2018/08/11 - 2018/08/11
9位(同エリア49件中)
シャチ子さん
宮城県の南端の丸森町。お隣は福島県です。
町の北側に阿武隈川が流れ、山々に囲まれた盆地の町。
伊達政宗の初陣の地でもあり、歴史のある町です。
その町の古の豪商「斎藤家」の屋敷跡が、
「斎理屋敷」という郷土館になっています。
「斎理屋敷」には蔵がたくさんあり、斎藤家が所有していた
いろいろなものが展示されていて、
昔の豪商の暮らしぶりにため息がでる、という施設なのであります。
その「斎理屋敷」で、
灯ろうのイベントがあり、とても美しいので、
見にいくといいよと、旅の師匠に勧められ、行ってきました。
一年のうち、3時間だけの灯りが灯る
「斎理幻夜」
うっとりしてきました。
ただ、いつものことながら、
写真が中途半端にしか写してなくて、
その美しさや素晴らしさの半分もお伝えできないことが、
心苦しいです。
また、丸森町には、
「猫神さま」という猫の石碑が、70余も発見されていて、
自治体としては、全国一だそうです。
今回は、猫碑巡りはできなかったのですが、
情報を、少し書きますね。
宮城県の田代島のように、猫好きな方が丸森にも目を向けて
観光に来ていただきたいのです。
灯ろうにも、猫の絵が多く、
猫の町という印象でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
PR
-
わくわくと湧いている雲。
夏の一日、宮城県の東の海の町から出発です。
今日は、車で~す。
丸森町までは、
仙台からは、
車で1時間30分。
電車では、
JR東北本線の槻木駅から、
阿武隈急行に乗り換えて、丸森駅下車。
(直通の電車もあります)
約1時間。
阿武隈急行は槻木~福島間を走っています。
丸森駅は、町の北側。
「斎理屋敷」などの、町の中心部までは、徒歩で30分。
るんるん号というウィークエンドバスが土日祝に運行していますが、
1時間に1本ぐらいです。
駅前に、レンタサイクルもあり、これは無料で利用できます。
今日は、斎理幻夜なので、
丸森駅から斎理屋敷の近くまで、往復、
無料のシャトルタクシーが運行しました。 -
斎理幻夜は、17時30分スタート。
だいぶ早めに到着したので、
「まるもりふるさと館」に寄りました。
丸森の歴史が学べる施設です。入場無料。
ここに寄ったのは、見学のためではなく、
本を購入するためです。 -
「丸森町の猫碑めぐり」という本です。
丸森町文化財友の会 発行で、
ふるさと館で販売しているという情報をネットで知ったので、
買いにきました。
丸森町の猫碑のことは、
以前、ここ丸森の「Cawa Caffe」でお茶したときに、
手作りの丸森町の案内のようなもので知りました。
なんでも、養蚕業が盛んな地域で、蚕を襲うネズミを捕獲してくれる猫が重宝され、猫を石碑にして猫神さまと呼んでお祀りしていたそうです。また、猫の供養のための石碑もあるそうです。
その猫碑が、町内だけでも、70余も発見されているのが、丸森町です。
本の表紙。
石碑の猫がかわいいですね。 -
裏表紙。
石碑が現代アートのようだと思いませんか?
立体のものもあるそうです。
この本には、石碑の由来や、建てられた年代、
その場所などの案内が詳しく載っています。
猫の石碑めぐりをしてみようかなと、思って
(丸森町には、阿武隈川などの自然が一杯で、
Cawa Caffeなどの、すてきなお店もたくさんあるんですよ)
そのガイドブックにしようと購入してみました。
800円です。
歩きやすい季節になってから、猫碑巡りをしようと思います。
ただ、石碑は、個人所有の土地にもあり、
無断で入ってトラブルにならないように気をつけたいと思います。 -
まだ、時間に余裕があったので、
ふるさと館の向かい側のカフェでお茶することに。
「カフェ ペルシッカ」
ペルシッカというのは、
フィンランド語で「桃」という意味だそうです。
北欧風の外装。 -
看板の下に猫がいました。飼い猫だそうです。
看板には、
期間限定のメニュー
「桃のムースケーキ」
これは、食べなくっちゃ! -
食べかけで失礼します。
生の桃がジューシーで、たいへん美味しゅうございました。
店内も、北欧の雰囲気です。
満席でしたので、写真は撮りませんでした。
車を、本日の臨時駐車場になっている
町役場前に停めて、
徒歩で、「斎理屋敷」へ。
歩いて、7~8分です。
その前に、
観光案内所の「やまゆり館」に向かいます。
ここは、竹の灯ろうの会場になっているので、
夜にまた来るのですが、下見です。 -
やまゆり館へ向かって歩いていたら、
「休んでいって。お茶のサービスもあります」と、
声をかけられたので、
その建物が、
やまゆり館だと思って入ったら、
違ってて、
「陽だまり工房」というところでした。
まゆ細工の小物の販売や、体験、
機織りの体験などを行っていました。 -
猫のストラップがかわいかったので、買いました。
これで300円。
猫のグッズが多かったです。
お茶をご馳走になりました。 -
やまゆり館は、お隣でした。
ここは町の観光案内所。奥には、無料駐車場になっています。
ここから「斎理屋敷」までは、徒歩数分ですので、
「斎理屋敷」の駐車場が一杯のときは、こちらを利用すると便利です。
でも、今日は、
竹灯ろうの会場になっていますので、駐車はできません。 -
陽が落ちたら、点火するのでしょう。
竹の灯ろうがスタンバイしていました。 -
壁側にも、ずらっと並んでいます。
-
ズームアップ。
イラストは、猫。
猫だらけ。 -
こっちは、顔。
いろいろな顔があって、楽しい。
点火してなくても、いい感じ!
広い敷地に、竹の灯ろうがずらっと並んでいます。
夜になったら、きれいだろうなぁ。
気分が盛り上がります。 -
観光案内所なので、
パンフレットがたくさんありました。
いろいろもらってきました。 -
なかでも、
この「おすそわけまっぷ」が、
町内の飲食店や体験できる内容や
おみやげ、産直所、観光案内が
分かりやすくまとめられていました。
次回の計画の参考にさせていただきます。 -
5時半から、「斎理屋敷」前の道路が歩行者天国になります。
出番を待つ、看板。 -
こちらが、「斎理屋敷」
右の建物が、昔のお店。
今は、ショップとカフェ。
左側に門があって、そこから入場します。 -
道路向かいにある駐車場。
今日は、出店が並んでいます。
「Kazunori ikeda」も出品していました。
どんなご縁があるのだろう?
「Cawa Caffe」さんも、見つけましたよ。
マフィンを買ってきました! -
猫のイラストのタオルやTシャツ、小物を売っていたお店。
可愛かったなぁ、買ってくれば良かった。 -
丸森物産市場「八雄館」
産直野菜や加工品、民芸品、いろいろなものが勢揃い! -
わたしが気になったのは、
「猫マンション」
寝床というか、猫小屋。
猫ちぐらですね。
猫、売り出し中の丸森町です。 -
まんぼうさんは、
このポスターを見つけました。
「こころ旅」ファンですね~! -
で、火野正平さんも召し上がった
たけのこカレーをお買い上げ! -
さて、5時半になりました。
町長さんのご挨拶で、はじまります。
こちらの町長さんは、
毎年、
蝶ネクタイのいで立ちで登場されるそうです。
その後、
まるもりYOSAKOIの踊り
丸森ばやし保存会の太鼓の演奏
などなどが「斎理屋敷」前の路上でありました。
開門は18時15分です。
「斎理屋敷」は、入場料610円ですが、今夜は無料。
季節ごとにいろいろなイベントがあります。 -
お庭には、たくさんの灯ろうがありました。
お庭も広い広い。広いのです。
だって、敷地には、蔵がたくさんあるのですから。
今日は、その蔵や新館(洋館)で、
さまざまな催し物があります。
「昔話」「落語」「似顔絵」
「ミニ灯ろう作り」
そして、庭舞台では、津軽三味線の演奏
日が暮れると、灯ろうの美しさが増してきます。 -
絵灯ろうがずらっと、並んでいます。
子ども達が、作ったようです。
いろいろな絵。彩色。 -
わたしの一押し!
-
ここが庭舞台。
石の椅子に座って、津軽三味線を聞きます。
「柴田兄妹」の演奏です。 -
たくさんの人で、前が見えなくて、
演奏だけ聞いていました。
終了してから、やっと、舞台の写真が撮れました。 -
絵灯ろう。
-
池もありました。
-
水面に映る灯ろう。
-
表通りには、
斎理幻夜の看板。
ここでは、
大道芸人や紙芝居屋さんが
おもしろいことをしていました。
写真なくて、残念。
(人が多くて、写せなかった) -
やまゆり館に移動。
竹灯ろうに火が灯りましたね。 -
猫の形を繰り抜いた竹。
猫がかわいいな。 -
猫の顔。
これは、脚立に登って撮りました! -
そして、
お顔の竹灯ろう。
たのしそうじゃ、ありませんか~! -
竹の中に猫の顔。
猫いっぱいだったよ!
また、わたしは、スマホで撮影してるので、
写真を撮れなかったのですが、
星がきれいでした。
こんなにたくさんの星をみたのは、久しぶり。
火星も赤く光っていました。
一夜限りの「斎理幻夜」
また来年、見に来たいなぁ。
あなたも、ぜひ、いらしてくださいね。
帰宅は、0時30分。
来年は宿泊も考えたいと思います。
最後まで、お読みくださいまして
ありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- nankoさん 2018/11/03 07:42:36
- はじめまして
- シャチ子さん、こんにちは。
丸森町はほとんど行ったことが無く、こんな素敵な灯ろうのイベントがあるとは知りませんでした。
長らく地元、宮城を離れてましたが、戻ることができたので機会があれば訪れてみたいです。
猫の石碑巡りも楽しそうですね!
他の旅行記も気になるのでぜひフォローさせてください。
よろしくお願いいたします。
- シャチ子さん からの返信 2018/11/07 22:16:45
- Re: はじめまして
- nankoさん、フォローありがとうございます。わたしも、フォローさせて頂きます。
実は、nankoさんの旅行記は、ほとんど読ませていただいております。息子さんとの旅行、いいなぁって思います。地元に帰ってこられたのですね。宮城県、広いです。素敵な場所をみつけましょうね。
よろしくお願いいたします。
ちなみに、わたしは名取の出身です。空港の近くに住んでいました。
-
- あの街からさん 2018/08/15 19:35:42
- 一夜限りの「斎理幻夜」
- シャチ子さん 今晩は
一夜限りの「斎理幻夜」素敵ですね。
絵燈籠なんて幻想的な風景でしょう。
イラストのタオルやTシャツ、小物を売っていたお店
買ってくればよかったぁ。
とおっしゃっていましたが、私も旅先で
よくあります。後からあぁ買ってくれば・・と
初めて知った一夜限りの「斎理幻夜」素敵でした。
あの街から
- シャチ子さん からの返信 2018/08/19 22:14:59
- Re: 一夜限りの「斎理幻夜」
- コメント、ありがとうございます。
あの街からさんの旅行記、特に海外の旅行記は、行ってみたいところばかりで、ちょくちょくお邪魔しております。飛行機に長時間乗れる体力も気力もなくなりましたので、旅行記を拝見させていただくばかりですが。
あっ、でも、今度の土曜日は、一ノ関に行く予定です。バンドの演奏とビールを楽しんできますね。
あの街からさんの旅行記から、知ったイベントです。ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします🙇
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