襟裳の夏は涼しくて美しい夏でした

2020/07/24 - 2020/07/24

本来なら２０２０東京オリンピックが開催される予定だった７月下旬の４連休。

コロナがなければ、オリンピックそっちのけでヨーロッパの予定でしたが、海外は厳しくなったので代替の旅行を計画。

丁度ＧｏＴｏも始まったので、人との接触を極力避けながら（飛行機は搭乗時に並ばないぐらいしかできず難しいけど）、レンタカーで北海道を観光しました。

2日目は、北海道の中で数少ない、まだ足を踏み入れたことのない日高地方の襟裳岬を観光しました。北海道の味で一番大好きな豚丼も、帯広に寄って食べました。

７／２３：室蘭、白老（ウポポイ）
７／２４：襟裳岬、大樹町、少し帯広、釧路
７／２５：釧路、帯広
７／２６－２７：富良野近郊

というスケジュールです。

エリア えりも(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

この日は北海道でほぼ唯一（天塩から札幌までの日本海側を除けば）行ったことのなかった日高エリア・襟裳岬への観光です。

そのため、なるべく襟裳岬に近いところまで走って、朝の時間に余裕を持たせました。

宿泊は浦河イン。

GoToトラベル対象外でした・・・

ホテル浦河イン 宿・ホテル

朝食は、コロナの影響もあり御膳に変更されていました。

三平汁みたいなのが美味しかったです。
個人的には「ザ・和食」みたいな朝食がコロナの影響で増えて嬉しいのですが、ホテル側は大変ですよね・・・

浦河といえば、JRAの施設もある馬の街。
馬事資料館があり、その手前に馬が乗った立派な門が国道から見えて、思わず引き返しました。

優駿の門 馬事資料館 美術館・博物館

かなり襟裳に近くなってきて、親子岩という岩が海に見えました。
このあたりの天気、、、羽田して襟裳岬は大丈夫でしょうか？

襟裳岬エリア。

一面芝の緑が広がっていて綺麗です。
・・・が、かなり緑化に頑張った成果なのだそうです。

昭和中期の襟裳は、それこそゴルフのリンクスでも作ったらいいんじゃないか、という程の荒涼とした場所だったとか。

襟裳岬の風の館に行くと、当時の展示があります。

襟裳岬・風の館。

常に強風に晒されるここ襟裳岬を屋内から観光できる施設です。

襟裳岬までの遊歩道とまた違った楽しみ方ができるので、ここは必見かと。

襟裳岬「風の館」 美術館・博物館

入り口です。

ここだけ見るとコンクリートの近代的な建物ですが、地形にうまくフィットした形で施設を作っています。ヘルシンキ の教会みたいです。

かんばんわ
森進一です。

襟裳岬といえば、やっぱりね。
吉田拓郎さんの曲なんですね。

昭和中期の襟裳岬がこちら。

剥げた剥き出しの地面から土が流れ出て、海も汚れています。

風の館から襟裳岬。

なお、双眼鏡でアザラシが岩に生息しているのを見ることができます。
襟裳岬の先端まで行ってもなかなか見れないし、探せないです。
ここで見ておきましょう。

襟裳岬 自然・景勝地

施設内には、アザラシ君と背比べできます。

意外にデカいぞアザラシ。

襟裳岬の遊歩道に出て、襟裳岬灯台。

灯台は目線から見て下です。

襟裳岬灯台 名所・史跡

襟裳岬。

岬の先の岩は、陸地が海に沈み込んでいく過程を表しているのだそうで、数キロ先まで続いているのだとか。

イコール、海の難所ですね。

襟裳岬展望台 名所・史跡

島倉千代子さんの襟裳岬の歌碑です。

こちらは森進一さんの襟裳岬の歌碑。

何もない襟裳の春、見てみたいです。

襟裳岬の先端まで行ってみます。

襟裳岬 自然・景勝地

襟裳岬の突端です。
テレワーク続きの体には少しいい運動になりました。

海に続く岩の連形がいいですね。
天気の良い日に来てみたい。そんなに天気いい日ないのかもですが。

えりも岬観光センター。

お土産物や、ウニ・海鮮ラーメンなどを食べることができます。

ただ、この時点で頭は肉に切り替わってたので、食事はパスです。

えりも岬観光センタ－ グルメ・レストラン

襟裳から広尾に向かう黄金道路（国道３３６号線）。

切り立った崖沿いに続く道路で、かなりの部分がトンネルと覆道で構成されています。

まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路だ
というのが黄金道路と呼ばれるようになった理由とのこと。

黄金道路 自然・景勝地

黄金道路に面したフンベの滝。

北海道らしい、道路脇の山から海に一気に落ちる滝。

フンベとはアイヌ語のフンペ（クジラ）の意味です。

フンベの滝 自然・景勝地

大樹町の多目的航空公園。

多目的航空公園 公園・植物園

JAXAの施設がありました。

自販機も宇宙仕様。

夢がいっぱい牧場脇の、直営レストランで十勝牛を食べました。

曜日が悪くて結構閉まっており、このお店も客がいなくて、開いてないのかと思って聞いてみたら大丈夫でした。

夢がいっぱい牧場 グルメ・レストラン

ビーフステーキ丼。

とろけるように柔らかいお肉に満足です。
２０００円ぐらいだったかな。

大樹町に入り、道の駅コスモール大樹。

道の駅 コスモール大樹 道の駅

日ハムの大樹町応援大使もお出迎え。

マルティネス選手・石川直也選手・村田透選手。

最近の大樹町名物・点火すらしないロケットことホリエモンロケット。

行った時も、翌日か翌々日に打ち上げを控えているとのことで、大樹町の海側が閉鎖されて、見学もできません、という厳戒態勢になってました。

封鎖なんかしないで大丈夫です。発射台から出ませんから・・・

道の駅のすぐ近くの柏林公園にはSLが。
北海道からはどんどん電車がなくなってますがね・・

柏林公園 公園・植物園

柏林公園（さらにいえば大樹町役場）から通りを挟んで、大樹神社。

この地に入植された人が、地元の神社から御分霊を勧請し、建てられた神社が元になっているとのことです。

道の駅忠類。

国道236号に面しており、温泉施設やナウマンゾウの博物館が併設された場所に作られています。

道の駅 忠類 道の駅

道の駅は、このナウマン公園の一角にあります。

ナウマンゾウの親子のレプリカ。

ナウマン公園 公園・植物園

ナウマンゾウの記念館にも入ってみました。せっかくですからね。

忠類ナウマン象記念館 美術館・博物館

ナウマンゾウの８０％ぐらいの骨格がこの地で発掘されたそうで、
ほぼ完全復元されたナウマンゾウの骨格を見ることができます。

まぁ、見どころはこのぐらいですがｗ
ナウマンゾウ見れるのは日本でここだけです！たぶん。

まだ時間があったので、２日後に予定していたガーデン巡りを一つ先行で行うことにしました。

紫竹ガーデン。

紫竹ガーデン遊華 公園・植物園

入口の様子。
もうピーターラビットでイングリッシュガーデンっぽいですよ感満載（なんだそれ）

富良野のファーム系のような分かりやすい煌びやかさではないです。
少し時期がずれたのかもしれないですが・・・

なので、本当のお花好きじゃないとちと価値を見出せないかもしれません。

コーヒーでも買って、ガーデンで何もせずのんびりするのが贅沢ですかね。

近所にいたら通年券買ってたまにここでテレワークします（笑）

釧路に向かう前に、食事とモール泉。

まずはモール泉の方で、２月に訪問した際に行くのが面倒になった（バス移動だったし）オベリベリ温泉。

帯広駅あたりのホテルの温泉と比べると、よりモール泉らしさが出ていて、コロナの折ですが混みあっていました。

オベリベリ温泉 水光園 温泉

更別村（帯広空港の少し南側）にあったレストハウスかしわが、帯広市内に移転してきて「ぶたどんかしわ」として再オープンしていました。

レストハウスかしわファンだったので、当然行きました。
帯広競馬場の近くです。

豚丼ととん汁のセット。
味はちょっと変わったというか、帯広街中風になった気がします。
レストハウスの時は、豚肉を焼いた煙を外に出しても問題なかったけど、流石にここじゃダメですからね、そういうのもあるのかも。

お店も洗練されて、正直昔の方が自分は好きですね。

と言っても十分美味しくて満足でした、という求めるレベルの高い話です。
あと、豚汁にシイタケは・・・（個人的希望）

ぶたどんのかしわ グルメ・レストラン

帯広からはもう面倒だったので国道３８ではなく高速を駆使し、釧路のラビスタに到着。夜８時ぐらいだったでしょうか。

幣舞橋もライトアップされていました。

幣舞橋 名所・史跡

釧路のラビスタと幣舞橋です。（翌日撮影）

天然温泉幣舞の湯 ドーミーインPREMIUM釧路 宿・ホテル

ドーミー系列は朝食がかなり素晴らしいのですが、コロナ対策でお重を中心とした提供に代わってます。

お重のほかにも、小分けしたおかずがいっぱいありますが、
お重を取り損ねると結構悲惨なので、ご注意をｗ

ドーミー系列の夜泣きそばも健在でした。

このホテル、ラビスタブランドがついていますが、ほぼドーミーインですね・・