2020京都の桜　その２～嵐電に乗って嵐山へ

2020/03/21 - 2020/03/21

2020年3月、春分の日前後の京都の桜。嵐電に乗って嵐山へ。天龍寺や車折神社の枝垂れ桜を楽しみました。

・嵐電で嵐山へ
・天龍寺、多宝殿・方丈、曹源池庭園、百花苑
・嵐山羅漢の前を通って桂川へ
・渡月橋を渡る
・西山草堂で湯豆腐
・嵐電で車折神社へ、芸能神社、渓仙桜
・嵐電で太秦へ、広隆寺

表紙写真は、太秦広隆寺前を走る嵐電。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄の太秦天神川駅で嵐電に乗り換えます。

嵐電の1日チケットは車内では買えないので、地下鉄を上がってSANTA右京１階にある、市バス・地下鉄案内所で買っておきます。

京都市バス 乗り物

嵐山駅に到着。

友禅の「キモノ・フォレスト」が出迎えてくれます。

嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅

嵐電嵐山駅の正面です。

駅を出て右手に行くと天龍寺。

枝垂れ桜は咲き始めの表示。

参道のずっと奥に、天龍寺の入口。

右手の庫裏から入ります。

天龍寺 寺・神社・教会

入ったところには、平田精耕老師の筆による達磨図。

渡り廊下を通って、多宝殿に向かいます。

渡り廊下から見た庭園。

多宝殿前の枝垂れ桜。

紅色が濃くてきれいですね。

多宝殿の拝堂広縁から見た、百花苑。

多宝殿の中。

中央に後醍醐天皇の像が祀られています。

拝堂の軒、蟇股。

屋根付きの廊下を戻ります。

小方丈から、曹源池庭園と嵐山を望む。

大方丈の雲龍の襖絵（部分）。

大方丈の西側縁側から見た曹源池庭園。

方丈の周りをぐるっと。

東側には勅使門。

大方丈の内部。本尊は釈迦如来坐像です。

庫裏を出るところにあった駕籠。

一旦外に出て、庭園に向かいます。

先程上を通った方丈を庭先から。
扁額は関牧翁老師（天龍寺第8代管長）の筆。

曹源池庭園の手前部分にやってきました。

天龍寺 寺・神社・教会

曹源池の謂れ。約700年前の夢窓国師の作庭。

世界文化遺産に指定されています。

曹源池庭園をパノラマで。

画像をクリックしてみてください。

先程は中からみた枝垂れ桜を、今度は外から。

多宝殿の屋根と桜です。

枝垂れ桜を見上げました。青空に濃いピンク色の花がよく映えます。

桜の下には塚がありました。

ここから北門にかけては、百花苑と呼ばれる庭園。

様々な植物に標識がついています。
これはシャクナゲですね。季節を随分先取りしているよう。

姫幣辛夷（ヒメシデコブシ）。

桜かと思ったら、すももだそう。

小彼岸桜。いいお天気で清々しい。

北門近くの竹林。

北門を抜けると、常寂光寺などに抜ける竹林の道になるようです。

北門には抜けずに戻ります。

啓翁桜。

小高くなっている丘から多宝殿を見下ろしたところ。

もう1週間後ならば、開花した桜で壮観だったでしょうね。

とはいえ、嵐山には山桜が似合うように感じます。

天龍寺を出て、桂川の方向へ。

嵐山羅漢だそう。

その向かい側は宝厳院。

桜は・・まだ咲いていませんね。

こちらの桜は、嵐山吉兆のお庭。

振り返って見ました。見事な枝振り。

普段なら人でいっぱいの渡月橋ですが・・

渡月橋 名所・史跡

渡月橋から見た嵐山。

中之島の嵐山公園からの渡月橋。

嵐山公園 公園・植物園

嵐山の桜と屋形船。

花を楽しんだ後は、お食事を。西山草堂。

先程の天龍寺の塔頭、妙智院がやっていらっしゃるお店です。

西山艸堂 グルメ・レストラン

胡麻豆腐とがんもどきを前菜に、ビールを飲みます。

山芋を巾着型にした天ぷらも出てきました。

よもぎ麩の田楽、穴子寿司、ナスの田楽。

ビールに良く合います。

湯豆腐が出てきました。

真ん中にあるのは湯豆腐のタレ。
森嘉のお豆腐です。しっかりした味わい。タレも甘すぎず、好みの味でした。

話題になっていた「スイてます嵐山」のポスターも貼ってありました。

再び嵐電に乗って、車折神社へ。
1日パスがあるので、気軽に乗り降りできますね。

車折神社駅。

ホームのすぐ向こうに鳥居が見えます。

車折神社駅 駅

鳥居をくぐって裏参道から。

清めの社。

渓仙桜。

中門から本殿方向。

車折神社 寺・神社・教会

神門と八重の桜。

こちらがわが表参道。社号柱がたっています。

参道の両脇には、車折神社の末社である芸能神社に奉納された玉垣がびっしり。

こちらが芸能神社。

アーチストのパワースポットとされています。

芸能神社 寺・神社・教会

有名人の名前もいろいろ。

もう一度渓仙桜を眺めて。

渓仙桜の標識。画家の冨田溪仙ほかが献木したことにちなんだ名前です。

また嵐電に。

車折神社駅 駅

太秦広隆寺で降ります。

ちょうどレトロな電車が通りかかりました。
このあたりは、まさに路面電車という風情でいいですね。

広隆寺へ。

広隆寺の楼門。

楼門を入ります。

講堂。平安建築の遺構とのこと。

広隆寺の本堂にあたる上宮王院太子殿。

書院への門。こちらは入れません。

そのすぐ横にある受付で、新霊宝館へのチケットを購入します。
弥勒菩薩半跏思惟像や不空羂索観音像などの素晴らしい仏像にじっくり向き合いました。

広隆寺 寺・神社・教会

上宮王院太子殿の横の桜。まだつぼみは固いですね。

上宮王院太子殿にはたくさんの奉納額が。

安政三年の額もありました。

五芒星や、銭で五重塔をかたどったものも。

講堂の前の桜。

嵐電の旅はここまで。
このあと、2020京都の桜　その１の後半部分、京都御所に向かいました。