樂門から失礼します。
「薬師寺」は天武天皇9年(680)、天武天皇の発願により藤原京の地に造営が開始され、平城京遷都後西ノ京に移されたということです。 -
食堂の真裏です。南大門からではないので、表に回って→裏から出て→表に回ってを繰り返しながら徐々に南下しなくてはいけないのが、仕方がないとはいえ自分へ苦笑いでした(苦笑)
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足元が赤くなっているのは、
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発掘調査された十字楼という建物の跡だそうです。
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ぐるっと食堂をまわり中に入ります。
建物外観は奈良時代の意匠を凝らした作りとなっていますが、内部には現代技術を活用することで広い空間を確保し大きな展示施設のようになっていました。
中央にはご本尊の阿弥陀三尊浄土図が飾られ、その裏には金色に輝く仏様のプレート?みたいなものが天高く敷き詰められています。これも圧巻です。
それを取り囲むように壁画が置かれ、日本で仏教が広まっていく様子が時代の流れや春夏秋冬を感じながら見ることができます。ここで前日に明日香村に行っていたことが効いてくるわけです。都が移っていく寂しさを表したような壁画もあり、とても見ごたえがありました。 -
食堂でも御朱印がいただけました。「無量光」と書かれていますね。
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続いて「大講堂」へ。南門からとは完全に逆順になっていますね(苦笑)
とても大きい建物です。奈良のお寺では修学道場である講堂が建てられることが多いようですが、こちらはその大きさからまさに「大講堂」と呼ばれているそうです。平成15年の再建ではありますがほぼ当時の大きさだということです。
堂内には弥勒三尊像が安置されています。弥勒如来を挟むようにして置かれた阿僧伽(あさんが)菩薩像と伐蘇畔度(ばすばんどぅ)菩薩像は漢訳では無著菩薩・世親菩薩と言います。 -
あ、たしか興福寺の北円堂にもいらっしゃいましたね!調べてみるとなんと無著さんは弥勒菩薩から大乗仏教を学び、人々にも解説していたんだそうです。世親はその弟で経典などの註釈に尽力されたということで、お二人とも弥勒菩薩とご縁のある方々だったんですね。興福寺でも弥勒如来坐像の両隣に置かれていました!
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大講堂ではいくつか御朱印がありましたが、ご本尊の「薬師如来」と、
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先ほどの大講堂にいらした「弥勒佛」をいただきました。
どちらも大講堂でいただけました。 -
続いて「東院堂」です。弘安8年(1285)に再建されたお堂は国宝です。
堂内には美しいいで立ちの聖観世音菩薩像や、力強さの中にふわっとした空気を感じる四天王立像など思わず目を奪われてしまうような素敵な仏像の数々が安置されていました。 -
遠巻きから撮ったのですが、中に小さく聖観世音菩薩像が見えますね。
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党員堂の御朱印「聖観世音」です。
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国宝の「東塔」は薬師寺創建当初から唯一現存している建物です。もうすぐで全面解体修理が完了するそうです。屋根のバランスの美しさから、 「凍れる音楽」と言われていますが、わたしはこの例え方のセンスがツボすぎて悶えます。ステキ!
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「西塔」の内陣には、お釈迦様の生涯を表した塑像が置かれていましたが、登場する人々の表情から放たれるエネルギーがすごくて圧倒されました。
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最後に「金堂」です。
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ご本尊は漆黒の薬師如来像、その横に日光・月光菩薩が置かれすべて国宝に指定されています。薬師如来像の台座には、中国のみならずギリシャ、ペルシャの文化も垣間見える意向を凝らしたものでした。
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こちらは「中門」で、両側に回廊が伸びています。
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両脇には、これは、金剛力士像?
ではなく二天王像というらしいです。 -
四天王像と同じように餓鬼が踏まれています。なんだか愛嬌のある顔(笑)
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平成3年に復元されたものなので色彩も鮮やかです。
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こちらにも餓鬼が。四天王像見るときも、どうしても注目しちゃうんですよね。
そんなこんなで1時間半ほど薬師寺を楽しみました。見どころが多くてよかったです! -
薬師寺付近の紅葉。
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バスに乗るため駐車場に来たのですがたくさんある自販機の8割ほどが停止中になっていました。
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駐車場の中にバス停があります。本数は少ないですがここから法隆寺に1本で行けるので便利です。
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車窓から撮ったんですがバスの速度にブレてしまいました。満開のコスモスがとてもきれいでした!
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35分ほど乗車し法隆寺前のバス停に到着しました。
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ここから賛同を歩き法隆寺を目指そうと思いますが、
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その前にお昼ご飯をこちらでいただきます。
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「奈良ランチ」を注文しました。柿の葉寿司5個と三輪そうめんやデザートもついたボリュームも申し分ないランチセットです。
せっかくなのでお土産用の柿の葉寿司も注文し、法隆寺拝観後に取りに来ることにしました。
飲食も物販もどちらでも地域共通クーポンが使えたので4,000円分消化できました。残り2,000円! -
「法隆寺」に到着。
こちらでなかなか大変だったのが、写真撮影OKなものとNGなものの線引きがもやっとしていたことです。各建物の説明書きに撮影禁止のマークがついているかついていないかで判断しているんですが、これが小さくてとても見づらい。
できるだけ発見したときには撮らないようにしましたが、そこまで気にしている人はほとんどいなさそうでした。とりあえず南大門や夢殿、あと何気ない建造物でもよく見ると看板に撮影禁止があったのでそ写真はありません。 -
「中門」です。左の石碑に「日本最初の世界遺産」と書いてあります。
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飛鳥時代の建物はもちろん国宝です。
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この辺は特に撮影禁止が書かれていなかったので写真に残しておきました。
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寺門に安置された仁王像で日本最古のものはこの法隆寺のものなんだそうですが、いかんせんその後の補修がすごかったらしく。塑像だったはずの吽形像の体部はほとんど木造になっているそうです。
拝観料1,500円をお支払いして中へ入ります。 -
日本最古の「五重塔」。こういう素晴らしい建造物が現在まで残されていることにありがたみを感じます。
内部には薬師寺で見たようなお釈迦様の生涯を表現した塑像が納められています。薬師寺のものは新しかったのですが、こちらは和同4年(711)のものだそうです。 -
近づいてみるとその繊細な造りに驚きます。
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続いて「大講堂」です。内陣には薬師三尊像が置かれています。
それにしてもこの時代はいったいどれだけの仏像が作られているんでしょうね。仏教のその後の歴史を考えるとすべてがこのような状態で残れるわけがないですから、この時代に本当に作られた数を考えるのは途方もないことでしょうか。またそれを作った人々がたくさんいたことを考えると、大国からもたらされた仏教がいかにこの時代のスタンダードだったかがわかりますね。 -
それにしても土曜日というのに人がまばらです。やはりコロナ前は外国人が多かったのでしょうか。
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続いて「金堂」(左)を拝観します。
2階建てに見えますが上層に部屋はありません。
内陣の釈迦三尊像は鞍作止利作です。そう!飛鳥寺でお目にかかれる日本最古の仏像・飛鳥大仏を作ったあの!!
こうしてバラバラな遺産・文化財がつながっていくのも歴史の面白いところだと思います。 -
回廊内を見終えました。
こちらは先ほどの中門の裏です。 -
のぞいたら金剛力士像の足の血管が!(笑)
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回廊内は意外とギュッと詰まっている印象でした。
子供のころに来たときはもっと果てしなく大きく感じたのは、私が成長した証でしょうかね(笑) -
回廊を抜け「聖霊院」へ来ました。
聖徳太子信仰の高揚にともなって、聖徳太子の尊像を安置するために作られたそうです。 -
御朱印をいただけることもあり、こちらは若干ではありますが人が多く感じました。
御朱印に書かれた文字は「以和為貴」。みんな仲良く調和していくことが1番大事だよ…という聖徳太子の「十七条憲法」の第一条ですね。こんな時代だからこそ大切にしたい言葉だなと思いました。
テクノロジーや合理性には乏しかった古代も、こういう精神面においてははるかに現代よりも大成していたのではないかな。 -
いろいろはしょっていますが、写真が撮れなかったためということで。
写真には国宝の「東大門」が写っていますが、こちらに来るまでに「大宝蔵院」を見学しました。どれも名宝と呼ぶにふさわしいものばかりですが、展示物を納めるガラスケースの反射が気になりました。玉虫厨子なんて小学生の頃はガラスケースに納められてはなかったと思うんですよね。それで色褪せた絵図や柄などをまじまじと見た記憶があるのですが…ガラスの反射で何も見えん!(苦笑)
百済観音像に関しては素敵なお堂にたたずむ姿が美しく思わずうっとりしてしまいました! -
東院伽藍へ向かっています。
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小道の左右にたくさんのお寺関係の建物が立ち並んでいるのですが、屋根の上がみんな違って楽しいです。
こちらは桃? -
菊?
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獅子?
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そんな感じでまっすぐな小道を進むと「夢殿」のある東院伽藍にたどり着きました。
聖徳太子の斑鳩の宮の跡に太子供養の伽藍を建立したことでこちらは聖地となっているそうです。夢殿内陣にはに聖徳太子の等身像とされる救世観音像が安置されていました。 -
「鐘楼」(右)です。
この先を抜けると有名な菩薩半跏像を本尊とする中宮寺に行くことができます。
しかし今の期間菩薩半跏像は地方の美術館に行ってらっしゃるということで、事前に調べて存じ上げてはいたんですが、せっかくここまで来たので拝観させていただくことにしました。
入り口で拝観料300円(ご本尊がいないので割引中みたいです)をお支払いし御朱印をお願いしました。 -
ご本尊はご不在ですが通常非公開のお位牌堂にて、大正と平成時代に製作された2つの御身代わり御本尊を見ることができました。
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工事中ですが中宮寺本堂も外観だけ見てから帰ります。お堂の周りの水は抜かれていますが、このあとすぐお堂にも改修工事のためシートがかかってしまうので、タイミングが良いと言ったら良かったのかもしれません。
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こんな感じですのでそこまで時間もかからず見て回ることができました。
帰り際に「如意輪観音」と書かれた御朱印をいただきました。
ご本尊がご不在なことを知らないお客さんが多く、そういう方はほぼ受付で引き返されていきました。わたしは結構入念に調べてから旅行するタイプなので、国内旅行に関してはなかなかこういうことにならないのですが、見たくていらした方はさぞかし残念だったでしょう… -
というわけで法隆寺および中宮寺はこれにて終了です。
結構しっかり見たのですが人が少ないせいかとてもスムーズで2か所で1時間半くらいでした。 -
法隆寺からJRの駅までは結構距離があるのでバスを使うのが良いのかもしれませんが、道が単純なので柿の葉寿司を回収しながら15分ほど歩くことにしました。
途中雨が降ってきて、ここで朝買ったビニ傘を初めて差しました(苦笑) -
法隆寺駅に到着しました。正直、法隆寺の最寄り駅どいう雰囲気があまりしない(苦笑)
10分くらいで奈良駅に到着したので荷物の回収前にお土産選びです。地域共通クーポンも2,000円くらい残っています。 -
「柿の専門いしい」というセンス良さげなお店を発見!もなか、ようかんからドライフルーツやジャムなど、柿を使ったいろいろな飲食物がセンスが光る包装で気の利いたお土産に!これはいい!と思い、この旅をするにあたってガイドブックなどを惜しみなく貸してくれた職場の方に詰め合わせを購入しました。
地域共通クーポン1,000円分消化。 -
さて、ホテルで荷物を詰め替えさせてもらい、いよいよ奈良ともお別れです。
行きは近鉄でしたが帰りはJRを使っていこうと思います。
いや~奈良、よかったな。うまく言葉にはまとまらないのですが、目に映る以上のものが頭の中、胸の中を駆け巡った旅でした。大国の脅威から日本を守るために尽力した人々、それを仏教という形で支えた人々、教えを伝えた人、仏像を作った人、国家を作った人、移り行く時代に漂う哀愁…そして現代までその歴史を守り抜いてきた人々、すべてがそろわなければ今の日本はなかったのかな~
胸が熱い!!!! -
と思いを巡らせているうちに京都に着きましたので、残りの地域共通クーポンで駅弁でも買って帰りますか!
奈良グルメは堪能したから、帰りは京都っぽい駅弁でもいいかな~ -
まさかのひっぱりだこ!!!!
はい、これ、大好きなんです。負けた!ひっぱりだこの誘惑に!
ということで旅の締めくくりがまさかの明石!でしたけど、好きなものは好きなのでわたしらしい旅の締めくくりになったのではないかなと思います。 -
お土産紹介!じゃ~ん!
左上から、「柿の専門いしい」で購入した柿のドライフルーツ(未実食)、平宗の柿の葉寿司2つ、明日香村でランチしたところで買ったフリーズドライ味噌汁。
フリーズドライ味噌汁ですが、結構具がしっかり入っていてビックリ!フリーズドライの技術すごいですね。あとパッケージがかわいくて、値札シールをうまく剥がせばちょっと変わったお土産にもいいかな! -
平宗の柿の葉寿司は翌日いただきました。旬のサンマが珍しいけど特においしかったかも。
ということで、コロナ禍ではありましたが今年のひとり旅も無事に行ってこられました。
GoToの恩恵に関しては、ざっくりですが
旅費40,000円ちょっと
割引15,000円くらい
クーポン7,000千円分という感じですね。
GoToイートに関しては5,000円分を4,000円で購入。
拝観料などは結構かかりましたからプラス35,000円くらいでした。
なので70,000円くらいか…まあGoToに乗じて見事に豪遊してしまいましたね。でも背中を押してもらわなかったら行けなかったので、よい機会になりました。感謝感謝です。
冬場はしばらく旅行は控え、またコロナが落ち着くころに向けて気持ちとお金を蓄えていきたいと思いました!それではまた。
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旅行記グループ 2020年奈良ひとり旅
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