2018年トルコツアー９日間、伝説の都市、トロイの遺跡へ①

2018/09/06 - 2018/09/14

今年はどこに行こうか。ヨーロッパの街並みが好きで、いつもヨーロッパに行っている。
でもヨーロッパって、なんとなく街並みが見ていて、教会も同じようだし、う～ん、今年はちょっと違うところにしてみよう‥ということになった。

カッパドキアやパムッカレも行ってみたい。よーし、トルコにしよう。
でも、いつもは個人で行っているけれど、トルコだとちょっと怖いし、観光地がすごく離れているし…。
今回はツアーにしてみました。

１日目　成田21:25→イスタンブールへ
2日目　イスタンブール→トロイ観光→アイヴェリク
3日目　パルモンガ観光→エフェソス観光→パムッカレへ
4日目　パムッカレ観光→アフロディシアス観光→コンヤへ
5日目 　コンヤ観光→カッパドキア観光
6日目　カッパドキア観光
7日目　空路イスタンブールへ　イスタンブール旧市街観光
8日目　イスタンブール自由行動→空港へ
　　　イスタンブール01:40発
9日目　成田19:10着　　

　　　1人ツアー費用　199000円早割-10000円
　　　空港税　　　　　2610円
　　　wifi 　　 5190円
　　　サーシャージ　　28750円
　　　保険　　　　　　5630円

エリア トロイ遺跡周辺(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 旅行の手配内容: 団体旅行

成田発21:25　　ターキッシュエアライン
あの飛行機に乗っていくんだ。無事に着きますように。

ツアーだと2時間30分前に集合。wifiを借りてツアーディスクでチケットを受け取る。
今回の参加者は25人。参加の方はいろいろ。親子、友達、姉妹、１人参加。
どんな旅行になるかな。

成田空港第1ターミナル 空港

ターキッシュは好きな航空会社。
スリッパや歯磨き、アイマスクなどグッズがもらえる。
映画も結構面白いのがあるよ。

1回目の食事　スモークサーモンとセロリのサラダ
　　　　　　　鰺のフライか鶏もものグリル
　　　　　　　羊飼いのサラダとチーズ
　　　　　　　レアチーズムース

　　食事もターキッシュは悪くない。

途中でチーズサンド、ブラウニー、おにぎりなどが後ろのスペースに置いてあるので取りに行って見る。
後ろのスペースには、御婦人が気分が悪くなられたのか、CAさんに付き添われて横たわっておられた。その中を行くこともできずに引きかえしてきた。

2回目の食事
鰆のロースト、ごはん、きんぴら、焼き豆腐、野菜、玉子焼き。

本当はパスタがよかったけど、人気があり、なくなってしまった。残念。何度かこういうことがあるんだよね。

3時ぐらいに無事到着。まだ暗い。やはり１２時間座りっぱなしのはきつい。
お尻が痛くなるし、ねられない。

みんなが集まったので４時過ぎに出発。
２回トイレ休憩を挟み、イスタンブールからチャナッカレに向かう。
カーフェリーでダーダネルス海峡を渡ります。
ヨーロッパ側からアジア側に移動。
トルコってヨーロッパ側とアジア側があるんだね。
国土も日本の約２倍。

ダーダネルス海峡 海岸・海

乗っている時間は25分ぐらい。
バスからは出られるので、外の風景を見ていると、心地よい風が気持ちがいい。
揺れることもなく、静かで快適。対岸も見えます。

カモメもたくさん飛んできました。

イスタンブールからトロイまで355㎞　6時間30分
予定よりだいぶ早く着いたので先にトロイの遺跡に行くことになりました。ランチは後です。

イヤホンが配られ、ガイドの人と少し離れていても聞こえるからいいですね。
個人だと素通りですが、説明があるとわかりやすいのがツアーのいいところです。

トロイ遺跡は、ギリシャの有名なホロメスの叙事詩イリアスに出てくる。
１０年にも及ぶトロイ戦争の舞台となった伝説上の都市トロイ。ドイツ人シューマンはその都市を神話ではなく実存すると信じ、1870年から３年を費やし発掘したという。

伝説のまま終わらせずに、実存していると確信し、発掘するなんてすごいなあ。

トロイの古代遺跡 史跡・遺跡

入口から入っていくと、大きな尖底土器がごろごろしています。

下が平らではなく、尖っています。
平らな方が作りやすいそうですが、尖っているのはなぜかな？
この土器は土に埋めて食物などを貯蔵しいたため、先がとんがっているなどの説があるようです。

先に進むと、
これはまだ発掘された状態のまま、神殿の柱などが並べられています。

朝は寒かったのですが、だんだん日が昇ってきて暑くなってきました。

4000年の歴史があるというトロイ遺跡。世界遺産に登録されています。

トロイは古い遺跡の上に、9回に渡って新しい都市が建設されたという。
年代順に第Ⅰ市から第Ⅸ市と呼び、紀元前3000年頃を第1市から始まり、紀元前350年～400年頃を第９市までの遺構が見つかったそうです。
遺跡が積み重ねられて出来ている都市、不思議な遺跡です。

ここは第Ⅵ（6）市。
遺跡の間に通路があり、この通路の先は日本にもよくあるようなくの字になっています。
日本のように敵の侵入をしにくくさせるためのものなのでしょうか。

遺跡の間から広大な風景が垣間見えます。

トロイ遺跡　
中に花の模様があります。

あちこちに遺跡が散らばったままです。
きちんとした形で残っているものはなく、ほとんどわからない状態。

小さな石が積み重なっている石壁が見えます。

第Ⅰ市
ここには、日干し煉瓦が積み重なっています

この煉瓦は最も古く、4500年前の世界最古だそうです。
ガイドの方が、レンガにある多数の空洞は、蜂があけたというのは本当でしょうか。

ここは赤いレンガ
火事があったため下の方はレンガではないようです。

この辺りは劣化を防ぐために屋根があります。

形を留めていないので、なんだかわかりません。
ここは公衆浴場だったかな？

まだまだ発掘途中のようで、いまだにたくさんの人が発掘しています。
100年以上も発掘が続いているようですよ。

第Ⅸ市(9）
国会議事堂として使われていたようです。

円形劇場

音楽や劇や集会などが行われていたという。

トロイ遺跡

第Ⅷ市（８）
神に生贄をささげる儀式を行った場所といわれている。

丸い井戸は、いけにえの血をためていたという井戸。

トロイは9回も都市作られたというが、それは地震や火災、戦争などで滅んで何度も再建されているらしい。
説明をよく聞かないと、いろいろなところに都市が再建されているので、いつの時代のかわからない。

第Ⅱ市　トロイの城内の出入口。
傾斜がある坂道。
トロイの木馬の伝説が本当の話だったら、この坂道の下まで木馬が運ばれてきたのではないかと言われている。
昔はこの近くまで海だったそうです。

井戸の遺跡

この地層はいくつかの時代の地層が積み重なっています。
番号が書いてあるのが、それぞれの年代の地層です。
見ても時代の違いがわからないなあ。

入口近くに戻ってきた。
これがトロイの木馬だ。

トロイの木馬 モニュメント・記念碑

昔、パソコンがトロイの木馬のウイルスに感染したことがあったけどね。

ギリシャ神話では、この木馬の中にギリシャの兵士が隠れて、このことを知らずに、街の中まで運び入れたトロイは、木馬から出てきた兵士に滅ぼされたといわれている。

中には入ってみますが、とても急な階段です。
窓から顔を出して写真をパチリ。

しっぽはこんなになっているんだ。

ランチ会場に移動。バスで15分ぐらい。まだ時間は12時15分。
トルコ初ランチ、何が出てくるかなあ。

アイリス ホテル & スパ ホテル

サラダにスープ。味はまあまあ。
端にあるデザートは砂糖のシロップ漬けで激甘。食べられない。
トルコってお土産なども激甘が多いんだよね。

今日はお魚です。鯛らしい。
この魚とてもおいしい。
最初のトルコ料理が魚とはちょっと残念。

時間があったので、少し回りを散歩。
海が近くにありました。

こんなところに鹿もいる。

トロイからアイヴァリク140㎞　2時間15分
途中トイレ休憩が１回はいる。
お土産やさんも少しあるので覗いてみる。
この辺りは、オリーブが有名なようだ。
ザクロクリームなどもいいといわれたが、高くてやめた。

16時30分ぐらいには到着。
予定より早目についた。

グランド ホテル テミゼル ホテル

ホテルはまあきれい。

テラスから見ると海はすぐそば。
海以外何もない。

大きなプールもある。

海で泳いでる人もいたけど、水着を持ってこなかったので見ているだけ。
気持ち良さそう。エーゲ海で泳げるなんて、いいな。

19時～
夕食はバイキング。

オリーブの種類がたくさん。さすがオリーブの産地。

いろいろありますが…。

デザートは甘そう。

お味はまあまあ。
茄子のチーズの煮込みが美味しかったかな。

夜は少し散歩して…。
街の明かりかうっすら。

今日は1日長かったし、疲れた～。