2019/10/05 - 2019/10/06
37位(同エリア230件中)
群青さん
僕が旅に行くことを検討する時、方面を決めてから宿を探す場合と、逆に宿を決めてから旅の行程を検討するケースの2種類ある。
今回の場合は完全に後者で(笑)
以前からちょっと気になっていた宿に泊まってみたい!
という思い先行型で決めたような感じ。
秋田の山あいの、正直、宿の周辺には何も無さそうな場所なのに・・・
じゃらんを始め、宿泊予約サイトなどを見ても結構な高評価!
であるのに、何でこの値段で???
という不思議さの理由を知りたくて・・・
今回の旅の宿は、湯瀬温泉の「四季彩り秋田づくし 湯瀬ホテル」。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルにチェックインしたのは16時半。
今にも空が泣き出しそうな雰囲気で、かつ、宿自体が山あいの川に沿った狭い一角に建てられているため、なおのことうすら寂しい雰囲気すら感じた。四季彩り 秋田づくし 湯瀬ホテル 宿・ホテル
-
その割に不振り合いな程、規模のあるホテルでして・・・
米代川を跨ぐように両岸にわたってホテルが建てられている。
何かとても不思議だ!
謎が謎呼ぶ!!(笑) -
車を停めてフロントに足を運ぶと、非常に多くのお客さんで賑わっていた。
いくらチェックインする人が集中する時間帯とはいえ、まさかこんなに???
スタッフの方にとってはそんなの日常茶飯事なのか、とても手際よく案内をしてくれて、待たされる時間もなし! -
今回の部屋は湯瀬渓谷を見渡せる和室でお願いした。
思った通り本館から河を渡った対岸の建物に指定され、エレベーターでさらに上階へと進んでいく。
館内は茶系統の色合いでまとめられた、落ち着きある雰囲気で統一されている。
やや照明を落とし気味で、若干暗いかな?と思わなくもないが・・・ -
10畳の和室はスッキリとした広さ。
障子を開けると、まだ木々の色づきにはやや早い湯瀬渓谷の緑が雨に濡れていた。
やはり降り出してしまったか! -
お着き菓子はこちら!
鹿角市は日本の中で北限の桃の産地なのだとか。
先程立ち寄った道の駅で初めてその事を知ったのだが・・・
旅をして初めて知ることが多いのは、何と楽しいものでしょう!!
甘いものを腹に入れて、では一風呂浴びてきましょうか。 -
エレベーターホールから階下を見下ろす。
やはり複雑な構造のホテルみたい。 -
この湯瀬ホテル、温泉は2箇所ありまして・・・
通常使用できる大浴場と露天風呂は、僕らの部屋のある別館の地下。
それ以外にもう一つ、期間限定・時間限定で開けている大浴場が本館の最上階にあると聞き、そちらから攻めることに!(笑)
たぶんホームページなどで大々的に紹介されている地下の大浴場の方に多くの人が行くのか?知らぬが、案外空いていた。
部屋に戻って、夕食前の乾杯をしつつ歓談。
友と旅に出る醍醐味のひととき。 -
さて、時間になったので夕餉の時にしますかね!
チェックインの際、
「本日は混みあっておりますので18時か19時半のどちらかの案内となりますが、いかがなさいましょう?」
と尋ねられたので、迷うことなく
「では18時で!」
と。
ダイニング吉祥と名付けられたバイキング会場。 -
この温泉ホテルの売りの一つが、秋田づくしの郷土料理のビュッフェ。
半年ほど前にバイキング会場のリニューアルが完了し、一層、秋田の郷土料理の品揃えに力が入っているのだとか!
既に多くの人たちが思い思いのスタイルで夕餉を楽しんでいたり、料理選びに興じていた。
僕もまた、トレーの上に何を乗せようか?選ぶ楽しみを満喫し、とりあえず第一弾完了!
画像の右下は秋田名物 稲庭うどん!
改めて見てみると、やや肉率高し。 -
ちゃんとサラダも取りましたぜい!(笑)
-
今宵の食の伴は日本酒をセレクト。
スタッフおすすめの「ゆぜほまれ」。
きっとホテル独自ブランドなのでしょう! -
食べつくして第2弾!
左は比内地鶏と八幡平ポークの丼。
右は きりたんぽ鍋。
本物のきりたんぽ鍋を食したことがないので、どの程度アレンジされているのか判断しかねるが・・・
少なくとも出汁の利いたスープは美味しかったです!
八幡平ポークがやや火の入りが足りてなくて、ちょっとぷにょぷにょしてて(以下略) -
甘いものも頂きましょう!
鹿角特産の桃を用いたシャーベットと梨をセレクト。
余は満足じゃ!(笑) -
食事を終えて腹ごなしを兼ねて館内を散歩。
ロビー付近にはセルフで飲み物を楽しめる用意もされていて、寛げる空間。 -
片隅にはピアノ。
間接照明が落ち着いたムードを作り上げてます。 -
ロビーには暖炉があり、土曜日の晩はここで地元のお年寄りによる昔話の語りべが開催されていた。
-
土産物処も。
も少し館内の照明の明度を上げても良いんじゃないか?
と、思わなくもないが・・・ -
別館には1階に女性用の、地下には男性用の大浴場&露天風呂があるため、別館へのアプローチ部分もこんな風にふんだんに木を用いた設えがなされている。
普段飲まない日本酒をつき合い、何か無性に眠気を覚えたので・・・
早めに就寝。
友は夕方とは違う風呂を堪能したらしい! -
翌朝。
熟睡して目覚めの良い気持ちいい日曜日だ!
連れ立って朝風呂に。
結構朝早くから起き出して温泉に入る人って多いんだね~! -
(画像は借り物)
男性用大浴場。
この規模のホテルならではの広々としたスペース。
ガラス越しに見える渓谷は、昨晩よりもさらに激しく雨が降り続き、今日の先行きが思いやられる・・・
今それを考えても仕方ないから、とりあえず温泉を満喫するのじゃ!! -
(画像は借り物)
露天風呂。
渓流が見える野趣あふれる設えは風情を感じる。
湯はph9.1のアルカリ性単純泉らしいのだが、あまりそういった特徴を感じないかも・・・
きっと湯量の問題で循環せざるを得ないのかもしれない。
癖のない入りやすい湯だが、湯力は感じないかなぁ。 -
風呂上がり、湯冷ましついでにロビーのラウンジへ。
この宿、こういうフリースペースが比較的多く用意されていて、しかもさりげなくいい雰囲気を漂わせているから落ち着く。
部屋と食事会場と大浴場の往復だけではない、ゆとりの空間を作り出していることも、人気の一つなのかもしれない。 -
朝食もバイキングスタイル。
前夜やや肉率が高かったことを反省して、意識的に野菜・根菜・豆類などを摂りつつ和食でまとめてみた。 -
デザートは隣の岩手県産の岩泉ヨーグルトがあったのでそれをチョイスし、桃のジュレをトッピング!
上の器の中には、わらび餅ときな粉餅。
それにほうじ茶。
美味しく頂きました!
この宿、かなりコストパフォーマンスに優れています!
料理は、贅を凝らした食材を使わずとも美味しく郷土料理を提供できるというスタンスで、目も舌も両方楽しめた。
館内は遊びの空間も適度に用意されていたし、温泉に来たぞ~?的な風情も感じられる。
スタッフは付かず離れずなのもイイ!
この金額でこれだけ楽しめれば大満足だ。
友人同士やグループ、家族連れが多かったのも納得。
人気の理由に納得しました。
ただ、非日常の贅沢を求める人や、上手い食材を用いた豪華な料理を食べたい人には、適さないと思われ。
それと、一人旅の宿にも向かないと思う。
周囲を見ていると寂しくなるだろうから・・・
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