2018/12/07 - 2018/12/10
238位(同エリア331件中)
ちふゆさん
今回利用したクルーズ船はカーニバル・クルーズライン(CCL=Carnival Cruise Line)社のカーニバル・ビクトリー(Carnival Victory)。
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2000年にイタリアのフィンカンティエリ(Fincantieri)社にて建造された。2015年に改装され、現在は総トン数101,509t、全長272.19m、全幅35.36m、部屋数1,379室、乗客定員2,754人、乗組員数1,090人で船籍はパナマ。その大きさゆえパナマ運河を通過できない10万トン超のデスティニー(Destiny)クラスのCCLの第3船で、CCL全体としては15隻目にあたる。「海の中」をインテリアのテーマにして、タツノオトシゴや貝、サンゴがあしらわれおり、世界中の海の名前が施設名に付けられ、メインダイニングなどに海の生き物のモチーフが使われている。デザインはCCLの姉妹船同様、アメリカ人の著名な建築家でインテリアデザイナーのジョー・フォーカス(Joseph(Joe) Farcus)氏。ファンタジークラスの派手な雰囲気に比べるとぐんと落ち着いたデザインだと云う。
ファンシップ(Funship=楽しい船)をモットーにしていて、家族連れでも一人でも楽しめる施設とサービスが提供されている。カジュアル船であるが、料理のオプションも多彩で、ミシュランの三ツ星シェフ、ジョルジュ・ブラン(Georges Blanc)監修のコースメニューを提供するメインダイニングのほか、ビュッフェスタイルのカジュアルレストランもある。
2年後の20年にスペインのカディス(Cadiz)で約2億ドルかけて改装し、カーニバル・レディアンス(Carnival Radiance)に改名される予定。人気のステーキハウスや寿司レストラン、バーなどを追加し、ウオータースライダーやロープコースなどのエンターテインメント施設も導入し、客室も刷新される。
CCLは世界最大(トップシェア)かつアメリカでは人気No.1の老舗船会社。イスラエル出身の起業家テッド・アリソン(Ted Arison)が1972年に1艘の中古客船から始めたクルーズ旅行会社で、アメリカのマイアミに本拠を置く。カリブ海を拠点に大衆向けのクルーズを行う会社で、カーニバルグループの中核企業。トレードマークは白い船体に赤と青に塗り分けられたT字型のホエールテールのファンネル(funnel=煙突)。近年のクルーズ専用船は「船体にティッシュボックスを載せたような形状」と形容されるが、CCLの船隊は特にその特徴が際だっている。船としての性能特に荒天時の凌波性には問題があるが、同じ排水量で有償スペースを最大化できる設計のため収益力は極めて高い。
10万トン超のデスティニー(Destiny)クラスの3隻のほか、13万トン超のヴィスタ(Vista)クラス2隻、12万トン超のドリーム(Dream)クラス3隻、11万トン超のスプレンダー(Splendor)クラス1隻、コンクェスト(Conquest)クラス5隻、8万トン超のスピリット(Spirit)クラス4隻、7万トン超のファンタジー(Fantasy)クラス8隻の全26隻を保有している。
上に書いたファンシップは商標登録しており、お祭りムードを最大限に押し出しているのが特徴で、富裕層ではなく一般大衆を客層にしている。上級クルーズブランドを三ツ星級レストランと例えるなら、カーニバルはファーストフード店のようなノリとサービスでしかないが、気軽に乗れるという利点がある。ドレスコードも比較的緩やか。元々安価に設定されている乗船料金であるが、それが更にディスカウント販売されている。コンセプトは、いわば洋上のラスベガスであり、乗船料金の安さをカジノを筆頭とする船内施設からの収益で補うビジネスモデルを採っている。どの船もガラスや原色を多用したインテリアで、プールサイドに設けられたウォータースライダーもブランドをイメージつけるアイテムである。客室のカテゴリーは少ないが、スタンダードでも18平方mとクルーズ業界では最大級の広さを誇っている。
ちなみに数多くクルーズ船はあるが、船会社単位でカジュアル(Casual)クラス、プレミアム(Premium)クラス、ラグジュアリー(Luxury)クラスと云う3つのグループに分けて紹介されることが多い。CCLはこの中のカジュアルクラスに分類され、家族でも楽しめるよう子供向けのイベントが豊富だったり、ロッククライミングやウォータースライダーのような大がかりな設備を設けたりと、エンターテイメント要素が強い。また、乗客が4000人~5000人を超えるような大型の船が多く、全体的にリーズナブルな船旅を売りにしている。ちなみに私が今回利用したのは3泊で6万ほどだったが、2人だと1人4万程度になる。カジュアルクラスの船(船会社)が最も多く、CCLのほか、シェア2位のロイヤル・カリビアン・インターナショナル(Royal Caribbean International)、ディズニー・クルーズ・ライン(DCL=Disney Cruise Line)、ノルウェージャン・クルーズライン(NCL=Norwegian Cruise Line)、MSCクルーズ(MSC Crociere)、コスタ・クルーズ(Costa Cruises)、スタークルーズ(Star cruises)など多くの船がこのクラスに分類される。
ついでにプレミアムクラスは全体的に落ち着いた雰囲気&優雅な旅を売りしている。1000人~3000人前後乗れるような中型の船が多く、船内のイベントや設備もカジュアルクラスに勝るとも劣らず充実している。カジュアルクラスに比べて料理やスパにより力を入れていると云われる。セレブリティ・クルーズ(Celebrity Cruises)、ホーランド・アメリカライン(Holland America Line)、プリンセス・クルーズ(Princess Cruises)など。
ラグジュアリークラスは優雅で至れり尽くせりな船旅を提供してくれる船。比較的小型な船(乗客数百人~1000人程度)で料理や接客など、最高級のサービスを売りにしている。スペシャリティレストランや部屋の中のミニバー、アルコール含めたドリンク類もクルーズ料金に含まれている船会社もある。日本郵船が売却したクリスタル・クルーズ(Crystal Cruises)、キュナード・ライン(Cunard Line)、リージェント・セブン・シーズ・クルーズ(Regent Seven Seas Cruises)、シルバーシー・クルーズ(Silversea Cruises)、ポナン(Ponant)、オーシャニア・クルーズ(Oceania Cruises)、シーボーン・クルーズ(Seabourn Cruise)、ウインドスター・クルーズ(Windstar Cruises)、ハパグロイド・クルーズ(Hapag-Lloyd Cruises)など。
マイアミ出航に続く
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