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1ヶ月の有休でひとり旅。<br />行き先も決まらずに準備期間5日、準備期間がなくてもとっても楽しかったよ~という旅行記です。<br />自分用の記録と同じ地域にいく人への参考になれば幸いです。<br /><br />今回は、旅前半の大目玉、十字架の丘です。<br />ここの写真に出会わなかったらこの旅の行き先は変わっていたばず!<br /><br />事前準備編でお伝えしていましたが、日本で予約をとっていたのは、ラトビアまで。<br />日本で準備期間がなかったのも事実ですが、大きな問題を解決できていなかったので、その先の予約ができなかったのです。<br /><br />それは。。。<br />十字架の丘にどうやって行くか。。。<br /><br />ラトビアのリガとリトアニアのビリニュスからおよそ同距離に位置する十字架の丘@シャウレイ。<br />効率的な移動は、リガ→十字架の丘→ビリニュスの日帰りコース。<br />これを高速バス、一般バスと乗り継いで自力で行くのが一番安い。<br />でも、これだとスーツケースを持って移動しなければならず、wifiも持っていないので一般バスの乗り継ぎができなかったときのリスク(結構田舎なようなのでタクシーも簡単には捕まらない)、冬の寒さが気になる。<br /><br />↑この情報から日本で現地旅行社数件にグループツアーの問い合わせをしていましたが、冬の閑散期のため最小催行人数の3人が集まらない!私の分を抜いてあと2人いれば良いだけなのに!!!!<br />ラトビア発着、リトアニア発着、日付の変更も合わせて人が集まるのをぎりぎりまで待っていたので、リトアニアのホテル予約も出来ずにいたのです。<br /><br />ちなみにプライベートツアー(車+ドライバー貸しきり)は空きがありましたが、300ユーロ...<br />いや、今までホテル代けちってきたのはなんだったんだ!と感じる。<br />しかも、このあと待ち構えているイスラエルの物価がやばそう(高そう)で、イスラエルでけちるのはちょっと危ないかなと思っていた私は、ここではあまりお金を使いたくない。。。<br /><br />リガのホテルでも良さそうな情報はなく、リガ最終日朝、現地の観光案内所にこれが最後と思って立ち寄りました。<br />案内所でスタッフが「ワンブロック先の旅行代理店で120ユーロくらいで行けるんじゃない?」とあっさり回答、<br />「え、本当に?」「私、結構探したよ?」<br /><br />旅行代理店(Smile Line Day Tour)に入ってみると、やっぱり、グループは人が集まらないから無理とのこと。<br />でも、プライベートツアーは200ユーロ、100ユーロ下がったし、プライベートツアーならスーツケースもトランクに置いておける、乗り過ごしなど緊張感を緩められる、自分の好きなように時間を使えて効率的、ホテルピックアップ・ドロップオフ...よし、決めた!<br />ドライバーだけだと英語を話せないそうで、何時間も二人きりなのにそれはつまらないので、英語ガイドもつけてもらいました。ここまでで200ユーロ(だったはず)。<br /><br />これで、ビリニュスのホテルの予約もできるし、胸につかえていたものが少しとれました。<br /><br />そして翌日。。。<br />ホテルのフロントで迎えを待っていると、男性から声をかけられる。<br />私「あれ、今日女性がガイドって聞いてたけど。。あ、ドライバーさん?」<br />男性「いえ、私ガイド免許持っています」<br />私「。。。?」<br /><br />そこへ女性が現れる。<br />女性「ガイドのXXです。あなたさえよければ今日のツアーに見習いのYYさんをつれていきたいんだけど、どう?」<br />席も余っているし、人数が多い方が楽しそうなのでOKしました。<br />(でも、私がNoって言ったらせっかくきた彼はここで帰るの?と思ったりして)<br /><br />面白かったのが、ガイドの女性はラトビア人、男性はラトビア在住12年のフランス人、と日本人の旅行客、が<br />これからリトアニアの観光地へ行く、共通言語は英語、全員ネイティブじゃない。。。はは、面白!<br /><br />道中は、ラトビアの話、リトアニアの話、フランスの話、私の仕事の話、EUの話、等々私の昼寝を挟みつつお話ししました。<br />日本人の団体ツアーの現地ガイドを行うこともあるそうで、日本人は時間を守って話をしっかり聞いてくれるから好きだそうです。でも、日本のツアーはものすごい詰め込み日程になって本人たちもくたくただろうと言っていました。<br />想像はできるな。。<br /><br />そんな話をしていると、国境を通過、しばらくして駐車場へ。草原のなかにポツンと駐車場。はて?<br />そもそも車すらほぼいない。<br />十字架の丘に着いたらしい。<br /><br />トイレとお土産やさんが一緒になった小さい建物があって、外には出店用の箱がいくつか、でも営業しているのは1つだけ。<br />吹きっさらしでお店のおじさん、寒そう。。<br /><br />十字架の丘は、自分で十字架を追加してよいと聞いていたので、ここで1つ購入。<br />私は無神論者なので、キリストのついた十字架はちょっと。。。ということで小降りなサイズのものを選びました。<br /><br />って。。。え?待って??<br />男性ガイドさん、担ぐサイズのでっかい十字架買ってるし!<br />私「え、初めて来たの?」<br />彼「違うよ」<br />私「???」<br />去年お母さんを亡くされたそうで、その鎮魂の意味でひとつ設置したいそうです。<br />まぁ、いいんだけど笑、お客さんの何倍も大きい十字架。。。いや、これはこれでなんかほっこり。<br /><br />駐車場からしばらく歩くと。。。お、おお、おおおーーー!!!!<br />みえてきたーー!<br />こんなに曇っている日に来ると思わなかったけど、すげー!<br /><br />でも、寒いんです。観光客も全然いない、どこの旅行社も3人集められないのは本当だったんだなと思いました。<br />感動はしつつ、さくっと終わらせ、ビリニュスのホテルまで送り届けてもらいます。<br />ホテルから徒歩ではちょっと厳しい距離の教会に連れていってもらったり、ビリニュスのお薦めグルメ、お土産を教えてもらって、ツアー終了。<br /><br />とっても楽しかったです!

★個人手配★ バルト3国~ウクライナ~イスラエル~パレスチナ 6.十字架の丘(リトアニア)編

8いいね!

2019/11/07 - 2019/11/23

69位(同エリア83件中)

Alexさん

1ヶ月の有休でひとり旅。
行き先も決まらずに準備期間5日、準備期間がなくてもとっても楽しかったよ~という旅行記です。
自分用の記録と同じ地域にいく人への参考になれば幸いです。

今回は、旅前半の大目玉、十字架の丘です。
ここの写真に出会わなかったらこの旅の行き先は変わっていたばず!

事前準備編でお伝えしていましたが、日本で予約をとっていたのは、ラトビアまで。
日本で準備期間がなかったのも事実ですが、大きな問題を解決できていなかったので、その先の予約ができなかったのです。

それは。。。
十字架の丘にどうやって行くか。。。

ラトビアのリガとリトアニアのビリニュスからおよそ同距離に位置する十字架の丘@シャウレイ。
効率的な移動は、リガ→十字架の丘→ビリニュスの日帰りコース。
これを高速バス、一般バスと乗り継いで自力で行くのが一番安い。
でも、これだとスーツケースを持って移動しなければならず、wifiも持っていないので一般バスの乗り継ぎができなかったときのリスク(結構田舎なようなのでタクシーも簡単には捕まらない)、冬の寒さが気になる。

↑この情報から日本で現地旅行社数件にグループツアーの問い合わせをしていましたが、冬の閑散期のため最小催行人数の3人が集まらない!私の分を抜いてあと2人いれば良いだけなのに!!!!
ラトビア発着、リトアニア発着、日付の変更も合わせて人が集まるのをぎりぎりまで待っていたので、リトアニアのホテル予約も出来ずにいたのです。

ちなみにプライベートツアー(車+ドライバー貸しきり)は空きがありましたが、300ユーロ...
いや、今までホテル代けちってきたのはなんだったんだ!と感じる。
しかも、このあと待ち構えているイスラエルの物価がやばそう(高そう)で、イスラエルでけちるのはちょっと危ないかなと思っていた私は、ここではあまりお金を使いたくない。。。

リガのホテルでも良さそうな情報はなく、リガ最終日朝、現地の観光案内所にこれが最後と思って立ち寄りました。
案内所でスタッフが「ワンブロック先の旅行代理店で120ユーロくらいで行けるんじゃない?」とあっさり回答、
「え、本当に?」「私、結構探したよ?」

旅行代理店(Smile Line Day Tour)に入ってみると、やっぱり、グループは人が集まらないから無理とのこと。
でも、プライベートツアーは200ユーロ、100ユーロ下がったし、プライベートツアーならスーツケースもトランクに置いておける、乗り過ごしなど緊張感を緩められる、自分の好きなように時間を使えて効率的、ホテルピックアップ・ドロップオフ...よし、決めた!
ドライバーだけだと英語を話せないそうで、何時間も二人きりなのにそれはつまらないので、英語ガイドもつけてもらいました。ここまでで200ユーロ(だったはず)。

これで、ビリニュスのホテルの予約もできるし、胸につかえていたものが少しとれました。

そして翌日。。。
ホテルのフロントで迎えを待っていると、男性から声をかけられる。
私「あれ、今日女性がガイドって聞いてたけど。。あ、ドライバーさん?」
男性「いえ、私ガイド免許持っています」
私「。。。?」

そこへ女性が現れる。
女性「ガイドのXXです。あなたさえよければ今日のツアーに見習いのYYさんをつれていきたいんだけど、どう?」
席も余っているし、人数が多い方が楽しそうなのでOKしました。
(でも、私がNoって言ったらせっかくきた彼はここで帰るの?と思ったりして)

面白かったのが、ガイドの女性はラトビア人、男性はラトビア在住12年のフランス人、と日本人の旅行客、が
これからリトアニアの観光地へ行く、共通言語は英語、全員ネイティブじゃない。。。はは、面白!

道中は、ラトビアの話、リトアニアの話、フランスの話、私の仕事の話、EUの話、等々私の昼寝を挟みつつお話ししました。
日本人の団体ツアーの現地ガイドを行うこともあるそうで、日本人は時間を守って話をしっかり聞いてくれるから好きだそうです。でも、日本のツアーはものすごい詰め込み日程になって本人たちもくたくただろうと言っていました。
想像はできるな。。

そんな話をしていると、国境を通過、しばらくして駐車場へ。草原のなかにポツンと駐車場。はて?
そもそも車すらほぼいない。
十字架の丘に着いたらしい。

トイレとお土産やさんが一緒になった小さい建物があって、外には出店用の箱がいくつか、でも営業しているのは1つだけ。
吹きっさらしでお店のおじさん、寒そう。。

十字架の丘は、自分で十字架を追加してよいと聞いていたので、ここで1つ購入。
私は無神論者なので、キリストのついた十字架はちょっと。。。ということで小降りなサイズのものを選びました。

って。。。え?待って??
男性ガイドさん、担ぐサイズのでっかい十字架買ってるし!
私「え、初めて来たの?」
彼「違うよ」
私「???」
去年お母さんを亡くされたそうで、その鎮魂の意味でひとつ設置したいそうです。
まぁ、いいんだけど笑、お客さんの何倍も大きい十字架。。。いや、これはこれでなんかほっこり。

駐車場からしばらく歩くと。。。お、おお、おおおーーー!!!!
みえてきたーー!
こんなに曇っている日に来ると思わなかったけど、すげー!

でも、寒いんです。観光客も全然いない、どこの旅行社も3人集められないのは本当だったんだなと思いました。
感動はしつつ、さくっと終わらせ、ビリニュスのホテルまで送り届けてもらいます。
ホテルから徒歩ではちょっと厳しい距離の教会に連れていってもらったり、ビリニュスのお薦めグルメ、お土産を教えてもらって、ツアー終了。

とっても楽しかったです!

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
一人旅
旅行の手配内容
個別手配
  • 国境をポイントだそうです

    国境をポイントだそうです

  • なんにもなーい

    なんにもなーい

  • 駐車場からしばらく歩く

    駐車場からしばらく歩く

  • まだ歩く

    まだ歩く

  • お、

    お、

  • おぉ

    おぉ

  • おおぉ

    おおぉ

  • 着いたーーー!

    着いたーーー!

  • 見事な曇天ーー!

    見事な曇天ーー!

  • 十字架ー、カオスー

    十字架ー、カオスー

  • 綺麗に並んでいてもカオス感が抜けない

    綺麗に並んでいてもカオス感が抜けない

  • 上からもカオス

    上からもカオス

  • 真ん中の新しいのは私のです

    真ん中の新しいのは私のです

  • 大きいのはどうやって?

    大きいのはどうやって?

  • 十字架に十字架がかかって

    十字架に十字架がかかって

  • 道があったり、なかったり

    道があったり、なかったり

  • く、クリスマスツリー?

    く、クリスマスツリー?

  • 繰り返しますが、お墓ではないのです

    繰り返しますが、お墓ではないのです

  • 十字架の丘、そうです丘なんです

    十字架の丘、そうです丘なんです

  • 丘の回りも歩けます

    丘の回りも歩けます

  • ぐるっと一周

    ぐるっと一周

  • 新しい十字架の丘、古い十字架、なんでもあります

    新しい十字架の丘、古い十字架、なんでもあります

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