初めまして南米2019 ～ ボリビア／乾季のウユニ塩湖をガイドにおまかせで観光したら

2019/10/15 - 2019/10/15

ボリビア３日目は４時起床。今日は朝７時過ぎの飛行機でウユニ塩湖へ行きます☆
といっても今は乾季。あの鏡張りの景色は見れないんだろうけど、せっかくボリビアに来たんだし真っ白で平らな場所でベタなトリック写真撮るだけでもいいから行ける機会があるなら行かなくちゃ。

ウユニからラパスに戻ってくるのは明日の朝だけど、そのままチチカカ湖に行くのでこのホテルに戻ってくるのは明後日の夜。ということで、２泊分の荷物を小さいスーツケースにまとめ、残りは大きなスーツケースに詰め込んでホテルに預けていきます。さあ、一度は行きたかった場所、ウユニ塩湖に行くぞ！おー！

　10/5(土) 出国→ヒューストン乗継→リマ
　10/6(日) リマ ミラフローレス滞在
　10/7(月) リマ→クスコ＆クスコ市内散歩
　10/8(火) 聖なる谷 てんこ盛り現地ツアー
　10/9(水) クスコ終日滞在
　10/10(木) クスコ終日滞在
　10/11(金) インカトレイルトレッキングでマチュピチュへ
　10/12(土) マチュピチュ観光→クスコ
　10/13(日) クスコ→ラパス＆ラパス市内観光
　10/14(月) ティワナク遺跡一日ツアー
★10/15(火) ラパス→ウユニ＆ウユニ塩湖終日ツアー
　10/16(水) ウユニ→ラパス→チチカカ湖で月の島＆太陽の島
　10/17(木) チチカカ湖 太陽の島 → ラパス
　10/18(金) ラパス滞在
　10/19(土) ラパス→リマ＆リマ旧市街観光
　10/20(日)～21(月) リマ→ヒューストン乗継→帰国

エリア ウユニ(ボリビア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: アマゾナス航空

飛行機の出発は7:15なんだけど、6時になってもホテルにお迎えが来なくてちょっとドキドキ。でも５分くらいしてちゃんと乗り継ぎ案内担当のイボさんとドライバーのジョナさんが来てくれました。ほっ。
エルアルト空港に着いたのは６時半くらい。搭乗手続きはイボさんが全部対応してくれたので、安心この上なし！

6:50、ウユニ行きの飛行機へ乗り込みましょう！

私がウユニ塩湖という場所を知った時、そこはガードレールのない崖の細い道をバスで10時間くらいかけて行く場所という印象。行くまでの道を映像で見た時には「ここに行くことはない」と思ってたけど、空港ができた今、危険な道を通ることもなくラパスから飛行機から１時間で行けちゃう。ありがたいです。

８時過ぎ、ウユニに到着。なんていい天気！

ウユニの空港。出来てくれてありがとう！
空港へは現地英語ガイドのデビさん（仮名）とドライバーのフリさん（仮名）が迎えに来てくれました。初めまして、今日は一日よろしくお願いします！

ウユニ空港 (UYU) 空港

時間は8:30。ツアーは10時出発ということでまずはウユニの町の中にあるホテルのロビーでひと休みだそうです。確かに早起きだったしちょっとゆっくりもいいかも。
◆Hotel Casa de Sal

デビさん「僕のおススメの飲み物を作るよ」
作ってくれたのはコカ茶のたっぷりコカの葉追加バージョン。
そうだった、ここは高度3700メートルだった。きっと高山病予防兼ねてるんだな。コカ茶はクスコのホテルでも毎日水出しして飲んでたし、けっこう好きだから飲むよー。

40分くらい休んだら町のお散歩へ。

こちらは時計台。色がかわいらしい。

街角でボリビア名物サルディーニャ発見。おいしそう。そういえば朝ごはん食べてなかった。
デビさん「食べたい？」
わたし「はい！」
自分たちで買おうと思ってたのに、デビさんがおごってくれた(^^)。ありがとう。美味しかったー☆
ウユニの町をひと通り見たらフリさんの運転する車に乗っていざ出発！

最初に来たのは列車の墓場。
ウユニからチリへ塩や鉱物を運んだ蒸気機関車が放置されてるんですって。

列車の墓 史跡・遺跡

線路。もう使われてないのかな。
デビさん「カメラ貸してね」
あ、撮ってくれるんだー。
デビさん「二人で前後になって、前の人は上半身右で、後ろの人は左ね」
なんだなんだ、注文多いぞ。
デビさん「手をあげてー。そうそう。」
カシャ
デビさん「Good！」

ということで、こんなん撮れました。

デビさんの言うがままに・・・

いろいろ撮られる。
他にも列車の上で「ジャンプして」「もっと高くー」と言われて撮られた写真もあったり。（←見るに堪えないため非公開）
旦那「なあ、今日は一日中写真撮られるのか？」
わたし「ウユニは写真に残ってなんぼだしねぇー」
旦那「言う通りにしたらきっといい写真が残るんだろうなあ」
わたし「うん。でも体力は残らないんだろうなあ」

列車の墓場は20分ほどで出発。しばらく走ってると、道路わきになんかの動物がいた。
デビさん「野生のビクーニャ。めずらしいよ。」
おお、ビクーニャ！ビクーニャの毛って確か高いはず。あの子たちっておいくらになるのかしら・・・（おい）

次に来たのはウユニ塩湖の入り口にあるコルチャニ村。
ウユニの塩の加工が主な産業ということだけど、おみやげ屋さんがたくさん！４WDの車もたくさん！！
売ってるものは塩でできた小物とか、お土産用の塩とか、トリック写真撮影用の人形とか。

コルチャニ村のマーケット 市場

ということで、塩の工場に来ました。工場といっても手作業の工房風。
最初誰もいなかったけど、デビさんが大声で呼んだらおじさん登場。ファニートおじさんが仕事の様子を見せてくれました。まさに手仕事！！

ここ、実は「ファニートおじさんの塩」という名前でまあまあ有名らしい。壁には日本語で説明も書かれてる。それにしても、塩、安いなぁ。こんなに安くていいのか？同じものをそのまま日本で売ったら10倍くらいの値段で売れそう。
なるべくいっぱい買おう、と思ったけど、塩は思ったよりも重い（汗）友人や自分たち用にいくつかと、ファニートおじさんたちの塩レンガ作りに敬意を表して塩で作ったレンガのひとかけらを買わせていただきました。

コルチャニ村を出たらいよいよウユニ塩湖の中へ！
最初に来たのはこちらの塩の目（Ojos del Salar）。

こんな感じで塩水が湧き出してる。
雨季（Rain Season、デビさんは「レインシソン」と発音する）の時は、塩湖に水が張るのでここには来られないそうです。ちょっとなめてみたけど、やっぱりしょっぱい。塩湖に来たーって感じがするぞ。

次に来たのはこちらの塩のモニュメント。
その昔「パリダカ」の名で有名だったラリーは「ダカールラリー」という名になって南米で開催されるようになり、2014年からはここウユニを通るコースになっているんですって。ダカールってアフリカなのになぜ南米で？と思うけど、もはや土地の名前じゃなくてラリーの名称として認知されてるのね。
我らの世代だと篠塚さんとか出ててスポーツニュースで毎日その日の結果とか流してた記憶があるなぁ。

ダカールラリーのモニュメントとほぼ同じ場所には「塩湖の中にある塩のホテル」として有名な「プラヤ・ブランカ」があるので歩いて行ってみる。近そうなのに歩いてみると意外と遠い、平原のあるある。

ということで、プラヤブランカに着きました。

塩湖の中にある唯一の塩のホテルとして有名だったプラヤブランカだけど、今は塩湖の保全のために宿泊はできなくて、塩湖ツアーの途中で立ち寄る場所になっているそうです。

プラヤブランカの扉の向こうに広がるウユニ塩湖。
ここでガイドのデビさんのお写真ターイム。この扉から二人で並んで歩いて行ってくれ、と。はい、おっしゃるままに！
歩いていると後ろから声がかかる。「手をつないでー」「もっと近づいてー」「止まってー」「手を上げてー」

で、こんな感じになりました。

プラヤブランカの前にはいろんな国の国旗が立ってるスポットが。早速日本の国旗を探して一枚いただきました☆
さあ、さらに塩湖の真ん中に行きましょう！

プラヤブランカを出発して20分ほど。だーれもいない場所で車ストップ。
デビさん「塩のクリスタルを探しましょう！」

ガイドのデビさんとドライバーのフリさん、塩湖に空いた穴にめっちゃ手を入れる。
旦那も真似して手を入れる。

私も真似してみる。ちなみにそのあと腕は塩だらけ。

いいのが見つかったらしい。

真っ白できれいな塩のクリスタル。
ちなみに左上のグレーのはうちらが取ったやつ・・・

ウユニ塩湖の六角形模様を撮りたくて撮ってみたけど、うまく撮れず！
ということで、塩クリスタル取りアクティビティはおしまい。なんか楽しかったー。

次に来たのはインカ・ワシ島。
ウユニ塩湖の中にある島の中で観光客に公開されてる唯一の島らしい。

インカ ワシ 散歩・街歩き

ランチは、そんなインカワシ島のそばで。

ドライバーのフリさんがいろいろ準備してくれました☆

メインはリャマorアルパカのお肉（どっちか忘れた・・・）とキヌア、おイモに焼きバナナに茹で野菜。

こんな場所でランチなんて。心が豊かになれちゃう。

食後のデザートはこちら。ポップキヌアにイチゴのヨーグルトかけたものだそうです。これが食感サクサクの絶品でー。
旦那「これ、日本できっと売れるよ？」
旦那、ドライバーのフリさんをそそのかす。

食後は腹ごなしにインカ・ワシ島へ。
デビさん「絶対に上まで行きますからね。」
えー。

ウユニ塩湖の地図があったので一枚撮影。
今いるインカ・ワシ島は塩湖のほぼ真ん中かあ。

歩き始めてすぐ見えてくるサボテンの数々。

大きなサボテン。そして遠くに見える山はトゥヌパ火山。
それにしてもどうしてこんなにサボテンが生えているのかな。

インカ ワシ 散歩・街歩き

そんなこと考える余裕は持てない程度に急なインカワシトレイル＠高度3700メートル。

旦那「俺、今日はそんなに歩かないと思ってた」
わたしもこの島のトレイルがけっこうな登りだと知らなかったです・・・。

でも景色はいいなあー。

途中でサボテンと同じポーズ取らされたり、

デビさんの言うままに二人でポーズを取る。

おお、やっぱり上に来ると景色がいいなあ。
たぶん50キロくらい先のトゥヌパ火山までの塩湖が一望！

ドライバーのフリさんのお片付けの様子が見えた。フリさん、おいしいランチありがとう！

サボテンの花が咲いてた。

すかさずデビさんにポーズ取らされる。
デビさん「Good♪」
写真家、デビさん。

これはインカワシ島で一番高いサボテン。って言ってた気がする。

岩場の間から。Photo by デビさん。

なんかわからないけど岩の上でポージング。Photo by デビさん。

ほかにもいっぱい撮ってくれたデビさん。思い出になる写真をたくさん残してくれてありがとう！

インカワシ島を出発後、20分ほどで一旦停止。
デビさん「ここでトリック写真を撮りましょう！」
そっか、忘れてた！せっかく来たから何でも撮りましょう！
今日はずっとデジイチで撮ってたけど、トリック写真はスマホの方がいいらしい。ということで、旦那のスマホをフリさんに渡していざ撮影！

ぎゃー、襲われるぅ～。

巨人になったぜ！

onちゃんと記念撮影☆
ちなみにこのonちゃんだけ札幌から持ち込み。高さ３~４センチ。でもこの大きさだとトリック写真撮影は難しいらしくてボケちゃった。トリック写真撮影グッズはそこそこ大きいのがいいらしいです。
ということで、ウユニ塩湖でのマスト・トリック写真も無事に撮れましたとさ。

車は引き続き走り、トゥヌパ火山の麓にやってきました！

おお、けっこう荒々しいのね。中腹を登っていく４WDを何台か見かけました。
ふもとの町でちょっとお手洗いと近くの水場でちょっとだけフラミンゴ観察を。
そして、水場が少ーし大きいので、鏡面ぽい写真が撮れそうだということで、デビさんにカメラを預けると、、、

こんな写真になりました。
デビさんに「ジャンプして！」って言われて何枚か撮ったけど、見るに堪えないので非公開。そして、塩湖の水でジャンプするとすっぱね（※方言らしい）が上がりまくりでその後大変なことになるんじゃないか！？とここで発覚したけどもう遅い。

なんちゃって鏡面写真を撮った後は、再び塩湖を爆走。
デビさんが言うにはそこそこの水が残っているところがあって、そこで夕暮れの鏡面写真がきれいに撮れるかもしれないとのこと。はい、デビさんにすべてお任せします！！

トゥヌパ火山から走ること一時間。乾季でも水がある程度残るという場所に到着。さすがに人が集まってる！
思い描いたような鏡面ではないけどそれでも雰囲気はとっても素敵。

そして、夕日も徐々に落ちてきた。
デビさん「陽が落ちて星が見えるころまでいられますよ」
了解でっす！

まずはデビさんにいい感じにお写真を撮ってもらう。おお、ウユニっぽいじゃないですかー。

そして、デビさんの言うがままにポージング。あはは、デビさん、ナイス！

塩原の夕暮れ感など。

そうこうしているうちに陽が落ちました。
この後空には薄い雲が広がってきて星は見えなさそう。しかも底冷えする・・・。ウユニ塩湖、撤退！

ということで、今夜のお宿に着きました。

◆Hotel de Sal Cristal Samaña
https://hotelcristalsamana.com.bo/

ツアー予約の時に「塩のホテルに泊まりたい」とお願いした通り、どこもかしこも塩でできてる！

部屋はこちら。広くていいじゃないかー。

こちらがテーブルとソファ。ソファも塩で出来て座布団もない。よし、座らないことにしよう。
ズボンのすそが塩だらけなのでちょっと洗おうかなーと思って洗面所に入ったけど、「洗濯禁止」「洗濯したのを見つけたらお金を頂きます」と書かれてた。そうか、ここは本当に水が貴重なのか。了解っす！ということで、ズボンのすそに付いた塩はしっかり叩いて落として、ちょっとだけ水拭きでガマン。

部屋でちょっと落ち着いたらホテルのレストランへ。

食事はビュッフェ。クスコに来て以降、高地のせいか食欲があまりわかない。そんな時のビュッフェは食べたい分だけ取れるのでとってもありがたいです！

ビールもいただいちゃおーっと♪

食後はホテル内をちょっとお散歩。

ここかしこに塩でできたオブジェがある。
ここはクッションの色のせいか、ほのぼのな雰囲気。

クリスタル サマーニャ ホテル

ここはクリスマスとかに色とりどりに飾ったら雰囲気ありそう☆

夜のホテル外観も撮ってみましたよ。この後部屋へ戻り、シャワーを浴びる旦那。しばらくすると何か叫んでる。どうもお湯が出ないらしい。
私「お湯と水のレバー間違ってるんじゃないのぉ？」
旦那「今のレバーだと水が出る。別の方だと冷水が出る。」
その後15分間シャワールームの方から「ヒィ～～ヒィ～～」という旦那の声が続いたとさ。
続いて私も勇気をもってシャワーに入る。覚悟して入ったせいかそんなに冷たくない。ああ、気持ち次第で何とかなるもんだなぁ、と思ったけどやっぱりなんかお湯っぽい。時間がたってお湯が出るようになったのか。超ラッキー！でも旦那には黙っておこう・・・。（←あとでバレました）

おはようございます！ウユニ塩湖の塩ホテルの朝5:40です。朝の空の色がきれいだなー。今日は8時の飛行機でラパスに戻るので、帰り支度をば。

朝の準備をしてるうちに空の色が変わってきた。遠くに塩湖。たった一日だったけど、来られてよかった。

お迎えは6:30。早めにロビーへ行きましょう。

せっかくなので朝のロビーの感じを。朝日が入ってきれいだな。

ついでにちょっと外に出て日の出を見てみた。

6:30にデビさんとフリさんが来てくれました。空港まで送って頂けて感謝！

ウユニの空港に到着。ガイドのデビさん、ドライバーのフリさんのお二人に心からのお礼を言ってお別れしました。楽しい時間をありがとう！！

飛行機が出るまで１時間以上あるので、ホテルが作ってくれたお弁当を2階で頂きました。

カフェの場所のような気がしないこともなかったので、一応コーヒーを注文。カップがかわいい。

ラパス行きは8:30出発かあ。まだ50分もあるなぁ。

おねえさんと光と影の感じがなんとなくよかったので一枚撮ってみる。

そうこうしているうちに搭乗することに。

乗客の中に昨日こっちに来た時に同じ飛行機だった日本人の若者発見。ズボンのすそが塩だらけだった。わかる、わかるよー。

乗客が早めにそろったのか、予定より30分も早い8:00、飛行機はウユニを旅立ちました。
たった一日のウユニ塩湖観光。地面と空が一体になる幻想的な景色は見られなかったし、満天の星空も見てないけれど、ガイドのデビさん、ドライバーのフリさんのおかげで乾季のウユニ塩湖を堪能することができました。いつか来れたら、と思っていた場所にまたひとつ来ることができてホントによかったデス。

さて、今日はラパスに戻ってから向かうのはチチカカ湖。ものすご～～くたのしみです！

=== 10月15日 ========================
4:00 起床
6:05 ホテル発
6:30 エルアルト空港着
7:05 エルアルト空港発
8:00 ウユニ空港着
8:30 ウユニの町着
9:50 ウユニの町出発
10:00 列車の墓場着、10:30 発
11:00 コルチャニ村着、11:30 発
11:50 塩の目立ち寄り
12:10 ダカールモニュメント立ち寄り
12:15 プラヤブランカ立ち寄り
13:40 インカワシ島着、15:50 発
16:30 トゥヌパ火山麓着、17:05 発
19:00 ホテル着
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歩数 15,731
上昇階数 30
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