佛行寺－2020年初秋

2020/09/02 - 2020/09/02

　鎌倉市笛田3にある佛行寺を訪れた。笛田山佛行寺は日蓮宗のお寺で明応4年(1495年)の創建と伝える（https://4travel.jp/travelogue/10563197）。
　佛行寺は鎌倉一のつつじの名所であるが、裏山の墓地までの参道には紫陽花なども植えられている。裏山の山頂付近にこのお寺の墓地があり、山頂には源太塚が祀られている。
　梶原源太景季（応保2年（1162年）~正治2年（1200年））は源頼朝に臣従し、治承・寿永の乱で活躍した。父・景時とともに鎌倉幕府の有力御家人となるが、頼朝の死後の元治元年11月に景時は三浦義村、和田義盛ら御家人66人の連名の弾劾を受けて、鎌倉から追放された。正治2年（1200年）正月、景時、景季は一族とともに上洛を企てたが、途中、駿河国で自害して滅んだ。死の証として景季の片腕が届けられ、それを埋葬したのが源太塚である。
　佛行寺の本堂や客殿の裏には2つの池があり、裏山の裾にはやぐらが穿たれており、瑞泉寺の庭園に似ている。しかし、奥まで入って見ないことにはそのやぐらさえ良くは見えない。
　佛行寺の裏山にはやぐらが残っており、12世紀に活躍した梶原源太景季の源太塚まで残っている。鎌倉初期には創建されていた寺院跡に日蓮宗の佛行寺が創建されたのであろう。
（表紙写真は佛行寺）

エリア 鎌倉(神奈川)

仏行寺の入口。

仏行寺入口のお宅には石廟が。

佛行寺掲示板。

佛行寺山門。

「笛田山　佛行寺」寺号標石。

入山料として100円を箱の中に入れる。

本堂前でご本尊と祖師さまに一礼いたしましょう。ちなみに、本尊は十界互具曼荼羅である。

庫裡。

石灯籠。

本堂。

本堂に掛かる「笛吹山」の扁額。

佛行寺本堂内部。天井絵のような。

山門。

お地蔵さま。

やぐら。

やぐらか？

やぐら。

五輪塔。

五輪塔と布袋さま。

横に掘られてから奥に伸びているようだ。防空壕？

中腹に開いている穴はやぐら？

岩を削って金銅仏。

やぐらの跡と思われる場所に墓石。

やぐらの跡と思われる場所に墓石。

池がある庭園。

池がある庭園。

「南無妙法蓮華経」。供養塔。

裏山。つつじが植えられている。

裏山のつつじ。

客殿と池のある庭園。

七重石塔。

五輪塔が並ぶ。

佛行寺の本堂と客殿。

佛行寺の本堂と客殿。

池と庭園。

墓地へ上る参道。

裏山には一面につつじが植えられている。

佛行寺の本堂と客殿。

山頂に源太塚。

墓地参道の石段を下りる。

源太塚の下に墓地。

佛行寺の客殿。

池と庭園、そして崖にやぐら。瑞泉寺の庭園を思わせる。

池と庭園。中央上とその左にやぐらが見える。瑞泉寺の庭園に似ている。

佛行寺客殿。

佛行寺客殿。