2019/03/26 - 2019/03/26
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pedaruさん
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サン・ロケ教会はケーブルカーグロリア線を降りるとすぐだった。
ポルトガル人かは知らないが、私の顔を見るとにっこり話しかけてくる婦人がいた。「貴方は日本の方ですか?」「はい、私は遣欧少年使節の末裔です。」「オー、素晴らしい、では貴方は遣欧老年使節ですね。」
私は腐った、「老年使節ではありません」「オー、分かりました、老年介護施設ですね♪♪」口の減らないババァだ。日本語が堪能だからと言って施設と使節を使い分けるなんて外人はそうはいない。
私はお世辞をいってみた、「貴方は若いころはきれいだったでしょうね。」
「そうよ、あなたに見せたかったわ、ぴちぴちのポルトギャルだったわ」
「どう?リスボンは気に入った?」「はい、でもスリに遭いましたよ。」
「それは当然よ、リスボン、別名スリボンと言うのよ。」
参りました、ダジャレの好きな婦人だった。
お断り この話はフィクションです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- エールフランス KLMオランダ航空 TAPポルトガル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ケーブルカーのグロリア線を降りると、間もなくサン ペドロ ディ アルカンターラ展望台があります。
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入り口にはモザイクで1921年と記されているのはこの展望台の建設年だと推測されます。
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リスボンの街が一望できるというので、人気の展望台だと聞いています。
そういえば、リスボンは7つの丘の街、と言われ、各所に展望台があります。 -
サン・ジョルジュ城も見えます。
柵の内側には、モザイクの模様の通路があります。市内の至る所の歩道や公園広場にたくさんの敷石に模様を入れる文化はここポルトガル以外に知りません。
ポルトガル人の少年ミゲル・ガーレイロ君が美しい町並みをバックに「ショ~シュ~リキ~~~」と熱唱したのは、この景色をバックに歌ったのです。 -
これが誰なのか、考えもなくシャッターを切ってしまうのですが、
知らない人じゃ意味ないですね。 -
展望台を出ると、テージョ川に向かって下っていく路面電車の線路、
敷石、アスファルトがいいのか、石がいいのか?石のほうが情緒はありますが。 -
屋根のない観光バス?が走っていきます。
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サン・ロケ教会に着きました。
天正遣欧少年使節が訪れた教会です。 -
教会の前、と言うより隣の博物館の前にあった銅像。
子供たちにパンを・・・などと言っているのかな?
もしかして、子供たちに着るものを・・とか。 -
地味な外観とは裏腹に中は豪華絢爛な様相です。
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並んだ各コーナーには油絵など聖人のエピソードが描かれています。
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植民地ブラジルからもたらされた、というか奪ってきた豊富な黄金で
飾られています。 -
この祭壇の凄いこと、イエスは偉大なり、と誇示しているようです。
ジパングから来た少年たちはどう思ったのでしょうね。 -
サン・ジョアン・バブティスタ礼拝堂
瑠璃、瑪瑙やモザイクで飾られた美しいチャペルです。
偉大な神を賛美するのに相応しいと思ったのでしょうか? -
只々カルチャーショックに慄いていたのではないか。
最近見た映画では少年使節の一人が法王に質問するシーンがありましたが、
もちろんフィクションですが、「なぜ異教徒を奴隷にしているのか、神の前では
人は平等ではないのか」法王は苦しそうに悩みます。 -
最近歴史学者がNHKで講演していました。ローマ法王のお墨付きで、キリスト教信者以外は奴隷とされても当然許されるとされていました。
主にアフリカから船底に家畜のように詰め込まれ、到着時には何人もの死者が出ていても、これは消耗品であるから仕方ないと認識されていました。 -
後の世にご自分の教えが、こんな風に利用されていたとは思いもつかず、
キャビネットのなかでお休みになっています。 -
外に出て電車道には色違いの敷石が横断歩道を描いていました。
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Chafariz do Carmo
小さな公園があり古いモニュメントがあります。 -
大きな木もあって、市民の憩いの場となっています。
この公園に面して、カルモ修道院があります。 -
1755年のリスボン大地震では多くの建物が倒壊し、最大で9万人が死亡し、津波、火災、圧死によるものだったと言います。
この修道院も屋根や床が落ち、今はそのまま廃墟となっています。 -
貴重な都会の真ん中にあって、整理もされずに廃墟のまま残されているなんて、
廃墟好きには嬉しいことです。 -
柱と天井の支えのみになった骨のような残骸は、折しも午後の光に照らされて
その影を壁に映し出しています。
敬虔な修道士たちは日々、祈りに明け暮れ偽り無き生活をしていたと思います。
天災は無残です、理不尽です、容赦なく襲った地震はすべてを破壊し、命までも奪いました。冥福を祈るばかりです。 -
破壊を免れた棺が置かれています。
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カルモ修道院と教会は、1389年から1423年にかけ簡素なゴシック様式で建てられた、典型的な托鉢修道会の建築物です。
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十字架が置かれてました。
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こちらは隣の博物館です。
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驚くようなおおきな棺です。必死で棺を支える2頭のライオン。
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辛うじて残った天井、美しいです。建設当時のシャンデリアも美しい。
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そこここに置かれた棺、蓋を開けて中を見てみたい、見たくない、ちょっとだけみてみたい、いや、やっぱり見たくない。
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二段ベッド、いえ、二段棺。
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また棺、棺博物館かっ
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ここも辛うじて残った天井。
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やっぱり棺、やっぱり棺博物館。
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おお、アズレージョ。
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出土品、石斧、矢じり、壺(年代が違うと思いますが)
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展示品
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発掘品、発掘に携わった人たち。
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こ、これはエジプトのミイラみたいです。
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こ、これは天井みたいです。
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こ、これは少女のミイラだそうです。ミイラも歳をとりました。
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宗教的なシーンを描いたアズレージョ。
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発掘品、南米の遺跡からの盗掘品?
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頭の非常に大きい聖人の像など。
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彩色されたタイル、
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廃墟になる前のカルモ修道院の模型。
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アズレージョの前で眠る銅色の聖人。
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外の壁には、ガーゴイルにしては珍しく可愛い。
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ポルトガルらしいアズレージョの建物。
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こちらもやはりアズレージョの壁。
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その隣もアズレージョ。
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道を下っていきます。
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途中にあった宝石店、旅先では必ず覗きます。
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ゴールドのボールを繋いだネックレス。
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ポルトガルの民族歌謡ファドをぜひ聞きたいと思っているので、案内書を見ると、
代表的なのは ア・セヴェーラというファドハウスだという。
近くにありそうなので、どこにあるのか見てみることにした。 -
造花が二階の手すりに縛り付けられた見るからに安っぽい店構え、これが
夜間なら、照明に惑わされ、すてきなファドハウスに見えるのでしょうが・・・ -
向かいの建物には洗濯物がほしてあったりして、旅人を喜ばせる。
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リスボン名物のすてきな歩道。
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アズレージョなど飾るすてきな店がありました。
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アンティークなものを扱っています。
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https://www.youtube.com/watch?v=Rfw-JZ8m2yw
狭い道、しかもアップダウン、ダウンタウンを走ります。 -
この道をいくとシアード美術館があるはずだ。どんな作品が待っているのだろう?
期待は膨らむのでした。
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この旅行記へのコメント (10)
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- cheriko330さん 2020/04/15 11:33:47
- 華やかし頃に想いを馳せて☆リスボン・ボン゚*。:゚
- pedaruさん、こんにちは(^^
儘ならぬ日々、いかがお過ごしでしょうか?昨日は前々日と打って変わり
お天気に恵まれ運動不足だと公園へ出かけたら、皆考えることは同じの
ようで密でした。危な~い!
旅行記の初っ端から笑わせていただきました。リスボンでは、色んな所へ
行かれたのですね☆彡羨ましいです。
私はフリータイムに出ようとしたらガイドさんが「日曜日の今日は美術館
などフリーです」の言葉に踊らされて、浅はかな私はすぐホテルの近くの
グルベンキアン美術館へ行きました。残りの時間にアルカンタラ展望台へ
行っただけです。
ミゲル君が活躍の前でしたが、今は声変わりしてどんな大人になっているの
でしょうね?
天正遣欧少年使節が訪れたというサン・ロケ教会は必見ですね。
ポルトガルは哀愁や郷愁といった言葉がぴったりですね。
大航海時代の栄華を残すポルトガル、もう一度訪れたいです☆
歴史は繰り返されるのですね。
国立古美術館も行かれて、この後に行かれたシアード美術館も楽しみです。
もう暫くは、忍の一字でお互いに気をつけて過ごしましょうね♪
君という字は、よ~く見ると??
cheriko330
- pedaruさん からの返信 2020/04/16 04:55:04
- RE:ボンボン・リスボン☆リスボン・ボン゚*。:゚
cheriko330さん おはようございます。
いつもありがとうございます。
リスボンは私にとって消化不良だったと思っておりましたが、cherikoさんに、いろんなところに行ったのですね、と言われて、まあまあだったかなと、今頃思っております。
> ポルトガルは哀愁や郷愁といった言葉がぴったりですね。
ポルトガル独特のファドという民族歌謡がありますが、これを聴くと、なるほど哀愁のある歌だなあと感じます。ポルトガル最後の晩はファドを聴きに行きました。
ここへは一人じゃなくて、愛する人と一緒に行くべきですね。
シアード美術館はたくさんの作品を見ましたが、知っている作家はいなくて、コメントのいれようがありません。写真だけ列挙してアップしようかと思案中です。
> 君という字は、よ?く見ると??
????すみません、意味が分かりません、答え教えてー。
pedaru
- cheriko330さん からの返信 2020/04/16 22:59:22
- RE: RE:ボンボン・リスボン☆リスボン・ボン゚*。:゚
- pedaruさん、こんばんは〜☆彡
つい余計なことを書いてしまいました_(._.)_
一度は消したのですが(笑)
ちょうど、コメントを書き終えた頃に友人からメールが
きました。友人はpedaru師匠と同様に文才あり、絵心も
とてもある方なんです。
その方曰く、「しばらくは離れて暮らす コとロとナ、
つぎ逢うときは君という字に」
君を分解すると、カタカナのコとロとナに、なります。
それだけのことでした。大変失礼しました。
では、ではまた〜
cheriko330
- pedaruさん からの返信 2020/04/17 05:35:41
- RE: RE: RE:ボンボン・リスボン☆リスボン・ボン゚*。:゚
cheriko330さん おはようございます。
なるほど、面白いこと考える人がいるものですねぇ。感心しました。
今晩からゆっくり眠れます(笑)。
pedaru
-
- 前日光さん 2020/04/11 23:34:19
- リスボンって、「スリボン」だったの?
- こんばんは、師匠
「サン・ペドロ~なんちゃらかんちゃら~」展望台から、あの「ショー シュー リキー-!」は歌われたのですね!
あの少年の歌唱力には、心底たまげました(*_*)
ところでポルトガルには、面白い博物館があるようですね。
棺のオンパレード!
しかも二段棺やら二頭のライオンに支えられる超大型棺やら。。。
少女のミイラ、怖いです(*_*)
街中の建物や壁を彩るアズレージョは、独特の輝きを放っていますね!
これは見てみたいです。
惹かれるものがありますね。
冒頭のダジャレのキツイポルトガルのご婦人、こんな妄想がよく湧いてきますねぇ~
これは師匠にしか創り出せない世界ですね!
前の旅行記の階段から降りてきた美女は、どこか真実っぽいところがあったのですが、今回のご婦人は、師匠の創造力のなせる技かと(^_-)
それにしても「スリの多いリスボン」はリスボンの別名が「スリボン」だったからだなんて、よほど前頭葉がお疲れなんですね?
前日光
- pedaruさん からの返信 2020/04/12 07:40:35
- RE: リスボンって、「スリボン」だったの?
- 前日光さん おはようございます。
実は今回ばかりは冒頭に何を書いたらいいのか、全く頭の中でゼロ状態でした。
いつもなら、書きたいエピソードがこれも、あれもと、出番を待っているのですが、印象に残るものは少しもありませんでした。
私の脳の中は唯一、前頭葉だけが、目をギラギラさせていました。本当は、使いすぎて疲れ切っていたのですね。
真実でなければ人の心は動かせない、という基本を裏切って、かくなる物語に行きついてしまったのです。ポルトガルは治安の良さでは、ヨーロッパ随一といいます、スリボンは
私のような特別な構造の人間だけに使われる呼称です。
ところで我が家の猫は最近、散歩の味を覚えて、家の前の日の当たる私道をリードを付けて歩いています。最初は緊張で背中を平らにして歩いていましたが、最近では楽しそうに、あっちでゴロゴロ地面に寝転がったり、こっちでは垣根から飛び出したつつじの枝を観察したりしております。字を覚えさせて梵ちゃんと文通できたらいいな、と思っています。
pedaru
-
- hot chocolateさん 2020/04/11 10:35:18
- 興味尽きない国♪
- pedaruさま
おはようございます。
冒頭の「私の顔を見るとにっこり話しかけてくる婦人がいた。」・・・
ふふふ、これは絶対フィクションに違いない♪
「遣欧少年使節」が出てきましたね。
えっ、「遣欧老年使節」⇒「老年介護施設」?
「使節」と「施設」、う~ん、色々でてきますね。
引き出しの中には、ダジャレがぎゅうぎゅう詰まっているのね。
さすが師匠!
と、冒頭だけで満足してはいけませんね。
市内の至るところ、歩道や公園のモザイク模様は、
歩いているだけで楽しいですね。
ポルトガルは、各地で見かけるアズレージョも美しく、
やはり見所満載でゆっくりと訪れたい国です。
hot choco
- pedaruさん からの返信 2020/04/12 07:03:31
- RE: 興味尽きない国♪
- hot chocolateさん おはようございます。
桜の花も終焉を迎え、降り注ぐ花びらは、真間川の水面を花筏で埋め尽くしております。
この季節、生きる喜びがひしひしと湧いてきます。
でも、せっかく与えられた命、コロナウィルスには負けてられませんね。
ポルトガルは歩道や公園のモザイク、おっしゃる通り独特ですね。訪れたヨーロッパの国々では、ポルトガルだけのサービスだと思います。
今回の旅行はモロッコと同時訪問でしたので、十分満喫できませんでした。見落としたところも数知れず、も一度訪れたいものです。
マスク不足の折り、私は洗って使いマスク♪♪
pedaru
-
- norisaさん 2020/04/11 10:24:27
- フィクション!
- pedaruさん
おはようございます。
冒頭のフィクション笑えました。
もっともフィクションじゃなかったらリスボン婦人の評判悪くなりすぎになりそうです!
コロナウイルス感染騒ぎで暗い世の中、男pedaru、ここにありですね(笑)
しかし、棺ばかりの博物館、日本では想像できませんね!
文化の違いは奴隷制に現れているのでしょうか?
さらに、コロナもコワイがドレイもコワイーーー。
首都圏の外出制限で巣ごもりの方が増えそうですが、pedaru師匠の妄想で一息ついてくださいーー(苦笑)
norisa
- pedaruさん からの返信 2020/04/12 06:46:22
- RE: フィクション!
norisaさん おはようございます。
自粛要請で引きこもりがちな世の中、思うはnorisaさんのこと、かの君はいかがし給うか?
心配は無用のようです。しっかり濃厚接触は奥様だけの鉄の密室で移動し、あとは空気清浄なる山の温泉などでご静養とか・・・皇室なみの過ごし方なされしとか。
クリスチャンならぬ我らは伴天連の国では、アズレージョが素敵とか言っていると、突然捕縛されいつ奴隷市場に繋がれるやもしれません。
昔は旅行どころではありませんね。奴隷にされる前に、入信するのが最大の防御策と確信しました。
pedaru
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