2020/02/17 - 2020/02/24
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沙季さん
今から20年ほど前、プレイステーションのゲームソフトでヴァルキリープロファイルっていう神ゲーが発売されたんだ。
当時テレビ放送されたCMがまた秀逸で、実写の映像で草原の中の廃墟の教会のシーンがあるんだけどそのもの悲しさったらないんだ。
その実写で出てきた教会があるのがそう、スコットランド。
リアル中2だった私のハートを掴んで離さなかった悲しく美しい物語、情景の舞台となった地へ、ロンドンから日帰りで行ってきます!
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おはようございます、朝6時半にキングスクロス駅到着。
この紫の照明は先輩方の旅行記で散々見たやつ…!
外国の駅あるある、ホームが直前まで決まらない、にヤキモキしつつ駅構内をウロウロして時間をつぶす。
M&Sやウェイトローズ、スタバ等が早朝から営業していて便利。
トイレも無料で綺麗。キングスクロス駅 駅
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行列が出来ていた9と3/4番線は壁に吸い込まれているカートがまだ準備されておらず、撮影し放題。
キングスクロス駅 9と4分の3番線 観光名所
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昨日手に入れた切符。
7:00発LNERで4時間半かけてスコットランドの首都へ…ワクワクが止まらない。 -
ホームが決まったのは出発の3分前。
皆一斉に改札へ向かう!
改札に係員がいて切符の他にブリットレイルパスも見せて、と言われた。 -
無事にホームへ辿り着くも、電車に乗ったところでちょっと戸惑うことが。
切符によると私の座席はL号車の20番という席。
新幹線のように席の頭上に書かれた表示に、何故か19の次が21になっていて20が無い。
どうしよう?と立ち竦んでいると、またまた困ってる人アンテナの高い英国紳士が「どうしたの、大丈夫?」と声をかけてくれる。
私「席が見つけられなくて…この切符はこの車両であってますか?」
私の切符を見て20番の席を探してくれる。
紳士「本当だ無いね、なんでかなあ」
更に困ってるアンテナの高い別の紳士登場。
紳士B「どれどれー?…うーん、もしかしたら車両のタイプが色々あるからそのせいかも」
私「えええ?そんなことある??予約の意味ない笑」
紳士B「変更があったのかも、分からないけど」
紳士A「まあ空席があるから大丈夫、そこに座りなよ」
と空いてる席に座らせてもらう。
二人にお礼を述べ一件落着。
その後まわってきた車掌に切符を見せても何も言われなかった。
事前に調べてたことだけど予約席には予約席って分かるように紙が挟まってるらしい。
それがどの席にも無かったから、やはり車両の変更があったのかな? -
朝焼けが美しい。
今日も朝から優しく親切にしてもらえた…感謝しかない。 -
発車から30分程度で食事のサーブが始まる。
朝食メニューは5種類ほどあったけど迷うことなくイングリッシュブレックファーストをオーダー。
ずっと車窓を眺めながらこれが食べたかった!
イングリッシュブレックファーストは昨日ホテルでも食べたけど、ちゃんと美味しいじゃないのイギリス飯。
おやつにシャボネルエウォーカーのトリュフを持参し、食後は紅茶とチョコで〆る。
楽しい、幸せ、夢のよう。 -
とにかく車窓からはだだっ広い草原と羊が見えて、…羊は一生分見た気がする。
日本のように山がなくてどこまでも地平線が続いている。
見慣れない風景は世界を冒険している感を高めてくれる。
この写真はニューカッスル駅。
4時間半の移動は飽きない。
エディンバラ日帰り観光は迷ったけど決行して良かった。 -
車両内を散策中、トイレの前あたりに立って車窓を眺めていたら巡回中の車掌さんに「具合悪いの?」と声を掛けられる。
「探検していただけです(^o^)」と答えたら「楽しんで!(^o^)」と言って頂く。
ほんとにみんな気配り上手、そしてフレンドリー。 -
上手く撮影出来なかったけど北海。
砂浜はほとんど無く、草原からの崖、からの海。
草原には相変わらず羊が放牧されてるんだけど落ちたりしないのかなあ? -
風景を楽しんでいるうちにエディンバラ到着。
ロンドンより北へ600キロ、当然ながら寒い。エディンバラ ウェーバリー駅 駅
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まずは旧市街へ、とても立体的な街になっていて駅はふたつの山間の谷に作られているから階段を上らないといけない。
これは…年を取ってから観光するのは大変そう。
普段運動不足な私だけど、アドレナリン分泌されまくり笑
一人日本語で「すごい…!すごい…!」と言いながらがんがん進んでいく。 -
階段を登りきるとロイヤルマイルというエディンバラ城からホリールード宮殿まで続く大通りに出る。
石畳の道、石で出来た重厚な建物。
スコッチウィスキーのお店や土産物店が立ち並ぶ。
タータンのキルトを着た人もいる。
エディンバラに、来た~~~!ロイヤル マイル 旧市街・古い町並み
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セントジャイルズ教会。
厳格な様子の外見とは裏腹に内部はあたたかくステンドグラスは素晴らしかった。
無宗教だけど教会の中ではおごそかな気持ちになって、ここに神様がいるのかもしれないと思ってしまう単純な私。
今日も健康で好きな場所へ旅ができて家族がいて職があって…あととにかく幸せなのでありがとうございます、と念じる。 -
ハリポタファン御用達?
JKローリングが一作目を執筆したというカフェエレファント。
未だに観光客で賑わっている。
私はにわかファンなので素通りする。エレファント ハウス カフェ
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カフェエレファントからすぐ、グレイフライヤーズボビーの銅像。
飼い主が死んでから14年間毎日墓石に寄り添って生きた、スコットランドの忠犬ハチ公。
なにそれめっちゃ泣ける…( ノД`)
動物なんでも好きだから辛い。
ボビーのお墓もあるので向かいます。 -
グレイフライヤーズ教会、ここにボビーのお墓があるらしい。
平日はお休みで教会内部には入れなかったけど門は開いていて、教会の周囲の墓地は観光客が歩いている。
私も入っちゃう。グレイフライアーズ教会 寺院・教会
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門の正面にボビーのお墓。
ボビーは死後も皆に愛されている。 -
雨こそ降ってないものの、天気はどんよりとしていて、雰囲気バッチリな教会の墓地。
幽霊が出るという噂があってそれをある種ウリにして観光客を集めているよう。
教会の石碑にいくつもそれらしくドクロをかたどったものがあった。
ヒュードロドロ~…
幽霊は信じないけど夜には来たくないね。 -
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色々言いたいことはあるけど不謹慎極まりないので心に留めておく。
墓地に一人ぼっち、ぼちぼち次に行くか…\( 'ω')/ -
エディンバラを日帰り観光するにあたり、時間に制限がかかるのはやむを得ないとしてどこにメイン観光の焦点を当てるかで悩みました。
見所はエディンバラ城か、ホリールード宮殿、カールトンヒルあたり。
旅行前にアマプラで(アマプラ大好き)スコットランドが舞台となったものをいくつか観たうちのひとつ、ふたりの女王という作品を観て決まりました。
ホリールード宮殿。
メアリーが過ごした居城で、彼女の秘書が殺害された部屋が現存する宮殿とのこと。
カールトンヒルも近いから行ける! -
入場料は£16.5でやや高いと思ったけど、見終える頃には十分に満足。
チケット購入時にタッチパネル式のオーディオガイドを貸してもらえて、それで詳しくメアリー女王について、宮殿について知ることが出来た。
スタッフも親切で日本人だと話すと片言の日本語で説明してくれた。
残念なことに宮殿内部は撮影が禁止されている。
英国王室が現役で使っている場所だからセキュリティ上の理由かな。
個人的には展示物のメアリーが作った刺繍が可愛らしくて気に入った。
秘書リッツィオが殺された部屋は改装されている様子だったけど、その部屋に上がっていく階段が昔のままで、登っている時にまさにここで!という感じが興奮した。ホリルードハウス宮殿 城・宮殿
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宮殿の隣にあるホリールードアビーは修道院の跡地で、ここは外だから撮影OK!
名誉改革で破壊、略奪にあい廃虚と化した寺院…。 -
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言葉は要らない…
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無駄に白黒のエフェクトをかけてみたり。
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諸行無常、盛者必衰。
昔はこうだったよ、っていう説明書きがある。
オーディオガイドでも当時の様子が確認出来る。 -
ゲームの世界観に憧れて、という不純な動機で来た私だけど現実は想像を優に越えてくる。
良いものを観れた。
宮殿も寺院も見応え充分。
£16.5以上のプライスレスな経験が出来た。 -
ホリールード宮殿からカールトンヒルへ向かう途中、突っ切らせてもらったお墓。
ここもすごく雰囲気があった。 -
エディンバラ駅からロイヤルマイルまでは階段を上り、ホリールード宮殿まではなだらかな下り坂、カールトンヒルはまた階段を上るという…
今日は膝がガクガク笑ってる。
カールトンヒルはエディンバラの新市街が一望でき、更に北海まで見渡せる。
冷たい風がびゅうびゅう吹いているけど階段を登ってきて息を切らしているからむしろ心地よい!
開放感!
日本から13時間のフライト、更に鉄道で4時間半か。
一人で随分遠くへ来たものだと自分で感心する笑
そういえば観光地にも関わらず、中国語は元より日本語も聞こえてこないな?カールトン ヒル 山・渓谷
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あっ有名なやつだ!
ワンコの散歩してる人多数。
暖かい日に来てランチしたら最高だろうな…。
よし、次はあったかい季節に来てエディンバラ城も攻略しよう。 -
帰りの切符は17:30エディンバラ発。
まだちょっと余裕があるし小腹が減ったので目星をつけていたカフェへ向かうことにする。 -
新市街にあるエチケットという紅茶専門のカフェ。
可愛い外観と内装で女子力の高いお店!
客層も女子多め。
店員さんも愛想が良いラブリーな笑顔の美人ばかり。
入ってすぐ当たりを確信。
ラブリーな茶器も売ってる。エチケット カフェ
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クリームティー£4.95を注文。
たっぷりのジャムとクロテッドクリーム付きスコーンと、何種類あるの?ってくらい豊富な茶葉から好きなものを選べる。
初心者なのでベーシックなアールグレイにする。
お姉さんが緑の砂時計が落ちきるまで待ってね、と説明してくれる。
香り高いアールグレイにしっとりサクサクなスコーン、最高のコンビ…!
これで£4.95ってかなりお得だと思う!
お姉さんが途中で「紅茶完璧に淹れられたね!」とか「どう?美味しい?」とかニコニコしながら声をかけてくれる。
味も接客もパーフェクト!
エディンバラ再訪の際は絶対にまた来よう。 -
身体も心もあったまったところで、ショッピングもしたい気分になりプライマークへ。
日本でいうとGUみたいな量販店。
可愛いハリポタグッズがあって子供向けのお土産ならここで良いのが買えそう。
お土産の類は最後の旅行記にまとめるつもりでいるけど、£1のヘアゴムの束を買った笑
一生髪を結うのに困らないはずってくらいの束。プライマーク (エディンバラ店) 専門店
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名残り惜しいけど駅へ向かう。
途中キルトを着た青年がバグパイプの演奏をしているとこに出くわす。
エディンバラは日本でいうと…日本で例えるの好きです。
日本でいうと京都。
街自体が世界遺産で古く歴史的価値があり、観光都市化されている。
私は青空が好きだけど曇り空が似合う街だと思った。スコット モニュメント モニュメント・記念碑
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駅直結のショッピングセンターでゲームショップを見つける!
海外のゲーム屋さん大好き~。
日本で売ってるパッケージとデザインが違うし価格調査するのが面白い。
日本のメーカーのソフトが大々的に売り出されていると嬉しいしね。 -
発車30分前に駅に戻ってLNERのラウンジで最後の時間を過ごす。
お茶やソフトドリンク、スナック菓子が揃っている。
シャワーブースもある。 -
利用者はほとんどいない。
静かにゆっくりとした時間が流れていた。
鉄道駅のラウンジを使う、という実績解除出来たのでヨシ! -
ホームが決まったので向かう。
さようならエディンバラ、ありがとうエディンバラ。
分かりきっていたことだけど滞在時間が6時間じゃ全然足りなかった。
それでも歴史の一端を感じ、日本では見られないものを沢山見ることが出来た1日だった。 -
帰路は食事のメニューがディナータイムで変わっていて、ホワイトチキンカレーみたいなのを頼んだ。
アルコールもあって大好きな白ワインを頂く!
スペイン産の白ワインだった。
デザートにチョコレートプリンみたいなのを配っていて、それが甘だるいんだけど疲れた体に染み渡る甘さで美味しい。
ワインを飲んだら寝てしまって、あっという間にロンドンに帰って来た感じ。
カレーは食べられず残してしまい、下げてくれる人に謝ったら「気にしないで( ˆoˆ )」と言ってもらい、今日も終始人の優しさに助けてもらってたことを振り返る。
一つも嫌な思いをしないで旅が出来てる。
カールトンヒルでは一人で遠くまで来たなと思ったけど、一人では来られなかったはず。
色んな人に支えてもらって楽しく出来てる旅なんだ。 -
定刻22:10到着予定が遅れて23時近くにロンドン到着。
遅れてる理由はアナウンスしてたけど聞き取れなかった…寝てたからいいや、おかげでゆっくり寝て疲れが回復!
ところでエディンバラ出発時も乗車中も、ロンドン到着時も切符の確認が無かった。
キセル出来ちゃうよー笑
バレたら高額な罰金なんだろうけども。
ラッセルスクウェア駅の目の前のテスコでサイダーを買って帰る。
サイダーは気に入って毎晩部屋で晩酌をしてから寝るのがこの旅の慣例に笑
サイダーにも甘口、辛口やアルコール度数が色々あって試すのが楽しい。
ワインも辛口が好きだけどサイダーも辛口がいいかな。
フルーティなビールという感じ。
明日はコッツォルズの現地ツアーに参加する。
果たして何が待ち受けているのか?
兎にも角にもスペシャルな1日になることは間違いない。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 葉月さん 2020/03/05 00:16:53
- エディンバラ!!
- わぁ!エディンバラ行かれたんですね!!
実は私も行きたかったのですが、一人でそこまで行く勇気がなく諦めたんですー
(ってロンドンまで一人で行って何を今更ですがw)
私の目的はパンダ!エディバラ動物園にパンダさんがいるんですよね。
世界の美術館制覇もですが世界のパンダさんに会うというのも一つの夢でして。
いやーでも参考jになりますし、気持ちがほっこりする旅行記でした~
旅は道連れ世は情け…いい旅をされましたね!!
- 沙季さん からの返信 2020/03/05 20:34:37
- Re: エディンバラ!!
- 行って参りましたエディンバラ( ´ ▽ ` )
お一人でロンドンへ行かれるならエディンバラもどうってことないかと笑…
パンダがいるとは勉強不足でした!
世界のパンダさんに会うって可愛らしくて素敵な夢ですね!
趣味丸出しの痛目な旅行記を読んでくださり恐縮です…
この後も出会いあり別れありの旅は続くので、せっかくアクセスしてくれる方々に楽しんで頂けるように心を込めて旅行記を作成していきたいと思います!٩( 'ω' )و
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