肥薩線、SL人吉と観光列車で鹿児島へ（コロナ自粛解除、県をまたいで鉄道たび）

2020/06/19 - 2020/06/19

海外旅行はまだまだ難しいが、まずは地元から。コロナでステイホーム中は観光列車もすべて運休していましたが、6/19からようやく解除。さっそく乗ることが楽しい観光列車のたびを再開。

エリア 人吉(熊本)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日よりSL人吉が熊本から運転再開されました。熊本駅ではバックで入線するので、走る雄姿を撮影するために新八代駅に一足先にやって来た。

SL人吉 乗り物

10:25発　あいにくの雨ですが久しぶりのSLと旅に出れるワクワク

新八代駅 駅

運転再開初日ですがあいにくの雨の金曜日とあって車内はガラガラでした

機関車が見える展望車両も独占状態

10:30　すぐに八代駅に停車、肥薩線の出発駅です。
4分停車の間にホームに降りて撮影できます

八代駅 駅

八代駅を出てしばらく、最後尾の展望車両では人吉までの見どころがレクチャーされます

いただいた温かみのある手書きイラストの路線案内図を見ながら、球磨川沿いに走る
昨夜からの雨でかなり増水しているようだ

11:20　白石駅に停車、ここでもホームに降りて機関車見学

白石駅 駅

汽車の音を聞きながら、車窓を眺めながらビールとお弁当、これも至福の時間

11:38　一勝地駅に停車、10分間の停車時間があります

一勝地駅 駅

ホームに出ると駅のスタッフの歓迎と「おかえりなさい」と書かれたうちわをいただきました

縁起のいい名前の一勝地駅

雨の中、頑張って走ります

機関車のチェックもぬかりなく

発車の合図の鐘が鳴ります

第二球磨川橋梁を渡ります、雨で濁った急流の球磨川

間もなく終点人吉駅、「ななつ星」とこの秋デビューする観光列車「３６＋３」のイラストが入りの小さなボックスをいただきました。中にはコスモスの種、秋の青空にたくさんの笑顔が咲きますようにとのことです。素敵なお土産です家の庭に咲かせましょう。

12:09　人吉駅では温泉宿の女将さんたちの大歓迎の中到着です。

乗客の数よりお出迎えの方が多くて、申し訳ないですが嬉しいですね。

温かみのある人吉駅の改札口

人吉駅 (JR九州) ／人吉温泉駅 (くま川鉄道) 駅

肥薩線はまだこの先へと続きますがＳＬ人吉はここで終点

機関車はバックで後方の機関庫へ向かいます

機関庫には国内では唯一の石造車庫が残されている

スイッチバックしながら機関庫へ向かうＳＬ人吉

人吉駅では鉄道ミュージアム「ＭＯＺＯＣＡ　ＳＴＡＴＩＯＮ　８６８」を見学。
ＳＬも線路越しでのぞけます。機関庫でしばらく休憩した後、ＳＬは転車台で向きを変えて熊本へと帰って行きます

人吉鉄道ミュージアム MOZOKAステーション868 美術館・博物館

駅前ではお城のからくり時計も見どころです

人吉駅前からくりモニュメント 名所・史跡

次に乗るのは観光列車「いさぶろう・しんぺい」
明治４２年難工事の末肥薩線が開通した当時の逓信大臣・山縣伊三郎と鉄道院総裁・後藤新平の名前が途中のトンネルにプレートが付けられていることからのネーミングです

車内はレトロな内装で乗ることが楽しい列車です

熊本から後発の観光特急「かわせみ・やませみ」が到着して並びました
13:14　「いさぶろう・しんぺい」が出発です

新緑の中で赤い列車が映えます
春は桜でとてもきれいな所です

13:30　大畑駅に到着、古い駅舎内には貼ると出世できるとか、縁起の良さから多くの名刺が貼られています

大畑駅 駅

列車の中ほどには展望カウンター、大きな窓から日本三大車窓を眺められます

ホームのあじさいが満開でした

１３:３５　大畑駅をスイッチバックして出発。先程やって来た人吉方面からの線路が右手に見えます。

列車はスイッチバックとループトンネルで標高を上げ、列車は先ほどの大畑駅とスイッチバックの線路が見えるところで一旦停車してくれます

13:59　肥薩線の最高地点、矢岳駅に停車、ここでも下車して保存されているＤ５１を見学できます

矢岳駅 駅

以前はＳＬ人吉の８６機関車も保存されていた車庫にはＤ５１が保存されています

あいにくの天気で霧島連山は雲の中でした

峠を越えると再びスイッチバックが待っています、左下には真幸駅

14:18　真幸駅に停車、幸せの鐘を鳴らしましょう

真幸駅 駅

スイッチバックのホームには土石流で落ちてきた大きな岩石が残されています

１４:２４　真幸駅をスイッチバックして出発

14:33　吉松駅に到着「いさぶろう・しんぺい」はここまでです

吉松駅 駅

向かいホームには14:36発、隼人行がすぐの乗り継ぎです

１９０３年開業の大隅横川駅に停車、観光列車じゃないので降りて見学できません車窓から見るだけです

大隅横川駅 駅

15:05　霧島温泉駅で列車交換です

霧島温泉駅 駅

15:33　隼人駅に到着　八代から124.2km。ここが肥薩線の終点駅です。

隼人駅 駅

15:53発　特急きりしま13号で鹿児島に向かいます

錦江湾と雲に隠れた桜島が見えてきました

16:19　今年2月に新しい駅舎になった鹿児島駅で下車、駅前はまだ整備工事中です

鹿児島駅 駅

鹿児島市内は市電が走る、郷土のデパートは山形屋

今夜は久しぶりに鹿児島の友と天文館で黒豚しゃぶしゃぶ・・・続く・・・

この旅行記へのコメント （1）

• ニッシーさん 2020/07/08 00:18:21

  今年はもう見れない！

  熊本県南部を襲った大雨で橋梁が流れて肥薩線は寸断してしまいました、この勇姿を再び見れる日はやってくるのでしょうか？
  皆様の復活を望む声が絶対大切です