![第2セットは、9月16日からの3泊4日。北海道で大変人気のある温泉宿、3つの「ふる川」を巡ります。宿泊順は「ぬくもりの宿 ふる川」(定山渓温泉)、「運河の宿 小樽ふる川」(小樽)、「心のリゾート海の別邸ふる川」(白老)です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/11/65/24/650x_11652449.jpg?updated_at=1602551607)
2020/09/18 - 2020/09/19
77位(同エリア262件中)
つよしさん
この旅行記のスケジュール
2020/09/18
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第2セットは、9月16日からの3泊4日。北海道で大変人気のある温泉宿、3つの「ふる川」を巡ります。宿泊順は「ぬくもりの宿 ふる川」(定山渓温泉)、「運河の宿 小樽ふる川」(小樽)、「心のリゾート海の別邸ふる川」(白老)です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JALグループ
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▽9月18日(金) 3日目
おはようございます。目覚めのひと風呂へ向かいます。運河の宿 おたる ふる川 宿・ホテル
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どなたも居ないようなので、内風呂をパシャリ。
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露天風呂。
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雨が降っていたので、露天は短めに切り上げました。
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ポカポカに温まり、ラウンジへ向かいます。
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レトロな雰囲気のラウンジ。
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「思い出Note」
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とあるページのメッセージ。
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突然ですが、クマー!
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壁に展示してあるヒグマの写真を見ていたら、知床で野生の熊を見たくなりました。
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部屋に戻って、前夜飲みきれなかったワインを空けました。
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7時から朝食。
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コーヒーを飲んで、ごちそうさま。
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食事を終えたらチェックアウト。歩いて小樽駅へ。
JR小樽駅 駅
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「むかい鐘」。明治から昭和にかけて、列車到着の合図に使っていたとか。
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にせこライナーで札幌へ向かいます。偶然ながら、見たかった4番線ホーム発車!
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4番線で見たかったのは、この景色。
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前日の運河クルーズで案内があったので、来てみたのでした。
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小樽駅4番ホームは「裕次郎ホーム」と称されるとか。
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列車に乗り込みます。
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札幌へ到着。
札幌駅 駅
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函館行の特急北斗に乗り換えます。
北斗 (特急北斗) 乗り物
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白老駅に到着。
白老駅 駅
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重い荷物をコインロッカーに預けます。
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10分余り歩いて、アイヌ文化施設「ウポポイ」へ。
ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館
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10時の予約を取っていたので、博物館へ向かいます。10時の予約は10時59分までに入場すればOKです。入場してしまえば、博物館内の滞在時間は自由です。
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まずは、入り口近くで上演されているアニメを観覧します。
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アイヌとカムイの関係について、とても分かりやすく説明されています。
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このアニメは大人にも子供にもお勧めなので、博物館に入ったらぜひご覧ください。
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続いては、運営サイドいち押し展示物のひとつ、熊の霊送り儀礼「イヨマンテ」で使われた高さ6mの熊つなぎ杭。
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この展示物を理解するには、まずは「ラマッ」(霊魂)を知る必要があります。
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そして「イヨマンテ」の説明を読めば、展示されている剥製が子熊である理由が分かると思います。
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杭の先端にあるのはイナウ(アイヌの祭具)で、カムイと人間の間を取り持つ供物です。イナウの種類や本数は、イナウを捧げるカムイによって違いがあります。
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もうひとつの運営サイドいち押し展示物。厚岸湖から出土した17~8世紀ごろの板綴(いたとじ)船。1987年の遺跡分布調査で偶然発見されたとか。
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特別展示室にある木彫家、貝澤徹さんの作品「アペフチカムイ~火の神様~」。アイヌにとって、とても大切な火の神様が、老婆の顔になって人間社会をのぞいています。貝澤徹さんの作品は、ロンドンの大英博物館にも展示されています。
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作品の裏側。アイヌ独特の文様がいたる所に彫られています。
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博物館をたっぷり見学した後は、少し早めのお昼にします。フードコートは入場門の外にあるため、再入場券をもらいます。
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お店は、ヒンナヒンナキッチン炎。こちらは、セルフサービスです。
ヒンナヒンナキッチン 炎 グルメ・レストラン
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鹿肉そばにしましたが、味は駅の立ち食いそばの店と比較しても最低レベルでした(T_T)
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昼食の後は、ドーム型シアター「カムイアイズ」へ。
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キタキツネとオオワシに宿ったカムイ(神)の目から見る映像が展開されます。
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映像、音楽とも迫力満点でした。
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続いては、博物館1階のシアターで「世界が注目したアイヌの技」を観覧。ここは、時間に余裕があった時や、時間調整のために見る程度のコンテンツだと思います。
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一旦博物館を出て、13時30分からの伝統芸能上演の整理券をゲット。
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再び博物館に戻り、土産物を見て回ります。こちらは、トンコリ。
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トンコリの説明は、こちらの写真にて。トンコリを演奏するとコロナも退散するでしょうか?!
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ただし、お土産として庶民には買えない値段の57,200円。
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そして、伝統芸能上演「シノッ~アイヌの歌・踊り・語り~」へ。
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北海道の小中学校は修学旅行シーズン―。コロナで道外へ出ない旅程のため、今年出来たウポポイは大人気です(8月の夏休みシーズンの方が断然空いていました)。
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そして、舞台挨拶(上演中は撮影禁止です)。
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舞台は、祭壇でカムイに対する報告や感謝、願いを伝えるシーンから始まります。~写真は公式サイトより~
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続いては、ムックリ(口琴)の演奏。~写真は公式サイトより~
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そして、ク リムセ(弓の踊り)。~写真は公式サイトより~
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最後は、イヨマンテ リムセ(熊の霊送りの踊り)。~写真は公式サイトより~
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舞台に続いては、アイヌの語り。女性誌「non-no」はアイヌ語の「ノンノ」(花)から命名されたとか。
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ウポポイを後にします。駐車場には、沢山の大型バス。多分、修学旅行のバスがほとんどでしょう。
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10分余り歩いて白老駅に到着。
白老駅 駅
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特急北斗で1駅の登別へ移動。
北斗 (特急北斗) 乗り物
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登別に到着。
登別駅 駅
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駅からは送迎車でこの日の宿へ。
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10分弱で「海の別邸 ふる川」へ到着。
心のリゾート 海の別邸ふる川 宿・ホテル
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抹茶と温泉饅頭をいただきながら、チェックイン。
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すぐに部屋に案内されました。
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部屋は和室のツインベッド。
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「海の別邸 ふる川」は、全室シービューです。
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そして、この宿にはテレビはありません。私はお気に入りのCDを持ち込んでます。ただし、赤いケースのCD「AVANTI!」は装置と相性が悪く、白いケースのCDばかり聴いていました。ちなみに、Avantiはイタリア語で"前へ"ですが、"Avanti!"はムッソリーニが編集長を務めていたイタリア社会党の機関紙名です。このCDは反戦曲を集めたイタリア人ピアニスト、ジョバンニ・ミラバッシのアルバムでした。
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荷物を片付けた後は、宿の近くにあるアヨロ川へ。鮭の遡上を見たかったのですが、海が荒れているせいか、鮭を見ることはできませんでした。
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宿に戻って、お風呂にします。
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波音を聴きながら入る露天風呂は最高です。温度も私好みのややぬるめ。寝湯で横になると、いつまでも入ってられます。~写真は公式サイトより~
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お風呂上りは、ラウンジでグミの実ジュース。
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落ち着いたら、ウッドデッキのテラスを散歩。
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燻製小屋。自家製の燻製が夕食で提供されることもあります。
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部屋に戻って、夕食までまったりします。
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お腹が空いてきたので、ラウンジに何かないかと来てみると。ホッケのつみれ汁がありました。
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具はホッケのつみれと厚揚げだけですが、とても美味しかった!!
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時間になったので、夕食会場へ。
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前回は別室にある1日3組限定のカウンター席でしたが、今回は一般室の窓側席。夕暮れの素敵な景色が広がります(欲を言えば、照明など室内の物がガラスに写り込まないよう、反射防止フィルムを貼ってほしい)。
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この日の献立。テーブルには紙の敷物が敷かれていますが、これは連泊者用です(小樽のふる川でちょっとしたミスがあり、こちらに連絡が入ったため、連泊者扱いになったようです)。
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食前酒はキウイ味だった記憶(時間が経過して曖昧です)。
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先付(白老産いくらと白老牛ローストビーフ)。
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飲み物は、仁木ヒルズの赤「YUHZOME」。北海道へ来ると、仁木ヒルズのワインが飲みたくなります。
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お造り。ウニは時期的に生ではなく塩の味がしましたが、それでも美味しかったです。
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献立にはない料理長からの一品。白老で揚がった活スルメイカです。足はまだ動いていていました。この後、料理長から挨拶もありました。
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焼き物(米茄子と鶏の利休焼き)。
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酢の物(ジュンサイと蒸しアワビ)。
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煮物(キンキの煮付け)。
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台の物(白老牛リブロースの陶板焼き)。
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さっそく焼き上げます。
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ウニご飯と止め椀。
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デザート(栗プリンのソフトクリーム乗せ)。今回も、お腹一杯になりながら完食。ふる川で食事をすると、とても幸せな気持ちになります。
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配膳担当のS君と美味しい水の話をしたので、最後にラウンジで提供している倶多楽湖の水を持って来てくれました。
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食後は、ラウンジで水出しコーヒー。
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コーヒーの後はテラスに出て外の空気を吸って、部屋へ戻りました。おやすみなさい。
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▽9月19日(土) 4日目
おはようございます。朝早く目が覚めました。部屋の窓からは、オリオン座とシリウス(左下)が綺麗に見えていました。 -
空が徐々に青くなってきました。
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水平線には雲がありますが、日の出が見えることに期待して、テラスに出てきました。
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雲の隙間から太陽が顔を出しました。
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女性スタッフによると、この時期は雲や霧が出やすいため、少しでも朝日を見られればラッキーなんだそうです。
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体が冷えたので、朝風呂であったまります。
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どなたも居なかったので、1枚だけパシャリ。海を見ながらの露天風呂は最高です。
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お風呂上りは、ラウンジでトマトジュース。
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一旦部屋に戻って休みます。
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7時を回ったら朝ご飯へ。
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朝の献立(前夜の夕食を含めて通常よりひとつ上のコースになっています)。
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生卵、イクラ、とろろ、納豆の4種乗せご飯。見た目はよくありませんが、まいう~♪
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野菜のせいろ蒸し。ほくほくで美味しい。
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台の物が付く朝食は贅沢の極み。
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食後はラウンジで水出しコーヒー。
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篠山紀信のシルクロード写真集。シリア・ヨルダン・イラク編を眺めます。
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ISに破壊されてしまったパルミラ遺跡。丘の上に建つのはアラブの砦(アラブ城とも呼ぶ)。
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アラブの砦から眺めるサンセットは格別です。もう随分前のことですが―。この地を訪ねた際、遠くイタリアまで届く風、シロッコを感じながら、またパルミラを眺める日が来ることを願いました。いつかパルミラが復元されたら、訪ねなければ…。
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9時過ぎにチェックアウト。登別駅まで車で送ってもらいました。250円の看板が気になる。
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登別駅では、巨大熊が出迎えます。
登別駅 駅
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特急すずらんに乗って、新千歳空港へ向かいます。
特急 すずらん 乗り物
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車窓からは樽前山が綺麗に見えました。
樽前山 自然・景勝地
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南千歳で乗り換えます。
南千歳駅 駅
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快速エアポートに乗車。
快速エアポート 乗り物
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あっと言う間に新千歳空港に到着。
新千歳空港 空港
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朝食をたっぷり食べたため、お腹が空いていません。歩けば少しはへるだろうと、まずはエアポートヒストリーミュージアムへ。
エアポート ヒストリー ミュージアム 美術館・博物館
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続いて、展望デッキをうろつきます。
新千歳空港 展望デッキ 名所・史跡
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まだお腹が空かないので「きのとや」に移動。空港限定「宇治抹茶ソフト」をいただくことに。
きのとや 新千歳空港店 専門店
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食べ進めると、中から餡子が登場。これが、もの凄く甘い。私には甘過ぎ。普通のソフトにすべきでした。
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ようやくお腹が空いてきたので、ラーメン道場の弟子屈ラーメンへ。
弟子屈ラーメン 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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魚介しぼり醤油ラーメンを注文。私にはスープの味が濃過ぎでしたが、完食しました。
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ラーメンの後は、保安検査を受けます。
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検査を終えたら、サクララウンジで時間調整。
JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ
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冷たいお茶とハッピーターン&カレーせん。
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搭乗時刻に合わせてゲートへ移動。
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座席はクラスJ。空席があったので、アップグレードしたのでした。
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機内ではほぼ寝て過ごしました。
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羽田に到着。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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リムジンバスに乗って、横浜へ戻ります。
羽田空港リムジンバス (京浜急行バス) 乗り物
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曇り空の横浜へ戻ってきました。これにて今回の旅行記は終了です。
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最後までご覧くださり、ありがとうございました(写真は函館山からの夜景)。
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