長崎に行ってみた之巻　其の三①

2019/10/22 - 2019/10/26

広島と長崎のどちらかで決めかねていた時に入ったHISで応対してくれた人が九州出身ということで、九州の密度の濃いお話し（だけ）を伺い、お店を出たら長崎に行くことになっていた（笑）ので行ってきました。

エリア 長崎市(長崎)

さて、長崎旅行も早いもので三日目。今回は長崎旅行の一番の目玉に向かいます。
最初は原爆資料館に行くためだったんですが、これを知ってからは、一番に躍り出てしまいました。

ちょっと興奮して、あまりよく眠れてないのですが、とりあえずバスの乗継場所は終点だってので、バスの中で爆睡。あ、ちなみに札幌市営交通のICカード使えるかなぁと思ったら、当然使えませんでしたｗ。

前日、JR長崎駅のインフォメーションでしっかり聞いたにも関わらず、バスを間違えて、エライ遠回りすることに（約2時間半（苦笑））。

着いた！！！！！ってか、やっとバスを降りて、この看板。
涙出そうになった（笑）。

遠藤周作文学館 美術館・博物館

雲行き、めっちゃ怪しい。前川清は嘘つかないｗ。

キターーーー！
遠藤周作文学館！（暗いけど）(´Д｀)

私が遠藤周作を読み始めたのっていつ頃からだろうか…。小学生くらいだろうか。でも読んでも分からなくて、結局「海と毒薬」をきちんと読めたのは中学生だったな。どうしても図書館にあるのばっかり優先してしまうからメジャーどころしか読んでないんだけれど、あるエッセイを読んだときに、それまで読んできた作風とは正反対の内容で、笑い転げて、女というものは子供でも大人でも、ギャップに弱いものでありましてｗ、それからはもっと好きになってったんだよなぁ～。

ここで本の感想は書かない。ただただ在りし日の遠藤周作を心ゆくまで堪能し（笑）、お兄さんの苦労も察し（笑）、贅沢なことに私一人しかいなかったので、ちょっと声出して笑っちゃったり、至福のひと時でした。

本当に来てよかった。

遠藤周作文学館 美術館・博物館

この後は雨足も強くなってきたし、どうしようかなぁ、街に戻ろうかなぁ、沈黙の碑まで行くのも大変だしなぁ～と考えていたところにバスが来たので乗ってしまいました。

で、着いたのがカトリック出津教会。

本来見学は事前許可が必要だそうなんですが、玄関に居た係の女性が「どうぞ～」って言ってくれたので見学できました。後から来られたご夫婦がきちんと電話を入れていたようで、ちょっと申し訳なく思いました。

ここからド・ロ神父記念館まで歩きます。

歴史の道 名所・史跡

こんな絶景初めて見ました。田舎道と行ってしまえばそれまでなんでしょうけど、こういう場所ってこっちにはあちこちにあるのでしょうけれど、私の周りには絶対になくて、すごい感動しました（が、ゆえにこの旅行記のトップ画像に使いました）。

雨がパラつく中、ゆっくりと静かに、転ばないように、味わって歩きました。

歴史の道 名所・史跡

くーーーっ、たまらん！素敵。
天気が良かったら、もっと味わい深い風景だったろうに！

歴史の道 名所・史跡

ド・ロ神父

ド ロ神父記念館 美術館・博物館

こんなところまでも修学旅行生が！贅沢だな！
女子中学校のようでした。先生も女の子だけだと、逆に男の子だけよりも大変？！
またまた「お騒がして…」とお詫び。センセイ、お詫び行脚ｗ。

お話し相手になってくれた係の女性が、北海道は聖心女子校が来るとおっしゃっていました。ナルホド！

でもここでは、まだド・ロ神父がどれだけすごいことをされたのか、深くは分かりません。

ド ロ神父記念館 美術館・博物館

この後、すぐ下にある「旧出津救助院」というところに行きます。
先の修学旅行生が出るのを待って入りました。
写真は、ちょっと撮っていいのか分からなくて撮っていません。
この旧出津救助院は一階、二階とそれぞれ（恐らく）ボランティアの方が説明をして下さって、ド・ロ神父がここでされたことを説明してくれます。二階ではシスターの方がとても詳しく功績等を教えてくれました。ここで初めてド・ロ神父がどれだけすごい方なのか、知るわけです。必見。

ド ロ神父記念館 美術館・博物館