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2020年2月16日(日)の2時半前。サンファン観光を終了しホテルに戻る。クルーズ船のチェックイン開始は3時となっていたので、しばしロビーで休憩。3時前に昨日に寄ったサンファンクルーズターミナル(San Juan Cruise Port Terminal)へ移動。カリブ海で最大かつ最も忙しいクルーズポート。<br /><br />ビエホサンファン(Viejo San Juan)の南岸に4つのクルーズ船桟橋と2つの近代的なターミナルがあり、合計7隻の船を一度に収容できる。サンファン島(Isleta de San Juan)からサンアントニオ運河(Cano de San Antonio)を挟んだ南のグランデ島(Isla Grande)にも2つのクルーズターミナルを持つパンアメリカンピア(Pan American Pier)があり、年間18のクルーズ会社の約500隻が利用し、利用客数は200万人近くにも達している。<br /><br />ホテルからビエホサンファンのクルーズターミナル、ピア4までは歩いて5分ほどで、3時前には到着。この桟橋は主にカーニバルクルーズライン社(CCL=Carnival Cruise Line)のクルーズ船が利用しており、2隻が同時に停泊可能。この他、ピア1も2隻が停泊可能で、混雑時には1隻のみ停泊可能なピア6があり、2隻停泊可能なピア3は乗継専用に使われている。<br /><br />これから乗船するのはピア4にこの日の朝から停泊しており、朝一番で行ったサンクリストバル要塞(Castillo de San Cristobal)からもよく見えたCCL社のカーニバルファシネーション(Carnival Fascination)と云うクルーズ船。CCL社は私は2018年12月にマイアミ(Miami)からバハマ(The Bahamas)へのクルーズでも利用したクルーズ旅行会社で、下記のurlの旅行記を参照。<br />https://4travel.jp/travelogue/11437836<br /><br />カーニバルファシネーションは1994年にフィンランド(Finland)のクヴェルナーマサヤード社(Kvarner Masa-Yards=現在はマイヤートゥルク社(Meyer Turku))にて建造された船。2006年に改装され、現在は総トン数70,538t、全長262m、全幅31m、部屋数1,026室、乗客定員2,052人、乗組員数920人で船籍はバハマ。7万トン超のファンタジー(Fantasy)クラスのCCL社の8隻の中の第4船。古きハリウッド(Hollywood)をイメージにしている。デザインはCCL社の姉妹船同様、アメリカ人の著名な建築家でインテリアデザイナーのジョー・フォーカス(Joseph(Joe) Farcus)氏。<br /><br />出国手続きを経て乗船し(下の写真1)、部屋に入るまで約30分掛かる。この時点で既にダイヤモンドプリンセス(Diamond Princess)での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発症は世界的なニュースになっていたが、乗船に際しては、過去2週間以内に中国にいたかどうかなど、簡単なペーパーアンケートがあっただけだった。<br /><br />部屋は6階アッパーデッキ(Upper Deck)の後ろ側。大きな船なので、3階前部の入口から乗船して部屋にたどり着くまで道のりが遠い。5分以上掛かる。前もそうだったが、部屋にはお金を掛けないので、まったく窓のない内側の部屋(下の写真2)。今回の旅は、これまでの2泊も窓のない部屋だったので、変わりはない。収納式の2段ベッドの部屋だが、一人で過ごす分には十分に広いし、バスタブはないが、日本以外ではシャワーしか使わない私には温かいお湯が問題なく出るシャワーで十分。<br /><br />1週間過ごすので、着替えの衣類などをロッカーに閉まったりして、4時頃からしばらくは船内散策。14階まであり、レストランやプールなどの共用の設備は8階から上に配置されており、一通り歩いて見て回る。バハマの時に乗った船よりは少し小さく、造られたのも改装も古いので、オーロラビジョンがないなどの違いはある。上のデッキに上がると目の前にはクルーズターミナルからビエホサンファンの町が広がる。また、東側、パンアメリカンピアに停泊しているクルーズ船も見える。NCL社(Norwegian Cruise Line)のノルウェージャンエピック(Norwegian Epic)。2010年に竣工した15.5万トンある巨大クルーズ船で、この日からカーニバルファシネーションと同じ日程でほぼ逆回りのコースを回る。<br /><br />いったん部屋に戻り、朝からの観光で歩き疲れた足をしばし休めていると、5時半前に集合のアナウンスが掛かり、救命胴衣や非常時の対応のレクチャーを受ける(下の写真3)。<br /><br />6時過ぎ、汽笛が鳴らされ、予定通りにサンファンを出航(下の写真4)。しばらくはバックで沖に向かい、ピア4の先で方向を変え、ビエホサンファンの先に突き出した沿岸警備隊(U.S. Coast Guard)が置かれているラプンティージャ(La Puntilla)を回り込んで、エルモロ要塞(El Morro)を見ながらバル海峡(Bar Channel)を抜けて大西洋に出る。ヨットや帆船が走り、1日前にはヨットに乗ってたんだと嬉しく思い出す。30分余りかけて外洋に出るとだんだんと日が暮れて来る。<br /><br />お昼をたくさん食べたので、なかなかお腹が減らないが、あまり遅くなるのも嫌なので、8時頃メインダイニングに夕食に(下の写真5)。バドワイザー(Budweiser)で有名なアンハイザーブッシュ(Anheuser-Busch)社のミケロブウルトラ(Michelob ULTRA)を追加注文(7.67US$)し、前菜サーモン(Samon)で、メインはポークチョップ(Pork Chop)、デザートにティラミス(Tiramisu)だった。<br />https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3900926306644031&amp;type=1&amp;l=223fe1adec<br /><br />1時間ほど食事して、朝からよく歩いた(3万2千歩弱)3日目終了

プエルトリコ サンファン クルーズ船へ(Carnival Fascination, San Juan, Puerto Rico)

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2020/02/16 - 2020/02/16

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ちふゆ

ちふゆさん

2020年2月16日(日)の2時半前。サンファン観光を終了しホテルに戻る。クルーズ船のチェックイン開始は3時となっていたので、しばしロビーで休憩。3時前に昨日に寄ったサンファンクルーズターミナル(San Juan Cruise Port Terminal)へ移動。カリブ海で最大かつ最も忙しいクルーズポート。

ビエホサンファン(Viejo San Juan)の南岸に4つのクルーズ船桟橋と2つの近代的なターミナルがあり、合計7隻の船を一度に収容できる。サンファン島(Isleta de San Juan)からサンアントニオ運河(Cano de San Antonio)を挟んだ南のグランデ島(Isla Grande)にも2つのクルーズターミナルを持つパンアメリカンピア(Pan American Pier)があり、年間18のクルーズ会社の約500隻が利用し、利用客数は200万人近くにも達している。

ホテルからビエホサンファンのクルーズターミナル、ピア4までは歩いて5分ほどで、3時前には到着。この桟橋は主にカーニバルクルーズライン社(CCL=Carnival Cruise Line)のクルーズ船が利用しており、2隻が同時に停泊可能。この他、ピア1も2隻が停泊可能で、混雑時には1隻のみ停泊可能なピア6があり、2隻停泊可能なピア3は乗継専用に使われている。

これから乗船するのはピア4にこの日の朝から停泊しており、朝一番で行ったサンクリストバル要塞(Castillo de San Cristobal)からもよく見えたCCL社のカーニバルファシネーション(Carnival Fascination)と云うクルーズ船。CCL社は私は2018年12月にマイアミ(Miami)からバハマ(The Bahamas)へのクルーズでも利用したクルーズ旅行会社で、下記のurlの旅行記を参照。
https://4travel.jp/travelogue/11437836

カーニバルファシネーションは1994年にフィンランド(Finland)のクヴェルナーマサヤード社(Kvarner Masa-Yards=現在はマイヤートゥルク社(Meyer Turku))にて建造された船。2006年に改装され、現在は総トン数70,538t、全長262m、全幅31m、部屋数1,026室、乗客定員2,052人、乗組員数920人で船籍はバハマ。7万トン超のファンタジー(Fantasy)クラスのCCL社の8隻の中の第4船。古きハリウッド(Hollywood)をイメージにしている。デザインはCCL社の姉妹船同様、アメリカ人の著名な建築家でインテリアデザイナーのジョー・フォーカス(Joseph(Joe) Farcus)氏。

出国手続きを経て乗船し(下の写真1)、部屋に入るまで約30分掛かる。この時点で既にダイヤモンドプリンセス(Diamond Princess)での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)発症は世界的なニュースになっていたが、乗船に際しては、過去2週間以内に中国にいたかどうかなど、簡単なペーパーアンケートがあっただけだった。

部屋は6階アッパーデッキ(Upper Deck)の後ろ側。大きな船なので、3階前部の入口から乗船して部屋にたどり着くまで道のりが遠い。5分以上掛かる。前もそうだったが、部屋にはお金を掛けないので、まったく窓のない内側の部屋(下の写真2)。今回の旅は、これまでの2泊も窓のない部屋だったので、変わりはない。収納式の2段ベッドの部屋だが、一人で過ごす分には十分に広いし、バスタブはないが、日本以外ではシャワーしか使わない私には温かいお湯が問題なく出るシャワーで十分。

1週間過ごすので、着替えの衣類などをロッカーに閉まったりして、4時頃からしばらくは船内散策。14階まであり、レストランやプールなどの共用の設備は8階から上に配置されており、一通り歩いて見て回る。バハマの時に乗った船よりは少し小さく、造られたのも改装も古いので、オーロラビジョンがないなどの違いはある。上のデッキに上がると目の前にはクルーズターミナルからビエホサンファンの町が広がる。また、東側、パンアメリカンピアに停泊しているクルーズ船も見える。NCL社(Norwegian Cruise Line)のノルウェージャンエピック(Norwegian Epic)。2010年に竣工した15.5万トンある巨大クルーズ船で、この日からカーニバルファシネーションと同じ日程でほぼ逆回りのコースを回る。

いったん部屋に戻り、朝からの観光で歩き疲れた足をしばし休めていると、5時半前に集合のアナウンスが掛かり、救命胴衣や非常時の対応のレクチャーを受ける(下の写真3)。

6時過ぎ、汽笛が鳴らされ、予定通りにサンファンを出航(下の写真4)。しばらくはバックで沖に向かい、ピア4の先で方向を変え、ビエホサンファンの先に突き出した沿岸警備隊(U.S. Coast Guard)が置かれているラプンティージャ(La Puntilla)を回り込んで、エルモロ要塞(El Morro)を見ながらバル海峡(Bar Channel)を抜けて大西洋に出る。ヨットや帆船が走り、1日前にはヨットに乗ってたんだと嬉しく思い出す。30分余りかけて外洋に出るとだんだんと日が暮れて来る。

お昼をたくさん食べたので、なかなかお腹が減らないが、あまり遅くなるのも嫌なので、8時頃メインダイニングに夕食に(下の写真5)。バドワイザー(Budweiser)で有名なアンハイザーブッシュ(Anheuser-Busch)社のミケロブウルトラ(Michelob ULTRA)を追加注文(7.67US$)し、前菜サーモン(Samon)で、メインはポークチョップ(Pork Chop)、デザートにティラミス(Tiramisu)だった。
https://www.facebook.com/chifuyu.kuribayashi/media_set?set=a.3900926306644031&type=1&l=223fe1adec

1時間ほど食事して、朝からよく歩いた(3万2千歩弱)3日目終了

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  • 写真1 3時20分過ぎ、乗船

    写真1 3時20分過ぎ、乗船

  • 写真2 1週間滞在した部屋

    写真2 1週間滞在した部屋

  • 写真3 乗船後レクチャー

    写真3 乗船後レクチャー

  • 写真4 出航

    写真4 出航

  • 写真5 メインダイニング

    写真5 メインダイニング

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