2020/02/13 - 2020/02/19
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Yoshi-Can! トラベルさん
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周りに“台湾好き”を公言しているのにも関わらず、行ったことがあるのは台北のみ。そんなコンプレックス(?)を解消すべく、鉄道で7日間かけて5つの主要都市を巡りました!
*========*========*=======*=======*
[1日目(台北) ゆったり到着編]
https://4travel.jp/travelogue/11599830
[2日目(新北) 癒しのローカル線をめぐる編]
https://4travel.jp/travelogue/11601240
[2日目(花蓮) 東大門夜市をたっぷり満喫編]
https://4travel.jp/travelogue/11602379
[3日目(花蓮) 太魯閣をめぐる編]
https://4travel.jp/travelogue/11601767
[4日目(高雄) 素敵な街並みを散策編]
https://4travel.jp/travelogue/11601771
[5日目(台南) 古都・台南へ!編]
https://4travel.jp/travelogue/11602288
[5日目(台中) 高鐵で台中へ編]
☆本旅行記☆
[6日目(台中) 台中をのんびり散策編]
https://4travel.jp/travelogue/11602387
[6日目(台北) 絶景の台北でゴール!!編]
https://4travel.jp/travelogue/11602393
[最終日(台北) 色々な思いを噛みしめて帰国編]
https://4travel.jp/travelogue/11616579
*========*========*=======*=======*
※NTD1≒JPY3.7(旅行当時)で計算しています。
※本投稿は自分自身の記録用です。記載している情報はあくまで参考程度とお考え下さい。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2020年2月17日(月)
おはようございます。
時刻は午前8時、本日は台南を観光して夕方からは台中に入ります。高雄駅 駅
-
まずは自強号で台南へ向かいます。
私は事前に座席を指定していましたが、車内は空席を見つけるのが大変なくらい混雑していました。 -
台南まではおよそ30分の所要時間でした。
台南駅 駅
-
まずはこの旅お馴染み(?)の行李房にスーツケースを預けます。
-
駅を出て右手に100mくらい進んだ場所にバイク屋があり、その場所が台南駅の行李房です。
なんだか若干の不安も残りますが、仕方ありません(笑) -
駅前はなんとななく南国感があります。
この日はあいにくの曇天で、その南国感に似つかない寒さでした(笑) -
台南をぐるっと観光するには徒歩よりも自転車の方が効率的ということで、駅前からシェアサイクルを利用します。
各地にこのようなサービスありますが、台南では「T-bike」と呼ばれています。 -
観光客はクレジットカードを利用すればすぐにレンタルできます!
機械は日本語にも対応しているので安心して操作することができますよ~
料金は30分ごとにNTD10、一日最大料金がNTD100です。 -
まず初めは台南駅から自転車で5分程の場所にある赤崁楼にやってきました。
ここはオランダ統治時代から350年以上の歴史を持つ台南の鉄板観光スポットで、中華風の建物と赤レンガづくりが合わさった異国情緒あふれる場所です。
入口には日本語の観光ガイドも置いてあるので、解説を見ながら散策することができますよ~
入場料はNTD50(≒185円)です。 -
かつてこの場所には、1653年にオランダ人によって造られた普羅民庶城(プロヴィンティア城)がありました。
しかし、その後の地震によって建物は崩壊。
現在は赤崁楼の敷地正面に堂々と構える海神廟をはじめ、当時台南最大規模の書院であった蓬壺書院、学問の神様とされる魁星爺が祀られている文昌閣の3つの建物が建てられています。 -
海神廟と文昌閣では二階部分に登ることができます!
ただ、部分的に工事中のようで全貌を見ることはできませんでした。 -
こちらは蓬壺書院です。
建物の中には日本語の辞書も置いてありましたよ!
この他にも石碑やお土産屋など、見所はまだまだあります。赤崁楼 (赤嵌楼/紅毛城) 史跡・遺跡
-
続いては赤崁楼のすぐ近くにある祀典武廟です。
17世紀半ば頃に建てられた、商売や理財にご利益があると言われている台湾最古の武廟です。
来訪時、参拝方法までは勉強不足でしたので神様の前で手だけ合わせておきました^^; -
台南には恋の神様である月下老人が4カ所に祀られていますが、ここもその一カ所で祀典武廟の目玉スポットでもあります!
内部には神様宛のポストが設置されており、手紙を投函することもできましたよ~ -
その後、お供えした金紙(=神様用にお金を模した用紙;日本でいうところのお賽銭)を燃やし、お祈りするようです。
祀典武廟 寺院・教会
-
そのまま徒歩で1~2分程の大天后宮へ向かいます。
こちらは海の事故から守る神、そして万能の女神とされる媽祖(天上聖母)が祀られています。 -
こちらにも月下老人が祀られています!!
しかも大天后宮のは台湾最古だそうで、より高いご利益がいただけそうです^^ -
そのままさらに1~2分歩くとアートな壁が並ぶ新美街にたどり着きます。
このような路地アートがいくつか並ぶアーティスティックな場所でした!新美街 散歩・街歩き
-
また少し自転車に乗り、天壇にやってきました。
ここには玉皇上帝と呼ばれる、天・地上・地底すべてを支配する中国道教最高の神様が祀られています。 -
ここの目玉は「一」と書かれた扁額です。
この扁額は台南三大名扁に数えられており、「人間の考えは天の考えに及ばず、暗黙のうちに運命は決まっている」という意味が込められています。
ちなみに台湾で最も美しい「一」ともいわれているそうですよ。天壇 寺院・教会
-
人材育成を目的とした孔子廟は台湾全土にありますが、ここ台南にある孔子廟は台湾最古のものだそうです。
要は台湾初の学校ですね! -
敷地内は芝生に赤レンガの門がいくつか並ぶ、色合いの美しい開放感のある場所です。
基本的に無料で散策できますが、写真右手に写る孔子や孔子の弟子を祀る文廟は有料(NTD25≒93円)です。 -
ですが、来訪時は工事のため立ち入ることはできませんでした、、
孔子廟 (台南) 寺院・教会
-
孔子廟の向かいには府中街という石畳の商店街があります。
おしゃれなカフェや雑貨屋など、ぶらぶら歩くのにちょうどいい感じでしたよ~府中街 散歩・街歩き
-
続いては延平郡王祠にやってきました。
ここは17世紀にオランダ統治から台湾を解放した鄭成功を称え祀っている廟です。
馬にまたがる鄭成功の像が入り口のあたりに堂々と設置されています。 -
敷地内はそれほど広くはありませんが庭園作りになっており、この池は上から見ると台湾の離島・金門島の形をしています。
金門島は鄭成功が大陸から台湾に出陣した場所だそうです。
ちなみに、金門島にも同じく鄭成功が基地とした延平郡王祠があります。 -
ここには日本式の鳥居もありました!
日本統治時代のものだそうです。延平郡王祠 寺院・教会
-
自転車で少し南下をしてきまして、BCP:藍晒圖文創園區にやってきました。
ここは三越新天地の向かいにある、古い建物をリノベーションしたショッピングエリアです。 -
独特なキャラがお出迎えしてくれます(笑)
-
「藍晒圖」は中国語でブループリント、すなわち青図:設計図の意味で、その名の通り青く塗られた壁には家屋の設計図が描かれている場所もありました。
結構写真映えする場所で、カメラを向けてポーズをとっている人もちらほらいました。 -
敷地内には木造の古民家カフェ的なお店や―
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レンガ造りのレトロなお店などが並んでおり、見ているだけでも楽しくなります!
ですが私が訪れた月曜日はほとんどのお店が定休日で、お店の中まではほとんど見られませんでした、、トホホ藍晒圖文創園區 現代・近代建築
-
ここからは寺院の集まるところから少し離れて、安平地区へ向かいます。
台南駅から遠ざかると周辺ビルが並ぶ近代的な街並みになってきています。 -
お昼すぎになり、ようやく晴れ間が見えてきて暖かくなってきましたε-(´∀`;)
-
BCPからは15分ほど自転車を漕いだでしょうか。
オランダ統治時代から続いているとされている、安平老街にやってきました。 -
もう、この「THE 老街」といった感じがたまらんですね!
えびせんべいのお店をはじめ、お菓子系のお店が多く見られたような気がします。
特に安平老街は豆花が有名ですが、私はあまり得意ではないのでいただきませんでした、、安平老街 (延平街) 旧市街・古い町並み
-
安平地区の観光といえば、老街のほかにも外せない場所がいくつかあります。
ここはそのうちのひとつ、安平樹屋です。
この建物は日本統治時代に塩の会社が倉庫として使用していたもので、現在はガジュマルが侵食している樹屋になっています。 -
まるでラピュタの世界観のようだと有名な建物内部です。
レンガの壁に無数に伸びるガジュマルの枝は何とも不気味で独特な雰囲気を醸し出しています。 -
建物の上部には歩道橋が設置されており、上からも巨大なガジュマルを見ることができます。
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建物を覆う巨大なガジュマルですが、実はたった1本の木が70年の年月をかけて現在の姿になっているそうです。
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敷地北部には歩道と展望台が設置されています。
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展望台からは鹽水渓のマングローブや台南市街地を望むことができます。
色々な顔がある台南、とても巡っていて面白い場所です。 -
安平樹屋にはもうひとつ見どころがあります。
19世紀にイギリス商人によって設立され、茶葉輸出を行う商社、かつ同時に銀行や保険業務を行っていた徳記洋行という建物です。
後に先ほどの樹屋と同じように日本の塩の会社の事務所として使用されていたこともありました。
館内には当時の貿易に関する資料や、当時の人々を人形で再現したコーナーなどがあります。 -
さらにエントランス付近には朱玖瑩先生書法展覧という、その名の通り朱玖瑩氏の習字作品展を行っている建物があります。
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ここには作品のほか、習字を体験するコーナーがありました!
訪れていた欧米からと思われる観光客は物珍しそうに見学していました。
安平樹屋の入場料は徳記洋行、朱玖瑩先生書法展覧の入館を含めてNTD50(≒185円)です。徳記洋行/安平樹屋 博物館・美術館・ギャラリー
-
時間的にも台南での最後の観光になります。
ラストは安平古堡という、台湾最古のお城です。
もともとは17世紀にオランダ人によって「熱蘭遮城(ゼーランディア城)」として建設されました。
しかしその後、鄭成功(先ほどの延平郡王祠に祀られていた人です!!)によって打ち破られて「安平鎮(王城)」に改められました。
しかし現在ゼーランディア城の跡地としては、三合土の城壁のみしか残っていません。 -
鑑賞用の砲台なんかも設置されています。
実際に使用されていたものなのでしょうか?? -
安平古堡のランドマーク的存在となっている展望台に上ってみます。
1945年に城周辺の監視のために作られ、その後現在の展望台が新たに設けられたそうです。 -
先ほどの安平樹屋の展望台よりも、やはり高さがある分だけ景色が良く見えます!!
台南観光のゴールって感じで、なんだかよかったな~ε-(´ω`●)
あまり今までの人生で触れてこなかった台湾の歴史でしたが、ネットや資料で調べるなり実際に訪れるなりで勉強になったもの非常に良い経験となった台南観光でした!
逆に旅行前の勉強も大切だと思わされましたがね、、
ここからは新幹線で台中へと向かい、夜の台中市街地を散策していきます。
5日目、台中編へ続きます。安平古堡 史跡・遺跡
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