2020/08/09 - 2020/08/09
390位(同エリア624件中)
あおしさん
世界遺産になった百舌鳥・古市古墳群。
今回全部で50基近い古墳が世界遺産に指定されました。
今回は2日間でこの古墳群をレンタサイクルでまわってきました。
1日目は仁徳天皇陵を中心とした百舌鳥古墳群をまわりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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今回は名古屋から出発です。
まずは、近鉄ご自慢の新型特急「ひのとり」で出発します。近鉄名古屋駅 駅
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「ひのとり」はJRでいうグリーン車である「プレミアム・シート」と普通車である「レギュラー・シート」があります。
せっかくなので奮発して「プレミアム・シート」に乗りました。
車内は赤いじゅうたんが敷かれて、レッグレストつき、リクライニングは深々としていてとても快適なシートです。
「プレミアム・シート」はほぼ満席。近鉄特急 ひのとり 乗り物
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こちらは「レギュラー・シート」
コロナの関係か、こちらはガラガラ、1両に2~3人しかお客さんがいません。
少ないお客さんもせっかく乗るなら、「プレミアム・シート」ってことなのでしょう。私もですが。 -
名古屋から約2時間で大阪の難波駅へ到着。
ここから南海電車に乗り換え。なんば駅 (南海電鉄) 駅
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南海高野線で三国ヶ丘駅へ。
この駅でJR阪和線に乗り換えます。三国ヶ丘駅 (JR) 駅
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三国ヶ丘駅から1駅、百舌鳥駅で下車。
この駅が百舌鳥古墳群観光のスタート駅です。百舌鳥駅 駅
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まず駅から500mほどの堺市博物館に行きます。
仁徳天皇陵の前、大仙公園前にあります。大仙公園 公園・植物園
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この博物館は周辺の百舌鳥古墳群だけではなく、少し離れた古市古墳群も含めた古墳からの発掘品など多くの展示がされています。
まずはここで古墳の「お勉強」。堺市博物館 美術館・博物館
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仁徳天皇陵の大きさを説明した模型。
中国の始皇帝陵やエジプトのピラミッドとの大きさも比較されています。
仁徳天皇陵は世界一大きな「お墓」なのです。 -
まずは堺市博物館の前にある仁徳天皇陵へ。
あまりに巨大すぎて森にしか見えません。仁徳天皇陵古墳 名所・史跡
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しかも仁徳天皇陵は濠が3重になっているため、本体もほとんど見えません。
見えるのは外濠だけ。 -
全体像の写真つきの説明板。
全体を見るために気球に乗ったり、高いタワーを建てるなどの計画があるようですが、手軽に全体が見れるようになってほしいものです。
さて、近くにあるはずの観光案内所で電動レンタサイクルを借りようと思いマシったが、なんと観光案内所が百舌鳥駅前に移転していました。
往復1キロ、無駄足になりました。大仙公園観光案内所 名所・史跡
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ともあれ観光案内所で500円で電動レンタサイクルを借りてスタート。
再度仁徳天皇陵前、大仙公園に向かいます。
まずは途中にある収塚古墳。
仁徳天皇陵の陪塚です。
おそらく仁徳天皇の有力な重臣が葬られているのでしょう。
円墳に様に見えますが、元は前方後円墳。
「前方」が今は失われています。収塚古墳 名所・史跡
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大仙公園内、堺市博物館の前にある孫太夫山古墳。
もともと庄屋・孫大夫という人が所有していた古墳なので、この名前になったとか。孫太夫山古墳 名所・史跡
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やはり大仙公園内、孫太夫山古墳の隣にある竜佐山古墳。
公園内の古墳でもあり、日陰にベンチなどもあり、ここで一休憩。竜佐山古墳 名所・史跡
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大仙公園の裏手にある七観音古墳。
きれいに整備されており、つつじの木が植えられています。
ここまで整備されてしまうと古墳の雰囲気はなく、単に公園の中の花壇のようです。
それでもこの古墳も世界遺産の古墳です。七観音古墳 名所・史跡
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寺山南山古墳。
七観音古墳や履中天皇陵の前にあり、履中天皇陵の陪塚とされています。
ほとんど原型をとどめておらず、ゲートボール場になっていました。
コロナの関係でゲートボール場が閉鎖されていたので、近くに行けません。寺山南山古墳 名所・史跡
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大仙公園を出ると、履中天皇陵の展望台があります。
この陵墓は大きさは仁徳陵、応神陵に次ぐ3番目に大きい古墳ですが、濠の水の中に浮かぶ古墳を見れるので、古墳の中ではもっともスケールの大きさを実感できる美しい古墳です。 -
展望台から見る履中天皇陵は「後円」部分ですが、堺市のおすすめの撮影スポットは「後方」部分です。
金網越しで見るところですが、確かに古墳の美しさを実感できる場所です。 -
履中天皇陵をぐるりと一周して、大仙公園に戻ります。
やはり大仙公園内にある旗塚古墳。
多くの古墳は立ち入り禁止ですが、この古墳は立ち入りOK.
小さな古墳ではありますが、古墳の上に立てました。旗塚古墳 名所・史跡
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大仙公園からJR阪和線を渡り、しばらく行くといたすけ古墳。
昭和30年ごろ住宅造成のために整地されるところを市民運動で守られたという古墳です。
整地のための道路の廃墟が残っています。いたすけ古墳 名所・史跡
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濠には亀や水鳥が多くみられました。
なんでもタヌキも住んでいるとか。
この古墳は動物たちの「楽園」になっているようです。 -
いたすけ古墳の近く、いたすけ古墳の陪塚である善右ヱ門古墳。
住宅街の中に埋まってる地味な古墳ですが、この古墳も世界遺産です。善右ヱ門山古墳 名所・史跡
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御廟山古墳。
被葬者は特定されていませんが、天皇もしくは仁徳天皇の皇妃の墓と考えられており、「御廟」と名付けられました。
大きさ、水濠の美しさ、周辺は公園として整備されベンチなどもあり、ゆっくり古墳を眺めることができる古墳で気に入りました。御廟山古墳 名所・史跡
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濠では水鳥が多く遊んでいました。
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さらに進んだところにあり、仁徳陵から最も離れた東南部にあるニサンザイ古墳。
全国7番目の大きさの古墳です。
水に浮かぶ古墳の美しさを堪能させてくれる古墳です。ニサンザイ古墳 名所・史跡
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今回49の古墳が世界遺産になりましたが、大きすぎる仁徳陵や応神陵、地味な古墳などは「がっかり世界遺産」になりそう、と思っていましたが、このニサンザイ古墳の美しさを見ると、世界遺産でもおかしくないなと実感できました。
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ニサンザイ古墳から北西へ4キロほど走って着いたのが反正天皇陵。
それなりの規模のようですが、住宅に埋まってしまい、古墳をみることができるのは拝所だけ。
これはがっかり古墳でした。
近くの堺市役所の展望台から見るのが一番いいそうですが、残念ながら堺市展望台は閉鎖中でした。反正天皇陵古墳 (田出井山古墳) 名所・史跡
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反正天皇陵から再度3キロほど走り仁徳陵へ戻ってきました。
最後に仁徳陵を一周。
まずは銅亀山古墳。
地味な古墳ですが、この古墳も世界遺産です。銅亀山古墳 名所・史跡
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仁徳天皇陵の周りの住宅の中に埋まっている菰山塚古墳。
一本松が印象的ですが、地味な古墳です。
でも、世界遺産。菰山塚古墳 名所・史跡
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仁徳天皇は偉大な君主だったからか、天皇陵の周りには家臣のお墓である陪塚がたくさんあります。
この丸保山古墳も陪塚の1つ。
仁徳天皇陵にほぼ一体となっていること、陪塚にしては大きいことから、皇太子など重要な人物のお墓かもしれません。丸保山古墳 名所・史跡
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仁徳天皇陵とは国道を挟んだところにある永山古墳。
昔は濠は釣堀だったとか。
今では整備されて、小さいながらも美しい水濠が見れます。永山古墳 名所・史跡
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仁徳陵をぐるっと回ってきて、やはり陪塚の1つ、源右衛門山古墳。
JR三国ヶ丘駅の真ん前です。源右衛門山古墳 名所・史跡
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仁徳陵最後の陪塚、塚廻古墳。
駐車場の一部になってるほど地味で目立たない古墳ですが、多くの副葬品が出土して注目を浴びた古墳です。
仁徳陵を1周して、レンタサイクルを時間制限の5時半に返却しました。
約15キロほど走ったようです。塚廻古墳 名所・史跡
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まだでも太陽が高く、明るいのであとは歩きます。
百舌鳥駅の近くの線路沿いにある世界遺産の1つ、長塚古墳。 -
夕日に染まる古墳を見たいと思い、先ほど気に入り、駅からも近い御廟山古墳へ。
水鳥がたくさん水濠で泳いでいます。 -
夕焼けになるまでぼーっと待っていましたが、雲が出てきてしまい、夕日と古墳の「コラボ」は見られませんでした。
残念!
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