人のいないところへ　根室本線の真ん中らへん弾丸旅【その３】　富良野周辺駅巡り①　北の国からとぽっぽや

2020/03/13 - 2020/03/13

私の身の回りにもコロナさんの影響がジワジワ出てきてイラついてきたこの時期、そのイライラを少しでも解消すべく、いわゆる「３密」を避けて、弾丸で根室本線の不通区間とその周辺を訪れています。

根室本線の、災害で不通になったままの区間（新得～東鹿越）の代行バスと、それに伴ってローカル支線のようになった区間（東鹿越～富良野）に乗りました。ここまでお客さんはずっと３～４人。それもみんな意識的にバラけて座っていて、なんとか３密は避けられているかな。

ここから先は、さらに３密を避けるのを兼ねてレンタカー。
今来た区間にある各駅を巡ってみます。
まあ、要するに冬の北海道をドライブしてみたかったのですが･･･

この区間には、ドラマ「北の国から」や映画「鉄道員（ぽっぽや）」のロケで使用された駅があります。
テレビドラマや映画はほとんど見ないのですが、それでも結構有名なシーンとかで見たことがある景色とかも出てきて、たしかにここだなあと思ったものです。

これらの駅を始め、並行している道路との兼ね合いで、順不同で沿線の駅を訪れてみたのでした。

エリア 富良野(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

【その２】からのつづき

新得駅から不通区間の代行バス、そして東鹿越駅から列車を乗り継いで、富良野駅に着いた。
富良野自体は家族旅行でも来ているけど、列車で来たのはいつ以来だろ。

富良野駅 駅

富良野で、レンタカーを借ります。
これから、今まで来た区間の各駅を巡ってみようと思います。
３密を避けるのと、平たく言えば久しぶりに冬の北海道をドライブしてみたかったということで。

では、出発～

と、その前に市内のセイコーマートへ。
北海道に来たならば、セイコーマートオリジナルの80円コーヒーを飲むのが、個人的な儀式となっております（笑）
缶の図柄が変わったなあ。
あと消費税の関係か、85円になってる。

富良野市内を出て約10分、国道から道道に入り、布部という町に入ってきた。

その集落の中にある、布部駅に着いた。
富良野の隣の駅。

布部駅 駅

何の予備知識もなくこの駅前に着いて、「あっ」と思った。

JR布部駅 名所・史跡

駅舎の中。現在は無人駅。

かつて窓口があったところに貼ってあった写真。
ドラマ「北の国から」の第１話の一番最初、東京からやってきた五郎と純と蛍が、最初に降り立ったのがこの布部駅。
ここは、一家が住む「麓郷の森」が距離的には一番近い駅。

【メモリー　2007年８月】
12年半前、初めての北海道家族旅行が道北だった。
その最後に立ち寄ったのが「麓郷の森」。北の国からのロケ地。
下の写真は、物語上は雪で潰れたことになっている３番目の家「風車の家」。
内部も見学することができた。

麓郷の森 名所・史跡

【メモリー　2007年８月】
「麓郷の森」からは少し離れたところにある、「石の家」。
ドラマで見たそのまんまで「おーっ」と思った記憶がある。
写っているのはカミさんと当時５歳の長男。

五郎の石の家 名所・史跡

で、現在の布部駅。
駅舎からホームを見る。
かつてはすれ違いのできる駅だったようだが、現在はホーム手前側の線路は使われなくなって、片面ホームだけの駅になっている

ホーム方向から駅舎を振り返る。
「ぬのべ」駅であることを主張してる（笑）

ホームから富良野方面を見る。
今はこのホームしか使われていない。

ホームの駅名標と駅舎。
この写真、さっき列車の中からも撮った気がする。

布部駅前からの景色。
ここから、五郎一家は岩城滉一演じる草太の車に乗って、麓郷に向かったんですね。

さて、布部駅からとなりの山部駅に向かう。
布部駅前を通る道をまっすぐ進むと、行けるはず。

あれ、冬期通行止めになってる･･･
これだからナビに頼ると、ってよく見たら、ナビにも「通行止め」の表示があった。

しょうがないから国道に出た。
なんか、振り回されてるぞ。

あれま、占冠村営バスにつっかかった。
富良野駅発占冠駅行き。一度乗って見たいなあと思っていたバス。

山部の町の中に入ってきた。

その山部の町の中にある、山部駅に到着。
さっき通った時も思ったけど、駅舎が喫茶店風というか、山小屋風というか。
かつては急行「狩勝」も停車するほどの駅だった。

山部駅 駅

この駅も無人駅。
でも、平成一ケタの頃までは有人駅だったようだ。

時刻表。下りが１日５本、上りが１日６本。
数が合わないのは、たぶん早朝の下りが回送列車だから。

この駅での列車のすれ違いはないけど、一応ホームを使い分けている。

ホーム（１番線）から見た駅舎。
ここも「やまべ」の看板がベタベタ貼ってある。

新得方面を見る。
今いるのが１番線で、線路の反対側に２番線が見える。

富良野方面の列車が出る２番線へは、この構内踏切を渡る。

富良野方面を見る。
１番線だけがやたら広い。

１番ホームにある、レンガ造りの小屋。
明治44年に建てたものらしい。さりげなく、すごい。

山部駅を過ぎると、新得方面に向かう国道38号線とＪＲ線が大きく離れる。
占冠方面に向かう国道237号線との分岐点。ＪＲ線はそちら方向に沿っている。
というか、ＪＲ線は空知川に沿っているだけで、国道38号線がそこから離れたところを通っている。

ひとまず、この先南富良野町の中心地・幾寅まで国道を走ってショートカット。

このあたりも、沿道は意外と家が多い。町もある。
ちなみに、まだ富良野市。

黒板五郎が住んでそうな家も点在。

富良野市ととなりの南富良野町との境にある「樹海峠」に差し掛かる。
ＪＲ線は、この峠越えを避けたルートとも言える。

樹海峠。ここから南富良野町。

南富良野町の中心・幾寅の町の中に入ってきた。
町の入口付近にある道の駅に立ち寄る。

ちなみに、南富良野町と友好都市となっているのが、沖縄県本部町。
昨年11月に行ったばかり。

道の駅「南ふらの」の中にある、南ふらの物産センター。

道の駅 南ふらの 道の駅

なかに入ると、「かなやま湖の魚たち」という大きな水槽。
イトウが何匹か泳いでいた。
この右側がレストラン、左側が物産センターになっている。

物産センター。
今回は「現地にお金を落としていく」旅。
ガンガンお土産を買っていきましょう。

お土産と一緒に買った、地元産ジャガイモの「バタじゃが」と、これも地元産の熊笹で作った「くまささ茶」。
おやつタイム。

休憩所にはご丁寧に電子レンジが置いてあり、それで温めて食べる。
じゃがバター、うまいんだなこれが。

冬眠から覚めた熊が体力回復のために食べるという熊笹で作った、くまささ茶。このあたりの自然条件が特産の理由だとか。
笹の葉っぱがどんな味かよくわからないけど、こういう味なのかな。

南富良野町の中心部にある、幾寅駅にやってきた。
さっきも代行バスで通ったが、通り過ぎただけ。
今回はじっくりと見てみる。

この駅は、映画「鉄道員（ぽっぽや）」のロケ地。
駅舎もそのままロケのセット。
駅名標が、幾寅駅ではなく「幌舞駅」になっている。

幾寅駅 駅

駅舎の端っこ（写真のやや右上）に小さく「ＪＲ幾寅駅」と書いてある。

駅前には、映画の撮影で実際に使用されたディーゼルカーや、ロケで使われたセットが並んでいる。
ディーゼルカーは、今の時期でなければ中に入れたらしい。

駅前にあった設定の「だるま食堂」。

これも駅前にあった設定の「ひらた理容室」。
「鉄道員ロケセット」の看板があった。

その奥にあった、これもロケのセット。

こういう位置関係です。

では、これ自体がロケのセットである駅舎に入ってみます。

駅舎の中。
駅前を通る代行バスの待合室となっている。
そして、駅員事務室だった部分に、映画に関する展示がしてあり、自由に入ることができる。

展示コーナーを見学してみる。

出札窓口。

実際に撮影で着ていた制服。

いろんな資料や写真が展示されている。

ロケで使った駅の時刻表。
微妙に架空の駅名になっている。

スチール写真もいろいろと展示。

原作者の浅田次郎（左）と、主演の高倉健（右）の直筆サイン。

ホームに行ってみる。
駅舎から見て、ホームが一段高くなっている。
この配置が、ロケ地に選ばれた理由なのだとか。

ホームに上がった。富良野駅方向を見る。
もともと片面ホームの駅だったようだ。
もう４年も列車が来なくて、線路も雪に埋まっていた。

その反対側、新得方向を見る。

ホームの端まで行ってみる。

実はここ、この有名なシーンで高倉健が立っていた場所。

ホームから駅舎を見るとこんな感じ。

駅前を出て、富良野駅寄りにある踏切にやってきた。

幾寅駅のホームが一望できる。

その地点から、富良野駅（東鹿越駅）方面を見る。
短い鉄橋がある。

この鉄橋の土台が崩れかけている（仮に補強してある）。
これが、東鹿越－幾寅間が不通になっている理由。
ここを直せば、南富良野町の中心駅である幾寅駅まで列車が来るのに。
それすらできない状況なんですかねえ。

さらに１つ先、落合駅まで行ってみる。
途中、地吹雪･･･

落合駅周辺の町まで来た。
ここが石狩側の一番奥にある集落。

さっきもバスで来た落合駅。
その時、十分駅を見たのでどうしようかとも思ったけど、やっぱり来た。

落合駅 駅

駅舎と、その後ろに跨線橋が見える。

駅前の様子。
町からは少し外れた場所にある。

駅の待合室。
代行バスの待合室として使われている。

掲載されていた時刻表。
さすがに、列車ではなく代行バスの時刻表になっている。

駅舎のホーム側に出てみた。
積雪が凄くて、これ以上進めません^^;

今いるのが１番線。跨線橋を越えた向こう側に、２，３番線がある。
もともと狩勝峠を越えるための機関区があった駅でもあり、構内は広い。

向こうの駅名標が立っているところが２，３番線の島式ホーム。
その手前のヘコんでいるところが線路なんだろうなあというのが分かる。

さて、せっかくここまで来たので、駅構内の外れまで行ってみる。
あの歩道橋に行ってみよう。
だれもあそこまで行った形跡がないぞ･･･　雪の中をズボズボ歩く。

歩道橋から見た、落合駅の構内。
跨線橋の位置関係から、構内の広さが分かる。

その反対方向、新得方向を見る。
昭和41年まで使われていた旧線（左）と、現在の路線（右）がここで分岐している。
今はどっちも雪で埋まっているけど。

現在の新線は、すぐにトンネルに入っている。
よく見ると、線路が見える。
ここに列車が走る日が来るのかなあ。

では車まで戻りましょう。
誰も歩いてない雪の中をズボズボ。
（足跡は、ここに来るまでの私の足跡）

落合駅から、元来た道を戻って幾寅の町の中を通過。

幾寅の町からは、国道ではなく、かなやま湖のほとりを走る道路。
ＪＲ線の不通区間が並行している。

さっき、代行バスから列車に乗り換えた東鹿越駅に、再びやってきた。

東鹿越駅 駅

先ほどは、ここから国鉄型キハに乗りました。

なんだか同じような写真ばかり撮ってるような気がする。

不通となっている幾寅方面を見る。
右奥に石灰石の工場がある。駅周辺にはこれしかない。
ちなみにこの工場は、「ぽっぽや」で主人公高倉健の友人役で出演した、志村けんが働いていた炭鉱という設定のロケで使われたらしい。

よく見ると、この駅舎も「ひがししかごえ」駅と自己主張している。

東鹿越駅から先は、しばらくかなやま湖に沿った景色のいい道路。
さらに先に進みます。

長くなるので、【その４】につづく。

この旅行記へのコメント （8）

• 墨水さん 2020/05/04 19:36:17

  飲んでみたい。

  Ｔａｇｕｃｙａｎさん、今晩は。
  缶入りの「熊笹茶」為る物が売ってるんですか・・・・。
  昔、修験者が疲労回復に飲んだと言われる・・・・。
  一度、飲んでみたいと思ってました。(笑)
  幌舞駅の駅事務所のセットに有る、昭和(40年代)のＴＶに感動！。(笑)
  ステレオコンポが、何故か平成タイプ。
  さりげなく「腕木式信号機」があるね。
  墨水。

  Tagucyanさん からの返信 2020/05/04 21:53:39

  箱で売ってます

  
  墨水さま
  こんばんは
  
  熊笹茶、そういうお茶だったんですね。
  書いてあった解説には、冬眠明けの熊のことしか書いてなかったものでして...
  ネットで調べてみたら、この缶のお茶が通販で箱で売ってますよ。
  笹の葉っぱがどんな味なのかよく分からないのですが、きっとこういう味なのでしょう、という感じです（笑）
  
  幌舞駅の事務所内に置いてあった昔のテレビ、私もすぐに目に入りました。
  ただ、その上に乗っていた今風のコンポを見逃しておりました（笑）
  この駅にはポイントがないので、腕木式の信号機が必要なのかどうか不明ですけど、雰囲気としてはいいですね。
  その代わり、木製の電柱がなくなってます。
  まあ、映画が上映されたのが20年以上前ですから、逆に言うとそれしか変わってないとも言えますね。
  
  ---
  Tagucyan

• フロンティアさん 2020/04/29 10:11:47

  いろいろ

  　おはようございます。久々にコメントさせて頂きます。
  　根室本線の富良野～東鹿越間と東鹿越～新得間の代行バスは２年前位でしょうか、台風の復興の様子を伺うべく南富良野町に向かった時に利用したことがあり、写真を見て懐かしく思いました。
  　あの時は幾寅駅で駅舎の様子をじっくり拝見しましたが、昔の国鉄の雰囲気をじっくり堪能させて頂きました。(鉄道好きな方にはずっといても飽きないかと思いますが・・・(笑))
  　参考までに当時、その南富良野町では鹿肉を使用したカツカレーをご当地グルメとして売り出していて、その際はそのカツカレーを頂きましたが、美味しく頂きました。Tegucyan様ももし機会があればお試しになってみては・・・と思います。
  　金山駅ですが、名前は同じでも全く違いますね(笑)
  　かたや名古屋市内のサブターミナルとして数多くの電車が発着し、多くの乗り降りがあり一方、こちらの金山駅では１日数本のディーゼルカーがのんびりコトコト走るだけなので、スゴい差ですよね～
  　あとTegucyan様の北海道へ来たらまずはセイコーマートへ向かい、缶コーヒーを買われるんですね～僕の場合、北海道へ来たらまずは新千歳空港の切符販売の窓口に行き、フリー切符を手に入れます(笑)
  　北海道は年に２回行きますが、札幌を起点にあちこち行きますので、旅行会社でホテルの宿泊と一緒に旅行会社限定発売のフリー切符の引換券を購入するようにしています。
  　今回のＧWはＧW(ゴールデンウィーク)ならぬＧW(外出するなよウィーク(笑)、笑ってはいけませんが・・・)の為、当初、北海道旅行を予定していましたが、残念ながら断念しました。その分、コロナが落ち着いた際には思いきって楽しもうと思います(^.^)
  　最後にいつもありがとうございますm(_ _)m
  
  トラベラーネーム　フロンティア

  Tagucyanさん からの返信 2020/04/29 11:14:04

  南富良野

  
  フロンティアさま
  こんにちは。
  
  改めてフロンティア様の南富良野旅行記を拝見しました。
  幾寅駅近くの「なんぷ亭」でエゾシカカツカレーを食べたんですね。
  今回、どこで食事をとろうかいろいろと検討をしていて、このお店も候補の１つでした。
  
  あの頃は町内にもまだ水害の爪痕が残っていたようですが、今回はＪＲ線が不通になっている原因となっている町内の鉄橋以外は目にしませんでした。雪で埋まって見えなかっただけかもしれませんが。
  
  名古屋にある金山駅は、それこそ大都市の大ターミナル駅ですよね。
  それに比べてこちらにあるのは、南富良野町の金山地区というところにある小さな駅。このあと、車で訪れてみます。
  
  セイコーマートの缶コーヒー、何がきっかけで愛飲するようになったのか、私にもよく分かりません（笑）　コンビニとしては安い80円という値段でしょうか（スーパーとかならいくらでも安いのありますが･･･）。ほぼ北海道にしかないので、個人的にはこれを飲むと北海道に来た気分になります。でも本当は北関東にもあるんですけどね。
  
  外出するなよウィーク、略してＧＷ、いただきました（笑）
  今日も朝からとってもいい天気なのに家でゴロゴロ･･･
  私もあちこち行きたい構想はいくつもあるのですが、それがいつ実行できるのか、まったく見えないですね。
  
  ---
  Tagucyan

• とのっちさん 2020/04/26 10:31:57

  この日の朝に東京を出たとは思えない…

  Tagucyanさま
  
  おはようございます。徹底的に“三密”を避ける努力ですね～いつになったら北海道に行けるのか…私は旅先で運転しないので、セイコーマートの缶コーヒーではなく、クラシックが儀式となります。
  
  車で駅巡り…最近流行ってるのかな～と思います。あっ、最近流行ってるのはウイルスなので駅巡りはできないですが…（笑）諸先輩方がたくさん乗られているようなローカル線の有名駅に観光バスで団体が乗りつけ、列車には乗らずホームだけ“三密”です。さすが幹線の駅ですね。つくりがゆったりして、今にも札幌ゆきの急行がやってきそうです。雪に埋もれた落合駅は、もう列車が走らなくなってだいぶ時間が経ってるんだろうな…と心が痛みます。
  
  「北の国から」や「鉄道員」のような映画の資料が残ってるんですね～浅田次郎の本は読んだのですが、映画は断片的にしか見ておりません（笑）。セットもリアルですね～あの時刻表は何度も見入ってしまいました。第３１３列車は美寄高校に通う生徒を各駅で拾っていっていっぱいになるんだろうな…とか（笑）。昔から架空の路線を考えて時刻表を作る、ってなことをやってまして（笑）、“Stay Home”期間中に久しぶり本腰入れて拡張し始めました。どれほどあっても時間が足りません。できれば幌舞発は偶数番号にしてほしかった…
  
  この日の朝に東京を出たとは思えない日程…この後も見どころが続くのでしょう。楽しみにしております。
  
  とのっち

  Tagucyanさん からの返信 2020/04/26 14:04:37

  短い時間にいろいろ押し込めてます

  
  とのっちさま
  こんにちは
  
  今回は、そのまま鉄道に乗り続けていても結果的に３密は防げたかも知れないですが、より慎重に車を借りてみました。本当なら、車じゃなくて列車で駅巡りがしてみたかったです。でもこの時期、観光バスでザクザクと列車に乗らない３密団体客も来ないでしょうから、今ならいいかな、と。
  私の場合、いつの頃からか北海道に来たらまずはセイコーマートのオリジナル缶コーヒーでして、列車だろうが車だろうが家族旅行だろうが愛飲してます（笑）　クラシック、たしかに車は運転できない（笑）
  
  列車の来ない幾寅駅と落合駅ですが、それでもまだ幾寅駅はやや観光地化されて除雪もされていましたけど、落合駅の方は雪が積もったままで駅構内の散策はできませんでした。
  そもそも、線路とホームの境目すらよく分からなかったですからね。
  でも、どの駅も有効長が長く、構内も広くて、幹線の駅だったんだなあ、と思わせます。
  
  あの短い区間に有名なロケ地が２箇所。今でも巡礼に来る人は多いようですね。どちらも今でも映像の世界そのままです。行った季節のせいもあるでしょうが。
  
  幌舞駅の時刻表、ぱっと見かなりリアルですね。旭川にある車両基地から、夕方の直通列車で車両が送り込まれてきて、交代で321列車が旭川に帰る運用かなあとか、私も勝手に想像していました。ご指摘の通り、この駅は美寄というターミナル駅から分岐した幌舞線という路線の終着駅なので、この駅発の列車番号は偶数ですね。いや、実はその先にあるもっと大きなターミナル駅までつながる予定だった路線で、その名残で路線上はこの駅が始発駅なのかも。妄想は尽きません（笑）
  いずれにしても、このあたりにたくさんあった万字線とか幌内線とか歌志内線とか、そんな路線だったと想像します。あ、「幌舞」は「幌内」から来てるのかな（また妄想）。
  妄想と言えばとのっちさんの架空時刻表も楽しそうですね。
  
  最初の旅行記の見出しにも書きましたが、今回はパッとできた１日を使っての弾丸なんです。でも、相変わらず短い時間に押し込めるだけ押し込めております（笑）
  
  ---
  Tagucyan

• Akrさん 2020/04/26 10:15:16

  ロケ地めぐり

  Tagucyanさま
  
  おはようございます。Akrでございます。
  自宅軟禁状態なので見るのも書き込みも早くてスミマセン。早速拝見致しました。
  
  今回はロケ地めぐりですね。今でいうと「聖地巡礼」でしょうか。
  「北の国から」と「鉄道員」は意外にも近所どうしが舞台だったんですね。布部駅が北の国からゆかりの駅というのは初めて知りました。ポスターの純(吉岡秀隆)がまだ子供。そういえば彼は「鉄道員」にも出演してましたよね。彼はもう50歳なんですね。おれも歳をとったわけだ(笑)
  
  「鉄道員」の舞台、幌舞駅こと幾寅駅は健在なのですね。プチ資料館みたくなってる。出札口のところにある高倉健さんのお写真のまわりが花で飾られているのがほっこりしました。ただ、諸般の事情で列車が来ないのが寂しいです。早期復旧を望みます。
  映画のポスターと同じ雪の時期に訪れて良かったですね。できれば健さんと同じ構図でセルフタイマーで写真撮ってみても面白いですね。あ、それじゃオーヤシクタンさまみたいだ(笑)なんか久しぶりに映画みたくなりました。家にはVHSのテープしかありません(笑)アマ●ンプライムで探してみよっかな。Stay Homeには映画はちょうどいいですよね。
  
  なんかこの沿線、行ってみたくなりました。
  
  それにしても北海道の駅ってどうしてあんなにホーロー看板の自己主張が強いのでしょう。ステファニーさまも言ってましたよね。もしかしてスポンサーのサッポロビールから枚数のノルマあったりして(笑)
  
  また次回も楽しみにしております。
  それでは！！
  
  -Akr-

  Tagucyanさん からの返信 2020/04/26 13:49:22

  ホントは列車で巡ってみたかったですけど

  
  Akrさま
  こんにちは
  
  車を借りて何をしようかと考えたときに、普通に観光地めぐりをやっていては３密対策で車を借りた意味が･･･　と思いまして、駅巡りをしてみました。ホントは列車で巡りたかったんですけどね、何しろ１日５〜６往復だとですねえ...
  
  実は布部駅が北の国からの始まりの駅だったのは、現地に行ってから気づきました。改めて後で調べてみたら、あらホントだ、と。私も純と蛍はいつまでも子供のイメージなんですけど、そりゃあまあお互いにトシも取ってしまうわけです（笑）
  純役は寅さんでもかなり重要な役をやってましたが、鉄道員でも、たしか高倉健に路線の廃止を伝える国鉄職員役だったような。
  
  鉄道員は、断片的にしか見たことがないのですが、それでも「ああ、たしかにここだ」とすぐ分かるような場所でした。幾寅駅は町の中心の駅でもありますから、せめてここまででも復旧してくれないですかね、あと１駅。そうすると、あの時はちょうど映画と同じような季節でしたから、雰囲気出ますよねえ。キハ40もタラコ色にしてもらって。
  
  高倉健が立っていた場所で、同じ構図の写真を撮る。あの時、その発想が思い浮かばなかったんですよねえ。でも、私なんかが同じ場所で同じポーズをとっても、サマにならなかったでしょうけど（笑）
  
  たしかにいつも思う駅名看板ベタベタの件。そうかあ、ノルマかあ･･･（勝手に納得してる 笑）
  
  ---
  Tagucyan