猊鼻(げいび)と厳美(げんび)と餅御膳(世嬉の一)

2020/05/30 - 2020/05/30

今回もいつものように、
軽トラで行く日帰りドライブです。

北上川沿いの道を北上し
一関の猊鼻渓を目指します。
その途中、北上川の川辺で
カモシカをみました。

猊鼻渓ではこの日に再開された
舟下りに乗船しました。

その後は、一ノ関の「世嬉の一」さんで
お餅のランチ。
そして、厳美渓を散歩しました。

一ノ関には
東に猊鼻渓(げいびけい)→舟下り
西に厳美渓(げんびけい)→団子
ふたつの観光名所があります。
その二か所を訪ねてみました。

久しぶりの投稿です。
下書きばっかり溜めておりました(^^;)
今後の励みになりますので
いいねやフォロー、ぽちっと
よろしくお願いいたします。

厳美渓船下り　→www.geibikei.co.jp/funakudari/
世嬉の一　→https://sekinoichi.co.jp/

エリア 一関(岩手)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

北上川沿いの県道１８９号線を北上します。
本日も愛車の軽トラですよ(^_-)
お天気で気持ちのいいドライブです。

北上川は長くて川幅も広い雄大な川、
一級河川です。

あれ？
なに？

車を止めてじっと観察すると
なんと、
シシ神様、カモシカです！

川の縁をゆっくり歩いています。

そして、木々の中に消えていきました。

この辺では、たまにカモシカに遭遇します。
路上を歩ていることもあるので
運転には注意が必要です。

北上川の風景を楽しみながら
北に進みます。

この道路は、交通量が少ないのですが
道幅が極端に狭い場所が多々あります。
軽自動車がおすすめです。

道路はこんな感じ。
はつなつの緑のなかを進みます。
左手に北上川です。

緑・緑・緑
自然がいっぱいです。

ここにもカモシカがいるかな？
いませんでした。

北上大橋が見えました。
この近くに
館が森アーク牧場や
岩手サファリパークがあります。

この橋の右手に行くと
道の駅かわさき　があります。
ここでトイレ休憩しました。

この辺から猊鼻渓までは車で15分ぐらいです。

猊鼻渓船下りの乗船場所です。
この右側の建物の前が駐車場です。
こちらは有料で500円でした。

無料の駐車場があるとのことでしたが
見つけられず。
ここが行き止まりなので、たぶんもっと手前か
JRの猊鼻渓駅の周辺にあるのかもしれません。

乗船料は大人1800円でした。
10時発の船に乗りました。

ここから奥の方へ、上流に進み
折り返し地点でいったん船からおりて
渓谷見学と運試し、
また乗船してここまで戻ってきます。
往復90分です。

反対側。
電車が橋を渡っていました。
この左手が猊鼻渓駅です。
駅から徒歩でこれる距離です。

船が並んでいます。
巾が違います。これは定員の違いです。

冬にはこのお船に屋根がついて
こたつ船になるそうです。

厳美渓の見どころ8か所。
見どころいっぱい！と
ワクワクしながら乗船しました。
じつは
近くに住んでいながら
猊鼻渓にくるのは初めてです。
船下りも初体験。

船頭さんは竹竿一本で船を動かします。
「3か月ぶりで船を動かすんだよね」と
おっしゃっていました。
今日から、船下りの再開です。

テレビ局の取材が数社来ていました。
平泉もきょうから再開だそうです。

川の両側に渓谷が続いています。
今の季節は木々の緑が濃くて鮮やか。

ここは藤の花の名所でもあるそうです。
今年はもう花の時期が終わってしまったそうですが
5月の中旬は、それはそれは見事なのでそうです。

写真に撮れなかったのですが
とんび、カワウなどの鳥が悠々と上空を飛んでいました

この川は砂鉄川。
砂鉄が取れるんだそうです。

水はきれいに清んでいていて
鯉やウグイなどがスイスイと泳いでいるのが見えました。
水面にはカモがいました。

右側が「鏡明岩」
朝方や霧の日は岩に水面が反射してキラキラ光るそうです。

こんな雰囲気のなかを
上っていきます。
船頭さんがいろいろ景色の説明をしてくれます。

船頭さん、厳美渓船下りのポスターに選抜されたそうで
首都圏の鉄道駅に張り出されたそうです。
たのしい船頭さんでした。

渓谷と緑の間を
のんびりと船は進みます。

2本の松の木。
右の黒い円状のものは
トンビの巣だそうです。
雛が生まれると
ピーピーと鳴き声が渓谷にこだまするんだって。

ここは毘沙門窟。
この奥に洞窟があるんだって。

小婦岩。
女性の横顔に見えるそうですが？

そして
この白い花。

世界でここだけに咲く花だそうです。
「ゲイビゼキショウ」という花。

待合室に写真と説明書きがありました。

5月から6月にかけて咲く花だそうですが、
小さい花で船から見つけるのは難しそう。
船頭さんにあそこに咲いてますよ～と
教えてもらいました。

そろそろ折り返し地点です。

船から降りて振り返ると
この景色。

鯉がきれいに見えます。
鯉のエサも売っています。
買わなかったけど。

まわりの景色。
鳥の声が聞こえます。
風も吹いていて気持ちいい。

この渓谷があるのは
川下りする数キロだけなんだそうです。

自然の力なんですよね？
見事です。

岩に名前がいろいろついていました。
詳しくはHPをみてね(^_-)

秋には葉っぱが紅葉して
また、違った情景になるそうです。

冬は雪景色。
こたつ船での鍋料理も楽しめるそうです。

一年中楽しめるんですね。
今度は違う季節に来たいです。

ここで運試しです。
福とか愛とか財とかの文字が書いてある
運玉を渓谷の穴に投げ入れるチャレンジです。
穴に入れは願いが叶うそうです。
運玉5個で100円
やってみましたよ～。

向かいの穴に投げ入れるんですが
けっこう遠いです。
そして穴が小さいです。

緑の線～オオカミの顔に見えるそうです。
そして目の位置の穴に運玉をいれるのですよ。

結局、穴に届かず！
でも、楽しかったよ。

さあ、またお舟に乗って帰りましょう。
今度は川を下るので
これからが「舟下り」本番だそうです！

下りは船頭さんが
「げいび追分」を披露してくれました。
両側の岩肌に声が響きわたり、音響効果ばっちりでした！
いい声～。

90分間があっという間でした。
初めての船下りに魅了されました。
また、来ます。
いいところでした～。

お餅が食べたいので
こちら「世喜の一」さんにやってきました。
餅は一関の郷土料理です。
たくさんの種類のお餅があるんですよ。

こちらは一ノ関駅から徒歩10分の距離。
猊鼻渓からは車で20分ぐらい。
無料の駐車場がありました。

レストランには中庭を通って行きます。
「蔵元レストランせきのいち」入口

こちらの「世喜の一」さんは
お酒やビールを作っていて見学もできます。
その他いろいろな施設もあります。
詳しくはHPをみてね。

テーブルは4人がけ。
火鉢だぁ～。

ランチメニューから「もち御膳」
もち4種・なます
惣菜2種・漬物
雑煮
甘酒

餅の種類は選べませんでした。
甘酒は大好き。うれしいな。

あんこもち
ごまもち
ずんだもち
えびもち
大根のなます

きのことふきの煮物
漬物2種

もう一種の惣菜は
ワカメの和え物

えびもちが美味しかったです。

もちの量は3口ぐらい。
けっこう分量がありました。

あんこもちとごまもちを
主人に食べてもらいました。

雑煮も美味しかった。
薄味でした。

熱々を後から持ってきてくれました。

もちを食べる順番として
あんこもち→料理餅→雑煮という
ルールがあるそうで、
雑煮は熱々を他のモチよりも後に配膳するみたいです。
↑これは母がうるさく言ってたことです。
食べる順番はお店のかたからは
なにも言われませんでした。

もち文化のある地方ではもち御膳・もち会席などは
こういう食べ方を習わしとしていたのでしょう。

ちなみに
こちらが「果報もち膳」
メニューの写真、
９種のもちだれとお雑煮がセットになった膳です。

これは食べきれないわ～。
いろいろな種類のお餅はたべたいけれど。

お餅でお腹一杯になってからの～
厳美渓。
「世喜の一」さんから車で15分ぐらい。

駐車場は、またまた有料に止めました。
300円でした。

レストハウスで飲食やお土産を買えば
そこの駐車場を無料で使えるけれど
もう、なにもお腹に入らなかったし、
お土産も買う予定なかったから、
300円払いました。

思った以上の人出でした。

川の色、ブルーが綺麗！

こちらは何度か来ています。
水の流れる音とブルーの色に
癒されますね～。

下には降りられません。
鎖があって、「危険・立ち入り禁止」です。

この線が
郭公だんごやさんに繋がっていて
ここにだんご入りのカゴがぶら下がって
降りてきます。

買っていたひといたんだけど
写真撮れなかった。

このだんごはまだ食べていないんですよね。

しばし、散歩。
綺麗だなぁ。

メインの橋の下流へ。
吊り橋があるようなので
そこまで行ってみます。

熊さんがでてきそうな
森の小径を通ります。

下流にいくと
ぶるーが濃くなるような気がします。

素敵な色にうっとり。

吊り橋です。
ゆらゆら～。

吊り橋から。

吊り橋の下にも降りられないみたい。
残念。

だんごやさんがたくさんあって、
食べたかったんですが
お昼のお餅が効いてまして
もう、なにも入らなかったので、
今日はこれで帰ります。

帰りは一関から栗原にぬけました。
ずっと、栗駒山が綺麗に見えました。
写真なしです。

いつも見る反対側の栗駒山。新鮮でした。

今日の日帰りも
とっても楽しかったです。

この写真が栗駒山だったら良かったのに～。
栗原の田園地帯です。


最後までご覧くださいまして
ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• クサポンさん 2020/09/02 11:21:10

  餅すごい！

  シャチ子さま
  クサポンです。
  
  思わず深呼吸したくなるような写真に惹かれて拝見したら、お腹パンパンになる餅！
  どれも美味しそうだけど、お腹いっぱいになりますね。
  
  私は、東北地方はあまり行った事がないので、素晴らしい自然とお米文化楽しませていただきました(^^)
  
  挑戦したいような、その前に自分のお腹にある鏡餅を何とかせねば(^◇^;)
  
  他にも拝読させて頂きますヽ(´▽｀)/

  シャチ子さん からの返信 2020/09/02 19:21:14

  Re: 餅すごい！

  クサポンさん、コメントありがとうございます。
  
  一ノ関あたりは餅がおもてなしになっている地方です。いろいろな種類のお餅がありますよ～。
  ぜひ、東北にも遊びにきてくださいね。
  
  諏訪湖の情報が欲しくて、クサポンさんの旅行記を読ませていただきました。参考になりました。ありがとうございます。
  
  4トラで出会った仲間との旅行だったのですよね。楽しそうで、羨ましく思いました。また、おじゃまします。よろしくお願いします🙇‍♀️

• ぴーやんのママさん 2020/06/29 17:54:16

  せきのいちのお餅、美味しかったですよね

  足跡からたどって猊鼻渓の旅行記拝見しました。
  私の拙い旅行記ご覧いただきありがとうございます。
  6月の猊鼻渓とっても素敵でした。船頭さんが女性だったことも印象深いです。栗駒山登山と栗駒山荘、阿部旅館宿泊のおり訪れました。東北は大好きです。妹が仙台市民なので行く機会が増えています。
  また旅行記拝見します。
  

  シャチ子さん からの返信 2020/07/01 07:38:26

  Re: せきのいちのお餅、美味しかったですよね

  ぴーやんのママさんへ
  コメント、ありがとうございます。
  近場の日帰り旅行を楽しんでおります。一ノ関は緑の季節で、自然の美しさを堪能してきました。次回は紅葉の時期にと思っています。
  湯主一條さんの旅行記を拝見させていただきました。今度、お泊まりしたいです。
  また、宮城にいらっしゃる時は、南三陸の方にも足を伸ばしてくださいませ。海がきれいです。
  お出かけを楽しみましょうね。
  
  よろしくお願い致します。