2017/07/28 - 2017/08/02
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Camelliaさん
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私の大叔父が戦後から近年まで(現在は帰国していますが)ブラジルに住んでおり、幼いときには「ブラジルのおじさん」から届く手紙を楽しみにしていました。最初に認識した外国はブラジルでした。
中世以降、日本に影響をあたえたことはもちろん、ポルトガル文化が南米の植民地ブラジルに根付き、そこに渡った多くの日系移民らからもたらされた文化と融合し、ブラジルという国の根幹になったことから、日本とポルトガルの強い縁を感じずにはいられません。
ブラジルの旧宗主国である、栄光と盛衰を経たポルトガルとはどのようなところか知りたいと思い、2週間という旅行できる期間の大半をリスボンとその近郊で過ごすことにしました。
この旅行記にはリスボンとコインブラへの旅を記録しました。
シントラへの旅行記は以前別に作成しました。
https://4travel.jp/travelogue/11352827
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩 飛行機
- 航空会社
- TAPポルトガル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マルティンモニス広場。奥に見える丘はサンジョルジェ城などがあるアルファマ地区。
宿をとったのはここからおよそ20分ほど北に歩いたホテル。街の中心部に行くにも、ベレン地区や近郊の街に行く鉄道に乗るのにもこの広場の前をほぼ毎日通っていました。
この広場を境にして、北側は生活のエリア、南側は観光客で賑わうエリアと捉えていました。日中は普通の広場に見えますが… by Camelliaさんマルティン モニス広場 広場・公園
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パルマ通り。リスボンでよく感じたのが、何をしているのがわからない人が街のところどころにいて、私たち観光客を見ているということです。
観光客がたくさんいる一方物価が安いので、不届き者のアジトができやすいのかもしれません。 -
宿泊したLisboa Sunshine Homes.
オーナー夫婦がとても温かく、家族のように迎えてくれました。彼らやお店で会うごく普通のポルトガル人はとても親切で素朴でした。お店では、日本人と言っていないのに「ありがとう」と何度も言われました。
ある日、夕食をご一緒させていただく機会を得て、美味しいソーセージや焼き肉、サラダを頂きました。お肉を網で焼いてサーブしてくれたのは20代半ばの息子さんでした。当たり前のように動いていたのですが、ポルトガルやスペインではおなじみの光景なのでしょうか。
南米ではアサードという、決まって男性が網で肉を焼くという文化があるとか。 -
シントラへ行く際に利用したロシオ駅近くのカルサダ・ド・ドゥケのケーブルカー「グロリア線」でサン・ロケ教会へ。
車両後方に立ったので運転席を観察。 -
急な坂を登りました。元の姿がわからないケーブルカー。
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天正遣欧少年使節が宿舎としたサン・ロケ教会。外観は簡素です。
ここまで来たのか、と感慨深くなりました。サン ロケ教会 寺院・教会
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栄華を誇示するかのよう。
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教会を出てアレクリン通りを南へ。遠くには海のようなテージョ川が見えます。
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カイス・ド・ソドレ駅近く。昼食をとる店を探しました。
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歩いて見つけた家庭的なレストラン Planeta dos temperos.
バカリャウとサングリアは頂きたかったんです。
私が行きたいと思っていたレストランそのもので、見つけられてよかったです。サーブしてくれた男性と、かわいらしいおばあちゃん、また会いたい。 -
共和国議会前まで歩き、28番の路面電車に乗ってマルティンモニス広場まで戻ります。
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路面電車は混んでいたり、スリがいたりと気は抜けませんが、狭い道を悠然と通り抜けていく快感がたまりません。
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別の日にはベルン地区へも行きました。
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ジェロニモス修道院
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ベレンの塔など、魅力的な建造物がありますが、ハイシーズンということもあり大混雑だったので外観や位置、土地の雰囲気を確かめながら歩くだけにしました。
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美しいと聞いていたコインブラへの日帰り旅。
よく確かめずに電車に乗り、途中で違う電車だと気が付いて急遽途中下車。駅前のスーパーでパステルデナタを頂きました。こちらは途中下車した駅です。 -
やっとコインブラB駅に着き、散策。切符は1度だけ無料で変更可能とのことだったので帰りの電車を1本遅らせました。
聞いていた通り、美しく優雅な街でした。 -
主観ですが、リスボンのような影の部分があまり見られなかったので、安心して歩けました(リスボンも好きです)。
大都市はどうしても変な人が入ってきますね。 -
コインブラの旧大聖堂。要塞というか、イスラムの建造物に似ている。乾いた空気になじんでいます。
旧カテドラル (コインブラの旧大聖堂) 寺院・教会
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落書きが目につかず、すがすがしい街。
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National Museum Machado de Castro.(マチャド・デ・カストロ国立博物館)
装飾に見惚れつつ、散策を続けます。 -
サン・ジョアン・デ・アルメディナ教会
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Sé Nova de Coimbra.(新大聖堂)
といっても17世紀にできたそうです。新カテドラル (コインブラ) 寺院・教会
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Museu da Ciência da Universidade de Coimbra.(コインブラ大学科学博物館)
ここまで来たから、と有名な図書館を見学しようとしたら、次の案内だと電車の発車時刻に間に合わないことがわかり、あきらめました。そもそも電車を乗り間違えたことに起因するこの慌てぶり。 -
だいぶ高いところまで登ったので、ドン・ディニス広場から一気に下に降りていきます。
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遠くまで見渡せる。
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夏の日差しが強い。
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少し低くなってきました。広告をつけたプロペラ機が飛んでいました。
同僚の知人がコインブラに住んでいるという話を思い出し、ここでの暮らしはどんなものだろうと想像しました。 -
Manga Cloister.
サンタ・クルース修道院に隣接した噴水。驚きました。イスラム教の影響を受けているそうです。 -
サンタ・クルース修道院。
街の中心。周囲には飲食店や土産物屋が並び、賑わっています。 -
切ないけれど、足早にコインブラB駅に向かいました。
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扉の装飾がおもしろい。ホテルや民泊も素敵な建物が多くあるでしょうし、宿泊してゆっくり過ごしたい街です。こんな扉から入る宿があるかも。
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コインブラB駅に到着。街の中心にあるコインブラA駅から乗り継いでいくこともできますが、出発時刻や駅の場所を確かめるのが面倒だったので郊外のこの駅に戻ってきました。
コインブラB駅 駅
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日が沈んでからオリエンテ駅に戻りました。行きはまだ明るく、急いでいたということもあり気が付きませんでしたが、壮麗なホームに迎えられ安心しました。
ホームが壮麗 by Camelliaさんオリエンテ駅 駅
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リスボンにいたプライドの高そうな猫様。
とても遠いのに、遠いと感じない国。まさに「サウダーデ(郷愁)」を感じさせる余韻が残る旅でした。
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