2020/03/26 - 2020/03/26
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fernandoさん
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函館をサラッと旅するなら一泊二日で十分かも知れません。
それを10泊します。
一般的にはそんな人はいません。
そもそも最初の二日で主だったところは行っています。
なので三日目からはマニアックな旅になっています。
その三日目は縄文遺跡群を訪ねました。
四日目は北斗市の葛登支岬灯台とトラピストです。
本日五日目は函館の街歩きです。
「函館の街は明治11年(1878年)、明治12年の大火で広範囲に焼失したため、街の復興にあたり坂道の直線化と消化を助ける防火線として基坂・二十間坂のような幅広い坂道の整備をしました。坂道は度重なる大火に遭遇しながら、そのたびに復興し進化してきた函館の街の証の一つともいえます。」 『函館市公式観光情報サイトはこぶら』より
3.22 セントレア~函館
3.23 五稜郭-湯の川温泉(函館旅行2)
3.24 縄文遺跡群(南茅部エリア:函館旅行3)
3.25 葛登支岬灯台~トラピスト(北斗市:函館旅行4)
☆3.26 函館街歩き(函館旅行5)
参考:函館市公式観光情報サイトはこぶら
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2020年3月26日(木)。函館5日目。
函館の朝市です。
今日は曇りがちですが、雨は降らない予報です。
気温はちょっと肌寒いという感じです。
私、寒いのは平気な人です。 -
朝市は相変わらずの閑散とした状況です。
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朝市(函館駅)の裏手は港になっており、そこに摩周丸が係留されている。
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せっかくなので入場します。
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摩周丸は青函連絡船として活躍し、昭和63年(1988年)3月の連絡船廃止後は博物館となりました。
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青函連絡船は鉄道連絡船です。
日本国有鉄道が所有し、本業は貨物輸送でした。 -
そんな歴史が展示されています。
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車両甲板には線路が敷かれており、ここに貨車が積み込まれていた。
ここには立ち入ることができず、モニターのみで見ることができます。 -
展望サロンに来ました。
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昭和20年代後半の函館桟橋の写真です。
船がそのまま線路と一体になっています。 -
青函連絡船は戦災による全滅、洞爺丸台風による海難事故もありました。
昭和29年(1954年)、台風15号(後に洞爺丸台風)による被害は日本海難史上最大の惨事となった。 -
この時の台風で沈んだのは洞爺丸だけでなく、他に4隻、合計で5隻の青函連絡船が沈没しました。
どの船も運行を中止して、函館湾内に錨を下ろし避泊したうえでの遭難でした。 -
船橋(操舵室)に来ました。
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そこから見る函館山です。
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八幡坂をアップにします。
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勉強したことを踏まえて、外から摩周丸を観ます。
船・・・可動橋・・・線路(現在はありません)・・・駅へと続いています。 -
開港通りを歩きます。
「ニチロビル」です。
北洋漁業で栄えた函館を象徴する建物で、昭和初期に建設された。 -
街のそこかしこに土蔵がある。
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レストラン「紫ぜん」さんです。
明治末期に呉服商の反物倉庫として建てられた土蔵です。 -
このレンガの建物は「はこだて明治館」です。
明治44年(1911年)に旧函館郵便局として建てられたもので、現在はお土産屋さんです。 -
明治館の続きに「赤レンガ倉庫群」がある。
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函館で初めて倉庫業を始めた渡辺熊四郎が、明治42年(1909年)煉瓦造りの倉庫を建てた。
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こちらは高田屋嘉兵衛資料館の蔵です。
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当時の寒村が港として発展できたのは嘉兵衛の力によるところが大きい。
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日本最古のコンクリート電柱がある。
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大正12年(1923年)、角錐形という珍しい形で建てられた。
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西波止場(お土産店)に来ました。
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そこから見る八幡坂です。
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海岸通り沿いに歩きます。
「北海道第一歩の地碑」がある。
東浜桟橋(旧桟橋)があった場所で、北海道にやってきた人たちが第一歩を踏み出した場所であった。 -
そこから見る函館港です。
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先ほどの摩周丸が見えます。
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箱館運上所跡がある。
安政6年(1859年)、箱館は横浜、長崎とともに開港し国際貿易港となった。
これにともない、税関の前身である運上所が設けられた。 -
現在は海上自衛隊の基地になっている。
写真撮ってもいいと言われました。 -
そこから見る坂は基坂(モトイザカ)です。
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角に白い建物がある。
そこに解説板があり、それによると、
「当時、上海及び大連の航路を持っていた唯一の回漕店であった成田商會の建物です。」とある。
当時建物の所が海岸線であったようです。 -
万延元年(1860年)の地図と見比べると、現在はかなり埋め立てられています。
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その当時の外国人居留地は埋め立てて造られました。
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外国人居留地跡に「新島襄海外渡航の地碑」がある。
新島襄は、ここから元治元年(1864年)上海経由で渡米した。 -
ベンチに座ってしばし休憩します。
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緑の島に渡る橋は新島橋といいます。
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親水プロムナードを行くと、函館市臨海研究所の建物が見えてきます。
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ここがペリーの上陸地であった。
旧函館西警察署です。 -
そこから見る弥生坂です。
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函館市臨海研究所の斜め向かいにある、町の中華屋さんでお昼にします。
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函館5日目にして塩ラーメンを食べました。
豚骨ラーメンが好物の私にはいまいちでした。 -
また海岸沿いに歩きます。
安政4年(1857年)日本で初めて造られた洋式帆船の箱館丸です。 -
自衛隊の掃海艇が停泊しています。
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そこからの函館駅方面です。
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ここは西埠頭で、その先に「函館どつく」が見える。
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海岸通りに戻ります。
明治34年(1901年)に建てられた太刀川家住宅・店舗です。
レンガ壁と漆喰で塗りこめた防火建築です。 -
大幸機動興業所社屋です。
大正期に建てられた木造3階建ての貴重なものです。 -
ペリー会見所跡はこの看板だけです。
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電車通りに出ます。
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そこから見る姿見坂です。
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姿見坂の途中に大黒湯がある。
明治末期創業で、北洋漁業やイカ釣り船の漁船員さんが通っていたという。
現在銭湯の営業はしていません。 -
バス通りに沿って坂を見ながら戻ります。
常盤坂です。 -
弥生坂です。
その坂を1ブロック登ります。 -
その角に元町ホテルがある。
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バス道路沿いに歩きます。
調剤薬局さんが土蔵で営業しています。 -
中華会館です。
純中国様式の建築として日本に現存する唯一の建物です。 -
一般の住宅も立派に土蔵が残っています。
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基坂です。
正面に元町公園があります。 -
基坂から海の方を見ると海上自衛隊の基地が見えます。
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基坂には旧イギリス領事館があります。
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その向かいにはペリー提督来航記念碑がある。
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基坂を海の方に下りてきて、電車通りに北方民族資料館がある。
旧日本銀行函館支店の建物です。 -
その左手に相馬株式会社がある。
大正2年(1863年)に建築されたもので、ペパーミントグリーンが渋い色合いです。
現在も現役で、社有不動産賃貸を主業としています。 -
電車通りを十字街方面に向かうと左手にウイニングホテルがある。
かつての森屋百貨店の外観を再現した建物です。 -
その向かいに函館博物館郷土資料館がある。
旧金森洋物店で、明治13年(1880年)に建てられた。 -
函館市文学館です。
旧第一銀行函館支店の建物です。
隣がウイニングホテルです。
この界隈は銀行が立ち並ぶ一等地でした。 -
末広町から市電で函館駅に戻ってきました。
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雑然とした街歩きになってしまいましたが、昔の建物をその歴史とともに巡るのは面白いものです。
明日も函館の街歩きです。 -
摩周丸から始まって、姿見坂から日和坂界隈を歩きました。
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