2024/02/08 - 2024/02/11
391位(同エリア2314件中)
mom Kさん
- mom KさんTOP
- 旅行記139冊
- クチコミ41件
- Q&A回答20件
- 122,824アクセス
- フォロワー72人
臺灣のお正月を味わうことになった。今年は、2月10日が元旦。
二日目は、台湾ではお嫁さんが実家に帰る日らしい。
小さかった頃、年に一度弟と二人、母に連れられて祖父母の家に行くときの”藪入り”と言う言葉を覚えてる。元旦のお祝いを終えてからだった記憶がある。
台南の駅も街も普段と異なる賑わいだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エバー航空
PR
-
高雄駅。
地下鉄への通路に出たりと右往左往。やっと地上に。 -
かつての正面通りにたどり着いた。6年前この辺りのホテルに泊まっている。”鐵路便當”屋さんがあり、駅弁が14種類、店頭写真で掲げられ、間口1間ほどの店だった。小さなカウンターがあり、そこでも食べられるようだった。その時、買わなかったことを悔やむ。なくなっていた。
-
高速バス会社ごとにチケット売り場やバス停ができていた。
-
新幹線が在るとはいえ、この高雄駅から乗車は不可。
案外、高速バスも需要が多いかもしれないなあ。 -
Hotelは、思いの外ゆったりとした部屋にベッドとテーブル、窓辺には小上がりのような畳スペースもあって、居心地がよかった。
場所と玄関の間取りで、そのホテルと分かったが、すっかり改装されていた。 -
お目当てがなくなって、ランチを求めてうろうろ。インドや東南アジアの食堂ばかりが増えていた。壁にラクサとあり、喜んで注文すると、「ない」という返事が返ってきたり、どの店もざわざわと清潔感がなかった。
帰省する人々のバス乗車の列。 -
この状態の駅前だからか、入りたい食堂がない。高雄駅の長い工事が景色を一変させているのかもしれない。
「八方○○」というチェーン店に出た。台南で一度入って、感動しなかった記憶。きっと選んだメニューがよくなかったんだ。お腹空き過ぎ。入る。
選んだ三点。とりあえず空腹はおさまった。
お便當屋さんがなくなった落胆、大きい。 -
荷物がこんなにも多いのに、何のためにわざわざ、高雄に降りたんだ!
自分にプンプン。
このあと途中下車した価値があった。 -
結局、高雄駅構内のお弁当売り場を探して購入。
”經典素食便當”
この日帰宅後、食べて感激。今まで食べた臺灣駅弁はそう多くはないが、レベルが違った。まず白米。冷たくなってもこれほどの美味。次回屏東エリアで自強号に乗るときは、切符購入時に予約することを忘れない。おかずも彩りよく丁寧な詰め方。 -
なぜこんなにむやみに歩かせる駅なんだと思いながら、構内を眺めていた。
鉄道ゴミ収集の係の人だろうか。列車の発着電子掲示板を確認している。 -
東區の我が家へ5日ぶりに帰宅。
お正月は、お店が全部閉まるからねと、さんざん台北の娘に
言われていたので、すぐに食料買い出しに。
海産物レストランは、テーブルセッティングがなされ、今夜は予約のお客さんでいっぱいの様子。店頭の鮮魚を選ぶ客。 -
午後から開かれる市場は、お正月の買い物客でひときわ賑わっている。
甘栗のお店も大繁盛。 -
焼きそば系2種にチャーハンの量り売り。
これは、今日初めて見る。
明日までとっておいたら、美味しくなくなるなあ。おなかが二つ欲しいなあ。 -
お魚屋さんは、もうそろそろ店じまい。
-
しじみのお醤油漬け
-
京都で留学生たちに招かれたことがある。みんなで炬燵の天板を囲んで、餃子作りをしてふるまってくれた。瀋陽からの学生たちだった。♂♀「大みそかは、家族全員で餃子を作って、食べるんです。100個も200個もですよ。父は、包むのが上手でした。」と言いながら、麺棒で皮も上手に伸ばしていく。十代の子たちが、初めての日本でのお正月を迎えようとしていた。
私もお正月のご馳走は、これにしよう。お姉さん二人は、包む手を休めず、餃子パックを補充していく。私は、韮の字で選び、店頭の箱に代金を入れた。 -
豆花専門店に寄り、お目当ての美味しいパン屋さんは、ほぼ棚は空っぽになっていた。明日からお正月休みの表示。で、お向かいのケーキ屋さんで、スコーンとベルガモを思い出すケーキを見つけて購入。
-
大晦日
朝5時半 お粥で温まる。お気に入りの瓶入り筍菜は、私の台湾常備食。
台東でもらったアンパオを眺めながら、楽しかった日々を思い出していた。
本日のミッション。
明後日にここを出るため、完璧にお掃除。 -
台南での街歩き用に持参したワンピース。
出番なく持ち帰る空しさ。
ここで日本と同様の大晦日気温を迎えるなんて思ってもみなかった。寒波とは、トホホな出来事。 -
夕方、4:41。
市場へ向かっていると、おじいちゃんに手を引かれて二人、横断歩道を渡り、向かいの散髪屋さんに入っていった。明日は、お正月だからね。 -
お寺も赤一色。
-
シジミしょうゆ漬け キュウリのたたき風
無農薬小白菜 韮餃子
私のお正月準備 -
大晦日の夕食
ライスヌードルをゆでる。
韮餃子も一緒にゆでる。
シジミしょうゆ漬けをのせる。
日本の我が家では、食べられない。 -
元旦の朝
静かな朝 -
午前中に、Andyさんへの置手紙も書き終えた。
台南のお正月を見に行こう。
元旦の勤務日は、呉さんだった。「新年 快楽~」と挨拶したら、初めて、一度で、にっこり「good」がもらえた。
いつも発音に首を傾げられていたから。
1時過ぎ、いつものバスに乗ったら、乗客は私一人。 -
閉まっている店舗が多く、人通りも少ない街を眺めていた。
いつもより早く着いた。
赤崁楼バス停で降りる。人出が多くて驚く。観光エリアは、街の人も繰り出している様子。 -
度小月さんも周りのお店も溢れるほどのお客さん。
-
この通路にテーブルを見たのは、初めて。午後2時の賑わい。
-
人出は多いが、服装に華やぎが無い。中正路へ向かう。
-
臺灣も初詣での習慣があるのかもしれない。こんなに参拝客を見たのは初めて。
-
気になっていた豆花店。
-
奥は空いてそう。入った。私、台南人のお正月仲間に入れてもらえた気分。
店名がいい。”無名”ですって、屋台が始まりですって。 -
優しい味が身体に溶けていく
-
あそこも頑張っています。信号を渡った角。小さな太鼓饅頭屋台。小さな焼台に数種類。今日は、お客さんが一人立っていました。
-
元旦も清掃中。
-
ここに入りたかった。お客さんのいる時間帯に。
先客二人組テーブルは、食事をしたお皿が載っていた。 -
珈琲を注文。
店内を眺めまわして、カメラを持っていたら、向こうの男性から日本語で、「いいですよ。」と声がかかった。
それで、お礼を言って、カメラを向けたら、このポーズ。 -
珈琲は、三杯分は入っていた。
元旦にこのお店にこれて、私はお正月気分を味わえた。 -
出ると、林百貨店の方から銅鑼の音が聞こえてくる。
たどり着いたら、ちょうど終わったところだった。 -
中は、臺灣の人々で大賑わい。
-
文学館は、さすがに休館。
-
孔子廟もいつもと様変わり。大勢の人です。台灣の人々は、お正月に旅行する人も多いと聞く。黄さん夫妻も昨日から花蓮へ。
-
6年前より、赤が鮮やかになった気がする。
-
戦争直前の時代でしょうか。
-
窄門珈琲は、元旦は午後から開けると聞いていた。
Jessicaさんに約束していたので、会っておかなくては。 -
満席。台南に帰省している常連さんのお仲間に入れてもらって、大騒ぎになった。
-
本棚に興味深い本を見つけた。
私の知らない銀座があった。2008年12月発行 -
南中街のお正月にぎわいを楽しんで、
-
林百貨店も今回初めて訪れ、
-
階段の装飾に気づき、
-
本コーナーに立ち寄る。お目当ての本は二冊ともなかった。
-
壁の写真パネルを眺めていた。
そうです。オアゼンに初めて出会ったのは、こんな形。
30年以上も前、花蓮の道路真ん中。ドラム缶で焼いていた。一度で虜になった味。 -
18時18分。ここは閉まる時間だった。
もう一度味わいたいお茶だった。このお店も忘れない。中正路。 -
国華街は、路上ライブをしていた。先日の昼間は、白人の青年一人だった。
今夜は、台湾の若者。 -
どの屋台も行列が長く、ここも到底一人で入れそうにない。残念。もう一度食べたいお味だった。
-
民族路を渡った向こうの国華街は、ランタンの飾りが華やかになっていた。
-
午後6時
成功路を下って、赤崁楼のバス停に着くと、まだ少年と両親らしい家族の屋台は、店を開いていた。 -
どのレストランもこれからが夜の始まり。
-
元日の夜19時半。あのお店は、二日から開店するようだ。いつもの仕込みが始まっている。
-
今夜は、おうちで。水餃子にして温かい。デザートは甘栗。
-
最後の朝。最後のスコーン。
-
台所にさようなら。日本から持って行ったポン酢は、置いていく。Andyさんなら使ってくれるだろう。
-
呉さんは、昨日がシフトだったから、今日は会えると思わなくて、手紙を書いていた。お別れの日は言っていない。私の台湾語の先生。
さよならは苦手。紙袋を渡して、帰ることを告げると、カウンターから出てきて、私のバッグに何か入れる。道路にでてきたら、また追いかけてきて何か入れる。
呉先生、最後まで私に・・・ -
9時。絵のような屋台は、二日目も開店していて、お客さんが並んでいた。
-
台南駅ホームには、素食便當はなかった。
-
それでも一般的なお便當を購入。おなかは待っていたから。
-
お正月二日目は、
「年初二回娘家」と教えてもらっていた。
実家に帰省する日。
偶然この日が台北に帰る日。
Enchanのおばあちゃんが3年前に亡くなって、1階を全部改装。電気製品も備品も、サンダルさえ。
「オカアサン、1階ハ ダレモツカッテナインダヨ。イツダッテ オカアサンガ キテイイヨ。」最高の寝心地のベッドも用意されていた。私の本当の実家はなくなり、台湾にできた。
台南駅では、実家に帰るお母さんと子供連れを何人も見かけた。私の隣の席は、台南で働いている女性。嘉義で降りた。通路向こうは、小さな兄弟二人を連れたお父さん。台北まで一緒だった。 -
もうすぐ台北に着く。列車をお掃除する人が前にいた。動きが美しく、見とれてしまった。制服のデザインもいいなあ。彼女のスマートなプロフェッショナルさにぴったり。50歳ぐらいかな。降りるとき、謝謝と言わずにはおれなかった。彼女の応じ方もクールだった。
-
台北駅地下は、もう迷路。
Enchanがピックupしてくれるコスモスホテルに上がる階段が、見つからない。
叔母たちと泊まり、よく出入りしていたのに、簡単だったのに、すっかり変わっている駅周辺。
ここにブラインドマッサージ屋さんができている。よそ見ばかりする私。帰ってきた大都会。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- 外さん 2024/03/17 10:41:58
- 確信しました
- 自分あまり意識せず、2月9日に台湾入りし、
宜蘭県は羅東に滞在しました。
その際、混んでるお店はスマホショップと
理髪店だけだったので、やはりお正月前に
皆さん整えるのだと、確認。
窄門珈琲さんのオーナーさん?とは
お知り合いなんですね。
しらない銀座の書籍、気になりました。
いつかまた行きます。
- mom Kさん からの返信 2024/03/17 12:08:02
- 大晦日に
- 外さんは、羅東でしたか。今年は寒い大晦日だったことでしょう。
窄門珈琲オーナーとは、前回(10年前ぐらい)訪れたとき、アルバム撮影が途中から入り、ずっと見学していました。で 、話しかけられ、ここの家具類は、どのようにして運び込んだのかとか質問しました。帰り際、美しい栞写真をくださったのです。
それ以来ですから、よく覚えていてくださったものと驚いたくらいです。
私の年代で一人旅してると、よく声をかけられます。構われます。「どこに住んでいるの」という問いも゙。多分相手はその国の町のどこかと尋ねている節。
台南で日本からのツアー客に日本語で挨拶したら、ぎょっとされました。
あの本には驚きました。
-
- てつやんさん 2024/03/11 17:30:38
- こんにちは!!
- mom Kさん
こんにちは。
台湾旅行記にお邪魔しております。
やっぱりいつものmom Kさんの旅行記は、現地の素のままの景色と言いますか、色と言いますか、味と言いますか…。
今まさに高雄にいるような錯覚にすごく感じます。
多分、いつもの変わらない日常を切り取ってらっしゃるからなんでしょうね♪♪
美味しそうなお弁当や、食べ物がたくさん出てきて、セルフラマダンになりがちな私の旅行スタイルとは違って、とっても興味深いです。
旧正月の台湾は楽しそうですね。
いつか行ってみたいです、中華圏の旧正月。
てつやんでした
- mom Kさん からの返信 2024/03/12 10:48:26
- こちら雨です
- おはようございます!てつやんさん、こちらは毎回疾走する旅を大いに楽しませてもらっています。私の30代です。今は、過去の私と二人旅。
私、外国ではASIANと応えています。アジア人に生まれたことが嬉しくて。理由はたくさんあるので、旅先で遭遇した時に聞いていただきたい。
てつやんさん、年を重ねたら、魂のうずく瞬間がアジアにはありますから、それまで、今のまま突っ走って修行を重ねてください。旅の先輩より
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
mom Kさんの関連旅行記
台南(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
69