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 ANAがシカゴ路線を開設した頃、機内誌「翼の大国」にシカゴのダウンタウンの西、約18kmにあるオークパークに数多く残されているフランク・ロイドン・ライトの住宅作品特集があり、それを目にしたときから一度シカゴを訪れたい、と思っていました。今回の旅の最大の目的はそれらを実際に見てみることで、自分にとってはマイレージプログラムに参加してきた最高のプレゼントでした。<br /> シカゴにはミース・ファンデル・ローエのファンズ・ワース邸もあって、建築に携わる人なら時間を作ってこれらを見ておくべきだという自分なりの価値観というか夢があって、それを果したのが今回の旅だったと思います。<br /> しかしライトの落水荘も見ておきたい、という願望も心残りで、やっぱり一度では難しく、今回はオークタウンの建築を中心に行くことにしたわけです。<br /> ライトはオークタウンでプレーリー建築の概念を確立し若くして才能を発揮しましたが、40歳の頃施主だったチェニー夫人と恋に落ちて仕事を失い、それからは低迷します。そして復活を果たしたのが昨年訪れた「落水荘」で、その後第二期黄金時代を迎えるという人生を送ります。その人生と情熱が設計した住宅作品などから感じられるようでもあり、ライトの建築精神が十分に伝わった旅にもなりました。<br /><br /> フランク・ロイドン・ライト邸&スタジオの見学は、人気があり予約がないと観ることが出来ないと聞いたので、シカゴからのツアーで行きました。

ANA特典ファーストで行くニューヨーク・シカゴ、オークパークのフランク・ロイド・ライト邸とスタジオ

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2020/01/30 - 2020/02/04

395位(同エリア1038件中)

kiyo

kiyoさん

 ANAがシカゴ路線を開設した頃、機内誌「翼の大国」にシカゴのダウンタウンの西、約18kmにあるオークパークに数多く残されているフランク・ロイドン・ライトの住宅作品特集があり、それを目にしたときから一度シカゴを訪れたい、と思っていました。今回の旅の最大の目的はそれらを実際に見てみることで、自分にとってはマイレージプログラムに参加してきた最高のプレゼントでした。
 シカゴにはミース・ファンデル・ローエのファンズ・ワース邸もあって、建築に携わる人なら時間を作ってこれらを見ておくべきだという自分なりの価値観というか夢があって、それを果したのが今回の旅だったと思います。
 しかしライトの落水荘も見ておきたい、という願望も心残りで、やっぱり一度では難しく、今回はオークタウンの建築を中心に行くことにしたわけです。
 ライトはオークタウンでプレーリー建築の概念を確立し若くして才能を発揮しましたが、40歳の頃施主だったチェニー夫人と恋に落ちて仕事を失い、それからは低迷します。そして復活を果たしたのが昨年訪れた「落水荘」で、その後第二期黄金時代を迎えるという人生を送ります。その人生と情熱が設計した住宅作品などから感じられるようでもあり、ライトの建築精神が十分に伝わった旅にもなりました。

 フランク・ロイドン・ライト邸&スタジオの見学は、人気があり予約がないと観ることが出来ないと聞いたので、シカゴからのツアーで行きました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配
  •  正面のシカゴ・アベニューから見たフランク・ロイド・ライトのHome and Studio.(北面ファサード)<br /> 左の八角形が吹き抜けの設計室、右の八角形平屋が図書室

     正面のシカゴ・アベニューから見たフランク・ロイド・ライトのHome and Studio.(北面ファサード)
     左の八角形が吹き抜けの設計室、右の八角形平屋が図書室

  •  正三角形に近い屋根を持つ西面ファサード。住宅部部分にあたり、大屋根の下、二階部分は子供部屋

    イチオシ

     正三角形に近い屋根を持つ西面ファサード。住宅部部分にあたり、大屋根の下、二階部分は子供部屋

  •  西側からの、ライド邸入口。スタジオ入り口は、シカゴ・アベニューからとなる

     西側からの、ライド邸入口。スタジオ入り口は、シカゴ・アベニューからとなる

  •  見学ツアーは、玄関横から裏側にあたる東側売店に集合となっていました

     見学ツアーは、玄関横から裏側にあたる東側売店に集合となっていました

  •  ツアーが始まると、ガイドさんが説明をしてくれます。英語がわからない人は事前のスタディがあればある程度理解ができるかも。<br /> 再び、シカゴ・アベニューから西側の住宅部分玄関へ回り、そこから建物の中へ入ります

     ツアーが始まると、ガイドさんが説明をしてくれます。英語がわからない人は事前のスタディがあればある程度理解ができるかも。
     再び、シカゴ・アベニューから西側の住宅部分玄関へ回り、そこから建物の中へ入ります

  •  玄関から二階へ上がる階段がある

     玄関から二階へ上がる階段がある

  •  また、玄関からすぐ隣にあるリビングへも入る動線があります

     また、玄関からすぐ隣にあるリビングへも入る動線があります

  •  外部から見るとこの1階真ん中の出窓部分がリビング

     外部から見るとこの1階真ん中の出窓部分がリビング

  •  西面ファサードでは、右に玄関があって、左がリビング

     西面ファサードでは、右に玄関があって、左がリビング

  •  ライト建築では、リビングには多くの人が集まれるよう玄関の近くに大きな部屋が配置されているものが多い。そして、左側には暖炉があります。

     ライト建築では、リビングには多くの人が集まれるよう玄関の近くに大きな部屋が配置されているものが多い。そして、左側には暖炉があります。

  •  リビングの暖炉。<br /> 気候的にここでは必要なのでしょう

     リビングの暖炉。
     気候的にここでは必要なのでしょう

  •  リビングに隣接するSTUDY ROOM。<br /> ライトは子供たちのために何度も部屋を増築していますが、スタジオと家が接しているスタイルから感じるのは、かなりの家族思いだったのだろうということです。<br /> もともとダイニングでしたが、6人の子供たちがここで勉強することが日課となったので、勉強部屋となりました。

     リビングに隣接するSTUDY ROOM。
     ライトは子供たちのために何度も部屋を増築していますが、スタジオと家が接しているスタイルから感じるのは、かなりの家族思いだったのだろうということです。
     もともとダイニングでしたが、6人の子供たちがここで勉強することが日課となったので、勉強部屋となりました。

  •  STUDY ROOM とダイニングの間のユーティリティ。<br /> 家具はライトのデザイン

     STUDY ROOM とダイニングの間のユーティリティ。
     家具はライトのデザイン

  •  ダイニング。<br /> ライトらしい、背もたれの高い椅子が並びます

     ダイニング。
     ライトらしい、背もたれの高い椅子が並びます

  •  玄関の階段から2階へ上がると、まず西面の子供部屋に入ります。窓からの風景といい、ここが最高の位置です

     玄関の階段から2階へ上がると、まず西面の子供部屋に入ります。窓からの風景といい、ここが最高の位置です

  •  外部から見ると、この連窓窓が二つの部屋に分けられていました。もともとは、ライトの仕事部屋だったそう

     外部から見ると、この連窓窓が二つの部屋に分けられていました。もともとは、ライトの仕事部屋だったそう

  •  外部から見たイメージとちょっと違った内部の雰囲気で、間仕切り壁は天井までなくて上部で二つの部屋が繋がっています。

     外部から見たイメージとちょっと違った内部の雰囲気で、間仕切り壁は天井までなくて上部で二つの部屋が繋がっています。

  •  本来なら、屋根裏部屋のような空間になるところを、天井をドーム状に高く見せて、快適な空間となっていました

     本来なら、屋根裏部屋のような空間になるところを、天井をドーム状に高く見せて、快適な空間となっていました

  •  外観ではこの半円形の窓を見たとき、内部はどのように利用されているのかとワクワクしました

     外観ではこの半円形の窓を見たとき、内部はどのように利用されているのかとワクワクしました

  •  天井と家具の間にはさりげなくマンドリンが。。。あります<br /><br /> 以上、西側に配置されている部屋でした。

     天井と家具の間にはさりげなくマンドリンが。。。あります

     以上、西側に配置されている部屋でした。

  •  2階の主寝室。この部屋も三角屋根を利用した空間です。

     2階の主寝室。この部屋も三角屋根を利用した空間です。

  •  シカゴ・アベニューから見た中央の三角屋根が主寝室

     シカゴ・アベニューから見た中央の三角屋根が主寝室

  •  主寝室内部

     主寝室内部

  •  主寝室壁上部には、草原のような絵が描かれていました。地平線があって、プレーリーなのかも。自分が雇っていた画家に描かせたものです。<br /> 従来は屋根裏部屋の無駄なスペースと見なされていた空間を、ライトは豪華なプライベートの空間に造り上げました。

     主寝室壁上部には、草原のような絵が描かれていました。地平線があって、プレーリーなのかも。自分が雇っていた画家に描かせたものです。
     従来は屋根裏部屋の無駄なスペースと見なされていた空間を、ライトは豪華なプライベートの空間に造り上げました。

  •  主寝室隣のバスルーム

     主寝室隣のバスルーム

  •  2階南側、妻のキャサリン・ライトの部屋。<br /> 読書や再訪をするために改築された

     2階南側、妻のキャサリン・ライトの部屋。
     読書や再訪をするために改築された

  •  キャサリン・ライトの部屋は、調和のとれた壁布が用いられています。壁にはライト家の写真が展示されていました

     キャサリン・ライトの部屋は、調和のとれた壁布が用いられています。壁にはライト家の写真が展示されていました

  •  ライト一家

     ライト一家

  •  キャサリン・ライトの部屋はもともと客室でしたが、子供たちの世話をするためもあって改築されました。

     キャサリン・ライトの部屋はもともと客室でしたが、子供たちの世話をするためもあって改築されました。

  •  2階、プレイルーム。子供の遊び部屋。<br /> 暗く天井の低い廊下から入るこの部屋は、広い光溢れる空間に飛び出したような感じ。

     2階、プレイルーム。子供の遊び部屋。
     暗く天井の低い廊下から入るこの部屋は、広い光溢れる空間に飛び出したような感じ。

  •  正面にはマントルピースがあって、この部屋はライトの最高傑作の一つだそう

     正面にはマントルピースがあって、この部屋はライトの最高傑作の一つだそう

  •  アメリカインディアンの壁画は、部屋を広く見せるのに効果がある

     アメリカインディアンの壁画は、部屋を広く見せるのに効果がある

  •  窓ガラスにはライトオリジナルの模様がデザインされていました

     窓ガラスにはライトオリジナルの模様がデザインされていました

  •  後部ギャラリー。<br /> グランドピアノやオーディオなども置かれています

     後部ギャラリー。
     グランドピアノやオーディオなども置かれています

  •  ドーム天井を利用した間接照明

     ドーム天井を利用した間接照明

  •  壁に押し込まれていたグランドピアノ

     壁に押し込まれていたグランドピアノ

  •  オーディオ

     オーディオ

  •  壁に押し込まれたピアノの本体は、階段の上部に出っ張っていました。頭上注意!

     壁に押し込まれたピアノの本体は、階段の上部に出っ張っていました。頭上注意!

  •  パントリーのシンプルな家具。ライトデザイン。<br /> 勉強部屋から出たところでさっきも通りましたが、1階へ降りて来てここを抜けて仕事エリアに接続します。

     パントリーのシンプルな家具。ライトデザイン。
     勉強部屋から出たところでさっきも通りましたが、1階へ降りて来てここを抜けて仕事エリアに接続します。

  •  1階、製図室に入ってきました。

     1階、製図室に入ってきました。

  •  製図台は、左右に3台ずつ

     製図台は、左右に3台ずつ

  •  今は平机のようですが、実際には斜めに傾斜をつけて製図板が置かれていたようです。

     今は平机のようですが、実際には斜めに傾斜をつけて製図板が置かれていたようです。

  •  訪れた人、誰もが一番見たかっただろう場所でもあり、ガイドさんの説明にも力が込められていました。<br /><br /> もっと広くて規模の大きなスタジオを想像していたので、思っていたよりもこじんまりとしている、というのが私の印象です。

     訪れた人、誰もが一番見たかっただろう場所でもあり、ガイドさんの説明にも力が込められていました。

     もっと広くて規模の大きなスタジオを想像していたので、思っていたよりもこじんまりとしている、というのが私の印象です。

  •  まん中の机をライトが使っていたのか、と想像すると時空を越えて躍動のようなものが目の前に浮かびます。

     まん中の机をライトが使っていたのか、と想像すると時空を越えて躍動のようなものが目の前に浮かびます。

  •  製図室の吹き抜け

     製図室の吹き抜け

  •  八角形の二階天井。<br /> 今では吹き抜けですが、ライトがシカゴを離れた1909年以降は製図室はリビングルームに、その2階は子供部屋として使われていたようです。<br /> 

     八角形の二階天井。
     今では吹き抜けですが、ライトがシカゴを離れた1909年以降は製図室はリビングルームに、その2階は子供部屋として使われていたようです。
     

  •  外部から見た製図室とその二階部分

     外部から見た製図室とその二階部分

  •  シカゴ・アベニューから見た製図室

     シカゴ・アベニューから見た製図室

  •  製図室の部屋の片隅あった、このスタジオ部分の模型

     製図室の部屋の片隅あった、このスタジオ部分の模型

  •  製図台が3台ずつ2列、ということは、ライト自身も含めて最大7人の設計士なのか、と思いましたが、本の写真などではもっと製図台がこの部屋に入っていて、このような整然でもなかったっぽい

     製図台が3台ずつ2列、ということは、ライト自身も含めて最大7人の設計士なのか、と思いましたが、本の写真などではもっと製図台がこの部屋に入っていて、このような整然でもなかったっぽい

  •  ツアーの説明は英語のみなので、もっと理解できる語学力があればなあと痛感!!

     ツアーの説明は英語のみなので、もっと理解できる語学力があればなあと痛感!!

  •  製図台

     製図台

  •  製図室の暖炉

     製図室の暖炉

  •  製図室の隣は、事務所です

     製図室の隣は、事務所です

  •  事務所はライトにとって、”第四番目の部屋”という位置づけですが、すべての家具はライトによってデザインされました

     事務所はライトにとって、”第四番目の部屋”という位置づけですが、すべての家具はライトによってデザインされました

  •  レセプション ホール

     レセプション ホール

  •  スタジオ用の玄関。<br /> シカゴ・アベニューのテラスからゲストは入ってくる

     スタジオ用の玄関。
     シカゴ・アベニューのテラスからゲストは入ってくる

  •  レセプション ホールのアートガラス。<br /> これらから落ちてくる光は、ホールに落ち着きを与えています

     レセプション ホールのアートガラス。
     これらから落ちてくる光は、ホールに落ち着きを与えています

  •  このレセプションホールは、顧客の待合室でもあり、ライトが業者との打合せにも使っていたらしい

     このレセプションホールは、顧客の待合室でもあり、ライトが業者との打合せにも使っていたらしい

  •  書斎(LIVRARY)

     書斎(LIVRARY)

  •  西面ファサード1階一番左のコーナーにある

     西面ファサード1階一番左のコーナーにある

  •  スカイライトと高い窓から十分な光が入ってきます

     スカイライトと高い窓から十分な光が入ってきます

  •  この書斎は、ライトが設計の企画書や設計書を顧客に見せるために使われていました。

     この書斎は、ライトが設計の企画書や設計書を顧客に見せるために使われていました。

  •  部屋の周囲のボードは、図面やパースなどのプレゼンテーションに使われ、その後ろのキャビネットは本棚や設計書が入っていました。

     部屋の周囲のボードは、図面やパースなどのプレゼンテーションに使われ、その後ろのキャビネットは本棚や設計書が入っていました。

  •  シカゴ・アベニューから見ると、書斎は一番右コーナーの部分

     シカゴ・アベニューから見ると、書斎は一番右コーナーの部分

  •  シカゴ・アベニュー側のテラス玄関。<br /> ギリシャ神殿をイメージして造られたらしい

     シカゴ・アベニュー側のテラス玄関。
     ギリシャ神殿をイメージして造られたらしい

  •  ブックエンドのような男の像は、社会を切り開く人類を象徴しているらしい

     ブックエンドのような男の像は、社会を切り開く人類を象徴しているらしい

  •  コウノトリは”知恵と豊かな想像力”を意味する

     コウノトリは”知恵と豊かな想像力”を意味する

  •  ライトスタジオの表札

     ライトスタジオの表札

  •  東面にある売店。<br /><br /><br /> このホーム&スタジオは一般に公開されているライト建築の最古のものです。ミュージアムとして一般に公開するため、1974年に大規模な改修が行われていました。

     東面にある売店。


     このホーム&スタジオは一般に公開されているライト建築の最古のものです。ミュージアムとして一般に公開するため、1974年に大規模な改修が行われていました。

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