2020/01/30 - 2020/02/04
314位(同エリア980件中)
kiyoさん
オークパークでは、フランク・ロイドン・ライトHome&Studio見学ツアーの時間の合間を見て、他のロイド作品も見て回りました。ロイド邸の周辺には、たくさんのロイド設計の住宅が建っていて、世界遺産ユニティ・テンプルはやや離れたオークパーク中心部にありました。
このオークパークの住宅は、かなり個性的デザインですが、プレーリースタイルの原点です。ライトのスタジオは有名で世界中から訪れる人も多いのですが、これは世界遺産には登録されていません。
ライトは、40歳の頃オークパークを離れますが、その後悲劇に襲われ、晩年「落水荘」を設計した後、再び黄金時代を迎えました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ライト自身が”私の小さな宝石箱”と呼んだ、ユニティテンプル
-
この水平線を強調して跳ね出した庇が、プレーリースタイルだそうだ。教会なのに、塔がない。
-
世界遺産ユニティ・テンプルの見学案内。
ガイドツアーとオーディオツアーがあるようです。 -
ユニティテンプル入口。
2019年に「フランク・ロイドン・ライトの20世紀建築作品群」として世界遺産に登録されたばかり、という感じなので、この時は訪れる人もそれ程多くはありません。8つの登録された建築の中の一つ、ということも初めてしりました。 -
ファサードには品格を感じますが、落水荘のような挑戦的な雰囲気とはまた違った印象を与えます。
-
周辺の騒音を遮断するために、ライトは礼拝堂の高い部分に窓を付けました
-
現役の教会としての、礼拝の案内
-
ユニティテンプルの道路を挟んで反対側にあるオーク・パーク合同教会。ユニティ・テンプルが近代的なキュービックなので、これも歴史ある教会のように思えた。
ここで、ヘミングウェイの両親が結婚式を挙げたそうだ。ヘミングウェイも洗礼を受けている。 -
ネイサン・G・ムーア邸
ライトには珍しいチューダー様式
1895年竣工 -
ライト邸は、この右斜め前辺り。
ライトの独立間もない時期に仕事がなかったが、その時友人で隣人のムーアが自宅の新築の仕事をもってきたという。 -
ムーアの希望により、イギリス・チューダー王家のスタイルで建てられたため、プレーリースタイルのデザインは見られない
-
2,3階部分は木造で、1922年に焼失。その後、再びライトが設計をして再建した。
-
1階周りにはブロックを多用している
-
アーサー・B・ヒュートレイ邸。
1902年竣工
ライト邸の並びにある、プレーリースタイル初期の代表作 -
このフォレストアベニューのヒュートレイ邸の数軒先が、ライト邸
-
この連続するリビングの窓は、これから先ライトの設計によく出てきます
-
このアーチの部分が玄関。
-
エドワード・R・ヒルズ・デケイロ邸
1906年竣工
ムーア邸に隣接している -
歴史的建造物に指定されたという銘板
-
玄関部分の屋根が独特な形
-
2階部分の屋根も2段になっている
-
ライトは地平線が強調されるような窓枠を採用
-
窓もステンドグラス調
-
トーマス・H・ゲイル邸
1892年竣工
隣にあるパーカー邸とは特徴が似ている。これらを、サリバン事務所を通さずに設計して、解雇され独立することになったという経緯がある -
ゲイル邸も伝統的建物に選定された表示がありました
-
初期の作品で、ビクトリア調の造り
-
八角形の急勾配の屋根を持つ二つの部分を連結したスタイル。その後の建物ではあまり見かけない
-
カラフルな色づかいも、プレーリー様式のライト作品とは全く違っていて面白い。当時、務めていた設計事務所の師匠の影響が大きい。
-
屋根も急勾配で、多角形の出窓も珍しい
-
ゲイル邸玄関。裏口かも?
-
この家はライトのデザイン的要素よりも、サリバン事務所から独立して最初に手がけた仕事という意味での彼の歴史的重要性を持っています。
-
ロバート・P・パーカー邸
1892年竣工
ゲイル邸に形はそっくり -
屋根の勾配が2段になっていて、これもライト作品かと思ったのですが、当時このような屋根の形が流行っていたそうで、ガイドさん曰く「ライトの設計ではないかも」
-
右の木の後ろ側がゲイル邸。実は左にパーカー邸があって、その2軒に挟まれていました。
-
F.ピーター邸
-
連続するリビングの窓が水平に並ぶ形、ライトらしいデザイン
-
ピーター邸は新築ではなく改修らしい
-
ピーター邸北面・西面ファサード。
こちらも、ライト邸と並びにありました。 -
フランク・W・トーマス邸
1906年竣工
ライト第1号のプレーリースタイル -
プレーリースタイルでありながら、漆喰で仕上げられた家でもある
-
道路側から見ると玄関のようでもあるが、家族のプライバシーのためにさらに階段を上がっていった奥に玄関は造られている
-
この深い水平な軒先などがプレーリースタイルの表現の一部らしい
-
ウイリアム・H・コペランド邸
1909年竣工
ライトの原案はもっとプレーリースタイルだったが、コスト縮減のためにシンプルにして建築されたとのこと -
ライト作品の中に存在していた。ガイドさん曰く、ライトの設計ではない、らしい。
-
ヘミングウェイの生家。
オークパークのライト邸に近い。一般公開されている。 -
観光を終えて、シカゴ・オヘア空港に帰ってきました。ヒルトンホテルの看板だけ管制塔の右に見えていますが、手前のでっかい建物は空港駐車場です。
-
ヒルトン・ホヘア・エアポート ロビー。
空港内なので、豪華な造りではない印象を受けました。部屋も質素ですが、値段は結構するので、できれば市内へ宿泊した方がお薦めです。 -
部屋の窓からの風景。
ホテルはグルリと滑走路および空港施設に囲まれたエリアにあります。その分、とても便利と言えば便利です。
目の前は立体駐車場。 -
いよいよこれで日本へ帰るだけになりました。
夕食はホテルのレストランで食べることにしました。しかし、メニューの内容がちょっと、という感じで、ルームサービスでも良かったくらいのものしかないです。値段は何でも高いのですが、なかなか納得できるものかというと、そうでないのが困ったものでした。
翌朝の飛行機で、新型コロナを気にしながら日本へ向かいます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ANA特典ファースト"THE Suite"で行くニューヨーク
-
前の旅行記
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オークパークのフランク・ロイド・ライト邸とスタジオ
2020/01/30~
シカゴ
-
次の旅行記
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オヘア空港から成田への旅
2020/01/30~
シカゴ
-
ANA特典ファースト"THE Suite"で行くニューヨーク
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、マンハッタンの夜景とトップ・オブ・ザ・ロック
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、グランド・ゼロとウォール街
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、自由の女神とブルックリン
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、ジョン・レノンのストロベリー・フィールズとリバーサイド教会
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、エンパイア・ステート・ビル
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク、自由の女神・王冠への螺旋階段
2020/01/30~
ニューヨーク
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、市内観光1ミース作品とウイリス(シアーズ)タワー
2020/01/30~
シカゴ
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、市内観光2ミレニアムパークと世界遺産ライトのロビー邸
2020/01/30~
シカゴ
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オークパークのフランク・ロイド・ライト邸とスタジオ
2020/01/30~
シカゴ
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オークパークのフランク・ロイドン・ライト建築作品
2020/01/30~
シカゴ
-
ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オヘア空港から成田への旅
2020/01/30~
シカゴ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
シカゴ(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ANA特典ファースト"THE Suite"で行くニューヨーク
0
49