2020/10/28 - 2020/10/29
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この旅行記のスケジュール
2020/10/28
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この旅行記スケジュールを元に
Go To キャンペーンよりも前に申し込んでいた、熊野古道を巡る旅。海外に行けないので、日本国内のパワースポットを重点的に訪問しようと思っています。
4日目は発心門王子から熊野本宮大社までの、熊野古道約7Kmの散策。
・宿泊は川湯温泉 山水館みどりや
・朝霧の中、発心門王子へ
・熊野古道を歩く 水呑王子、木のベッド、伏拝王子、三軒茶屋、よりみち展望台、祓殿王子
・熊野本宮大社
・世界遺産センター前で昼食(熊野古道弁当)
・大斎原
・白浜とれとれ市場で夕食、帰京
表紙写真は、熊野古道よりみち展望台から見た大斎原。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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新宮・高野坂から、熊野川をさかのぼり、川湯温泉に向かいます。
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川湯温泉 山水館みどりや。名前の通り、川原からお湯が湧いて、露天風呂になっています。
早速お風呂に入って、夕食です。食事はおいしいが、川原の混浴は落ち着かない。部屋は山小屋風。 by ROSARYさん川湯温泉 山水館 川湯みどりや 宿・ホテル
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前菜やお造りは用意されていました。
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追加のお食事はビュッフェです。
ここでもエビがおいしかった。鮎もいけました。 -
熊野牛の牛鍋も。
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熊野古道麦酒と一緒に。
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日本酒「那智の滝」も追加。
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翌朝。朝食会場からみた川の風景。
湯気が上がっていますね。右手に露天風呂があるのです。
このお風呂には、熊野古道を歩いたあと、もう一度入りました。 -
イチオシ
バスに乗って、熊野古道歩きの出発点へ。
途中、朝霧の中の大斎原、大鳥居が見えました。 -
遠くの山も朝霧に包まれています。
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発心門の駐車場。熊野古道歩きに出発です。
ここでトイレを済ませて、一旦、発心門王子まで戻ります。 -
世界遺産「熊野参詣道中辺路」の石碑。
その奥が発心門王子のお社。 -
中辺路の発心門王子までの道から鳥居越しに見たお社。
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私達も道中の無事をお祈りして、古道歩きに出発です。
発心門王子 名所・史跡
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世界遺産の石碑。
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さきほどの発心門休憩所に向かう曲がり角。
熊野古道はこうした道標が整備されているので、迷う心配もほとんどありません。 -
すすきの原になっています。
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休憩所のところにあった道標。
500mごとに立っています。
発心門休憩所のところが62番。本宮大社裏の祓殿王子のところが75番。その間、6.5Kmですね。
万一のときは、この番号で緊急連絡をすることで、場所が特定しやすくなるそうです。 -
このあたりの説明板。
発心門王子のスタンプの場所も記してあります。 -
スタンプは、姉妹巡礼路であるサンチャゴ・デ・コンポステーラと共通になっていて、熊野三山のほか、王子社跡などで押すことができます。
発心門王子から熊野本宮大社までの7Kmを徒歩で歩き、さらに熊野速玉大社と熊野那智大社に参詣すると、熊野古道の巡礼者として認められるのです。 -
休憩所の近くに、ニホンミツバチの養蜂所がありました。
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ひもでつながれた猫ちゃんも。
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杉木立の中を歩き始めましょう。最初は舗装道路です。
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古道沿いには、お地蔵様や石碑などがたっています。
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発心門の集落。
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蓮田がひろがっていました。
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分かれ道のところにある、特徴的な家。
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手作り?の八咫烏が、熊野古道の方向を教えてくれました。
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枝打ちされて、下まで日が届くように整備された林。
昨日歩いた高野坂とは異なり、人工林が続きます。 -
このあたり、かつてはお医者様に行くのも一苦労だったので、病や痛みを抑えてくれるお地蔵さんが何体かいらっしゃいました。
これは歯痛のお地蔵様。 -
この先の分かれ道のところが、水呑王子跡。(地図の位置はすこしずれています)
65番の道標もあります。発心門駐車場から1.5Kmですね。
説明板の横にスタンプも設置されていました。水呑王子跡 名所・史跡
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水呑王子の石碑と、ニ体のお地蔵様。
こちらは、腰痛のお地蔵さん。 -
ここは、かつて分校だったところ。その後、一時リゾート開発されたそうですが、今は無人です。
校舎の跡から庭を眺めてしばし休憩です。 -
ようやく古道らしくなってきました。
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「蘇生の森熊野古道」と刻まれた碑。
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手が入った林。
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苔むした切り株。
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なんと、ここは森のベッド。
丸太の上に横になって、森のエネルギーをいただきます。 -
寝転んでみます。
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イチオシ
見上げると、木々の梢が。
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少し行くと、道休の石仏。このあたりで亡くなった僧侶を悼んだ仏様とのこと。
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開けた場所に出てきました。伏拝の集落。
こちらにお住まいのアーチストが作ったオブジェ。 -
お茶の花が咲いていました。
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茶畑に里芋。
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梅干しの無人販売所もありました。
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イチオシ
柿の木のある、山間の村の風景。
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その先には村の共同井戸。
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奈良県の県境となっている果無山脈と百前森山。富士山に似ているので「三里富士」と呼ばれているそうです。
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ここは道に迷いやすい場所。道なりではなく、左手の細い道に入ります。
発心門王子から3.5km。 -
イチオシ
少し行くと、伏拝王子の跡。ちょっと石段を登ります。
ここから、はじめて熊野本宮大社を目にすることができ、参拝者が伏して拝んだところから名付けられました。もちろん見えたのは今の社殿ではなく、かつての熊野川の中洲にあった旧社殿(今の大斎原)です。
写真中央やや右の、山と山の境目のあたりです。伏拝王子跡 名所・史跡
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伏拝王子の石段の上から、休憩所を見たところ。
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休憩所では、あぶり鮎も売っていました。おいしそうだったなあ。
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緩やかな下り。
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ミヤマママコナが咲いています。
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しばらく行くと車道を渡る橋。
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橋の先が、三軒茶屋跡です。
三軒茶屋跡 グルメ・レストラン
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ここはかつて九鬼ヶ口関所が置かれていた場所。
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「右かうや十九り半 左きみい寺三十一り半」と刻まれた石碑。
高野山への小辺路との分かれ道だったようです。 -
現代の標識も。熊野本宮大社まであと2.1Km。小辺路は高野まで78Kmと書いてあるのかな。
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イチオシ
光が差し込む林間の道を楽しみます。
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ところどころ、石畳も残っています。
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もうゴールは近いのですが、5Kmを過ぎて、足取りが重くなってきました。
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それでも「ちょっとより道」の展望台に向かいます。
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木の間から熊野川が見えました。
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展望台の標識。
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イチオシ
おお! これぞ現代の伏拝。熊野川をバックに、大斎原の鳥居がよく見えます。
その先の幾重にも重なる山々のグラデーションも素敵! -
展望台から降りて、熊野古道に戻りました。
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三体の仏像。真ん中の仏様の頭の部分がかしいでいるのが、風情がある。
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シダ類もたくさん。これはお正月飾りに使う、ウラジロですね。
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江戸時代の石畳が残っています。
木漏れ日があたってきれいだけど、足元が危うい。 -
新しい石畳に変わりました。
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祓殿石塚遺跡。
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中辺路全体の案内図。
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この石段を降りて、車道に合流しました。
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祓殿王子跡の表示。本宮大社参詣前に、汚れを祓ったとされる場所です。
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そしてここに、最後の75番道標。
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祓殿王子跡。
祓所王子跡 名所・史跡
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アップで。なにかよい「気」が流れているような感じがしました。
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本宮大社の裏の鳥居の脇に、垣にあいた入り口。
これが本来の熊野古道。
本宮大社は明治22年まで、今の大斎原にあったわけですからね。 -
境内に入って振り向いてみました。右が現在の鳥居。左が熊野古道です。
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イチオシ
八咫烏ポスト。
唯一の黒いポストなのだとか。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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八咫烏もマスクをつけていました。
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ポストの上には、御神木のたらようの木。
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神門が見えてきました。
甦り・出発の地と書いてあります。 -
お参りの仕方と順番。
まず正面の、第三殿(本宮)・家津御子大神(スサノオノミコト、本地仏は阿弥陀如来・来世を司る)にお参りします。
続いて、左隣の第二殿・速玉大神(イザナギノミコト、本地仏は薬師如来・過去を司る)に。
さらに左の第一殿・夫須美大神(イザナミノミコト、本地仏は千手観音・現世を司る)にお参り。
次は、第三殿の右隣の第四殿(若宮)・天照大神(本地仏は十一面観音)。
最後に右端の満山社・結ひの神(八百萬の神)にお参りします。 -
イチオシ
神門を見上げて。
真ん中に今年の干支の額、左右のしめ縄は八咫烏をかたどっているようですね。
その上にもねずみがいます。 -
神域での写真撮影は控えるように、とのこと。
神門から一枚。正面が第三殿の本宮です。
お参りします。お参りの作法は各殿共に、二礼二拍手一礼です。熊野本宮大社 寺・神社・教会
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本宮大社の説明板。
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八咫烏の説明板もありました。
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本宮大社の牛王護符。
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札所の横でスタンプを押します。
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一昨日、昨日のスタンプも。
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熊野古道の巡礼は達成ということになりました。
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社務所には今年の漢字「咲」がかかげられていました。
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拝殿の左右には、昨年と一昨年の漢字が掲げられていました。
「叶」(一昨年)、「刻」(昨年)。 -
熊野川の中洲にあった、旧本宮の絵図。
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参道の石段を下から。158段あります。
「熊野大権現」の奉納幟が立ち並びます。 -
裏から入ったので、表から出ることになります。
マスクをつけた狛犬。 -
鳥居。
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大斎原への道。
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その前に昼食です。
世界遺産センターのベンチをお借りすることに。
姉妹巡礼路の、サンチャゴ・デ・コンポステーラの、帆立貝のマーク。
サンチャゴまで10755Km! -
昼食は熊野古道弁当。
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イチオシ
昼食後、熊野川の土手から大斎原を眺めました。
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大鳥居。
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世界遺産センターに展示してあった、過去と現在の対比写真。
世界遺産熊野本宮館 美術館・博物館
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熊野三山の御祭神の写真も。
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イチオシ
大斎原へ歩きます。
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田んぼと鳥居。
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鳥居をアップで。
中央には八咫烏が燦然と輝いています。旧社地 (大斎原) 名所・史跡
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世界遺産の碑。
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参道。
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今の大斎原は、桜の名所にもなっているそうです。
色づいた桜の葉っぱ。 -
二基の石祠。左側に中四社下四社、右側に境内摂末社をお祀りしているそうです。
明治22年の十津川の山津波で、流出を免れた上四社は高台(今の本宮大社の場所)に遷座させ、流出した中四社・下四社と境内摂末社がこの石祠に祀られているのです。 -
大斎原の説明板。
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石祠の対面には、南無阿弥陀仏と刻まれた石碑。
時宗のの開祖・一遍上人にちなむ碑。一遍上人は熊野権現の神託を受けて他力の奥旨を悟り、時宗を開いたと言われています。 -
音無川を渡ります。今は橋がかけられていますが、かつては足下を濡らして渡ったそうです。
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音無川の対岸からみた大鳥居。
3日かけて歩いた熊野古道ともお別れです。 -
このあと、川湯温泉で汗を流し、白浜のとれとれ市場でお土産を買い、さらに地域限定クーポンを使い果たすために、特上海鮮丼を頂きました。
おいしかった!
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2020熊野古道を歩く
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