クロアチア＆スロベニア ちょっとだけドイツ・オーストリアも イイトコ撮りの旅 (13) ポストイナ鍾乳洞

2018/09/18 - 2018/09/27

ダイジェスト版を作成したことで気が抜け、すっかり中断していたヨーロッパの旅行記。少し時間ができたので作成再開しました。2018年の旅ですが、よろしければお付き合いください。

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2017年のフランスに続いて、2018年も夫を置いてヨーロッパを旅してきました。
今回の行先はクロアチアとその周辺諸国。私の中では今、最も行きたいと思っていたクロアチアに、なんとハルシュタットが組み合わされた魅惑的なツアーを見つけてしまい、これは行くしかない！と今回も叔母を誘って10日間の旅へ。

ミュンヘンから入り、オーストリア、スロベニア、クロアチアを縦断し、再びミュンヘンへ戻るという移動距離２５００kmの強行軍でしたが、美しい風景に魅せられっぱなしの10日間。以前おおまかな行程をダイジェスト版という形でまとめましたが、各都市の旅行記作成を再開しました。

ダイジェスト版：https://4travel.jp/travelogue/11441500

<行程＞
◆1日目　羽田→ミュンヘン→ザルツブルク
◆2日目　ザルツブルク→ハルシュタット→リュブリャーナ
◆3日目　リュブリャーナ→ザグレブ→プリトヴィッツェ
◆4日目　プリトヴィッツェ湖群国立公園→ドゥブロヴニク
◆5日目　ドゥブロヴニク
◆6日目　ドゥブロヴニク→モスタル→スプリット
◆7日目　スプリット→トロギール→シベニク→オパティア
◆8日目　オパティア→ポストイナ鍾乳洞→ブレッド湖→ザルツブルク
◆9日目　ザルツブルク→キーム湖→ミュンヘン
◆10日目 ミュンヘン→羽田

エリア ポストイナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 4.5

旅行8日目
クロアチアのオパティアからスロベニアのポストイナへやってきました。

ポストイナ鍾乳洞 洞穴・鍾乳洞

ここにはヨーロッパ最大級の鍾乳洞があります。

内部を紹介したパネル写真を見るとすごいスケール！
まるで探検隊ですね。

この鍾乳洞を見学するには1時間30分ほどのガイドツアーに参加する必要があり、チケット売り場にはたくさんの観光客が訪れていました。

ポストイナ鍾乳洞チケット売り場 洞穴・鍾乳洞

あらかじめツアーの開催時間が決まっているので（9月は確か毎時ごとだったと思います）、それまで土産物店などを物色。やはり鉱石類のショップが多く見られましたが・・・

ピンク色のワニのようなキャラクター発見！
ドラゴンの幼生とも言われているホライモリです。ホライモリはスロベニア近隣の洞穴に分布する両生類で絶滅危惧種。その貴重な生物がポストイナ鍾乳洞でふ化したことからここのマスコットになっているようで、関連グッズがお土産として売られていました。
本物も鍾乳洞内に設けられた水槽で見られるようになっていましたが、暗くてよくわからなかったので、こちらの記事でどうぞ。

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1606/03/news124.html

ガイドツアー出発の時刻
参加者は鍾乳洞の入口付近に言語別に並ばされ、係員に誘導されて中へ入って行きます。

中に入ると遊園地のアトラクションのようなトロッコ乗り場が現れます。このトロッコに乗って洞窟内を約10分ほどのミニトリップ

トロッコ列車 (ポストイナ鍾乳洞) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

これは鍾乳洞の入口にあったパネル写真ですが、実際の洞窟内はもっと暗くて狭く、頭や体がぶつかるんじゃないかと思うほど。でも次々に現れる奇岩ならぬ鍾乳石は想像をはるかに超えた巨大さで大迫力！トロッコのスピードもなかなかで本当にアトラクションのようで楽しいものでした。
スマホで動画を撮ってきたので、よろしければ臨場感を味わってみてください。

https://youtu.be/UZC7rk-s2Fw

トロッコで洞窟の奥まで移動したら、今度はオーディットガイドを聞きながら歩いてじっくり見学です。

写真だとなかなか大きさが伝わらないと思いますが、何百万年もの歳月をかけて形成された鍾乳石は圧巻の一言！

上からも下からもニョキニョキ

まるで誰かが意図をもって作り上げた彫刻のようですが、これが全て自然の産物なのですから本当に驚きです。

ポストイナはヨーロッパ最大級の鍾乳洞と書きましたが、全長は約24km。1つの鍾乳洞の中でたくさんの種類の鍾乳石が見ることができ、またのその壮大な美しさから「鍾乳洞の女王」と称えられているそうです。

http://www.crotabi.com/postojana-sightseeing-basic-info/

洞内には整備された見学通路が設けられていてとても歩きやすいのですが、気温は1年を通して約10℃程度と低いので夏でもそれなりの服装が必須です。クッシーは山歩き用のヤッケとオーバーパンツを着こみました。

写真撮影はフラッシュ禁止ということでしたが、所々見ごたえのある鍾乳石の近くにはライトがついており、そこそこ撮影できました。

遺跡のような鍾乳石

氷柱のような鍾乳石

アイスクリームが溶けているみたい・・・

ここまでくるとアートです！

天井から無数にさがっているのは「スパゲッティ」と名付けられた極細の管状鍾乳石

これはクラゲのようだし

一言で鍾乳石といっても、色も形も本当に様々なんですね～

＜鍾乳洞入口にあった紹介パネル写真＞
今回見られませんでしたが、巨大クラゲやチンアナゴのお化けみたいな鍾乳石もあるようです。

＜鍾乳洞入口にあった紹介パネル写真＞
こちらも今回は通りませんでしたが、広い洞内、こんな幻想的な場所もあるのですね。

とにかくスケールの大きさと自然の神秘に圧倒された1時間半

ポストイナ鍾乳洞は絶対オススメですよ～♪