2020/08/21 - 2020/08/21
39位(同エリア63件中)
pikaさん
毎年恒例の青春18きっぷで行く一人旅
自粛なんてするわけはなく、北海道を東へ北へ大移動して来ました。
スケジュールは以下の通り
1日目:帯広⇒釧路
2日目:釧路⇒根室⇒旭川
3日目:旭川⇒稚内⇒旭川 ←ここ
4新目:旭川⇒留萌⇒札幌
北海道のローカル線は本数が極端に少ないため、
かなりハードなスケジュールとなり、寝坊したらその瞬間に終了。。。
頭の中で組み上げたこのスケジュールをこなせる体力がアラフォーのおじさんにはあるのか!?
3日目はこの度のメインイベント宗谷本線全線乗車です。しかも往復。
片道6時間同じ列車に乗り続けるなんてこれまで経験したことがないので耐えられるかという不安と、
どんな景色や秘境駅が見れるのかという期待という2つの感情を抱きつつ、
前夜に降り立ってから7時間しか経っていない旭川駅に向かいます。
さ、宗谷本線全線乗車はどのような結末を迎えるのでしょうか?
それではスタートです。
※鉄道&城好きの呑兵衛による文章で、観光の参考にはならない部分が多々あるのでご注意を。
今回は宗谷本線に乗っているだけなので鉄分満点です(笑)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
おはようございます。時刻は朝5時20分です。
ホテルの朝食の時間は6時からだったのですが、すでに準備が出来ているということなのでありがたくいただきました。
卵かけご飯とお味噌汁という早朝には優しい組み合わせ。 -
セブンイレブンで食料や飲み物を買い出ししてから旭川駅へ。
前夜降り立ってから7時間くらいしか経っていません。 -
6時3分発の稚内行きに乗車します。
-
乗るのはこれ。おなじみキハ54です。
キハ40との2両編成ですが、名寄以降は1両になるので、
前方のこちらに乗ります。 -
進行方向左側の席を確保してから写真を撮ります。
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旭川から永山あたりまでは市街地を走ります。
そして駅名が気になる比布。
ホーロー駅名板に「ぴっぷ」の3文字が何かかわいい(笑) -
一気に山深くなって到着したのは塩狩。
ここは鉄道事故を題材とした小説塩狩峠の舞台です。
駅も趣があっていい感じなのでゆっくり駅舎見学をしてみたいし、塩狩ヒュッテという宿にも泊まってみたい!! -
峠を下ると次は和寒です。
真冬にきて「わっ寒っ」と言ってみたい(笑)
和寒・剣淵・士別あたりは結構学生さんが乗ってきました。 -
そして名寄に到着。
学生さんはほとんど降りてここからはほぼ同業者(鉄ヲタ)のみとなりました。 -
切り離しのための停車時間を利用してスタンプの押印と北の大地の入場券の購入をしました。
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名寄より先は秘境区間です。
「毛織の北紡」の看板で有名な北星の駅舎。
鹿との衝突による車両点検で長く停車したおかげで少し近付いて写真を撮ることが出来ました。
2021年3月に廃止予定なので来れてよかったです。 -
智恵文。
この先は車掌車駅舎が多くなります。 -
南美深。
ここも2021年3月に廃止予定です。 -
紋穂内はもうかなりボロボロです。ここも2021年3月に廃止予定です。
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乗車してから2時間以上経って8時も過ぎたのでガソリンを注入します(笑)
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牧草ロールが点在する光景は北海道の代表的な車窓の一つと言って過言ではないと思います。
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豊清水では行き違いのためしばらく停車するため撮影タイムです。
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ここも2021年3月に廃止予定なのでしっかりと目に焼き付けておきます。
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天塩川温泉。
車内から見る単線と板張りのホームの組み合わせはローカル線感が満載ですごく好きです。 -
この辺は蕎麦が有名ということで車窓からは蕎麦畑も多く見られます。
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音威子府は天北線資料館があったりするなどじっくりと見たい駅なのですが停車時間は3分しかないので車内で大人しくします。
いつかじっくりと来たいです。 -
宗谷本線は天塩川に沿って走ります。
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線路沿いは草木に覆われている部分が多いので、シャッターチャンスはそれ程多くはありません。
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秘境駅として有名な糠南です。
駅舎はヨド物置を改造したもの。 -
降りてみたいですが、稚内方面の次の列車はなんと8時間後なので車内から写真を撮るのみです。
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再びの天塩川。釣り人が何人かいました。
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大量の牧草ロール。
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そして牛。
このような長閑な風景を見ていると長時間乗車も全く退屈しません。 -
昔ながらの木造の大きな駅舎にカッコいい駅名板!!
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ここもいつか降りてじっくり見学したいです。
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安牛の車掌車駅舎もかなりボロボロです。
ここも2021年3月に廃止予定です。 -
そういえば牧場とセットのイメージがあるサイロはここまであまり見ていないような気がします。
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上幌延は安牛ほどではないですが錆が見られます。
ここも2021年3月に廃止予定です。 -
そして列車は久しぶりの大きな駅、幌延に到着します。
ここでは21分の停車なので北の大地の入場券の購入やスタンプの押印を行った後、近くのスーパーに買い出しに行きます。 -
スタンプはこんな感じ。
わたしの旅スタンプをきれいな状態で押すことが出来ます。 -
地域の中心駅だけあって、周りの駅とは駅舎の規模が違います。
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さ、スーパーで買ったビールで呑み鉄再開です。
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この感じの跨線橋好きです。
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下沼は車掌車駅舎ですが、これまでの駅とは違ってきれいに塗装され、かわいい顔が描かれています。
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車窓からは利尻富士が見え始めました。
ここまで来ると稚内が近付いてきていることを実感します。 -
大量の転がった牧草ロールとサイロの組み合わせ。
これも見たかった景色の一つです。 -
からの牛と利尻富士の組み合わせ。
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豊富では3分の停車時間を利用してダッシュでスタンプを押しに行きました。
ここもわたしの旅スタンプがきれいに残っています。 -
抜海は最北の木造駅舎です。
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じっくり見たいところですが、降りてしまうと大変なことになるので今回は断念です。。。
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抜海を出ると宗谷本線で唯一海が見える区間に突入です。
海の向こうには利尻富士。 -
宗谷本線で一番の絶景スポットです。
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海から離れてしばらく走ると久しぶりの市街地に。
終点の一つ手前の南稚内です。 -
12時8分、宗谷本線の終点稚内に到着です。
旭川を出発したのが6時3分なので所要時間は6時間5分でした。
いろいろな景色があったため全く飽きることなく、着いてみれば6時間の乗車ってこんなものかという感じでした。
稚内の駅を見学したり昼食を食べたりして宗谷岬に向かうのですが、まだまだ先は長いのでこの辺で締めたいと思います。
次回宗谷岬、そして再度宗谷本線で旭川へ。
つづく
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