2020/01/30 - 2020/02/04
236位(同エリア979件中)
kiyoさん
シカゴ市内観光の続きです。
この日はシカゴの天気がとても良くて、最高気温が14℃ということで過ごしやすい1日でした。ガイドさんによるとこれまでずっと冬らしい寒い曇天の日が続いていたそうですが、偶然の仕業とは言えこんな素晴らしい天気になるなんて想定外でした。普通の気温であれば、最高気温は2℃くらいなのでそれを覚悟していましたが、なんともうれしい青空でした。
シカゴは2回目で、前回はミース・ファンデル・ローエが教鞭をとった工科系の名門イリノイ工科大学を訪ね、ミースの設計した建物の世界最高のコレクションを堪能したので、今回は世界トップレベルの大学と言われるシカゴ大学へ行きました。シカゴ大学の近くには、世界遺産にも登録されたフランク・ロイドン・ライトのロビー邸があり、そこにも立ち寄りました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ループエリア南中央部にある、連邦政府センターのマッキンレービルとクルズィンスキービルの2棟の超高層ビルが作り出す空間に来ました。
20世紀4大建築家ミース・ファンデル・ローエの代表作に囲まれて、建築哲学を感じます。 -
連邦政府センタープラザにどっしりと構えるガルダーの彫像、赤い「フラミンゴ」。
後の低層棟は、郵便局。なので、ここは郵便局前広場ということになります。 -
連邦政府庁舎の入るクルズィンスキービル。もちろん、ミースの設計。
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クルズィンスキービルのピロティ
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マッキンレービル。連邦裁判所が入っている。こちらも、ミース・ファンデル・ローエの設計で、二つの連邦政府センターが代表作とも言われている
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マッキンレービルピロティ
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末広がりの摩天楼、チェィスタワー
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この雰囲気はどこかで見たことがある、と思いきや西新宿の安田火災ビルと同じような構造。今では、損保ジャパン日本興亜本社ビルと言うらしいが。
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サウスループエリアへ行く前に、どうしてもミレニアムパークへ立ち寄って欲しかったので、ガイドさんに無理なリクエストをしました
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シカゴの冬は極寒なのに、こんなに晴れて良いんだろうか?というくらいの希な天気となり、気温も上がったので多くの人がミレニアムパークにやって来ていました
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この”ビーンズ”というアート、写真を見たときから一体どんなんだろう、と心引きつけられていました。
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本当にピッカピカという感じで、こんな風に周りの景色を写しているのがちょっと不思議な気分にさせてくれます。叩いてみると、金属の鏡面仕上げっぽい。
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ビーンズ(豆)の下にも入ってみました
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上を見ると、こんな風に景色が映っています。わけわからん。
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これは面白い。シカゴのガイドブックをめくるまで知らなかったのですが、1年くらい前にビーンズの存在を知って、これは絶対に見ないと行けない、とまで思うようになったので、こんな良い天気のもとで訪れることができて大満足でした。
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ミレニアムパーク・ビーンズ前にて
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ミレニアムパークからサウス・レイクショア・ドライブを南下して、ハイドバークエリアへやってきました。ミシガン湖沿いを走る、快適なドライブでした。
ジャクソンパーク内にある、シカゴ科学産業博物館。立派な建物だし、このような文化施設も本当は一つ一つ丹念に見たかったのですが、時間が足りないため通過です。 -
シカゴ科学博物館の外壁の一部には、パルテノン神殿にある像を模したと思われる彫像があります。さすが。
また、ここジャクソンパークには”大阪ガーデン”という庭園があり、オノ・ヨーコ氏のスカイランディングというステンレスのハスの花のオブジェがあるそうです。オノ・ヨーコさんは芸術家だったのかあ。 -
シカゴ大学は、ジャクソンパークから1kmほど西に行ったところでした。
ここは、ノーベル賞受賞者が90名いて全米で第3位。日本の大学とは違っていて、調査研究を目的とした大学院大学だそう。企業からの委託研究も多いんだとか。ということは、研究費は潤沢なのか。
シカゴ大学第1号の博士は日本人浅田栄次で、帰国して英語教育の普及と向上に粉骨砕身したそうです。そのような優秀な先人たちのお陰で、私たちの教育は基礎が作られたと思うと、感無量なところがあります。 -
ロックフェラー・メモリアル・チャペル。
シカゴ大学の創設者ジョン・D・ロックフェラーの寄付金により作られたそう -
ミッドウェイ・プレイサンスを挟んでロックフェラー・メモリアル・チャペルの反対側には、何やら異色のビルが建っていました。最近できた感じ。
箱をずらして積み重ねたような、不思議な形。 -
キャンパスの図書館前に設置されているイギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの”核エネルギー”というモニュメント。
ヘンリー・ムーアは核廃絶運動の推進者だったのに、彼の作品が原子炉の初期の研究をしていたシカゴ大学に置かれるなんて不思議な運命を感じます。彫刻家はこの作品を”アトム・ピース”(原子力の一片)と呼んで、原子爆弾の廃絶を訴えていたのかも。 -
ゴードンパークスアーツホール。芸術家の家。
コンクリートとガラスで構成されたこの建物は、学生が「行うことで学ぶ」というコンセプトのもと直接芸術的なプロセスを体験し、独自の作品を作成できるよう配慮されて造られたものらしい -
世界遺産フランク・ロイド・ライト設計のロビー邸
シカゴ大学キャンパスと並ぶところにある。 -
プレーリースタイル建築の特徴である、水平方向の線を強調したデザインで、現代建築の基礎、とも言われている
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屋根の深い跳ね出しなど、落水荘を思い起こさせる
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建物裏には、ビジターが記念品などを買うことができる売店がある
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ロビー邸の裏部分。
内部も見学できるが、ツアーとなっていてスケジュールに合わせて来ないといけない -
売店入口。
ここでパズルなどを購入。
落水荘と比べると平面的に一回り大きくて、素材も工業化されたものが使われているような気がしました。中までは見れなかったけれども、階高が低いのではという印象も受けました。次の機会があるのであれば見学の時間に合わせて訪問したいところです。 -
ロビー邸へ訪れたのが冬だったので、街路樹は枯れ枝ですが、夏の季節だと建物全景をみるのはかなり大変だろうなあ、と思いました。
他の建物もそうですが、シカゴの街や公園は冬以外は緑濃い環境だろうと思います。 -
ロビー邸の前のシカゴ大学経済学部キャンパス
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シカゴ大学から少し離れていますが、オバマ元大統領の邸宅がありました。ミシェル夫人がシカゴ出身。
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ハイドパークのシカゴ大学から、ループエリアに帰ってきました。
シカゴに4つある鉄道の駅の中から、有名なユニオン駅に立ち寄りました。 -
ユニオン駅の外観は、オフィスビルのようです。建物の構造や素材がチープではありません
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駅の入口は、デパートのよう。
世界最長の鉄道王国アメリカの、その中枢がユニオン駅です。 -
駅内部は宮殿のようなので、度肝を抜かれました。
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天井も吹き抜けで高く、威厳のある空間で、ここがアメリカ鉄道の中心だという主張を感じざるを得ません。東京駅のようなものでしょう。
シカゴ駅には、長距離旅客鉄道のアムトラックとシカゴの近郊電車メトラが乗り入れる -
切符売り場まで行ってみました
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駅のメインフロアは地下1階レベルなので、地上へ出るには1フロア分階段を上がります
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1階の出口からユニオン駅中央広場を見おろすと、優雅な感じがして駅とは思えない
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柱はイオニア式で、ギリシャの神殿建築を取り入れた雰囲気でした
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天井の装飾も半端なものではありません。かなり、凝った内装です。それに、規模もでかい!
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外に出てみると、ピロティには石を張られた円柱が並びとても豪華で,ユニオン駅を立派なものにするんだという造られた当時のシカゴの経済力の勢いが伝わってきます
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ユニオン駅南の駅前広場
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この後は、市内の残された建築巡りをしながら、昼食を摂る場所を捜しました。
シビック・オペラ・ビルディング。
アメリカ3大オペラの一つ、リリック・オペラ・オブ・シカゴのホームシアターです。 -
シビック・オペラ・ビルディングは複合ビルですが、この中に劇場があって、その造りは実に豪華であり、入場するにはかなり着飾っていくのが良いそう
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ボーイング本社ビルを発見!!
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ボーイング社は工場はシアトルにあり、そっちの方が有名。飛行機の組み立て工場見学は、シアトルに行ったと良く聞きます。こっちは、少しの記念のグッズを売っている程度らしい
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ボーイング本社の玄関上部に、会社のロゴがある
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150ノース・リバーサイド。
ハイアットの本社が入る、Y字型のシカゴ最新の摩天楼。ボーイング本社の正面にある。高さ228m -
シカゴ市の条例で1階レベルに公開空地が必要なので、施主のオフィススペースのニーズからこうなったらしい。コスト的には高くつきます。
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150ノース・リバーサイドの公開空地。その地下にはアムトラックやメトラの列車が走っているらしい。
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シカゴ川を挟んでボーイング本社ビルの向かいには、新しい超高層ビルが建設中でした。なかなか構造的にも思い切った形をしています。
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外壁はほぼ出来ていましたが、まだ工事用の資材運搬エレベーターのガイドレールのようなものが付いています。こんな高いビルでも外部に仮設のエレベーターを付けるんですか。日本の場合は、建物内に付けるので超高層ビルではあまり外部の仮設EVは見かけません。
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昼食はガイドさんから5択の提案がありましたが、ホットドッグにしました。リバーノースにある、お薦めのお店だそうで、食事はあまり期待していませんが、確かに美味しかったです。買うのに列が出来ていたくらいなので。
近くにはマクドナルドの1号店もあるらしい。困ったときにはマクドナルド、という自分の鉄則もありますが。 -
ポーティロズ・ホットドッグというこのお店、内部も凝った造りで、西部劇のギャングか炭鉱夫の人形が天井のあちこちを飾っています。
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シカゴスタイルの有名なホットドッグ屋さんで、そもそもは家族が屋台から始めたらしい。タマネギなどが効いて美味しかったので、追加していただきました。ここは、お薦めです。
午後からはシカゴの西に離れたオークパークへ、フランク・ロイドン・ライトの残した住宅群を見学に向かいます。
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