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□イランと言えば<br /> イランについて私が知っていた事と言えば、①世界有数の原油産出国で、②日本では「過激」という印象のあるイスラム教シーア派を国民の殆どが信仰する国である事。③米国と仲が悪く、Rogue State(=ならず者国家)と呼ばれ、世界有数の反米国家であるという事。経済大国でありドラえもんで言うジャイアンであるアメリカを敵に回している為、大国から援助が受けられずに孤立しており、いわば鎖国の状態であるという事。湾岸諸国の大国で戦争が絶えず、何だかとってもとっても危ない国という印象があるが、敵(米国など)を完全に国内からシャットアウトしている為に、逆に国内の治安は良いのだとか。<br /><br /> そんなイラン、2013年に開放路線を押し進めるロウハニさんが大統領に就任して以来政策転換し、空港で簡単に観光ビザが取得できる様になり、今や素晴らしいイランの魅力を求めて世界中から観光客がやってくるという。<br /><br /> 今回イラン旅行を企画したきっかけの1つに、アメリカとの国交断絶のきっかけとなった、アメリカ大使館占拠事件を題材にした映画「アルゴ」を見た事がある。スリル溢れる大使館員達の脱出劇も去る事ながら、テヘラン市内の美しい風景に私は魅了されてしまった。<br /><br />□せっかくならペルシア湾の国を...<br /> イラン以外にビザなし若しくはアライバルビザで入国できるペルシャ湾諸国を調べてみた。ペルシャ湾岸でその様な国は、イラン、カタール、オマーン、UAE(アラブ首長国連邦)くらいだった。意外と少ない。サウジアラビアなんて、観光目的で渡航する事すら出来ないという。まだそんな国があるのか。世界は知っている様で知らない国が多い。世界には沢山の国があるが、まだまだ容易に旅行できる国は少ないのかも知れない。結局今回の旅は、カタール→オマーン→アラブ首長国連邦→イランを巡る事とした。

イランって良い国?悪い国? [4/6]

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2014/12/26 - 2014/12/26

26位(同エリア43件中)

Yohei

Yoheiさん

□イランと言えば
 イランについて私が知っていた事と言えば、①世界有数の原油産出国で、②日本では「過激」という印象のあるイスラム教シーア派を国民の殆どが信仰する国である事。③米国と仲が悪く、Rogue State(=ならず者国家)と呼ばれ、世界有数の反米国家であるという事。経済大国でありドラえもんで言うジャイアンであるアメリカを敵に回している為、大国から援助が受けられずに孤立しており、いわば鎖国の状態であるという事。湾岸諸国の大国で戦争が絶えず、何だかとってもとっても危ない国という印象があるが、敵(米国など)を完全に国内からシャットアウトしている為に、逆に国内の治安は良いのだとか。

 そんなイラン、2013年に開放路線を押し進めるロウハニさんが大統領に就任して以来政策転換し、空港で簡単に観光ビザが取得できる様になり、今や素晴らしいイランの魅力を求めて世界中から観光客がやってくるという。

 今回イラン旅行を企画したきっかけの1つに、アメリカとの国交断絶のきっかけとなった、アメリカ大使館占拠事件を題材にした映画「アルゴ」を見た事がある。スリル溢れる大使館員達の脱出劇も去る事ながら、テヘラン市内の美しい風景に私は魅了されてしまった。

□せっかくならペルシア湾の国を...
 イラン以外にビザなし若しくはアライバルビザで入国できるペルシャ湾諸国を調べてみた。ペルシャ湾岸でその様な国は、イラン、カタール、オマーン、UAE(アラブ首長国連邦)くらいだった。意外と少ない。サウジアラビアなんて、観光目的で渡航する事すら出来ないという。まだそんな国があるのか。世界は知っている様で知らない国が多い。世界には沢山の国があるが、まだまだ容易に旅行できる国は少ないのかも知れない。結局今回の旅は、カタール→オマーン→アラブ首長国連邦→イランを巡る事とした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
4.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
イラン航空
旅行の手配内容
個別手配
  • □世界遺産の街、イスファハンへ。<br /><br /> チェックアウトが午後2時と言うことで、朝はかなりゆっくりした。12時にホテルをチェックアウト、支払いは昨日作ったユーロでの支払い。92ユーロだったので100ユーロ手渡すと、お釣りがないと言われてしまった。なんじゃそりゃ!イランリアルで良いよと言うも、お姉さんはお釣りに値する紙幣を持っておらず、数百円負けてあげることにいた。大丈夫かこのホテルは・・・。<br /><br /> イスファハン行きの飛行機が出発するのは17時過ぎなので、最後にマシュハドを街ブラして、空港でゆっくり音楽を聴きながら日記でも書くことにした。まずはタクシーを捕まえマシュハド駅へ向かってもらった。他に見る所も無かったので、駅の写真を撮る事にした。

    □世界遺産の街、イスファハンへ。

     チェックアウトが午後2時と言うことで、朝はかなりゆっくりした。12時にホテルをチェックアウト、支払いは昨日作ったユーロでの支払い。92ユーロだったので100ユーロ手渡すと、お釣りがないと言われてしまった。なんじゃそりゃ!イランリアルで良いよと言うも、お姉さんはお釣りに値する紙幣を持っておらず、数百円負けてあげることにいた。大丈夫かこのホテルは・・・。

     イスファハン行きの飛行機が出発するのは17時過ぎなので、最後にマシュハドを街ブラして、空港でゆっくり音楽を聴きながら日記でも書くことにした。まずはタクシーを捕まえマシュハド駅へ向かってもらった。他に見る所も無かったので、駅の写真を撮る事にした。

    マシュハド ホテル

  •  金曜日だからか駅は大勢の人で混雑している。聖地の玄関駅ということでかなり立派で大きい。駅からハラムの方へ歩き、お土産屋などを見て回った。今日も天気が良くて、歩いていて気持ちが良かった。

     金曜日だからか駅は大勢の人で混雑している。聖地の玄関駅ということでかなり立派で大きい。駅からハラムの方へ歩き、お土産屋などを見て回った。今日も天気が良くて、歩いていて気持ちが良かった。

    マシュハド ホテル

  •  特になにを買うでもなく歩いていると、3人組の若者が何かこちらを気にしている。視線を気にしないように歩いていたら、段々近寄ってきて「Where you from?」とお決まりの質問。

     特になにを買うでもなく歩いていると、3人組の若者が何かこちらを気にしている。視線を気にしないように歩いていたら、段々近寄ってきて「Where you from?」とお決まりの質問。

    マシュハド ホテル

  •  日本と答えると、彼らは韓国や中国と予想していたらしく、「はずれたか~!」「日本か~!」等とはしゃいでいる。その後も私に何か話しかけようと相談し合っているようで、「Do you like Iran?」と中学1年生のような質問を浴びせてきた。私がマシュハドで見てきた物の感想を次々英語で話すと、半分理解したのかしていないのかと言った顔。外国人と英語で会話をしたことに興奮しているのか、はしゃいでいたが、「グッバイ!」と言って別れた。

     日本と答えると、彼らは韓国や中国と予想していたらしく、「はずれたか~!」「日本か~!」等とはしゃいでいる。その後も私に何か話しかけようと相談し合っているようで、「Do you like Iran?」と中学1年生のような質問を浴びせてきた。私がマシュハドで見てきた物の感想を次々英語で話すと、半分理解したのかしていないのかと言った顔。外国人と英語で会話をしたことに興奮しているのか、はしゃいでいたが、「グッバイ!」と言って別れた。

    マシュハド ホテル

  •  私も英語を習いたての頃、外国人を偶然見かけたりするとドキドキして、仲間たちと「何人かな?話しかけて見ろよ!なんて言うんだっけ?How are you?だろ」なんてはしゃぎあってたことを思い出した。でも悪い子たちじゃなくて安心した。イランを一人で旅していると、話し相手が居なくて寂しかったので救われた気持ちだった。

     私も英語を習いたての頃、外国人を偶然見かけたりするとドキドキして、仲間たちと「何人かな?話しかけて見ろよ!なんて言うんだっけ?How are you?だろ」なんてはしゃぎあってたことを思い出した。でも悪い子たちじゃなくて安心した。イランを一人で旅していると、話し相手が居なくて寂しかったので救われた気持ちだった。

    マシュハド ホテル

  •  イランは観光において日本と共通する問題が多いと思った。まずは言語の問題。日本人もタクシードライバーだからと言って英語が話せるとは限らない。主要な観光地でない限り、道に迷ったとしても英語で道を教えてくれる人は数少ない。そして標識や看板。イランでは博物館の展示や通りの標識こそ英語が併記されているが、バザールの値札も、建物の名前も全部ペルシア語。ホテルのビュッフェの料理名もペルシア語だった。これも日本も同じである。英語の表記があるのは空港と大都市くらい。最後に外国人に対する視線だ。日本では小さい頃から外国人と接して生きてきた人が少ないので、街でふと外国人をみかけたりするとついつい視線を向けて、目が合うと逸らしてしまう。外国人はいつまでたっても外国人としてしか見られず、偏見の一つになっていると思う。イランもそういうところがある。良い意味で民族主義が強いという事だろう。

     イランは観光において日本と共通する問題が多いと思った。まずは言語の問題。日本人もタクシードライバーだからと言って英語が話せるとは限らない。主要な観光地でない限り、道に迷ったとしても英語で道を教えてくれる人は数少ない。そして標識や看板。イランでは博物館の展示や通りの標識こそ英語が併記されているが、バザールの値札も、建物の名前も全部ペルシア語。ホテルのビュッフェの料理名もペルシア語だった。これも日本も同じである。英語の表記があるのは空港と大都市くらい。最後に外国人に対する視線だ。日本では小さい頃から外国人と接して生きてきた人が少ないので、街でふと外国人をみかけたりするとついつい視線を向けて、目が合うと逸らしてしまう。外国人はいつまでたっても外国人としてしか見られず、偏見の一つになっていると思う。イランもそういうところがある。良い意味で民族主義が強いという事だろう。

    マシュハド ホテル

  •  今でこそ年間1000万人を越える観光客が訪れるようになった日本だけど、それらをリピーターとして捕まえる努力をしなくてはならない。「日本は日本語だらけで本当に旅行しにくい国だったよ」「わかるわかるー。日本人は英語も出来ないしね~」ではダメだ。欧米人がタイやフィリピンで毎年休暇を過ごすように、日本も英語をもっと増やさなければバブルはすぐにはじけてしまう。

     今でこそ年間1000万人を越える観光客が訪れるようになった日本だけど、それらをリピーターとして捕まえる努力をしなくてはならない。「日本は日本語だらけで本当に旅行しにくい国だったよ」「わかるわかるー。日本人は英語も出来ないしね~」ではダメだ。欧米人がタイやフィリピンで毎年休暇を過ごすように、日本も英語をもっと増やさなければバブルはすぐにはじけてしまう。

    マシュハド ホテル

  •  タクシーを拾って空港へ。一昨日はドバイから飛んできたので国際線ターミナルだったが、エスファハン行きの今回は国内線ターミナルへ。<br /><br /> 椅子に座りながら日記を書いていると、隣に座る人たちから代わる代わる声を掛けられる。彼らは決まって、家族と「中国人かな?」などとヒソヒソ話をしたあと、こちらを伺うように「どこいくの?」とか「中国人か?」などと声を掛けてくる。日本人だと答えると表情が明るくなるのは嬉しいが。

     タクシーを拾って空港へ。一昨日はドバイから飛んできたので国際線ターミナルだったが、エスファハン行きの今回は国内線ターミナルへ。

     椅子に座りながら日記を書いていると、隣に座る人たちから代わる代わる声を掛けられる。彼らは決まって、家族と「中国人かな?」などとヒソヒソ話をしたあと、こちらを伺うように「どこいくの?」とか「中国人か?」などと声を掛けてくる。日本人だと答えると表情が明るくなるのは嬉しいが。

    エマーム レザー廟 寺院・教会

  •  私がポメラ(キングジム製の携帯ワープロ)を使って日記を付けているのも珍しいらしく、「これは何?」とか「どこ製か?」などと矢継ぎ早に話し掛けてくる。<br />

     私がポメラ(キングジム製の携帯ワープロ)を使って日記を付けているのも珍しいらしく、「これは何?」とか「どこ製か?」などと矢継ぎ早に話し掛けてくる。

    マシュハド国際空港 (MHD) 空港

  •  いよいよボーディングタイムになり、ゲートをくぐった。例によって飛行機までバスで護送された。飛行機はエアバス製だった。小さなウイングレットが付いていたのでぱっと見A320かなと思ったのだが、乗ってみるとA310であることが分かった。<br /><br /> A310に搭乗したのはこれが初めてだった。機材が古くてインテリアも角張っていて、昔のアメリカ映画に出て来るような機材だ。飛行機に乗り慣れない人が多いためか、自分の席はどこか捜し求めてモタモタするご婦人が機内のあちこちで続出して出発までに時間が掛かった。

     いよいよボーディングタイムになり、ゲートをくぐった。例によって飛行機までバスで護送された。飛行機はエアバス製だった。小さなウイングレットが付いていたのでぱっと見A320かなと思ったのだが、乗ってみるとA310であることが分かった。

     A310に搭乗したのはこれが初めてだった。機材が古くてインテリアも角張っていて、昔のアメリカ映画に出て来るような機材だ。飛行機に乗り慣れない人が多いためか、自分の席はどこか捜し求めてモタモタするご婦人が機内のあちこちで続出して出発までに時間が掛かった。

    マシュハド国際空港 (MHD) 空港

  •  私はいつの間にか眠ってしまい、起きた時には目の前のテーブルが引き出され、機内食をサーブされていた。さすがイランのフラッグシップキャリアだけあって、機内食のサービスがあるとは!<br />

     私はいつの間にか眠ってしまい、起きた時には目の前のテーブルが引き出され、機内食をサーブされていた。さすがイランのフラッグシップキャリアだけあって、機内食のサービスがあるとは!

  •  出てきたのは丸いパンと数種類のパテ、そしてまるごと1個のみかん、そしてみかんジュース。丸いパンを手で半分こにし、そこにパテを挟んで食べる。メチャクチャうまい!パテが温かければ最高だったが、それはイランクオリティということで。しかも意外だったのは、客室乗務員がパンのおかわりを配り歩くことだった。パンのおかわり自由制度はいかにも中東らしくて良い。<br /><br /> かくしてマシュハドからイスファハンまで1時間30分のフライトは無事に終わった。

     出てきたのは丸いパンと数種類のパテ、そしてまるごと1個のみかん、そしてみかんジュース。丸いパンを手で半分こにし、そこにパテを挟んで食べる。メチャクチャうまい!パテが温かければ最高だったが、それはイランクオリティということで。しかも意外だったのは、客室乗務員がパンのおかわりを配り歩くことだった。パンのおかわり自由制度はいかにも中東らしくて良い。

     かくしてマシュハドからイスファハンまで1時間30分のフライトは無事に終わった。

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