2014/08/06 - 2014/08/19
316位(同エリア484件中)
まさいさん
Savannakhetの宿で教えてもらった
パニャーン村の宿
■Auberge Sala Hinboun
オーベルジュ サラ・ヒンブンと読む
ここに2泊する。 楽しみだ!
・オーベルジュ
『郷土料理を提供するレストラン付きのホテル』
を意味するフランス語
だそうだ
まあ、ケータイの電波も届かない田舎なので
ホテルってわけにはいかないだろうが
郷土料理を提供してくれる宿というところが
めちゃ嬉しい
■ Auberge Sala Hin Boun / パニャーン村の宿
http://510510.blog60.fc2.com/blog-entry-1771.html
■ラオスの話 全部
http://510510.blog60.fc2.com/blog-category-44.html
PR
-
Savannakhetの宿で教えてもらった
パニャーン村の宿
■Auberge Sala Hinboun
オーベルジュ サラ・ヒンブンと読む
ここに2泊する。 楽しみだ! -
パニャーン村の子供たちが遊んでいた
集落から徒歩数分のところに
この看板がでている
オーベルジュとは田舎にある単なるGuest House的な
宿だと思っていたがぜんぜん違うらしい
・オーベルジュ
『郷土料理を提供するレストラン付きのホテル』
を意味するフランス語
だそうだ
まあ、ケータイの電波も届かない田舎なので
ホテルってわけにはいかないだろうが
郷土料理を提供してくれる宿というところが
めちゃ嬉しい -
さっきの看板の矢印に従って
脇に入ると地道が続いている
雨上がりなのでどろどろになった道を
すこしいくと柵の扉があった
横にガラガラっと動く扉だ
わりと厳重な扉だ
こんな、ど田舎に泥棒なんかおらんやろに
と思いながら、中にはいる
(おそらく、動物の侵入除け) -
柵の扉を過ぎてしばらく歩くと
のどかな光景が見えてきた
向こうの草っ原をウロウロしてるのは
アヒルにニワトリ、そしてウズラかな
まあ、パニャーン村全体がのどかだが
さらにのどかな気分になる -
アヒルたちの遊び場を通り過ぎて
さらに歩いていくと
ようやく建物が見えてきた
高床式のバンガローのような
しかしすごくしっかりした感じの建物だ
茶色い木造の建物と
まわりの緑のコントラストがすごく美しい
このあたりは雨季になると川が氾濫することが多いので
その対策として高床式になっている
日本でも最近、洪水が多いので
危険地域に指定されている場所の住宅は
高床式にしたらいいのにと真剣に思う
そうすれば、平時は子供の遊び場になるし、
雨がふってもBBQできるし、良い事だらけだ -
ようやくたどり着いた
Auberge Sala Hinboun
Savannakhetの宿をでてから
およそ10時間かかったが
とても楽しい道中だったので
わりとあっという間だった -
チェックインを済ませ
部屋に荷物をおいて
建物の周りをすこし歩いてみる
建物の周りは南国の植物で
かなり鬱蒼としているが
とてもきれいに整備されている -
ここがゲストルームの並んでいる側だ
森の匂いがとてもいい
昼間でも虫の声がたくさん聞こえる -
きょう泊まる部屋はここだ
入ったところに強力そうな扇風機
窓が大きいので部屋はとても明るい -
この日、宿泊者はまさいひとり
だからここは一番いい部屋のようだ
角部屋なので明るくてとても気持ちがいい -
ベッドは美しい木製のセミダブル
天井からは虫よけの蚊帳がぶら下がってる
今夜はぐっすりと眠れそうだ -
部屋のすぐ前には川が流れている
Google Mapによると
・Nam Hinboun River
直訳すると、ナム・ヒンブン川だが
おそらくラオ語で『ナム』は川という意味なので
ヒンブン川というのが正しいのかな
この写真の方向にコンロー洞窟がある -
ヒンブン川はタケークの近くで
メコン川に流れ込んでいる支流のひとつだ
いまは雨季の真っ最中なので
川幅は狭いが水量はすごく多い
そして、東南アジアの川らしく
水の色はかんぜんな茶色だ -
さて、めっちゃ楽しみな
オーベルジュの夕食の時間だ
ラオスでは当たりの形態だが
屋根だけあってまわりは完全オープンな
ダイニングルーム
雨季とはいえ、爽やかな風が通り抜けるので
とても気持ちがよい
どっしりとした無垢の木製のテーブルと椅子
クロスのかかっているテーブルがまさいの席だ -
まずはこれだ
ビアラオの大瓶
グビグビ飲んで、今日一日の疲れを癒やす
このビアラオ
日本はもとより、ラオス以外では
めったにお目にかからない
隣国のタイに在住の友達が
まさいに、5~6本買ってきてほしいと
リクエストしたくらいだ
そして、東南アジアではトップ3に入るほど旨い
そのビアラオの大瓶を1本150円ほどで
グビグビ飲めるなんてほんと幸せだ -
メニューがたくさんあって
どれにするかすごく迷ったが
やっぱりラオス名物のこれにした
・ラープ
ラオスに来てから2回めのラープだ
こんどはどんな味かすごく楽しみ -
野菜のお料理もちゃんとお願いした
名前は忘れたが
瓜となにかのラオス煮込みだ -
そしてもちろんごはんも
・カオニャオ
もち米のおこわだ
おこわ専用の籠にはいって供される
ラオスではこれがスタンダード -
この3品を取皿に盛り付けてみた
いやぁ、めちゃ旨そうやがな -
いただきまーっす
カオニャオといっしょに
おかずを食べるのだが
こうやって小さくまるめたカオニャオに
おかずを乗せて一口で食べるのが
ラオスの食べ方だそうだ
ドンデット(デット島)で食べたラープは
顔中痺れてしまうほど辛かったが
きょうのラープは程よい辛さでとても旨い
どんどん箸が(手が)進む
野菜の煮込みもすごく旨い
どんな味なのかうまく説明できないが
ラオスの香辛料などをつかったもので
日本人にとってすごく美味しく感じる
これは辛くない -
いやぁ、旨かった
ゆっくり味わいながら
1時間ほどかけていただいた
ひとりだけなので
2品しか頼めなかったのがほんとに残念
次は3~4人で来てたらふく食べたいものだ
ごちそうさまでした -
昨夜はぐっすり眠れた
とても清々しい気持ちで目覚めて
部屋の前のデッキに出てみる
いま(8月)は雨季なのでしかたないが
今朝はあんまり良い天気ではない
SalaHinbounGH_1408-323.jpg -
昨夜、ディナーをいただいたダイニング
外側から眺めるとこんな感じだ
とてもおしゃれな雰囲気やね -
オーベルジュの朝ごはん
朝はあまり贅沢なものはでてこない
コンチネンタルブレックファーストだが
ラオスはパンが旨いのだ
フランスの統治の名残だね -
卵料理
バターで炒めたスクランブルエッグ -
卵とバナナを
パンに乗せて食べる
シンプルだが、めちゃ旨い -
朝食のあと
宿の人がメニューを持ってきた -
晩御飯のメニューで
時間がかかるものが多いので
いまから頼んでいただけると助かりますよ、と
さすがオーベルジュ
夜の食事のことを朝から考えてくれている -
朝ごはんを食べ終わって
すこし宿のまわりを散歩する
あまり天気が良くないが
木々が雨に洗われて緑が綺麗だ -
きのう、宿にくるときに見た
アヒルとニワトリ
ぐわぐわっと鳴きながら
楽しそうに走り回ってる
のどかやなぁ -
さて、この日の昼間の話はまた別に書く
いまからは二日目の夜の食事の話だ -
朝にお願いしたのはこれだ
メニューには乗ってなかったのだが
シェフが教えてくれた
シェフ きょうは前の川で捕れた旨い魚がありますよ
まさい へぇ、じゃあそれお願いします
レモンとバターで蒸し焼きにしてくれるそうだ -
前から見ても
うしろから見ても、立派な魚様だ -
お皿からはみ出すほど大きい
全長30センチ以上あったかな
・Paning Magnow
という名前の魚だそうだ
調べても出てこないが
宿の目の前の川で捕れたラオスの魚だ
この料理、40分~60分も蒸し焼きにするそうだ -
いただきまーっす
ラオス流で、カオニャオと一緒に食べる
これがめちゃめちゃ旨い
じつはこの魚が供された時
皮の色とかみて、ホンマに旨いんかいな?と
一瞬、訝ったが
疑って申し訳なかったと反省するくらい旨い -
魚の身も旨いが
いっしょに出てきたこのスープが実に旨い、絶品だ
出てきたときの写真を取り忘れるくらいだ -
天井を歩き回るヤモリの鳴き声を聞きながら
そして、様々な虫の声を聞きながら
ゆっくりとラオスの魚を楽しんだ
日本で食べる魚はもちろん旨いが
こんな茶色の川で捕れた魚がこんなに旨いとは
ちょっと意外なことだと、失礼ながら感じたよ -
そして、これ
かぼちゃのスープに見えるが
・Tom Wan Lao
という、ココナッツミルクとかぼちゃの
ラオス風デザート
これも実に味わい深くて旨いデザートだ -
さすがオーベルジュと称するだけあって
ほんとにお料理が旨かった
昨夜は目の前で捕れたお魚の
とてもレア物料理をいただけて大満足
ところで、このオーベルジュでの費用だが
宿泊料:145k × 2泊 = 290k
夕食2回分とビアラオ2本 161k
チャリレンタル 40k
合計で491k Kip。
2泊4食でおよそ5,900円
物価の安いラオスとはいえ、
これだけゆったりと過ごせて
美味しいもの食べて、ビアラオ飲んで
ほんとに大満足
しかも、シーズンオフの雨季真っ最中に
来たのはとても正解だった
やかましい西洋人とか中国人とかいなくて
ほんとにリラックス
つぎにラオス来たるときも
ここまでもういちど行きたいとほんとに思うよ
ありがとうございました -
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