2009/07/01 - 2009/07/02
292位(同エリア309件中)
まさとしさん
6/23 東京(1250)~TK051~イスタンブール(1940) AKGUN ISTANBUL
6/24 イスタンブール(845)~TK1457~キエフ(1045) Kiev Lodging Hostel
6/25 キエフ(チェルノブイリ原子力発電所1日ツアー) Kiev Lodging Hostel
6/26 キエフ(837)~キシニョウ HOTEL Zarea
6/27 キシニョウ(1100)~ブカレスト HOTEL CARPATI
6/28 ブカレスト(2121)~ 車中泊
6/29 ~ベオグラード~ 車中泊
6/30 ポドゴリツァ(755)~コトル HOTEL MARIJA
7/1 コトル(858)~バール(1145)~ウルツィニ(1230)~▼~シュコダル~ティラナ ▼Vila Verae
7/2 ティラナ(555)~ポグラデック~スヴェタ・ナウム~オフリド 民宿/オフリド
7/3 オフリド~スコピエ~プリシティナ~ミトロビツァ Hotel Genti
7/4 ミトロビツァ~プリシティナ(1630)~ティラナ Vila Verae
7/5 ティラナ Vila Verae
7/6 ティラナ(1000)~TK1474~イスタンブール(1235) SERES HOTEL
7/7 イスタンブール(1710)~TK50~ 機内
7/8 ~東京(1100)
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モンテネグロからアルバニアへの国境越えのバスには16ユーロ支払ったが、入国料が10ユーロでバスターミナル使用料が1ユーロ。運賃は5ユーロだったようだ。ずいぶん安くアルバニアに入ることができた。
モンテネグロの出国ゲートにさしかかった。車で混雑していたがバスは優先的に通過できるので10分ほどで通過した。 -
その後アルバニアの入国審査がなかったようだが大丈夫なのだろうか。自分で事務所に手続きに行かなくてはならなかったようだ。それを知らずに入国審査なしでアルバニアに入ってしまった。
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のんびりした田園地帯の中を走り、アルバニア側の都市シュコダルまでは1時間半ほどだ。
町並みが急に貧乏くさくなってきた。シュウコダルの手前の橋。いよいよアルバニアに入ったと実感がわいてきた。
橋を渡り、アルバニア北部の主要都市シュコダルのロータリーで車を下ろされた。
アルバニアにはバスターミナルがない。でも乗り場は決まっているので首都ティラナ行きのバスはすぐに見つかった。
時刻表はあってないようなものだ。人が集まれば出発する。午後2時過ぎにバスは満席の状態でティラナへ向け走り出した。今日も午後から雲行きが怪しくなり、とうとう雨が降り出した。ティラナまでは2時間。 -
シュコダルから2時間。午後4時にはティラナ市内へと入った。ティラナも雨交じりの泥臭い雰囲気で昔のトルコくささを感じる。
大雨が続いているせいか、町の中心部は浸水している。 -
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バスの乗客は最終的にティラナ駅前で下ろされた。国内各地へ向かうバスはティラナ駅前から出ているようだ。
ティラナでホテルの当ては全くなかったが、駅の裏手に地味なホテルという看板を見つけいってみた。するとレストランの上層階が宿になっていた。どことなく連れ込み宿風だが値段がシャワートイレ付きで10ユーロ(1300円)と安いのでここに決めてしまった。スタッフは気さくでいい感じだ。明日の早朝、列車で出発するので場所も便利だ。 -
窓から駅が見える。
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(7月2日)
朝5時55分発の列車でマケドニア国境のポグラデックという街に向かう。ポグラデックは対岸にマケドニアを望むオフリド湖畔のリゾート地だ。バスで行けば速いのだが、アルバニアの列車でのんびり行くのもいいだろう。
アルバニアの鉄道網は限られ、この表の列車しかない。長年鎖国状態だったこともあり、国際列車などもなくモノクラスのローカル列車のみの運行だ。 -
閑散とした殺風景のティラナ駅に行くとちゃんと切符売り場が開いていた。ポグラデックまでの切符を購入したら296LEK(300円)。6時間以上乗ってこの値段は安い。
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ホームには年季の入ったヨーロッパ払い下げのオンボロ車両が停まっている。
列車の窓はガラスが割れひどい有様だ。 -
アルバニアのディーゼル機関車。
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そんな中、列車はガラガラの状態でティラナを出発した。車内は比較的清潔だ。
アルバニア第二の都市トゥラスまでは1時間。この駅で進行方向が変わる。そしてこの駅から大量の乗客が乗り込んできた。その配慮に応じてかこの駅から客車が2両増結された。付け替え作業はスムーズですぐに出発だ。
列車は約1時間おきに駅に停まる感じで今どこを走っているかわかりやすい。アルバニアの車窓は山間の景色のきれいな場所もあるがわりと単調だ。それにしてもこれだけの人がどこへ行くのだろうかというくらい混雑している。 -
途中の駅で今度は客車が切り離された。
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この駅は機関車や客車の墓場になっていた。
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車内の風景。子供たちと接しているとヨーロッパというよりはアジアに来た雰囲気だ。
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目的地のポグラデックに到着する30分ほど前から車窓にオフリド湖が姿を表した。湖畔を快走する列車はリゾート気分を感じる。湖畔には小さなホテルが点在している。
湖の対岸はマケドニアだ。 -
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目的地が近づいてきた。運転手も余裕だ。
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列車は定刻通り12時半にポグラデックに到着した。しかし駅は街から離れていて屋根もないような貧相なホームに到着。
ちょうど駅前に連絡バスが止まっていて全員乗り込むことになる。このバスはポグラデックを通りさらにアルバニア南部の街へ行くようだ。 -
バスに10分ほど乗り、ポグラデックの中心部と思われる場所で下りた。
周辺は賑やかな通りでレストランや旅行代理店が建ち並んでいる。ここからマケドニアのオフリドやスヴェタ・ナウムへは行けるのか。今日最大の難関だ。近くの旅行代理店でマケドニアへのバスはないのか聞いてみた。するとないらしい。タクシーなら手配できるがといわれ値段を聞いたら7ユーロ。値段は高くはないがこれしか方法がなさそうだ。マケドニア・スヴェタ・ナウム国境はかなりローカルな感じなので人の往来がほとんどないのかもしれない。
旅行代理店でしばらく待っているとタクシーがやってきた。写真のベンツがそれ。 -
交通量の少ない湖畔の道路を15分ほど走り、アルバニア側の国境に到着した。マケドニア領まで行ってくれるのかと思ったが、タクシーはここまでらしい。
たまたま国境にいたオランダ人旅行者が歩いて行ってもそんなに遠くないと教えてくれたので安心した。
アルバニアの出国審査だが、やはり入国審査を受けてなかったようで問題になった。でもここがローカルな国境だったからか嫌がらせを受けることはなく、何日にどこの国境から入ったのか聞かれただけで問題なく出国できた。かつての東欧なら賄賂の格好の餌食になるところだった。東欧がまともな国になりつつあるのはうれしいことだ。 -
湖沿いに5分ほど歩く。
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すると真新しいマケドニア国境が見えてきた。ここで入国をすませ、銀行があったので両替を済ますことにした。
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