2020/09/13 - 2020/09/13
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つよしさん
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9月12日から3泊4日で道東旅行。宿泊先は、知床ウトロ「北こぶし知床ホテル&リゾート」、阿寒湖「あかん遊久の里鶴雅」、十勝川温泉「第一ホテル 豆陽亭」です。いずれも料理が美味しいと評判の温泉宿です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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▽9月13日(日) 2日目
おはようございます。朝焼けのウトロの街です。北こぶし知床 ホテル&リゾート 宿・ホテル
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5時になったので、朝風呂に入ります。
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港を眺めながら入る温泉は気持ちいいです。ただ、お湯の温度調整が好みじゃない。※写真は公式サイトから拝借。
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朝食は6時45分から。
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ビュッフェなので、好きなものを好きなだけ持ってきました。
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黄色いのは生のまま食べられるカボチャ「コリンキー」。
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プレーンオムレツ。
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焼き魚は鮭と氷魚(コマイ)。コマイは小さいタラの種類。小さいから「こまい」。地方によってはカンカイとも呼ばれます。
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温泉卵、ベーコン、イカの塩辛、松前漬け。
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イカとイクラ和え(ピンボケですみません)。
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お粥にトロロの味噌汁。トマトジュースと北海道の乳酸飲料「ソフトカツゲン」。
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抹茶アイスとコーヒーで〆ます。
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食後は、ホテルのすぐ近くにあるセイコーマートへ。
セイコーマート ウトロ西店 スーパー・コンビニ・量販店
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お酒の在庫が豊富です。もしかして、元々の店は酒屋でコンビニに衣替えした?
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ベルギー産の「パームビール」があったので、2本購入しました。
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ホテルを9時にチェックアウト。
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バスの出発まで時間があるので、港周辺をブラつきます。
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知床世界遺産センターへお邪魔します。
知床世界遺産センター 美術館・博物館
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シマフクロウの巣が大きくてビックリ!! 「入らないで」の表示があるということは…。入ろうとする人がいるんでしょうね。確かに、幼稚園児や低学年の小学生なら入れそうな大きさでした。
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道の駅うとろ・シリエトク。シリエトクは知床の語源になったアイヌ語で、大地の突出部という意味だそうです。
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この旅では知床遊覧船に乗れませんでした。次回のために、観光案内所でちらしを貰いました。
道の駅 うとろ シリエトク 道の駅
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カウベリーはコケモモのこと。
カウベリー グルメ・レストラン
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土産物店が何軒か入っていました。
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ウトロ温泉バスターミナルに到着。
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斜里までの切符を購入。写真をプリントしてアルバムを作っていた頃は、旅先の切符も大切な思い出の品。写真と一緒に張り付けてましたよね。今は昔…。
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女満別空港行のバスに乗って出発。
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車窓からは知床連山の風景。
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斜里駅前のバスターミナルに到着。
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知床斜里駅は目の前です。
知床斜里駅 駅
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小さな切符だけど、値段は3,190円。
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駅内の観光案内所には、ゴマフアザラシの剥製とクジラの背骨が展示されていました。
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「ぜひ、さわってみてください」と書いてあったので、触ってみましたが―。ザラザラとした感触しか記憶にありません。
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釧路行の快速列車が入線してきました。
JR釧網本線 乗り物
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車内は前日よりも混雑。日曜だから観光客が多い。
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旅行に出発する前の計画では、列車に乗る前に、停車時間わずか1分の摩周駅に隣接するポッポテイに電話を入れて、「摩周の豚丼」(駅弁)をホームへ届けてもらうつもりでした。
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でも、この計画は断念しました。理由は、前日の車内状況から、ゆったりとした気分で駅弁を食べられる環境にない、と感じたからです(でも、私の前に座っていたシニア男性は、床に焼酎やツマミを広げて、一人酒を楽しんでいました。人生のベテランは、周りを気にせず旅を楽しめるのかも)。
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塘路(とうろ)駅で、一部の観光客が降りて、釧路湿原駅に向かうと、湿原の風景が広がります。
釧路湿原国立公園 自然・景勝地
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でも、社内は混雑。好き勝手に移動して、写真を撮るのは、はばかれる状況。しかも、湿原にはあまり興味を示さず、男性率が高い。これは、ただの観光客じゃない。鉄道ファンが大勢乗っていたのでした。
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釧路湿原駅に到着。鉄道ファンらしき人達が、ぞろぞろと降ります。何故、鉄道ファンがここに押し掛けたのかは、釧路駅で答えを見つけることになります。
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車内がすいたので、落ち着いて釧路湿原を見られると喜んだのですが、それっぽい風景は既に通過した塘路駅と釧路湿原駅の間でほぼ終わった感じでした。心の中を、秋風が流れる音がしたような…。
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釧路駅に到着。
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ホームで写真を撮っている人が居たので、反射的にそこへ向かうと。釧路湿原「ノロッコ号」が発車を待っていました。
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さっきの列車に、大勢の鉄道ファンが乗っていたのは「ノロッコ号」が目的だったのでした。想像するに、乗り換え時間を利用して釧路湿原を観光して、ノロッコ号で釧路まで移動する計画なんでしょう。
くしろ湿原ノロッコ号 乗り物
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私個人の趣味としては、囲いがなくて、大地と風を感じられるやつが好みです。
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2枚の写真は、バッタンバン(カンボジア)のバンブートレインでした。
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釧路駅の外に出ました。時間は13時40分ぐらいなので、お腹がすいています。ホテルの送迎車の出発は、駅近のビジネスホテルから14時10分。30分あるので、乗り場を確認してから、駅で何か買うつもりです。
釧路駅 駅
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乗り場のあるはずの、ビジネスホテルの周りをうろつきますが、それらしき車は見当たず、おろおろします。もしかして、あっちのバスターミナルなのかもしれないと、乗り場を確認しても見つからず…。切符売り場の女性に訪ねると。向かいのホテルの「P」マーク(駐車場)から出ている、とのこと。
釧路駅前バスターミナル 乗り物
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急いで、道路向かいにあるホテルクラウンヒルズ釧路の「P」マークに行くと、送迎車が止まっていました。大型バスだと思い込んでいたから、バンに気付かず見過ごしていたかも…。
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ドライバーはとても気づかいがある人で、「出発までは10分程あります。トイレや飲み物など準備は大丈夫ですか」と訊ねてくれました。正直、空腹感があるため駅でパンかおにぎりを買おうと思いましたが、駅まで戻る元気がなく、乗車することにしました。
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送迎車は定刻通り出発。利用者は私と埼玉から来られた男性の合計2人だけでした。
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途中、道の駅阿寒丹頂の里でトイレ休憩。
道の駅 阿寒丹頂の里 道の駅
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よつ葉牛乳のソフトを売っていたので、味見することに。
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味は、牛乳の風味がしっかりしていて、とても美味しかったです。
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送迎車は、宿に向かって再出発。途中、丹頂鶴を2羽だけながら見ることができました。エゾシカも見ましたが、カメラが間に合わず、写真はありません。
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16時を少し回った頃、この日泊まる「あかん遊久の里鶴雅」に到着しました。
素晴らしい眺望の露天風呂と美味しい料理 by つよしさんあかん遊久の里 鶴雅 宿・ホテル
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チェックインまでは、少々待ちました。夕食は和食膳のプランを選択していたのですが、早い時間は席が埋まっているため、一番早い開始は19時とのこと。
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部屋は和室にベッドがあるタイプです。
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窓からの景観は玄関の天井ビュー。景観では体は温まらないし、腹も膨れないので、温泉と食事、交通の利便性に重きを置いて宿と部屋選びをしています。
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荷物を整理した後は、アイヌコタンをぶらつくことにしました。シマフクロウの門をくぐります。
阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡
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土産物屋街を抜けると、年季の入ったポロチセ(大きな家)がありました。
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すぐ横にはポンチセ(小さな家)。
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ふと、クルン族(カンボジア)の子供の家(高い方が息子の家、低い方が娘の家)を思い出しました。なんとなくポンチセに近いイメージがあったのですが、写真で比べると、あまり似ていないことが分かりました。
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劇場「イコロ」(アイヌ語で宝物)の場所を確認して折り返します。
阿寒湖アイヌシアター イコロ 名所・史跡
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ここでは夕食後、現代アートとアイヌ古式舞踊を融合させた「ロストカムイ」(失われた神)を見る予定です。
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宿に戻ったら、お風呂。大浴場は1階と8階。この時間帯は、1階が男湯でした。
素晴らしい眺望の露天風呂と美味しい料理 by つよしさんあかん遊久の里 鶴雅 宿・ホテル
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ここの露天風呂は、阿寒湖の水面にとても近く、また雄阿寒岳の雄大な景色を眺めながら温まることができる、とても贅沢な場所にあります。温度も私好みで、少しぬるめ。とても気に入りました。※写真は公式サイトから拝借。
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お風呂からあがったら、部屋で休憩。
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時間になったので、食事会場の北離宮へ。
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この日の献立。
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飲み物は、スパークリングワインからスタート。
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付け出し。
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蟹の内子蒸し。上には外子と山葵が乗ってます。まいう~なので、一瞬で消えました。
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鍋はヒメマスの白味噌仕立て。火が入るのに時間がかかるので、早めに出されました。
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白ワインは仁木ヒルズ(余市郡仁木町)のNEIRO(音色)。仁木ヒルズのワインは、限られたお店でしか扱っていません。東京だと帝国ホテル、ニューオータニ、オークラです。北海道の温泉宿だと鶴雅、望楼NOGUCHI、ふる川などの有名処です。
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グラスで注文したのですが、ニューボトルだったので目の前で栓を抜いてくれました。オリジナルのNEIROは、バッカスという品種で作られています。一方、鶴雅で出しているNEIROはワンランク上のHATSUYUKI(初雪)で使われているケルナーとバッカスをブレンドして作るオリジナルだそうです。
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でも私は、HATSUYUKIの方が好みです(この宿のスタッフの前では黙ってましたけど…)。※HATSUYUKIの写真は定山渓のふる川で撮影したものです。
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鍋が出来上がったので、いただきます。あっさりとした味噌味で、ワインにも合います。
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お造りはイトウとボタンエビ、ホタテにマグロ。イトウはサケ科の最大種で1.5~2mほどになるそうです。
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昭和の時代、イトウは幻の魚と呼ばれていましたが、今では養殖されているそうです。食感は白身(この日のお造りは淡い桜色)ながら、ねっとり感があります。旨味や脂は軽め。あっさりとしていて淡泊な味でした。ネットで調べると、この味は養殖のためで、天然だと旨味と脂が乗るようです。※掲載写真は小樽のふる川に展示されている写真を撮影したものです。
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大助(時鮭の最高峰とされる)の幽庵焼き。脂が強いのかな、と予想していましたが、不思議とくどく感じませんでした。
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百合根の餡かけ。餡の出汁が絶秒で美味しい。
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肉料理の前に、ワインを赤に変えました。こちらも仁木ヒルズのYUHZOME(夕染め)。タンニンの抽出を極力抑えてあるので、和食にもよく合います。
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仁木ヒルズのワインは製造量が少ないため、店頭で買うことはできません。仁木ヒルズに行って直接買うか、取り扱っているレストラン、ホテル、旅館で楽しむしかありません。※この写真はレストラン「ハルランナ」で撮影
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HATSUYUKIやYUHZOMEは、オークラのバーだとボトルで16,200円(税、サービス料込)するそうですから、庶民にはハードルの高い価格です。仁木ヒルズのワインを手ごろな値段で飲むのでしたら、「ふる川」が運営するレストラン「ハルランナ」(ボトル白・赤7,200円)か、定山渓(白6,000円)、小樽(白6,000円)、白老(白・赤7,500円)の宿に泊まると安いです。なお、ふる川の会員(無料)になると、宿では10%引きで飲めます。※この写真は白老のふる川で撮影したものです。
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ローストビーフの山わさび添え。野菜は、ジャガイモ、ブロッコリー、ヤングコーン。ここのローストビーフは、しっかりと熱を入れてありました。宿泊者には年配の方も多く、生っぽいのを嫌う方もいるのでしょうね。私は表面だけ火を入れて、中は生っぽいのが好みです。でも、美味しくいただきました♪
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ご飯は、へしこ(サバの漬物)のお茶漬け。へしこは福井の特産品なので、北前船によって製造法が北海道に伝わったのかも。
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デザートは、カボチャのモンブラン風と梨のゼリー。北海道を感じるとても美味しい献立でした。ご馳走さま♪
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部屋で少し休んだ後は、フロントで「ロストカムイ」のチケットを購入。劇場で購入するよりも、10%安くなります。
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アイヌコタンの入口は、沢山のタイマツがたかれていました。
阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡
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ネットで調べると、阿寒湖のナイトクルーズの催しとして、下船後タイマツを持ってここまで歩くそうです。そして、カムイノミ(厄除けと無病息災の祈り)を行うとか。
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劇場に到着しました。
阿寒湖アイヌシアター イコロ 名所・史跡
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劇場内はフラッシュ禁止ですが、後方3列は撮影可となっています。
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「ロストカムイ」が伝えようとしているもの―。それについては、公式サイトから引用します。
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アイヌは、カムイ(神)の世界とアイヌの世界、ふたつの世界があると信じています。動物や植物、自然現象、この世のあらゆるものに魂が宿ると考え、すべてがカムイたる存在として、ともに生きる家族として、お互いを尊重してきました。カムイの中でも、エゾオオカミは別格。狩りがうまく、アイヌにとって憧れの存在だったエゾオオカミは、「狩りをする神」ホロケウカムイと呼ばれています。しかし、1879年の大雪による影響で、エゾオオカミの食料であったエゾシカが激減。やむなく、本州から渡ってきた開拓者たちの家畜を襲い、邪魔者にされ、ばら撒かれた毒入りの鹿肉を口に。1882年ころには、ハンターへの高額な報奨金制度も手伝い、6、7年で2,000頭から3,000頭が駆除・毒殺され、エゾオオカミは絶滅に追い込まれました。カムイは、怒りや過ちを夢で知らせるといいます。失われたカムイたちは、何を想い、何を語るのか。役割なく天から下ろされたものは何ひとつありません。
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最初の出し物は、若い男性2人のコンテンポラリーダンス。薄いカーテンの向こう側で踊っているのは、カムイの世界に居るホロケウカムイを表しているのでしょう。
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そしてカーテンの外へ。アイヌ(人)の世界ではエゾオオカミに宿るホロケウカムイ。躍動的な踊りが続きます。
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続いては、アイヌ伝統舞踊のエムシ リムセ(剣の舞)です。
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アイヌ舞踊は、儀式などで自分たちが踊って楽しむだけでなく、祖先や神々に対して敬意や感謝を伝える表現手段です。
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女性が登場。ウポポ(座り歌)が始まりました。
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立ち上がり、輪を造ります。
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上体を激しく前後左右に倒し、起こして、長い髪を豪快に振ります。阿寒のアイヌに伝わるフッタレ チュイ(女性の黒髪の踊り)です。
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大嵐の日に松の木の枝葉が前後左右に揺れ動く様子を表現しています。イヨマンテ(熊の魂送り)の儀式などで踊られるそうです。鳥肌が立つぐらいの凄さで、迫力が伝わってきます。
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神々への敬意や感謝の気持ちが、エゾオオカミの体を借りたホロケウカムイに伝わったようです。
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再び女性が登場。フィナーレへ向かいます。
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女性は観客席に上り、狼役とアイヌ役の男性が登場。コロナがなければ、観客も演者と一体となり、手拍子や踊りを楽しむ場面のようです。
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役目を果たしたホロケウカムイ(エゾオオカミの魂)を送る踊りのようです。
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再び、フッタレ チュイ(女性の黒髪の踊り)です。
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この儀式とホロケウカムイによって、平和で静かな夜が保たれました。エゾオオカミが絶滅した現代の夜は、随分と違った夜になってしまいました…。
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最後に演者が揃って登場。本来であれば、ここで観客と記念撮影があるそうですが、コロナのため割愛。とにかく、とても素晴らしい舞台でした。
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欲を言わせてもらえるならば、ク リムセ(弓の踊り)があれば、更に良かったと思います(時間的な制約から、構成に入れられないのかもしれません)。※写真はウポポイの公式サイトから拝借。
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なお、アイヌは伝染病が流行りそうなときや流行ったときには、香りの強い植物を家の戸口や窓、庭先などに置き、伝染病のカムイがよその土地へ行ってくれるように祈るそうです。
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シマフクロウに見送られて、アイヌコタンを後にしました。
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宿に戻ってきました。
素晴らしい眺望の露天風呂と美味しい料理 by つよしさんあかん遊久の里 鶴雅 宿・ホテル
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寝酒は、ウトロのセイコーマートで買っておいたベルギービール。とても楽しかった1日に乾杯。そして、おやすみなさい。《北海道の人気温泉3泊4日の旅 第1セット後編》へつづく
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