1969/09/06 - 1969/09/07
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yamada423さん
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松原湖と松本城 1969年9月7日(昭和44年)
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はじめに
私が写真を撮り始めたのは高校3年のころ(1961年頃)で、高校時代のアルバムを元にまとめたのが下記である。
アーカイブ「高校生活3年間の思い出・記録」ARCHIVE:School life of Urawa High School in early sixties(2011年7月公開)
https://4travel.jp/travelogue/10583150
最も古い記録は高校3年秋の関西地方への修学旅行。
大学時代はオーケストラに所属していたため、いろいろな活動の記録がある。(昭和の記録No.3,No.4公開済み)
また将来はエンジニアを目指して理工系の大学に入り、モータースポーツに強い関心を抱き、各地のレースを見に行って流し撮りのテクニックを身に付けたりもした。
モノクロ(白黒)フィルムは1971年まで使用し、それまでの10年間に撮った写真のネガフィルムはほとんどすべて保管しており、121本(約4200画像)になる。
しかし古いものはフィルムの材料である酢酸セルロースの経年劣化(加水分解)で損傷がひどく、変形や黒点発生で画像の復元が困難なものがある。
平均余命まで10年(平均寿命81.41歳までは5年)を切り、遺品の整理が簡単に済むようにと思い、2019年7月までに全てのモノクロのネガフィルムをスキャナーEPSON GT-F740で電子データ化した。
現代用語:終活(笑い)
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昭和の記録公開について
令和2年になり、新型コロナウィルスの世界的大流行に伴って海外旅行のみならず旅行が難しい状況が続く。とりわけ東京都内への外出自粛を余儀なくされている現状に鑑み、昨年デジタルデータ化したモノクロ写真を元に旅行記に編集して公開することを思いついた。
1968年の九州一周卒業旅行を公開した例はあるが、それ以来の作業になる。
写真の説明資料はほとんど残っておらず、読者に興味を持って見てもらえる作品になるか予想はできないので、とりあえず試しにスタートしてみることにした。(2020年7月)
公開が主な目的ではなく、遺品として廃棄される前に、私自身だけではなく、共に昭和を過ごしてきた人々の記録をこの世に残しておきたいという願望が先に立つ。
もう一つの狙いは「写真を主体にした自分史」をウェブサイトに残すことである。
ここまではシリーズ共通の前文とする。
シリーズ昭和の記録 百選 総集編
https://4travel.jp/travelogue/11651747
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シリーズ昭和の記録No.23奥秩父・松原湖・松本城
今回は51年前の1969年9月(昭和44年)に、川越から軽自動車を駆使して奥秩父の三国峠を越えて松原湖で1泊し、さらに八千穂高原・麦草峠を越えて茅野市を通り松本城までの山間地ドライブの記録です。
三国峠からの下り道には大きな岩の角が露出しており、エンジンの下面が岩に触れて損傷し手オイル漏れが後でわかった。
佐久穂町の八千穂高原と茅野市との境をなす麦草峠は標高2127mあり、空気が薄い高地では排気量が360ccしかない軽自動車はパワー不足を感じざるを得なかった。
松原湖は事前には知らない場所であったが、観光地化されていない静かな湖でよかった印象がある。
松本城は見た感じが熊本城に似ており、派手さはないが格調高い立派な城である。
1. 三国峠(長野県・埼玉県)
三国峠(みくにとうげ)とは、埼玉県秩父市中津川と長野県南佐久郡川上村大字梓山を結ぶ峠。埼玉県側の秩父市道大滝幹線17号線(旧中津川林道)と長野県側の川上村道192号梓山線(旧梓山林道)の接続点にあり、三国山から三宝山に続く尾根を超える。標高1740メートル。長野県と埼玉県を直接結ぶ唯一の車道である。
また、信濃川水系の川(日本海側河川)と荒川水系の川(太平洋側河川)を分ける中央分水嶺の峠。すぐ北にある三国山(標高1818メートル)が、信濃国(長野県、信州)・上野国(群馬県、上州)・武蔵国(埼玉県、武州)三国の境点。
2. 松原湖
松原湖(まつばらこ)は、長野県南佐久郡小海町にある湖。猪名湖(いなこ)・長湖(ちょうこ)・大月湖(おおつきこ)という3湖の総称であるが、一般には3湖の中でも最大の猪名湖単体を指す。
3. 八千穂高原(やちほこうげん)は、長野県南佐久郡佐久穂町にある高原。
八ヶ岳北麓に位置する。あまり大規模な開発が行われてこなかったため、長野県内の他の有名高原に比較すると割合素朴であり、自然を生かした見どころが多い。国道299号が高原を貫き、秋には白樺やカラマツが紅葉し、ドライブコースとしても好眺望を楽しめる。茅野市と佐久穂町の境をなす麦草峠は標高2127m。日本の国道で2番目に標高の高い地点である。麦草峠から茅野市方面の高原は蓼科高原となる。
4. 松本城
松本城(まつもとじょう)は、長野県松本市(旧・信濃国筑摩郡[1]筑摩野松本)にある日本の城である。
安土桃山時代末期-江戸時代初期に建造された天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されている。天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は姫路城、犬山城、彦根城、松江城)。
以上4項目はWikipediaによる。
撮影
CANON FT FL50mm F1.4、
フィルム NEOPAN SS(FUJI FILM) ASA=ISO 100
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編集者自己紹介(シリーズ共通)
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/19/67/06/src_19670641.jpg?1420067275
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/22/38/50/src_22385032.jpg?1388882024 浦和高校同窓会 遺影用Yei !
シニア写真愛好家のyamada423です。
一眼レフの経歴はPENTAX、CANON FT、CANON AE-1P、CONTAX RX、EOS40D、EOS80Dなど50年以上です。
<略歴>
大岡山の工学部の研究室では金属組織などの顕微鏡写真の処理は現像液の調合からガラス乾板・フィルムの現像、印画紙焼付けなどすべて自前で行っていたので、写真の処理技術は一通り身につけていました。
写真を撮ることについても風景写真のみならず、当時人気の高かったカーレース(日本グランプリ、CAN-AMなど)に出かけ、200ミリの望遠レンズで高速の被写体を流し撮りするのが好きでした。日本グランプリなど、レースの特集は9月中にはイベント毎に編集して投稿する予定です。
月額1~1万3千円の奨学金の大半はカメラや写真、旅行などに消えてしまいましたが、今の自分を育ててくれた大変ありがたい資金でありました。きちんと返済しました。
1980年頃から欧米主要国の自動車および自動車部品関連企業、研究機関への出張を繰り返し、その間仕事の合間を利用して撮影を続けました。1997年に財団法人へ出向を機会に出張がなくなり、個人旅行のみとなりました。
自動車会社の研究所(29年)と特許庁関連の財団法人工業所有権協力センター(IPCC)で11年、計40年勤務し、2008年3月退職
4トラベル会員登録 2010年5月21日
ホームページ(長期休眠中)自己紹介、随想「設計技術者の心」など掲載。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamada423/
おねがい
50年以上前の写真ですが、なにかお気づきの情報がありましたら掲示板等でお知らせいただければ嬉しいです。
yamada423
投稿 2020.10.1 8:00
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
セメント専用車を牽引する蒸気機関車 1969.9.6(昭和44年)
国鉄八高線 高麗川鉄橋 -
機関車の番号の一部が鉄橋のトラスで隠れていますが、968は読めます。
牽引しているのは客車ではなくセメント運搬貨車です。 -
蒸気機関車9687
現在の所在地
青木町公園
?埼玉県川口市西青木4丁目8
出典:https://www.steamlocomotivejapan.com/9687
機関車データベース
http://d51498.com/db/9600/9687
1969-03-31/月 現在 大宮区 入換専用機 前照灯副灯が縦筒赤色灯?(LP405とは明らかに異なる極小灯) D51791
1969-09-30/火 川越線無煙化記念のモール装飾を実施し大宮区にて展示 -
機関車のかなり近くにほかの見物客もいるので、おそらく蒸気機関車運行情報があらかじめ出されていたものと思います。
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高麗川鉄橋を渡る蒸気機関車
撮影年月はわかりません -
高麗川の釣り人
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八高線のディーゼルカー
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川幅いっぱいの流れは大雨の後だったのかもしれません。
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客車を牽引する蒸気機関車 1969.9.6(昭和44年)
国鉄八高線 高麗川鉄橋
セメント列車の次に見たのは客車を牽引した蒸気機関車です。 -
蒸気機関車29680 1969.9.6(昭和44年)
機関車データベース
http://d51498.com/db/9600/29680
1964-09 この頃 田端区→大宮区 入換専用機 正確な時期不明(某資料には'65/3/31現在 田端区とあるが誤り) デフなし(製造当初よりデフ未取付けの可能性あり) ドーム嵩上げ 前照灯副灯が縦筒赤色灯?(LP405とは明らかに異なる極小灯) D51791
1969-10-06/月 大宮区→西舞鶴区 その後 デフ取付・前照灯をシールドビーム化 取付時期不明(廃車の流用?) -
蒸気機関車29680
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秩父群大滝村の荒川にかかる橋
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吊り橋
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川から橋までの高さは50メートルぐらいありそうです。
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参峰山の扁額(へんがく)が掲げられた鳥居は三峰神社の参道の入り口と思います。(大輪)
昔は神社の下までケーブルカーがありましたが、自動車道路が整備されてからは利用客が減ったため廃止されてしまいました。
徒歩で上ると2時間ほどかかりますが、自然を満喫するには格好の登山道です。
バスで上って徒歩で下るのもよいかもしれません。
西武バス 三峰神社線
https://www.seibubus.co.jp/sp/rosen/mitsumine/ -
荒川に架かる登竜橋
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国道140号から県道210号へ入り、中津川沿いの山道を通って埼玉・長野・群馬の県境に近い三国峠を目指します。
中津川に沿ったこのあたりは紅葉がすごくきれいです。 -
N360Tの車体色は黄色です。
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中津川渓谷
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車が通るのがやっとの道幅で、対向車あったら大変だったです。
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十文字峠は三国峠の少し手前です。
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三国峠
三国峠(みくにとうげ)とは、埼玉県秩父市中津川と長野県南佐久郡川上村大字梓山を結ぶ峠。
すぐ北にある三国山(標高1818メートル)が、信濃国(長野県、信州)・上野国(群馬県、上州)・武蔵国(埼玉県、武州)三国の境点。
Wikipedia -
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秋の気配を感じさせる、秋の七草のオミナエシ、オバナ(ススキ)
ハギ(萩)、オバナ(尾花)、クズ(葛)、ナデシコ、キキョウ(桔梗)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴) -
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千曲川に架かる橋
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川上村道192号梓山線
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千曲川
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午後の太陽を映して光る千曲川
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千曲川のほとりで一休みです。
今夜の宿を決めてあるわけではないので、時間を気にすることはありません。 -
高見澤牧場
南佐久郡南牧村大字海ノ口2057-2番地
http://www.janis.or.jp/kenren/nogyouhou/hojin/minamimaki_b.html
八ヶ岳山麓に広がる広大な農地を基盤とした有畜複合経営によって循環型農業を実現。健康な牛から搾った良質な牛乳と健康な土から穫れたおいしい野菜を提供。
●経営の特徴
農業法人の先駆的存在。立地条件を生かし18haの面積で飼料作物(牧草15ha、デントコーン3ha)を生産し、良質な自給飼料を確保している。
乳牛はホルスタイン35頭とジャージー牛75頭を飼養し、生産された牛乳は八ヶ岳高原農業協同組合連合会に委託し、生乳や加工品として販売。野菜の裏作にライ麦を作付けし連作障害を回避するとともに、粗飼料の確保を行い自給率の向上を図っている。 -
松原湖
何の予備知識もなく、山を下りて走っていたら国鉄小海線沿線に着き、ロードマップを見て松原湖が近そうだったので行ってみました。
観光地っぽくなくて、静かでよかったです。
もっとも観光シーズンではない9月初旬でした。 -
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夏の観光シーズンを過ぎ、ひっそりとした感じでした。
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朝の松原湖
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イチオシ
表紙写真
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松原湖から県道480号(八ヶ岳ビューロード)で八千穂高原に向かいます。
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県道480号から国道299号に合流して八千穂高原へ。
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標高1200M
この国道299号は日本の国道で2番目に標高の高い地点である麦草峠2127mをとおるためか、1200M,1600M,2000Mの標識がありました。
このあたりは別称「メルヘン街道」 -
標高1600M
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標高2000M
国道299号(埼玉県入間市から秩父、群馬県上野村を経て長野県茅野市に至る一般国道)
この先の麦草峠は標高2127m。日本の国道で2番目に標高の高い地点である。
麦草峠は2018年7月にハイキング倶楽部のバスハイクで行ったところです。
そのときには50年前のドライブとは結びつかなかったです。
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/55/11/66/src_55116644.jpg?1533023095
写真掲載旅行記https://4travel.jp/travelogue/11384038 -
松本城
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お堀の白鳥とアヒル
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姫路城のような派手さはないが、均整のとれた格調の高い城と思います。
黒い板壁は熊本城と類似性を感じます。
1968年3月の卒業旅行での印象が強い熊本城は、熊本地震で大きな損傷を受け修復中です。
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/20/34/52/src_20345227.jpg?1461141750
写真掲載旅行記 https://4travel.jp/travelogue/10507124 -
石垣の高さは熊本城が断然立派です。
熊本城の石垣
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/20/34/52/src_20345226.jpg?1461141750 -
大きな石の間を小さな石で埋めた石垣
熊本城の石垣
https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/20/34/52/src_20345225.jpg?1461141750 -
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イチオシ
天守閣がもっとも大きく見えるアングル
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めっ。たに撮らない自分の写真ですが、今になって思えば貴重な記録写真です
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撮影に使用した一眼レフカメラ
CANON FT FL50mm F1.4 -
ネガフィルムおよびプリント写真の電子データ化に使用したスキャナー
エプソンGT-F740
最大A4サイズ
ネガフィルム
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