崖の上の街オルヴィエート～イタリアで年越し⑩

2018/12/23 - 2019/01/03

６日目１２月２８日(金)晴れ　
天然の要塞、崖の上の街オルヴィエート。
遊園地のアトラクションみたいなフニコラーレ（ケーブルカー）に乗って行ってみよう～。

～今年も年越しは恒例のイタリアへ～
アッシジ～コルトーナ～オルヴィエート、トスカーナとウンブリアの美しい小都市を巡り、
ローマでお友達と年越し。１０泊１２日のイタリア街歩き。

エリア オルヴィエート(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: アエロフロート・ロシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

オルヴィエートはここ数年、ウンブリアジャズ・ウインターのイベント開催。
12月28日～1月1日。あ！今日から？

オルヴィエート駅 駅

崖の上にあるオルヴィエートの旧市街までは、フニコラーレ Funicolare
ケーブルカーで行くことが出来ます。

オルヴィエート駅からホテルへ。なんと予約サイトの地図が間違ってて実際の場所とは反対側だった！道行くイタリア人に道を尋ねるも、みんな違うことを言う(イタリアあるある)のでホテルに辿り着くまで50分もかかってしまいました～！

ホテル ラ ペルゴレッタ ホテル

Hotel La Pergoletta 　 12時45分チェックイン。
イタリアの明るいお母さんがニコニコ笑顔で迎えてくれました。
お部屋は窓から光が差し込んでとっても明るい。暖房は鉄のヒーター。

幅が狭めのシングルベッド。布団が厚めで暖かそう。壁のグリーンが素敵。

部屋の窓枠が絵画のよう。
緑の林の中を、フニコラーレが行き来する様子が見えました。

目の前は幹線道路。この道を左へ行くと、ものの５分でオルヴィエート駅なので、なかなか便利な立地です。

バスルームは洗面台とトイレ、ビデ、シャワーが狭い空間に入っていて、
床がフラットでシャワーを使うと、床がビショビショになるタイプでした～。

シャワーはレインシャワー有り。上部固定式じゃなくて良かった～。
夜遅くにドライヤーが無いことに気がついた！　が、宿の人に連絡とれず。。。
仕方無く自然乾燥～（苦笑）。

バスルームの窓から外を見たら、なんとオルヴィエート駅が見えた！
50分も探し歩いたのはいったい何だったのか。。。

オルヴィエート駅へ。旧市街へは駅前からミニバスで行くことも出来ます。

右上の線路がオルヴィエート駅。左のオレンジ色の集落が旧市街です。

Funicolare　フニコラーレ（ケーブルカー）の駅。
切符はフニコラーレ・バス共通で 90分有効。1.30ユーロ。
平日（月～土） 7:20～20;30　10分毎
日・祝日 8:00～20;30　15分毎

午後3時40分、赤いフニコラーレで崖の上の旧市街へ行ってみよう。

両側には緑の木々、急な坂をぐんぐん登って行きます。
遊園地のアトラクションみたいでチョ～楽しい～！

あっという間に到着。所要時間３分！早っ！もっと乗りた～い！

フニコラーレの駅舎前 Piazzale Cahen からバスＡに乗ってドゥオモへ行きます。

バスはドゥオモの真横に停車。約10分ほどで到着しました。

時刻は午後４時少し前。西日で黄金色に輝くドゥオモ！美しい！綺麗～！

オルヴィエート ドゥオーモ (カテドラーレ) 城・宮殿

1290年に建築が始められ、17世紀始めに完成したイタリアゴシック建築。
ファサードの金色のモザイク画が素晴らしい。
中央のブロンズの扉を囲むアーチの繊細な浮き彫りも見事です。

上部のバラ窓は繊細なレース模様のよう。その周りの聖人達の彫刻も見事。

ドゥオモ真向いに建つファイナ宮 Palazzo Faina。ピンクの石壁が素敵です。
１階にインフォメーションがあって無料の地図がもらえます。

イタリアではクリスマスを過ぎてもクリスマスツリーがあります。

ドゥオモから再びバスでフニコラーレの駅舎に戻りました。
すぐ横の展望台に行ってみると、緑に囲まれた美しい街並みが見えました。

午後５時。街に明かりが灯り始めました。綺麗。。。

オルヴィエートの街は天然の要塞、高い崖の上にあることがわかります。

この展望台、季節や時間帯や天気によって様々な風景が見られそう。

フニコラーレの駅舎向かって右側にあるこの門Porta Roccaを入ると、
オルヴィエートの崖と街並みを見ることが出来ました。

冬の午後６時は、もうすっかり真っ暗です。
フニコラーレで降りて駅の近くを歩いてみると通りには美しいイルミネーション。
ほとんど人通りも無く、とても静かなオルヴィエートの夜でした。。。