2020/09/13 - 2020/09/13
1310位(同エリア4640件中)
Rinさん
この旅行記スケジュールを元に
緊急事態宣言は解除されたものの、依然として渡航制限が続いていて、海外旅行に行けるのはいつになるやら…の状態。
こうなったらこれを機会にしばらくは日本を旅しよう!
近いけれどもなかなかいけない場所ってあるし。
私の中でその筆頭だったのが「苔寺」。
学生時代から存在は知っていたけどちょっと辺鄙な場所(←失礼)にあって拝観受付は未だに往復はがきのみ。
いつかは行こう…と思いつつもなかなか行けなかった。
苔寺はそんな人が多そうな気がする。
7月に思い立って本当は8月に行こうと思ってはがきで申し込むと、なんと希望日を書くのを忘れるという失態を犯し、苔寺の人から電話かかって来た…。
お手間かけてすいません。
が、希望日は2日ともちょうどお寺のトイレの改修日とかでクローズ。
ということで訪問は9月に決定。
で、苔寺の場所を調べてみると、近くに鈴虫寺や松尾大社もあるみたいなのでこれも行っちゃおう。
って感じで気づけば盛りだくさんの内容に。
最近なんだか最近洛西づいている気がするなぁ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
苔寺の拝観は事前に往復はがきでの申し込みが必須。
今時ネットでの申し込みはなく、往復はがきでしか申し込み出来ないってある意味すごい。
この申し込み方法だと外国人はほぼ拝観不可能だね…。
参拝冥加料という名前の拝観料も3000円と他の寺社と比べても圧倒的に高額。
いろんな意味で訪問のハードルが高いお寺。
でもいつかは行ってみたいと思っていた。 -
当日の天気は残念ながらイマイチ。
事前の天気予報では1日雨もありえたので降っていないだけマシかな。
苔寺の最寄り駅は松尾大社駅。
当然なら初めて降りた、というか駅の名前自体知らなかった(笑)。松尾大社駅 駅
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駅はちょっと和の雰囲気を出している。
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駅を出るといきなり目の前に大きな鳥居!
本当に駅の目の前が松尾大社なのね。
帰りに寄ることにして今は素通り。 -
苔寺までバスで行こうかとも思ったけど歩いていも行けそうなので歩いちゃう。
静かな道で雰囲気がいい。 -
静かな道をしばらく歩くと…
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苔寺到着。
辺鄙な場所にあるのにみんな公共交通機関で来るみたいで途中見かけた駐車場はガラガラだった。 -
立派な木の門をくぐって…
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受付。
入ってすぐのところにお坊さんがいててハガキをチェック。
そして参拝冥加料という名前の拝観料、3000円をお支払い。
日本国内で払った入場料としては過去最高額。 -
ただ参拝冥加料には写経も込みの価格。
まずは写経からということで本堂に行くように案内される。
本堂は
真っすぐ行って左ですよ、とのこと。
もう入ったところから苔だらけ。まるで別世界 by Rinさん西芳寺(苔寺) 寺・神社・教会
-
何だか別世界。
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入って左手に見えた建物。
写経している人の姿も見えるのであれが本堂だろうな、ということは分かるけど…入口はどこかな? -
入口は一番奥だった。
靴を脱いで中へ。
靴はここに置いておいていいみたい。 -
まずは入口のところで御朱印の受付。
しばらく国内旅行をすることも多くなりそうなので長らくためらっていた御朱印集めをしてみようかな、と思い立つ。
御朱印は持っていないので書いてあるものを購入。
こちらの御朱印は500円。
御朱印の1枚ものは初での紙に書いてあることが多いけどこちらの御朱印は半紙に書いてあった。
1枚物も書いてもらえるのも図案は一緒。
ちょっと個性的な御朱印で嬉しい。 -
入口の建物と本堂は渡り廊下でつながっている。
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本堂でまずは写経用紙を1枚取って…
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こちらの写経スペースへ。
3000円払ってここまで来る人は少ないだろうと思ってたけど、結構人がいてた。
この前の仁和寺よりは人が多い気がする。 -
で、まずは写経。
写経用紙にはあらかじめ文字が薄く印刷されているのでなぞるだけ。
ちなみに写経の為の筆ペンは持参。
持っていない場合は受付で購入もできる。
意味は全く分からないけど頑張って写経。
最後に願い事を自由に書くところにはこの時期なら誰もが書くであろう「無病息災」を。
この言葉のありがたさをこの半年本当に思い知った…。
で、書き終わった書経用紙は本堂に収めて写経終了。
写経に対する説明は紙に書いてあることだけで特になかったのでそういう意味ではこの前の座禅体験の方がいろいろお勉強になったかな。 -
写経が終わったらあとはお庭の自由見学。
まだここ正式にはお庭じゃないと思うけど既に苔に圧倒される。 -
さてではいよいよお庭の見学開始!
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ちなみに苔寺、というのは通称で正式なお寺の名前は西芳寺。
京都のお寺は通称で呼ばれることが多いよね。
金閣寺とか銀閣寺も通称だし。
入ってすぐのところに立派な枝ぶりの松が。 -
お庭は一面苔で覆われている。
苔と言っても種類はいろいろ。 -
まるで緑の絨毯!
自然ってすごい!
と言いたいところだけどこの絨毯自然のままではなく、ちゃんと手入れしているからこその美しさ。 -
私たちが見学している間もずっと掃除している人がいてた。
よく見ると苔の上に葉っぱは全く落ちていない。
これだけ木が生い茂っていて葉っぱが落ちていないなんて有り得ない。 -
しっかりとした手入れをしてこそのこの美しさ。
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高い冥加料とめんどくさいおおふくsハガキで自然と見学者は制限されるのでゆったりと見学できる。
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庭の奥にある湘南亭という建物の前に石碑が。
なんか岩倉具視って書いてある。 -
この建物は、豊臣時代に千利休の次男、千少庵により建立されたお茶室で、国の重要文化財に指定されている。
北に張り出した月見台が特徴で、月見台北の黄金池には「朝日の清水」という泉が湧いてらしい。
千利休が豊臣秀吉より切腹を命じられた時、一時隠れ家として利用したと言われているんだとか。
また、明治維新の際には岩倉具視がここに隠れ、幕府の難を逃れたらしい。
おそらく石碑はその事を示すものみたい。 -
橋の上にも美しい苔。
前日が雨だったこともあって苔は水分をたっぷりと含んでいてみずみずしく色鮮やか。
苔寺を見学するには雨の日の翌日がいいのかもしれない。 -
庭園の庭には黄金池という名前が付けられている。
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これはお茶室かな。
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素人なので見分けがつかないけど、きっといろんな種類があるんだろうな。
このもこもこした感じがかわいい♪ -
よく見ると木にもびっしりと苔が。
これが幻想的な雰囲気を作り出しているのかな。 -
苔にびっしりと生える苔。
すごく絵になる。
なんかジブリの世界のキャラクターが出てきそう!? -
庭園は上の方にも続いている。
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階段にも絵になる苔。
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斜面にも苔がびっしり。
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そしてこちらは枯山水。
夢窓國師により、暦応2年(1339年)に築かれた日本最古の枯山水の石組で、夢窓國師の生前の墓(寿塔)の造形化したものと言われている。
それまで、庭園の主流は、池をメインにした池泉庭園だったけど、夢窓國師は石組を庭の主役としたばかりでなく、禅の精神性をもその中に反映させたとか。
これは、当時としては非常に革新的で有り、まさに“新時代的”な石組みであるとも言えるらしい。
この夢窓國師作庭の西芳寺枯山水はあらゆる枯山水庭園の原点ともなり、我が国における枯山水庭園の最高峰とも評されている庭園。
私の中の枯山水といえば竜安寺の石庭のような小さな石を敷き詰めたイメージだったけど原点はこれなんだ。 -
木の根を地面が張っているのもまた絵になる。
この庭園で何枚写真を撮ったか…。
これでも大分厳選したんだけど…私の写真の腕ではこの庭園の美しさを写しきれなかった…。 -
こちらの石碑は大佛次郎の「帰郷」という作品の一説で苔寺が描かれている場面を川端康成が書にしたもの。
苔寺の入り口部分にあり、入った時は気づかなかった。 -
ちょうど1時間ほど見学。
苔寺を出てすぐの場所にあった「緑翠庵」というお店に「冷やし抹茶あります」という張り紙を見て、思わず購入。
甘いグリーンティーだろうな…と思ったらお店の人が「お茶たてるからちょっと座って待っててね」と。
出て来たものは甘味0の名前通りの「冷やし抹茶」。
お抹茶の旨みがあって美味しい!
これは嬉しい誤算。苔寺前にあります by Rinさん緑翠庵 グルメ・レストラン
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冷やし抹茶を飲んで一休みした所で次の目的地へ。
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そのまま次に向かったのは鈴虫寺。
ここもいつか行きたいな~と思っていたお寺。
が、ちょっと行きにくい場所にある、ということしか知らなくって苔寺に行くことを決めた時に地図を見て近くにあることを知った(笑)。
なのでついでに行くことに。説法が楽しいお寺 by Rinさん鈴虫寺(華厳寺) 寺・神社・教会
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この長~~い階段を上がると入口に到着。
入口の所にいたお坊さんに「まだ間に合いますから急いでください」と言われて訳も分からず門を入る。 -
あっちに行けばいいのかな?と思って小走り。
奥の建物で入場料の500円を払う。
すると何やら楽し気な笑い声が聞こえてくる。 -
「御朱印が欲しい場合はこちらへ」と言われたので取りあえず御朱印を購入。
-
で、部屋に入ると三密状態で人がぎっしり。
もちろんみんなマスクはしているけど。
大きな部屋で前のガラスケースには鈴虫がいっぱいで部屋中に鈴虫の鳴き声が響いている。
そんな中でお坊さんが30分程いろんな話をしてくれる。
普通はお説法というんだろうけど、冗談とか交えてほぼ一人漫才のレベルなのでお説法という言葉が似合わない。
例えば机に置いてあるこのお菓子、「お菓子についている黒い粒粒は鈴虫…ではないよ」みたいな。
どうやら1時間に1度このお説法があってその時間以外は入れないみたい。
ちょうど到着したのが12時ジャストでお説法の始まる時間だったみたい。
もうちょっと遅かったら入るのに1時間待たないとダメだったので運がよかった。 -
お説法のあとはお庭を自由散策。
が、苔寺とは比べ物にならないぐらい人がいっぱいだったので後ろから人がどんどん来るので流れに任せて歩くしかない。 -
お庭は普通のお寺のお庭。
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お坊さんに「庭からは京都の街が一望できる」との事だったけど…う~ん気が邪魔で思ってたのとは違う…。
まぁ京都タワーとかは見えたけどね。 -
お庭が大行列していた原因は入口にあるこの願い地蔵。
お願いを1つだけ叶えてくれるお地蔵さん。
このお願い事の為に全国から人が集まるんだとか。
みんなお守りを買ってお参り。
このお守り、友達が持っているの見たことある。
ここのだったのね。 -
こちらが入口。
13時からの入場を待つ人が行列中。 -
見学を終えると時刻は1時前。
お腹が空いたので鈴虫寺のすぐ前にあったお蕎麦屋さん「至心庵」で食事をすることに。
結構暑い日だったけど、保健所の指導とやらで喚起のため窓を全開にしていてクーラーはついていない。
その代わり店内には扇風機が。
お店の人は「暑くてすいません」と。
今の時期仕方ないよね。
席はほぼ満席。 -
注文したのはにしんそば。
京都だしね。
まぁ普通に美味しい。
お店の人によると今日は人が多いらしい。
今までは週末でもほとんど観光客はいなくて満席になることなんてなかったらしい。
GoToトラベルも始まっていたし、この頃から観光客は戻っていたのかな。鈴虫寺前のお蕎麦屋さん by Rinさん至心庵 グルメ・レストラン
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お腹も落ち着いたところで歩いて月読神社へ。
ここは駅前にあった松尾大社の摂社。松尾大社と所縁のある神社 by Rinさん月読神社 寺・神社・教会
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-
聖徳太子ともゆかりのある由緒ある神社。
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そしてこの神社で一番有名なのがこちら月延石。
安産石とも言われ、神功皇后がお腹を撫でて安産された石を月読尊の神託により、舒明天皇が伊岐公乙等を筑紫に遣わして求められ、月読神社に奉納されたという伝説がある。
このため古来より安産を願ってお参りされる人が多い神社。 -
境内には能舞台っぽいものも。
10月初めに壱岐島に行った時にガイドさんが話していたことによると壱岐島にも「月読神社」があり、この京都の月読神社よりも古いんだとか。
でもインターネットで検索すると一番上に出てくるのは京都の月読神社…。 -
境内の一角にあった解穢(かいわい)の水。
飲めないらしい。
まぁ確かにこの水を飲もうとはちょっと思わないかな…。 -
更に歩くと松尾大社の「二の鳥居」到着。
鳥居には脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれる、榊(さかき)の束がぶら下がっている。
これは穢(けがれ)を祓う力があると云われている榊を、原始の神社では、境内の大木に吊り下げることによって、神域と人の結界としていて、それが鳥居の始まりと言われているらしい。
榊の束は12個(閏年は13個)。
榊の枯れ方によって月々の農作物の出来具合を占ったとか。
榊が完全に枯れると豊作で、一部が枯れ残ると不作。
現代ではほとんど見られなくなったこの貴重な風習を松尾大社の鳥居では見ることができる。お酒の神様の神社 by Rinさん松尾大社 寺・神社・教会
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駅名にもなっている神社だけど、苔寺に来ることになるまで全く知らなかった。
が、友人に「ついでに苔寺に行くとき近くの松尾大社にも行かない?」と聞いた時「お酒の神様の神社だね」と。
日本酒好きの友人は知っていた模様。
どうやら日本酒好きの人にはそれなりに知られた神社らしい。 -
手水には…
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大きな亀。
何故亀??と思ったら… -
松尾大社は「幸運の撫で亀」が有名な神社。
名前の通り撫でると幸運になるらしい。
元々亀は「神の使い」と言われており、元正天皇の714(和銅7)年8月に亀が現れ天皇に奉納した所、元正天皇は「嘉瑞なり」と、「和銅」から「霊亀」へと715年に元号を改めたという逸話が元だとか。
が、その亀も残念ながらコロナの影響でご覧の通りビニール袋をかけられて撫でられない状態に。 -
そうそう御朱印も貰わなきゃね。
500円の方が素敵だったので500円の方を購入。 -
ちょっと珍しかったのがこの樽占い。
矢を樽に向かって放って結果によってお守りがもらえるというもの。
友人がこちらに500円で挑戦。
矢を3本放てるというので1本目は全くダメ。
が、2本目でなんとか樽にあてて「当たり」のお守りのget。
ちなみに当たらなくてもお守りはもらえる。 -
こちらにはズラリと酒樽が並んでいる。
なかなか壮観。
そういえば明治神宮にも奉納された酒樽が並んでいたなぁ。 -
全国の有名どころの酒樽がズラリ。
日本酒好きの友人はかなりの数分かるみたいだけど私は「白雪」とか本当に有名なところじゃないと分からない。。
そんな私でも分かったのが俳優の佐々木蔵之介さんの実家であることでも有名な佐々木酒造の「聚楽第」。
もちろん飲んだことは無いけどね(-_-;)。 -
境内にちょっと気になるものが。
近づいてい見てみると「相生の松」。
今は枯れてしまっているけど樹齢350年。 -
こちらが本殿。
一応お参り。 -
こちらも松尾大社では神の使いとされる幸運の双鯉(そうり)。
こちらも亀と同様コロナ対策で今は触れないようになっている。 -
奥には神の使いの亀と鯉。
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こちらはお酒の資料館。
入場無料。
横には小さなお土産屋さんも併設。お酒の資料館 by Rinさん松尾大社 お酒の資料館 名所・史跡
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ここでは松尾大社と酒の関わりの歴史やお酒の作り方がわかりやすく展示。
お酒は神事には欠かせない大切なもの。
昔から毎年秋には採れたお米やお米で作ったお酒などを神様へ供え、お祭りをし、参加した全員で神様に捧げた供物を食すという文化があった。
今での年に1回神事が行われているけどその様子が映像でも紹介されていた。 -
松尾大社で観光は終了。
どこかでお茶したいね、ということで検索するとこのお店が出て来た。
でもグーグルの地図の場所が微妙に違っていた…。
グーグル地図の場所にあったのは普通の民家。
潰れたのかな?と思ったら…別の場所に無事発見。
グーグルあるある。
地元の人が多そうな落ち着いた感じのお店。落ち着くカフェ by Rinさんブルーオニオン グルメ・レストラン
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ちょっと甘いのが食べたいなとレアチーズケーキとアイスカフェオレを注文。
「カフェオレにクリームは入れますか?」と聞かれたのでもちろん入れる!
…これやめた方がいいんだろうな…と思いつつやっぱり好きなんだよね。
両方とも美味しくいただきました。
この日の歩数は11,955歩。
それなりに歩いたかな。
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