基隆の和平島へ カラフルな正濱漁港・五百羅漢の天顕宮・廟口夜市

2020/02/21 - 2020/02/21

基隆ではいつも望幽谷や潮境公園へ行くのですが、その途中にある正濱漁港や阿根納造船廠は、インスタグラムでよく見かける人気のスポットです。というわけで台北から半日、基隆旅行で和平島を訪れました。

どこかへ行くとつい高くて見晴らしのいいところから景色を眺めたくなるので、和平島で一番高いところにある天顕宮へ寄ってみました。観光スポットしてはマイナーですが、五百羅漢の並ぶ参道や荘厳な廟は、個人的パワースポットとして再訪したくなる場所でした。

その後は昼でも営業している廟口夜市へ。コロナ禍で観光客が減り、多少緊張感のある雰囲気でしたが、明るい太陽の下で、いつものように螃蟹羹と大麺炒を楽しみました。

エリア 基隆(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩

例によってYoubikeで圓山駅へ。駅前のバスターミナルから基隆行きのバスに乗ります。

海洋広場前に到着。104番のバスに乗って和平島へ。

基隆海洋廣場 広場・公園

Google Mapでは40-50分とありましたが、30分足らずで到着しました。

正濱漁港。

正濱漁港 観光名所

海の色が南国の青さでした。天気が良ければエメラルドグリーンになるでしょう。

これこれ。彩色屋というそうです。

おとなしい犬がカメラ目線をくれました。

対岸に回って正面から。こういうカラフルな建物大好き。曇ってても十分きれいです。

漁船とともに。

雲の合間から青空が。晴れてくれ。

風がけっこう強くて、向こうの空の方から青空がやってきました。しばらく待って写真を撮りましょうか。

すっかり晴れるまで待てず、次に移動します。

すぐそばに阿根納造船廠の廃墟があって、こちらも撮影スポット。

阿根納造船廠 観光名所

和平島へ渡る橋の上から。廃墟にはあまり興味がないので、外から見るだけです。

その対岸に市場が並んでいました。

和平島観光漁市 市場

和平島の一番高いところに天顕宮というお寺があるので行ってみます。とりあえず高いところに登りたいの。

いいかんじにごちゃごちゃした細い道路。

坂道を登っていきます。

猫が走る。

犬も走る。

天顕宮に着きました。二頭の象の像がお出迎え。

天顕宮 寺院・教会

その奥に石像がずらりと並んで圧倒されます。見晴らしが良くて空が突き抜けているので明るいかんじですが、石像はなかなかの迫力。

展望台のようなものがしつらえてあって、さきほど見た正濵漁港や阿根納造船廠が見渡せました。

阿根納造船廠のアップ。

正濵漁港のアップ。

立派な門をくぐって中へ。すっかり晴れてきました。

羅漢像はまだまだ続きます。

本殿も荘厳でちょっと圧倒されました。

背後に立つカラフルな幟も由緒正しいかんじがします。

階段が続いていたので敷地の一番上まで登ってみます。迫力のある門の屋根と瓦。

正濵漁港の本体が一望できます。

さて引き返して青空の正濵漁港を撮りましょうか。

一つ一つ表情やしぐさの違う羅漢像。

けっこうリアルで今にも喋りだしそうです。

もう一度展望台へ。やはり陽の光があったほうが映えます。

八斗子方面を見渡します。アーチがかかっているのは社寮橋。

天顕宮。個人的にはなかなかのパワースポットでした。

犬が気になりますが、この奥がちょっと見晴らしが良さそうなので入ってみます。

そうでもなかった。沖縄みたいな海が見えました。

さて坂道を引き返します。

途中の民家にきれいな花が。

下りてきました。やはり海には青い空が似合います。

この市場みたいなところでなにか食べてみてもよかったのですが、廟口夜市がお昼も営業しているので、昼ごはんはそこで食べます。

和平島観光漁市 市場

阿根納造船廠の背景もよりカラフルに。

阿根納造船廠 観光名所

青空がひろがっているのですが、逆光でした。残念。

正濱漁港 観光名所

バスに乗って引き返してきました。廟口夜市。夜にしか来たことがなかったので新鮮です。

基隆夜市 (廟口夜市) 市場

迷うことなく５番へ。

廟口夜市の個人的大正義。油飯と螃蟹羹。

この油飯のツヤツヤ感がどうしてもうまく撮れなくてかなしい。

大鍋の端にちょこんと乗っているのがカニ。スープの中にゴロゴロ入ってりゃいいってもんじゃなくて、ああもうちょっと入ってたらなあ、という切ない感じがたまらん。

奠濟宮もいつもどおりのたたずまい。

奠濟宮 寺院・教会

近くのもう一軒のマイ定番へ。40番の大麺炒。

蒸し麺に、にんにくのきいたソースをかけただけなのに、やたらとおいしい大麺炒。たったの25元。ひっきりなしにお客さんがやってきます。

これも、もうちょっとだけソースが多くかかっていれば、と、ニラももうちょっとだけ多く、という切ない感じがたまらん。

食後は一芳で黒糖粉圓鮮奶を購入。

海洋広場まで歩いていくうちにいいかんじで混ざってくれました。

基隆海洋廣場 広場・公園

ひっそりとたたずむフェリー。新型肺炎の影響で、外国からのクルーズフェリーの入港は禁止になっています。

新型肺炎に関しては、ここまでの台湾の対応はほんとうに見事です。加油台湾。

帰りは海港大樓の向かいから出ている士林行きのバスに乗って帰ります。

海港大楼 (基隆港務局/基隆税関合同庁舎) 建造物