コロナウイルス警戒中、真冬の日本から真夏のマレーシア旅行でリラックス②　マラッカ観光～シェラトンインペリアル

2020/02/21 - 2020/02/21

コロナウイルス騒動が吹き荒れる日本列島、その最中にマレーシア旅行に行ってきました。
帰国してから更に学校の休校や、イベント中止など状況は深刻化しました。
この1週間の差に改めて愕然とします。

行けて良かったとは思いますが、やはり旅は平和で健康でなければできません。
事態が一刻も早く収束する事を祈りつつ、マラッカ観光の余韻に浸ります。

エリア マラッカ(マレーシア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 観光バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

歩いてオランダ広場に向かう途中、ヒンズー教寺院があった。すぐそばにイスラム教寺院やキリスト教寺院もある。
たくさんの宗教徒が共存しながらも仲良く暮らしているマレーシア、やはり暑い国だからまっいいか～って感じになるんでしょうかね。

スリ ポヤタ ヴィナヤガ ムーティ寺院 寺院・教会

ポップなウォールペイント、春節の時だけかと思ったらずっとやってるみたい。

普段なら中国人観光客でごった返しているんでしょうが、なんかこうも空いているとたいした観光地じゃないような気がする。

人間って見るのが困難なほど有難がるのよね～やっぱり結果より過程ですか？

でも世界中がコロナウイルスの影響で暗い影を落とす中、こんな明るい色合いの装飾に満ちた街は心がほっこりする。
寒い時期に東南アジアに来ると、元気をもらえます。

ハーモニーストリート 散歩・街歩き

マラッカ川に出ました。川沿いのお店や家には肖像画のようなウォールペイント。
マレーシアの歴史上人物なのかな？
こういう時にもっと勉強すべきだったと反省します。

マラッカ川 滝・河川・湖

マレーシアの国花ハイビスカスが川べりに咲いています。
ここも普段ならたくさんの観光客が、カフェで賑やかに休憩しているんだろうなあ。

マラッカ川 滝・河川・湖

橋からみた風景、お天気がいいともっと映えるのよね。

マラッカ川 滝・河川・湖

あれ？モンサンミッシェルにもこんな牛のオブジェがいたような？
観光地には必ずいるカラフルな牛さんです。

マラッカのガイドブックでは必ず見かけるこの光景。
オランダ広場です。

オランダ広場 広場・公園

団体客が行ってしまうと、写真スポットも独り占め、派手なトライショーも暇そうに並んでいます。

マラッカ　キリスト教会 寺院・教会

ここは有名な記念撮影スポット、目にも鮮やかなサーモンピンクのスタダイスや、ムラカ・キリスト教会に囲まれた広場。
ツアー客で順番に写真を撮ります。

オランダの植民地時代の名残ですが、マレーシアはポルトガル～オランダ、イギリスなど何百年にわたる外国支配があった。
それを開放したのが大東亜戦争時の日本であり、マレーシアが親日派なのはそれに由来します。

スタダイス 建造物

スタダイス横の階段を上ると、高台のセントポール教会に着く。
日本でも有名なフランシスコ・ザビエルの像があります。
右手がないのは諸説あるが、ザビエルの客死を信じないバチカンに右手を送り報告した…とか、昔の事とは言え猟奇的ですね。

フランシスコザビエル像 モニュメント・記念碑

右手は腐らずミイラ化せず、美しいままだったとか…う～ん、益々嘘臭い。教会とはいえほとんど壁だけです。

セントポール教会跡 寺院・教会

壁だけ残っていて中はこの通り、マカオの聖パウロ天主堂跡のようですね。
ポルトガル支配の頃、マラッカは西洋の宣教師たちの活動拠点だったのです。
今は昔・・・兵どもが夢のあと。ヨーロッパの大教会と比べると本当に質素です。

セントポール教会跡 寺院・教会

壁に並ぶ扉の様なものは墓石と言われています。
当時の日本はキリスト教弾圧の最中なので、日本人名の記載はありませんが、ザビエルと行動をともにした数名の日本人が、ここに葬られているのでしょう。ヤジロウさんもかな？

ザビエルの遺体はインドのゴアに送られるまでの数か月、ここに安置されていたそうです。
今もたくさんの観光客に見舞われる宣教師と、名もない日本人教徒。
何か感慨深いですね。

反対側から丘を降りていくと、サンチャゴ砦に突き当たります。

サンチャゴ砦 建造物

ポルトガルの後はオランダ支配、1511年にオランダとの戦いに備えるため、ポルトガル人によって造られた大砲のレプリカがあります。

サンチャゴ砦 建造物

ここにも派手なトライショーで疾走するお兄さん、今度はキティちゃんかい？
華やかな色合いで小さな女の子がいれば喜びそうです。

マラッカ トライショー その他の交通機関

ミニオンズと何かよく分からないけれど、可愛いキャラクター。
こうしていると世界が、コロナウイルスの脅威に見舞われていることを、しばし忘れてしまう。
時間があれば乗りたかったなあ～

マラッカ トライショー その他の交通機関

バスでゴーストタウン化したショッピングセンターを抜けて海峡モスクにやってきました。
ガイドさんによると都市計画の失敗だそうです。
このモスクも入れるそうですが、閑散としています。

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

それでも海に浮かぶモスクの、白亜の壁は美しく輝いています。
コロナが収束して又、中国人観光客が押し寄せてくれるといいですね。

マラッカ海峡モスク 寺院・教会

さあ格安ツアーの必須アイテムというべき、お土産屋さん立ち寄りタイムです。
雑貨屋さんでマレーシア舞踊の歓迎を受けました。
これは割り切って楽しまないとね。

小学校の頃に習ったろうけつ染めの原理で、中々興味深かった。
でももう断捨離しなくちゃいけない年なのよ～余計な物はいらないわ。

幸い今回のガイドさんも余り商魂逞しくなく、時間になったら引き上げますから～とあっさりしたものです。
聞けばかつて日系企業に勤めていらして、日本語を忘れないためにフリーランスで通訳からガイドまで幅広くやってらっしゃるらしい。
誰が何か買ったのかな？ありがとうございました。

お昼はプラナカンと華僑の混血がもたらしたニョニャ料理。
ベトナム料理と中華料理の融合のようなものらしい。
惹娘と書いてニョニャって読むようです。１つ博識になりました。

Nyonya Manis Sayang 地元の料理

ココナッツ入りのカレー、他の料理もスパイスが効いた何だかよく分からない味です。
食べられるけれど、美味しくないというのが私の感想。
まあ好きな方もいらっしゃるので、これはあくまで私的な意見です。

Nyonya Manis Sayang 地元の料理

チャンドル、シンガポールに行ったから知っているけれど、この緑色のゼリーは枝豆とピスタチオをこねた物で、味はほとんどありません。
ココナッツミルクと黒蜜掛けかき氷の上にかかっています。
緑のにょろにょろのインパクトで、微妙な感じですが、熱い最中では美味しいかもしれません、ごちそう様でした。

お腹いっぱいになってバスで揺られて二時間半、クアラルンプール市内に戻ってきました。
ツアーは時間に制約されるけれど、初めて行く観光地は良いところ取りで、連れて行ってくれるから有難い。
有名なペトロナスツインタワー、今夜の自由時間に行くからね！

ペトロナスツインタワー 現代・近代建築

今回のお楽しみの１つ、物価の安いマレーシアならでの５つ星ホテルスティ。
最近は他の一流ホテルに押され気味ですが、シェラトンのラグジュアリーコレクションの１つ
『インペリアルシェラトン　クアラルンプール』チェックイン後は自由行動です。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

重厚感溢れるロビーにテンション上がります。
ホテルからはKLタワーもペトロナスツインタワーも見える。
無理したら歩けるけれど、最寄り駅は３つあるし電車のアクセスも良さそうです。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

ガイドさんがチェックインしてくれる間、ゆっくり待ちます。
このゴージャス感、フワフワのクッション、疲れが吹き飛びます。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

大階段の上はアフタヌーンティーが出来るカフェ。
1500円くらいで楽しめるようで、時間があれば行ってみたいな・・・しかしここで食べたら晩御飯が食べられなくなる。今日は諦めよう。

KLタワーのOPもあるそうですが、だめ押しもなく今日の参加は２組のみ。
これから自由時間だし皆、自分たちで行くよね。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

さて32階の部屋をアサインされました。広々とした客室。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

バスルームもバスタブとシャワー室が分かれています。
バスタブもシャワー付きなので、シャワー室単独で使うことはありませんでした。

インペリアル シェラトン ホテル ホテル

マレーシアは建設ブームで、窓の外も大きなビルが建設中です。
夜になるとあの部分が真っ暗になっちゃうのよね。

クローゼットにはセキュリティーBOXや、バスローブ、スリッパも完備。
でも出かけてばかりで使う暇もない、相変わらず貧乏性。

アメニティは歯ブラシ、ローション、石鹸、シャンプー、リンスと最低限はあります。

お茶セット、１～２泊じゃ殆ど使わないのよね。

冷蔵庫、毎日ついていたお水のペットボトルやスーパーで買ってきたものを冷やすのに使いました。
あまり冷えませんでしたが・・・反対に部屋が冷えすぎて、夜は冷房切っときました。マレーシアは１８度設定が普通だそうです。

スナック類、アジアはご飯が美味しいから殆ど食べないのよね～

１時間ほど休んで夕方5時、さあお出かけしましょう、シェラトンインペリアルの朝ごはんは明日以降レポートしますが、写真からもお分かりいただけるように充実していました。

待ちに待った自由時間、バスで寝てずいぶん体力回復できました。

この旅行記へのコメント （3）

• りぽちゃんさん 2020/03/04 13:00:22

  平和で健康・・・

  オカンカンさま、こんにちは(*´▽｀*)
  
  遅くなりましたが、ご子息様のご結婚おめでとうございます！
  コメントしようと思いつつ、なんかバタバタしてました・・・（＞人＜）
  
  さてさて、今回はマレーシアに行かれたのですね！
  行動範囲が広くていらっしゃる～☆
  街ナカの鮮やかな色彩に、こちらまで元気をもらえますヽ(´∀`●)ﾉ
  真夏の…とのことですが、日中の気温はどのくらいなのでしょうか？
  
  また続きも楽しみにお待ちしております♪
  
  りぽちゃん

  りぽちゃんさん からの返信 2020/03/04 13:03:10

  Re: 平和で健康・・・

  タイトルにしておいて、コメントし忘れました（笑）。
  
  旅をするには平和で健康じゃないと！って、こういう状況になると強く感じますね。。。
  
  りぽちゃん

  オカンカンさん からの返信 2020/03/05 10:30:47

  RE: 平和で健康・・・

  　　　 りぽちゃんさん　　オカンカンです。
  
  いつもありがとうございます。
  愚息の結婚にご祝福ありがとうございます。
  姑になりましたが、全く関わらずいままで通りの生活です(笑)
  
  今回のコロナ騒動で宝塚も公演キャンセルが相次いで、打ちひしがれている娘や友人。
  ９日は大劇場の千秋楽なので、どうにか再開してほしいですね〜
  
  
  マレーシアは年中夏で、私が行った際は昼間は30度越えでした、
  でも日本のような不快さはなく健康的に汗をかき、肩こりも腰痛も無くなっていましたが帰国したら再開Σ(ﾟдﾟlll)ｶﾞｰﾝ
  肩こりも腰痛も寒さのせいだったのかしら？
  今回はいいツアーを見つけられて、コロナの事もあり大手旅行社に守られているのも悪くないと思えました。
  
  
  りぽちゃんさんも今後の海外旅行をご予定だと思いますが、悩ましいところですね。
  私も夏のヨーロッパ、日系航空会社とホテルもキャンセル可能ですがギリギリまで待ちます。
  ヨーロッパ内の交通手段の予約が取れない状態です。
  以前お聞きした航空券も中々いい値段になっているんですが、鉄道もそろそろ取りたいけれど出来ない〜(>_<)
  
  本当に旅は平和で健康でなければ出来ない、４トラの皆さんが思ってらっしゃるでしょう。
  コロナウイルス騒動、早く終息してほしいです。