2020/01/11 - 2020/01/12
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nanochanさん
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この旅行記スケジュールを元に
1月11日から職場の仲間と1泊2日で京都に旅行に行きました。
昨年12月に出張で訪れたばかりですが、何度行っても京都は素晴らしい。
現在は、コロナウイルスの影響で外国だけでなく国内からの観光客も減少して、京都もあまり混んでいないようですが、訪問した時には大変な混雑でした。そのときには、コロナウイルスは遠い中国の一部で発生した騒動くらいにしか認識していませんでしたが、まさか1カ月ほどでこんな大騒動になるとは・・・・。早くの終息を祈るばかりです。
ともあれ、「Go! 朱印 Trip 新春の京都2020 Jan. 1日目」をごらんください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 新幹線 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
-
1<宇治橋>
朝10時に宇治に到着。
宇治川に架かる宇治橋の西詰に「紫式部」の像がありました。
宇治は、「源氏物語」の舞台。物語の最末尾にあたる「橋姫」から「夢浮橋」までを「宇治十帖(うじじゅうじょう)」といいます。宇治橋 名所・史跡
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2<平等院>
宇治橋から5分ほどで、京都初詣の1番目「平等院」に到着。
ここを訪れたのは4~5年ぶりです。
京都市内から離れているためか、外国人の姿はあまり多くありませんでした。
※世界文化遺産、拝観料600円平等院 寺・神社・教会
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イチオシ
3<平等院 鳳凰堂>
何度見ても感動する「平等院 鳳凰堂」です。(正式名「阿弥陀堂」)
ここは、平安時代に藤原道長が建てた別荘を、息子の頼通が父を供養するために寺院に改めたもの。
追加の拝観料(300円)を払い仏師・定朝作の傑作「阿弥陀如来」の拝観をしました。のちの運慶・快慶に影響を与えたと言われるだけあって、本当に素晴らしい仏様です。 -
4<鐘楼>
これは、鳳凰堂の東側の小高い場所にある鐘楼。
平等院の鐘は日本三名鐘の一つに数えられ、周りに天人や獅子、唐草文様などの繊細な浮き彫りが施され「国宝」に指定されています。
この鐘はレプリカで、実物は平等院ミュージアム「鳳翔館」内にあります。 -
5<鳳凰像>
「鳳凰堂」と呼ばれる所以は、一つは屋根に一対の鳳凰像があることから、もう一つは鳳凰堂を上から見ると鳳凰が羽を広げた姿に見えるからだそうです。
今はドローンやヘリコプターなどで上から形が分かるけど、昔はそんなものは無かったので、単純に最初の説が正解だと思います・・・。
これも、本物は「鳳翔館」内にあります。 -
6<阿弥陀如来 御朱印>
鳳凰堂のご本尊「阿弥陀如来」の御朱印をいただきました。
右上には山号の「朝日山」の朱印。
中央にご本尊の墨書と阿弥陀如来の梵字「キリーク」の朱印。 -
7<鳳凰堂 御朱印>
こちらは、5年前に訪れたときにいただいた御朱印です。
中央には、鳳凰の羽の形にも見える「鳳凰堂」の墨書。
その下には、対になった鳳凰像と「平等院」の朱印が押されています。 -
8<宇治上神社>
平等院をじっくり拝観してから、宇治川を渡り対岸へ。
宇治神社を通ってさらに道を進むと「宇治上神社」があります。
ここは、現存最古の神社建築として「世界文化遺産」に登録されています。宇治上神社本殿 拝殿 寺・神社・教会
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9<宇治上神社 本殿>
宇治上神社の祭神は三柱で、左殿は「菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)」。中殿は菟道稚郎子命の父で第15代天皇の「応神天皇」。右殿は菟道稚郎子命の異母兄の第16代天皇の「仁徳天皇」です。
つまり、親子で祀られているってことですね。
つなみに、宇治はもともと「菟道」(ウサギの多い土地)からきているそうです。 -
10<宇治上神社 御朱印>
世界遺産の寺社というと、歴史がある故に、古風なというか真面目な?御朱印が多いのですが、ここ宇治上神社はいろいろな御朱印がいただけることで有名です。
通年通していただける御朱印は4種類、季節限定を合わせると10種類以上いただけるようです。
これは、5年前にいただいた宇治茶に因んだ緑色の紙「茶加美」の御朱印です。 -
イチオシ
11<ランチ>
ランチは、JR宇治駅近くの「創作ダイニング 宇治創 COCORO」で!
注文したのは、月替わりの「選べる贅沢ランチ」。
有機栽培の地場野菜をふんだんに使ったプレートに、ご飯、汁物、サラダ、デザート&ドリンクがついて1,400円は、リーズナブル。味もバッチリでした。宇治のランチは満足! by nanochanさん宇治創 こころ グルメ・レストラン
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12<泉涌寺 総門>
ランチのあと、JR宇治駅から「都快速」でJR東福寺駅へ。
向かったのは、泉涌寺。
これは、泉涌寺道の中程にある「総門」です。 -
13<即成院 山門>
総門のすぐ脇に、泉涌寺の塔頭の一つ「即成院」があります。
山門の中央に鳳凰像を見付け、珍しいので思わず「カシャ」。
今日は、なぜか鳳凰に縁があるようです。即成院 寺・神社・教会
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14<即成院 お面>
即成院は、現世極楽浄土と呼ばれる「阿弥陀如来と二十五菩薩像」(重要文化財)で有名な寺で、時々テレビの紀行番組でも登場しています。
この日は、内陣特別拝観期間で「仏様のオーケストラ」とも呼ばれる「阿弥陀如来と二十五菩薩像」を近くで拝観し、ご住職による解説も聞くことができました。(※仏像の写真撮影は禁止となっていました。) -
15<即成院 お面>
毎年10月第3日曜日に行われる「ニ十五菩薩お練り供養法会」で使われる金色の菩薩のお面や金襴の装束、古代楽器等の菩薩さまの持ち物も公開されていました。
自分の気に入ったお面をかぶって写真撮影することもできました。 -
16<古代楽器>
これらは、「和楽器」とか「邦楽器」とも呼ばれる日本古来の楽器です。
その造りから「打楽器」とか「管楽器」、「弦楽器」と推測はできましたが、名前を知っているのは「笙」(しょう)と「鼓」(つづみ)くらいだけでした。 -
17<即成院 御朱印>
これが即成院の御朱印です。
中央にご本尊の墨書と阿弥陀如来の梵字「キリーク」の朱印。
右上の扇子の朱印は、この寺に壇ノ浦の戦いで名をはせた弓の名手「那須与一」の墓所があることからきています。 -
18<泉涌寺 大門>
即成院から10分ほどで泉涌寺の大門にやってきました。
泉涌寺は、「御寺(みてら)」と呼ばれる皇室ゆかりの寺院です。
四条天皇以来14代の天皇陵をはじめ、皇妃、親王陵墓など39の陵墓があります。
昨年度には、天皇陛下ご夫妻や上皇陛下ご夫妻がお参りにみえていましたね。御寺泉涌寺 寺・神社・教会
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19<楊貴妃観音堂>
泉涌寺の大門を入ってすぐ左側に進むと「楊貴妃観音堂」があります。
小さなお堂の奥に、南宋より伝わったと言われる「楊貴妃観音像」(重文)が安置されています。(写真撮影不可)
パンフレットのお姿は華やかですが、堂内が薄暗いためはっきりとお姿はわかりません。でも、異国の仏様であることは感じられます。
美人祈願のため、女性の参拝者が多かったです。泉涌寺 楊貴妃観音堂 名所・史跡
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20<楊貴妃観音 御朱印>
楊貴妃観音の御朱印です。
真ん中には観音様のお名前の墨書と皇室の菩提寺であることを表す朱印が、右上には洛陽二十番札所を表す朱印が押されています。 -
21<泉涌寺 参道>
泉涌寺がほかの寺と違う点の一つが皇室の菩提寺であることですが、もう一つが参道が下っているという点です。
「下り参道」というと「出雲大社」が有名ですが、寺院では泉涌寺が一番有名というか、ほとんどないと思います。 -
22<泉涌寺 仏殿>
大門からは見下ろす感じで小さく見える仏殿(重文)ですが、近くまで来ると仰ぎ見る大きさです。
仏殿は徳川家綱の再建で、運慶派作と伝える釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来の三尊を安置した珍しい配置となっています。過去、現在、未来のすべてにわたって救っていただけるという有り難い仏様たちです。 -
23<泉涌寺 霊明殿>
仏殿の南東方向にあるのが「霊明殿」と「御座所」です。
霊明殿は歴代天皇、皇后、親王の位牌を祀る建物で、御座所は現在も皇族の方が休憩に使われる建物です。
門の彫り物が本当に見事です。 -
24<泉涌寺 霊明殿>
今年の「京都冬の旅」では、この霊明殿と御座所が10年ぶりの公開となっていたのですが、公開期間が2020年1月18日(土)~3月18日(水)となっていて、残念ながら見学できませんでした。
がっかり・・・。 -
25<泉涌寺 御朱印>
これは、以前拝領した泉涌寺の通常の御朱印です。
皇室の菩提寺ということで、中央の墨書は仏様のお名前ではなく「霊明殿」となっていて、上部にはこれも皇室とのつながりを表す16弁の菊のご紋の朱印が押されています。「みてら」という文字が、雅な感じですね。 -
26<雲龍院 山門>
泉涌寺のある洛東泉山には、今熊野観音寺や新善光寺、戒光寺、即成院などいくつもの塔頭がありますが、それらより一つ位が高い?のが「別院 雲龍院」です。
この寺は「走り大黒」と「庭園」が有名で、何年か前に放送されたBSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」の舞台にもなりました。雲龍院 寺・神社・教会
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27<雲龍院>
この灯籠は、最後の将軍「徳川慶喜」が寄進したものです。
周りが菊のご紋になっているところに、何か意図があるのでしょうか。「大政奉還」とか・・・考えすぎかな? -
28<雲龍院 悟りの窓>
一番奥の「悟りの間」にあるこちらが「悟りの窓」
真円を描いてる「悟りの窓」は、禅における悟りの境地を表しているとか・・・。
春になると、紅梅がきれいだそうです。 -
29<雲龍院 迷いの窓>
悟りの窓のすぐ右にあるのが「迷いの窓」
こちらは、四辺が「生」「老」「病」「死」の人生における苦しみを象徴しているそうです。
5月初めには、窓の先にシャクナゲの花が見られます。 -
30<蓮華の間>
こちらは「蓮華の間」です。
テレビで時々紹介されるのでご存じの方もいるでしょう。
雪見障子の四角いガラスから「椿」「灯籠」「楓」「松」を眺めることができます。今は冬枯れで色がありませんが、季節がよければ素晴らしい風景だそうです。 -
31<瞑想石>
広い「大輪の間」に「瞑想石」がありました。
椅子に座って両足をこの石の上に置き、密教で行われている「阿字観瞑想」の呼吸法で「瞑想」の世界へ・・・。
というか、一日歩き疲れて「睡眠」の世界へ行ってしまいました。 -
32<雲龍院 庭園>
ここは、書院の東側に広がる中庭です。
苔で全体が覆われ、松や楓が配されています。二つの庭石は、豊臣秀吉が建立した京都の大仏殿の礎石を移設したと言われています。
紅葉が美しい秋に、また訪れたいものです。 -
33<大黒天 御朱印>
泉涌寺七福神の一つ「走り大黒天」の御朱印です。
一つの寺院の中で七福神参りができちゃうなんて、本当に泉涌寺は大きな寺院なのですね。
写真撮影禁止なので写真はないのですが、ここの大黒天像は「いかつい」顔をしていて、いかにもインドの神様って感じです。ぜひ行って、ご覧ください。 -
34<雲龍院 御朱印>
こちらは、以前いただいた雲龍院の通常の御朱印です。
中央の墨書「龍華殿」は、本尊・薬師如来を祀る本堂の名前です。
お約束の16弁の菊のご紋もあります。
左下朱印の「雲」の下半分がグルグルしていて、なんだか楽しい! -
35<泉涌寺 大門>
帰り際に見たら泉涌寺の大門はもう閉じていました。
ここには写っていませんが、退出するのに遅れた若い女性二人が門の下の狭いところを通って「脱出」しようとしていました。
手を貸してあげようかと思いましたが、何とか出られそうだってのでそのまま「見守り」ました。写真を撮るのは、さすがに悪いのでやめました・・・。 -
36<京都タワー>
泉涌寺道を抜け、タクシーを使って京都駅に着いたときには、すっかり日が落ちていました。
スマホの万歩計は、約2万歩オーバーでした。
京都タワーがきれいだったので、一枚写真を撮りました。
「Go! 朱印 Trip 新春の京都2020 Jan. 1日目」が無事終わりました。
最後までごらんいただき、ありがとうございました。
来週アップする「Go! 朱印 Trip 新春の京都2020 Jan. 2日目」も、よろしければごらんください。京都タワー 名所・史跡
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