2019/12/11 - 2019/12/18
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この旅行記のスケジュール
2019/12/16
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バスでの移動
タージマハル
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バスでの移動
ファテープル・シークリー
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バスでの移動
ジャイプル
この旅行記スケジュールを元に
インドを訪ねてからまだ半年しか経っていませんが、遠い昔のような気がします。今は行くことができないのでなおさら遠い国に思えてきます。
タージマハルへ行くことがこの旅の目的だったので、タージマハルを見終わった後の日程は気が抜けてしまったのか記憶がはっきりしていません。目的達成後の脱力感みたいな感じで、ツアーについて行きました。
写真は撮ってきましたのでつないで、旅行記にしました。ちょっと気抜けした旅行記です。
ファテープル・シークリーはわずか14年間(1574-1588年)しか遣われなかった都なのでその当時のままの姿が残っていて世界遺産です。
インドの文化を知る上で見る価値はありました。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- エア・インディア・エクスプレス ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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アグラからわずか40kmの所にあるので、アグラ城を出てからすぐに到着しました。
ファテープル スィークリー 旧市街・古い町並み
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ここも赤砂岩の城壁で囲まれています。門と言えるのかは分かりませんが空いているところを通って中に入ります。
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ムガル帝国第3第君主アクバルがこの都を作りました。タージマハルを作ったシャージャハンの祖父です。ここにも高校生くらいの子供たちの集団が見学に来ていました。
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アグラ城(1565年)より6年くらい新しく(1571年)、作った君主が違うのでデザインも違います。
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回廊の横を通ります。柱は何様式なのでしょうか?
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赤砂岩で解説が書かれていますが、ヒンズー語なので読めません。英語の解説はありませんでした。世界遺産なので訪れる人は多いとは思いますが。
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ぐるっと回廊が続きます。日本へ帰ってきて調べると、この建物はディーワーネ・アーム(公謁殿、Diwan-i-Am)と言われ、皇帝と国民が接する開放的な建築物でした。広い中庭をアーケードが取り囲んでいます。
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出ました。広場の中心にある建物です。この都はわずか14年しか使われていません。水不足が原因でした。14年しか使われていないのでほとんど無傷で残っているそうです。
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ガイドさんによると第3第皇帝アクバルは世継ぎに恵まれなかったため、ここに住む聖者シェーク・サリームチシュティーの予言によって男の子を授かったそうです。そこでお礼の気持ちでここに都を遷都したとのことでした。
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中央の建物です。2階建てでバルコニーのようなものがついています。
ガイドのカンナさんです。日本語が堪能な優秀なガイドでした。独学で日本語をマスターしたそうですから凄い! -
中に入ります。入り口のアーチは今まで見たインドの様式とは違います。
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入り口の上部はこのようになっていました。2階建てです。
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真ん中に太い柱があり四方に梁が広がっています。
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彫刻が何を意味しているのか分かりません。何かを集めたような彫刻です。
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拡大してみました。
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この建物の中では会議が行われていたそうで、梁が壁にぶつかったところに皇帝がいて家臣たちの会議の様子を見ていたそうです。どの家臣がどのような意見を言っているかを見極めたとか。ガイドのカンナさんの説明です。
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柱は凝った彫刻がされています。
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上部には窓があります。
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建物の全景はこんな感じです。1571年のインドの文化です。日本は戦国時代。信長が比叡山の焼き討ちをした年です。
日本へ帰ってから調べるとディーワーネ・ハース(内謁殿、Diwan-i-Khas)と呼ばれ、皇帝の私的な謁見のための建物でした。「2階の吹き抜けに対角上のブリッジを掛け渡してあり、ブリッジの交差部分にアクバルが腰掛け、1階で諸派の賢人知者が議論するのを見ていた」と記載されています。 -
ほっと一息。今日もハードな一日です。朝5時半起きでした。この先はジャイプルへバスで行きます。この旅の長~いバス旅。
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城壁の中は広く建物があります。見えたのは5階建てのようです。中は壁がなく何の目的に使われていたのか分かりませんでした。
この建物も日本へ帰って来てから調べてみるとパーンチ・マハル(en)と言われ、やはり五層の建築物です。壁がない建築物のため、遊戯、納涼、展望のための施設であったと考えられています。疑問が解けました。 -
建物はありますが入れたのは真ん中のディーワーネ・ハースと、
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もう一つ。この建物です。
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風通しが凄くよさそうな建物です。
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壁は細かい模様がぎっしり。
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下の方に絵が描かれています。何の絵かは分かりません。インドの鳥のようです。
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ちょっとギリシャのメアンダー雷文に似ています。ギリシャと交易があった?
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柱の模様です。どこかで見たことがあるような・・・。
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建物内から城内を見渡すとこのようにディーワーネ・ハースが中央に見えました。
5年をかけて建設させた都は3km×1.5kmの広大な土地を城壁で囲んでアクバルの理念であるヒンドゥーとイスラムの文化融合を示しているのでもっとたくさんの建物があるのですが、ツアーで来ると見学できる建物は限られています。 -
あっという間に見学が終わって、帰りのバスに乗りました。城は高台にありました。城までは観光バスは入れず、城の下までの往復のバスは他の観光客の方と混乗しました。いろいろな地域から来ているようです。
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バスに乗り込み、ここからが長~い。ジャイプルまでのバス旅。ざっと5時間ぐらい。途中でトイレ休憩はありましたが。
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草原を抜けて、走り続けます。思っていたほど道は悪くなく、バスの乗り心地はよかったです。イタリア旅行でお会いした方が「インドの道は悪くないよ」と教えてくださいましたが、その通りでした。
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高速道路の料金所はとトラックの行列です。たくさんの荷物を移動させていました。
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ガイドさんが「今一番インドが身近に感じる貿易国は日本です」と言っていました。日本の資本がインドにたくさん入って来てインドを豊かにしているのだそうです。日本の企業はインドの労働力を求めてインドに工場をたくさん建設しているとのこと。中国の労働力からインドへシフトしています。
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とにかく、乗って乗ってついた先はジャイプルのレストラン。ここで歓迎してくれたのはラジャスタン民族舞踊の皆様でした。ディナーを食べながら鑑賞します。
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鉢のようなものを頭の上にのせて音楽に合わせて踊ります。
おばさん、重くありませんか? -
なかなかスムーズな動きでした。よく落ちないものです。体格がしっかりしていることが写真で分かります。
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華奢ではちょっと無理です。鉢のようなものが一つ増えました。
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あれ? 5個になっている!
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最終的には5個の鉢のようなものを頭に乗せて踊りました。ラジャスタン民族舞踊という舞踊はかなりハードな舞踏です。おばさんは終始にこやかでした。凄い!
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夕食を終えて今宵のホテルに着いたのは10時近く。今日もハードな旅でした。
明日はジャイプルのアンベール城とシティパレス等の見学でムンバイへ戻り、夜便で成田へ飛びます。 -
インド旅行は後一日となりましたが、無性に日本が懐かしくなりました。
目的地のタージマハルを見終わったのでそのような気持ちになり、またタイトな旅なのでそのように思ったのかもしれません。インド料理からも解放されたいです。
~続きます~
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