ANA特典ファースト"THE Suite"で行くニューヨーク

2020/01/30 - 2020/02/04

　久し振りの夫婦旅。マイレージの特典航空券でＮＹへ行けるのか？しかもファーストクラス二人なんて無理だろう、とずっと思っていましたが、本当に行ってくることができました。
　帰りはシカゴに立ち寄り二人ともファーストクラス、なんて夢だったことが実現。旅への情熱はやっぱり持ち続けた方がよいですね。
　ＮＹ初フライトというピカピカのボーイング777-300ERに乗ることとなり、座席がTHE Suite”だったのでかなり感動です。

　海外旅行の最後には、自由の女神のクラウンへ登りたい、という願望も今回実現しました。（最後にならないかも）
　暖冬であったこともラッキーして、道路から湯気が立ち上るマンハッタンを感じることはできなかったけれども、極寒のＮＹの洗礼を浴びることなく、快適で楽しい街歩きでした。

　ここでは、出発した松山ＡＰからＮＹ　Ｊ・Ｆケネディ空港までを紹介します。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発は松山空港から。いよいよ旅が始まります。

松山空港のエプロンは、コンクリートの打ち替え工事中でした。「こんなこと、するんだ！」と、鉄筋が敷き詰められたターミナル前を見て、空港の維持の大変さを感じました。

海に向かってテイクオフして、旋回して東京へ向かいます

いつも抜け道で利用する伊予市の五色浜

伊豆半島辺りから雪をかぶった富士山がよく見えます

房総半島先端部

羽田D滑走路に到着

久々の羽田空港、第二ターミナルへ向かいます。

第二ターミナル国際線エリアの工事もかなり終盤に差し掛かっていました。

その手前に、たくさんの融雪車が待機。雪はこれから降りませんように！！

リムジンバスで成田へ移動。ANAなので、第１ターミナル南ウイングで下車

今回は初めてのZカウンターからチェックインします

Zカウンターでは手続きの前におしぼりが出ました。

次から次へとお客が入ってきますが、待ち時間も無く、スムーズに手荷物を預けることができるのが、さすが。

意外と時間があるようでゆっくりできず、初めての成田空港スイートラウンジではシャンパンをいただいて、にぎりを摘まむくらいですませます。
飛行機に乗ってからがあるので、ここでは控えめに。

飛行機への搭乗は、グループ１に並びます。
すでにグループ２は大勢ならんでいましたが、グループ１は前にご夫婦が１組だけ。その方はダイヤだったらしく、気持ち良く手前のボーディングブリッジから乗りこみました。

機内に入ると、誰もいない。そして、後からも誰もついてこないので、静寂な落ち着いた時間が流れていきます。

ビジネスクラスに乗る人たちは、後ろ側の出入口からのようでした。

ウエルカムドリンクをいただいて、NYまでのフライトに心がワクワクします。

隣は嫁さんの席ですが、扉を閉めると個室のようなプライバシーが確保されます

後方席はビジネスクラスですが、なんと座席が後ろ向きなんですね！
前向きと後ろ向きが交互になっていました。スタッガードと思っていたので、ちょっと驚きました。

The Suiteのモニターは座席一杯の広さがあって、４２型

このスマホみたいなのがコントローラー

窓の下は、すっきりとしたスペースになっています。

蓋を開けてみると、ヘッドホンとUSB,HDMIの差し込み口がありました。HDMIなんか、何につかうんだろ？よくわからないままでした。

最前部扉のボーディングブリッジが外されていきます。結局、ここから搭乗したのは、ファーストクラスの４名のみ。ちょっと、想定外

NYへ向かって出発することは、成田は夕暮れに包まれかけていました。

JALのB７８７がトーイングされている姿も美しい！！

１つの座席は、まど３つ分。この窓のシェードは、３つ同時に開け閉めできるし、また一方、１つづつでもコントロールできるようになっています

この縦格子のイメージ、客室監修をしたのは建築家の隈研吾らしい。和のシックな雰囲気がでているような感じです

スポットにはこれから夜出発の飛行機が勢揃い

夕暮れに滑走路からテイクオフ。いつものことですが、搭乗してからあっという間にこの時を迎えます

機体は九十九里浜から階上へ出るようです

この時の外の風景

上空まで行くと、まずはシャンパンからいただきます。

メインディッシュは無難に和牛フィレにしました

アミューズ。
メニューには細かく書いてありますが、現物はこんな感じ

機内での食事が、NYやシカゴでの食事の中で一番おいしかったです。

キャビア　スコティッシュサーモンマリネ

メインのお肉が来るまでは白ワインをチョイス

ベッツ・ファミリー・ワイナリー・ボッシビリティー２０１６

アメリカ・コロンビア産の赤ワイン。
肉料理とのペアリングがおすすめらしい。

窓のシェードは、薄いジャバラと遮光の二重構造。これの３連続でした。

メインの前にコーンスープ

メインディッシュのフィレ

ソラリス　信州千曲川産メルロー２０１６もいただきました

デザート

アイスクリームはハーゲンダッツをと思っていたのですが、皿に盛られて出てきました

NYでは、響き２１年ものが今でも出されました

朝食は和食、キンメをいただきました

モニタのコントローラー。機外カメラ画像を操作中

ずっと雲の上の飛行でしたが、大きな湖が見える辺りから雲が途切れてきました。五大湖辺りのどこかです。

ハドソン川が見えてきました。
左が北、右上が南方向

飛行機は北極方面から五大湖付近を南下して、NYへ向かって飛んでいるので、ハドソン川の向こうに見える水面は、ロング・アイランド湾です。

ハドソン川に沿って飛行機は南下し、着陸体制に入りました。こちらは、ハドソン川下流から上流方向を見たところ。左上が北になる

目印となるハドソン川上流のGovernor Mario M.Cuomo Brodge　も見えていました。

ロングアイランド湾を越えて、大西洋側に向かいます

ロング・アイランド湾のシティ島とハート島、オーチャード・ビーチなどが眼下に見えます

ロング・ビーチに続くジョーンズ・ビーチ島、ウォーター・アイランドなどを越えて大西洋上にでたのですが、これらの地名、耳にしたことはあるけど、ここにこんなに面白そうな地形があるとは。

この辺りは、戸建て住宅がびっしり並んでいるように見えました。

NYの一部、ブルックリンとクイーンズがロングアイランド島にあり、島の南側はこのような砂洲の地形になっているよう

ロングビーチ。
J.F.ケネディ空港は、ロングビーチのすぐ北にあります。

ロングビーチ市は、NYのベッドタウンで、住宅密集地

ロングビーチを過ぎると、飛行機は右に１８０度旋回して、Ｊ・Ｆケネディ空港へと向かいました。
サンディー・フック湾とナベシンク川

ＮＹのブルックリン、その向こうにマンハッタンが見えてきました

ブルックリンに架かるヴェラザノ　ナローズ・ブリッジ

ブルックリンの整然と整備された街区を見ながら、Ｊ・Ｆケネディ空港へ降下

左中央には、自由の女神も見えました

Ｊ・Ｆケネディ空港にランディング

ＮＹの空の玄関なので、次々にテイクオフのため飛行機が滑走路へ向かって行きます。

飛行機から降りるとき、ドアの塗装部分を見るとピカピカで、まだ汚れも着いてない。最新のおろしたて、と実感しました。

この旅行記へのコメント （2）

• nikさん 2020/03/19 11:40:46

  響、良いですね

  響はANAのラウンジで僕も昨年９月に頂いたのが最後だと思います。
  多分１２年もので、響らしい香りがとてもステキでした。
  特典航空券は取りづらいですよね。
  僕も今回ようやくシンガポール行きが当たりました。
  タダ券は得した気分になりますね。
  今回は新型ウイルス騒ぎで、偶然キャンセル分が回ってきたのかもしれませんが…

  kiyoさん からの返信 2020/03/19 21:48:20

  Re: 響、良いですね

  訪問ありがとうございます。
  響き２１年、もうそろそろ飲めなくなりそうな気がしています。
  ３年くらい前までは、ＡＮＡラウンジでは１７年ものでした。その時は、ＬＡ路線でも２１年ものが出ていたんですが、今ではあとロンドンとフランクフルト線だけらしいです。
  シンガポール行き、楽しみですね！！私も、もっと特典航空券で旅をしてみたいと思っています。