私のトラベラーネームは「アジア好きの晴れおじさん」。だけど、旅行記も口コミも国内が大半で、海外のものは余りありません。だから、「アジア好きの」は不当表示でないかと思われる方もいることでしょう。実は、４トラ投稿の神髄は新しさにあるとの考えから、これまで古いものの投稿は差し控えていました。<br />さりながら、コロナ禍で海外旅行が憚れる今、方針を転換して、未来に残しておきたい過去の旅行写真をピックアップするような形で古い旅行の記録を投稿することにします。<br />もし、あなたがお暇なら、御覧になってみてください。<br />(2020年作成)

晴れおじさん「アジア点描録」(メコン川クルーズ)

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2010/09/24 - 2010/09/24

24位(同エリア245件中)

エリア

ミトー(ベトナム)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

グルメ: 5.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 船

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

2010年9月に妻とベトナムのホーチミン市に旅行した際、メコン川クルーズのツアーに参加しました。山紫水明の日本とは対照的な土色の川水にカルチャーショックを受けながらも、楽しいクルーズでした。

写真は、宿泊したルネッサンス・リバーサイドホテルのロビーです。
朝、ホテルでツアーバスにピックアップしてもらって、ミトー市に向かいます。
ちょうど通勤時間帯でバイクの列が連なっていました。
ところで、今見ると、ほとんどの人がマスクを着けていますね。
今回のコロナ禍への対応でベトナムが優等生と評価されている素地を垣間見るような気がします。
ミトー市の遊覧船発着所に到着。

妻は、ツアーバスの中で隣の女の子と意気投合したようで、遊覧船でも隣り合って座っていました。ちぇ、どうせオイラは冴えない古亭主。
メコン川は、水量は多いものの色が茶色で、最上川の清流を見て育った私には、ちょっと違和感がありました。
水上生活をしている人もいるようです。
青空と茶色い川の組み合わせが延々と続いています。
ベトナム人の日本語ガイドは、熱心に周囲の説明をしてくれます。
こんな目玉を描いた面白い船も見かけました。
中洲の島に到着。
まず、ココナッツキャンディー工場を見学。
ココナッツ
妻は件の女の子といっしょにキャンディーを試食。

バラマキお土産用に私もいくつか購入。
売り子のお姉さん。快く撮影に応じてくれました。
次は、ハチミツ農園。
「蜜箱の中はこんな風なのよー。」
スタッフに勧められて、ニシキヘビの襟巻体験。
少しヒヤッとする蛇皮の感触は、まあ悪くはないかな？
ハチミツティーのサービス
こんなんです。
そして、果樹園。
看板は全く読めませんでした。
南国のフルーツが盛りだくさん。
民族音楽のライブもやっていました。
二度見してしまいそうな美人歌手。カメラ目線を有難う！
ツアーの同行者とフルーツを食べながら歓談。
件の女の子はかなり旅慣れているようで、持っているコンデジもリコーの高級機でした。私がコンデジとともに持参した「ローライ３５」に興味を示したので、暫しカメラ談義。晴れおじさんもカメラが好きなんです。
さて、いよいよハイライトのジャングル・クルーズ。

「国民的美少女」という昔のフレーズが頭に浮かぶような若い美人船頭を見かけました。ついこの間、朝ドラに出てきた「船頭恋しや」の曲がピッタリくる感じですね。
でも、私ら夫婦の乗った船の船頭は、７０歳を超えているようなバア様　(失礼)。
メコン川の支川をゆったりと巡ります。
それ、ニッチラ、ニッチラ、ニッチラコー。
妻が被っている編み笠は、無料で貸してもらったものです。
戻り船とすれ違う時、向こうの船頭の中には、厚かましくも私に向かって「チップ！」と手を出す強者もいて、ちょっとしたカルチャーショック。
クルーズの後は、ミトー市内のレストランでメコン郷土料理の昼食。
丸い揚げ餅。インパクト大。
ビールは、「333」。
バーバーバーと読むんだっけかな？
象耳魚(エレファント・イヤー・フィッシュ)。
生春巻きで包んでいただきます。とっても、「まいうー」でした。
その他、空芯菜炒め、チャーハンなどが出て充実した内容でした。
ホーチミン市に戻ったら、スコールで一時的に道が水没しているところがあって、東南アジアデビューの洗礼を受けました。

完