2020秋 長崎２：オランダ坂とグラバースカイロードとグラバー園

2020/09/04 - 2020/09/04

長崎ちゃんぽんと皿うどんでお腹が膨れたので、観光開始です。
オランダ坂からグラバースカイロードを経てグラバー園へ。この旅行の前の週にたまたま再放送していた「ブラタモリ　長崎」で、紹介されていたグラバースカイロード。斜めに登って行くエレベータを初体験です。グラバー園からは、世界遺産のジャイアントカンチレバークレーンを眺めました。同じく世界遺産の旧グラバー住宅は、残念ながら保存修理工事中でした。

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

長崎には様々な○○発祥の地があります。
ここは、鉄道発祥の地。日本で初めて鉄道が営業運行されたのは、新橋ー横浜間ですが、その前の慶応元年(1865年)、英国人貿易商トーマス・グラバーが、この地に線路を敷いて、蒸気機関車の試走を行ったとのことです。

その隣には、運上所跡。
運上所は、外国船の税金徴収や荷改めを行うために設置されました。

オランダ坂。
かつて外国人居留地に住む外国人は「オランダさん」と呼ばれていました。
彼らが通る坂は、すべてオランダ坂と呼ばれていました。
現在、オランダ坂の碑が建っているのは、２か所(ここともう一か所、この後、行きます)です。

東山手十二番館へ。明治元年に建てられた国指定の重要文化財。一時期、活水学院に譲渡された後、長崎市に寄贈されました。
現在は、長崎市旧居留地私学歴史資料館となっています。

中はこんな感じ。入館無料です。５つの部屋が公開されています。
コロナ対策として、入館時に住所/名前を記入し、体温チェックを受けました。

活水学院　初期の校舎の全景。

外国人居留地時代　の展示部屋。

東山手十二番館。

グラバースカイロードが見えます。

反対側のオランダ坂を下ります。

東山手地区街並み保存センター。

下ってきたオランダ坂。二つ目のオランダ坂の碑。

市電の終点、石橋駅。

やって来ました、グラバースカイロード。
エレベータが斜めに登って行きます。
この前の週に「ブラタモリ」の再放送を観て、是非利用したくなりました。

斜行エレベータに乗ります。
急坂を登るのが大変な住民のために長崎市が設けたエレベーターです。観光客も無料で利用することが可能です。
住民の方に遠慮しつつ、隅の方に乗らせていただきました。

丸窓から外を眺めることができます。
「階段もあるんや」と呟いたら、同乗のおばあさんが「階段登ったらキツイわよ」「これができて本当に楽になったわ」と笑顔で話しかけてくれました。

下を見るとこんな感じ。

５階に到着。

降りるとすぐ近くに展望台。良い眺めです。

次は、垂直エレベータへ。

垂直エレベータで一段と高みに到着。この先がグラバー園入口

垂直エレベータを降りるとこの眺め。

夜景はこんな感じだそうです。

グラバー園入口。入園料620円。
こちらは第二ゲートで、グラバースカイロードを経てやってくる場合などの入口です。したがい、グラバー園で一番高い場所です。なので、中に入ると下っていくことになります。
第一ゲートは、(一般的なルート)大浦天主堂近くにあります。そのため、中に入ると登りがメインとなりますが、動く歩道(エスカレーター)で登って行くことができます。

チケットとマップ。

マップでルートを確認。
グラバー園には、幕末から明治初期に建てられた９棟の洋館を復元移築しています。

旧三菱第２ドックハウスの中の展示。
ジャイアントカンチレバークレーン。世界遺産です。

旧三菱第２ドックハウスの二階からの眺め。
対岸には三菱重工長崎造船所。

ズームアップ。
世界遺産のジャイアントカンチレバークレーンが見えます。
奥の山は、稲佐山。ここからの夜景が有名です。

鯉がいっぱい泳ぐ池。

旧三菱第２ドックハウス。
「ドックハウス」船を修理している間、乗組員たちが宿泊した施設です。対岸に見える三菱重工長崎造船所の第二ドックのすぐ近くにあったものを移築しました。

旧ウォーカー住宅。

旧ウォーカー住宅。

旧長崎地方裁判所長官舎。現在はレトロ写真館です。

旧自由亭。
自由亭は、日本初の西洋料理レストランです。

日本における西洋料理の開拓者 草野丈吉の像。
草野は、自由亭の店主でもありました。

三浦環の像。
長崎が舞台のオペラ「マダムバタフライ」。三浦環は、「マダムバタフライ」のプリマドンナとして、世界各地で公演しました。
NHKの朝ドラ「エール」に出てくる双浦環のモデルですね。

旧リンガー住宅。

中は、「グラバー特設展」

旧オルト住宅。

旧オルト住宅。

旧オルト住宅。

旧オルト住宅。

旧スチイル記念学校。

旧スチイル記念学校の中。グラバー古写真展。

旧グラバー住宅の模型。

旧リンガー住宅前からの眺め。

日本最初期のアスファルト道路。

芝生用のローラー。

グラバーカフェ。

グラバーカフェ。

グラバーバルセット、飲み物２杯とつまみが付いて1000円。暑いので生ビールです。
飲み物１杯が500円なので、つまみの分がお得となるセットです。

世界遺産の旧グラバー住宅は、残念ながら工事中。
見学用特設展望デッキから眺めます。

工事中の旧グラバー住宅。

前回の旅行時(2006年)の時の旧グラバー住宅。
文久３年(1863年)に建てられた日本最古の洋館です。

2006秋 長崎３：オランダ坂、大浦天主堂、グラバー園、眼鏡橋、出島和蘭商館跡など
https://4travel.jp/travelogue/11436982

トーマス・ブレーク・グラバーの像。

展望台からの眺め。

日本庭園と旧グラバー住宅。

ハートストーン。

長崎伝統芸能館。長崎くんちの船。
ここまでがグラバー園。

大浦天主堂。
元治元年(1864年)に設計された現存する日本最古の木造教会、国宝です。

そして、大浦天主堂も今や世界遺産です。

大浦天主堂駅から市電に乗ります。
全線130円均一料金です。なので、市電に乗る際は、長い距離乗る方がお得です。

中はこんな感じ。

西浜町で下車。

本日の宿、ホテルエイチツー長崎へ。チェックインします。
そして、大阪からの友人と合流。
大阪から長崎への便、ANAは一日一便に減便されているので、午後二時に長崎空港に着いて、翌日の午後三時の便で伊丹に戻るという弾丸になってしまいました。

ホテルエイチツー長崎、入口は和風な雰囲気。

３階のチェックインフロアは団らんコーナーあり。

コーヒーやお茶が無料。

何とお茶は水だしです。美味しい！

エレベーターの中。新型コロナ禍への対策はしっかりなされています。

部屋は10階。10階のエレベーターホールからの眺め。
この上の11階に大浴場があります。

部屋はこんな感じ。

トイレとシャワー。
新しいホテルなので、設備全てがキレイで整っています。時節柄かなり割引価格とは思いますが、一泊(素泊まり)二人で約6000円は、お値打ちです。

友人と合流し、出島観光へ。
2020秋 長崎３：出島和蘭商館跡と茶碗蒸しの老舗 吉宗(よっそう)
https://4travel.jp/travelogue/11649826
に続く。